ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

Yの白夜

2012年10月30日 | 映画

 

ゲロメッティYが久しぶりに登場。暫く顔を見ないと死んだかのと思うのだが、その度に地獄から蘇ってくるのがYである、亡霊振りは相変わらずだったが。

今回パンフレットのようなものを手にしていて、何かと思ったら、それは白夜だった。これだけだと何のことか分からないが、白夜というのはブレッソンの映画タイトルで、それが何故だか知らないが渋谷のユーロスペースで公開されていて、Yはその白夜を観てきたのだった。この映画、今のところDVDにもなく、映画館でかかることもまずなく(今回はその稀有な例)、見る機会が殆んど無いもので、ブレッソン好きとしては是非とも観たい作品なのだ。それを知っているYはわざわざこのパンフレットを持ってきたわけである。

「11月16日までやってるから是非観てくださいよ」と言うYであった。観たいのはやまやまだが、渋谷のユーロスペースだ。最近行動半径がせいぜい50キロ、松本がやっとの身からするとTOKIOはあまりに遠い。戦前か!という話だが、移動手段が歩き中心となると、それに応じて距離感も変って来るのである。が、観たい。

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天然キノコのパスタ

2012年10月29日 | 食べ物

 

天然キノコのスパゲッティ(正確にはフェデリーニ)を食す。キノコは貰い物。種類は聞き忘れたが多分クリタケ。今までのクリタケのイメージは今一つ味はないというもので、だから今回も、旨みアシスト用にアンチョビペーストを足した。それと椎茸も少々。オリーブオイルは、この前クチーナにし村で三周年記念のくじで当たったオリーブオイル。ニンニクとキノコをオリーブオイル(ピュアの)で炒めパスタとあわせるだけだが、天然キノコの風味を生かすためニンニクはほんの少々。チーズとかも振らない。

で味なのだが、思ったよりクリタケ(多分)の味が濃く美味かった。これだったらアンチョビのアシストもいらないと思った。それと、やはりオリーブオイルの香りが、いつも使ってる日本製の物と違い良いのだ。それぞれの風味を楽しむためには、それぞれ良いものを使わないとという当たり前の事実をまた確認。ただ、フェデリーニはちょっと細すぎで、クリタケ(多分)とのバランスが今一つであった(その後キノコがまだあったので今度はスパゲッティーニにした。それとアシストのアンチョビもなし。こちらの方が矢張りベターであった)。

今年は、天然キノコの出来も今一つらしい。T君は食べるより採りにいくのが好きでよく山に出かけてるようだ。この辺りで天然キノコというと、ジコボウというかさの表面がぬるぬるで中身はスポンジ状の、なめこを相当強力にしたようなキノコが主だ。普通味噌汁で食す。状態はそれこそどろんどろんで好きな人にはたまらないが、嫌いな人も多い。T君は嫌いなのだが、実はワタクシも好きではない。

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粉物について

2012年10月28日 | 食べ物

 

今朝のyahooニュースに面白いものがあった。ミシュランの関西版に粉物の店に星があたえられないというニュースだ。粉物の店、要するにたこ焼きお好み焼きの店だ。このニュースを見て、まさか本当に星を狙ってるのか、と不思議に思ったのは、勿論粉物の店がそういう対象ではないだろうと思ってるからだ。日本のミシュランは、特に、首をかしげるような評価が多いとは言え、そこには越えてはならない線というものが存在する。それなりの権威というものは必要である。もし粉ものの店に星などを与えたら、一気に権威喪失という事態となる。そこらへんは流石に分かってるだろうと思う。これはたこ焼き、お好み焼きが美味い美味くないという話とは別の問題である。

個人的には、たこ焼きお好み焼きそれぞれ嫌いではない。屋台で売ってれば食べたくなるものでもある。唯、店にまで行って食べようとは思わない。過去、お好み焼きは何度か店で食べたことがあるが、たしかに自分で作るよりはふわっとしていてその点では美味いとは思う。が、結局甘いソースをベタっとかけるので、最終的にはソースの味という印象となって、結果そう差はないと感じる。例えば、素材を良い物にすれば一気に美味くなるかと問われれば、違うと答えざるを得ない。海老を冷凍もの、或いは正体の分からない干し海老から新鮮な車海老にしたとする。果たしてより美味くなるだろうか。かえって正体の分からない干し海老の方が美味いのではないだろうか。つまり、お好み焼きというのはそういう味なのである。天かすを入れないと美味くないというのがその本質を表している。今のままで何の問題もないだろうに。

 

 

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昨日の続き 終わり編

2012年10月27日 | トマソン

 

歩いた所は、街道沿いでもなく旧市街地という歴史のあるところでもなく、普通の住宅地および農地および工業地である。そんな普通のところの風景はとても魅力的とは思えない(例えば紅葉がきれいだからその写真を、という、所謂一般的な写真愛好家からすれば)のだが、どんなところにもそれなりに面白いものはあるのである。まずはお久しぶりのトマソンGタイプ(原爆タイプ)。薄い!古い商店街があれば出会う確率は高いが、今回のところは始めから期待はしてなかった。だが、あった。

そしてもう一つ、壁にあった謎の模様。

その後住宅地を抜け、農地に入り、その先に工業地である。

タンク街である。

こうするとちょっと芸術的?

マスキングがちょっと甘い進入禁止。

秋ですなあ。

で、終わり。

 

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昨日の続き 建築探偵編

2012年10月26日 | Weblog

 

駅の周辺はこんな感じで、元々は田園地帯であったろう。その中にぽつんと旧家が点在し、家が連なる区域は少なかったと想像される。戦後宅地化が進み新しい家がどんどん建てられたが、それもそう古い時代ではなさそうで、昭和の香りがする特徴的な建物は、この文化住宅くらいのものだった。しかし、もっと昔の文化住宅であれば、外壁はモルタルではなく木である。流石に今はあまり見られないが、こんな感じの文化住宅も珍しいのではないだろうか。というか、文化住宅そのものが今はあまり見かけない。この辺りには何故かそれが多かった。

 

 

文化住宅とは全く関係ないが、駅の近くでは発掘調査が行われていた。昔は、何かの工事で遺跡のようなものが見つかっても、そのまま無いことにして工事を進めたなんてこと多かったのではと想像する。この現場は、下水工事で見つかった(見つかってしまった)ようだ。

 

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鉄男の秋

2012年10月25日 | Weblog

 

昔から電車が特別好きという事はないのだが、写真を持ってるとつい撮りたくはなる。ということで、秋の風景電車編。にわか鉄男の日記。

まずは跨線橋

駅を出て、取りあえず次の駅の方向に歩を進める。するとたまにはこんな風景に出会うこともある(実際は、一旦通り過ぎたのだが電車が来たのであわてて戻る)。

次の踏切では特急あずさ

芒に電車、秋ですなあ

近くの田んぼではアキアカネが産卵、秋ですなあ

こんなアスファルトの水溜りにも。水溜りがあれば取りあえず、というのが彼らのスタイルなのだ

降りた駅から二つ目の駅に到着

電車は、間もなく松本に到着します

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バッタモノの季節

2012年10月24日 | Weblog

 

今年もいよいよダウンの季節となってきた。そこで、去年バッタモノでお世話になった韓国系通販サイトを覗いてみた。そこには去年とは明らかに違う点が見られた。現時点での話だが、バッタ系のブランド品が殆んど見られなくなったのだ。これは、明らかに、去年のあまりに多かったバッタ系に対する反省からの改善であろう(というより指導が入ったのでは)。あれだけ多かったら、サイト全体の信用問題だから。堂々と売られると、ひょっとしたら本物か?と都合よく思う人間は多い(その一人でした)。そして結局バッタモノだったか、と諦められる人間だったらいいが、本気で怒る人間も多いからクレームも結構多かったと予想される。そんな経緯のこの秋だから、まあ普通、同じことはしないものだ。

ところが仔細に観察すると(暇人です)、面白いものが発見できた。ブランド名は載ってないが、写真ではそのブランドのタグを消してあるのだが、その消し方が如何にも杜撰でしっかりとブランド名が判るのだ。というわけで、今年もノースフェイスのバッタモノは健在であった。やはり、こうでなくては。

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土産物について

2012年10月23日 | Weblog

 

よく海外(東南アジアなど)の土産物屋に水牛の角の置物などを売っていて、あんなもの誰が買うのかと思ったりするのだが、実際、田舎の金持ちそうな家などに鎮座していたりするのはよく目撃する。と、今でこそこんなことを言っているワタクシであるが、実はこんな物である水牛の角を買ってきたことがあるのだ。それは、初の海外でフィリピンに行ったとき。20歳の頃の話fだ。ホームステイで一ヶ月ほど滞在した帰りに、実家(現在住んでる所)のお土産として何がいいかと考えた末の結論がこれだったのだ。当時は、良いものを買ったと満足だった(今となると恥ずかしい)。しかも帰国時(羽田の時代)検疫で引っかかり、消毒処置のため改めて羽田に行くという手間までかけた。それ程価値を認めていたのだ、当時は。無事手元に入った水牛の角は、結構な間家の鴨居に飾られていた。結局は、買って来た張本人が、これはセンス悪いと撤去したのだが、そのセンスの変化にはどれくらいの期間を要したのかは今でははっきりしない。

実は、角以外にももう一つあって、それは木彫りのお面。これがまたでかくて、長さが60センチほどもある。こんなでかいのをわざわざお土産として担いできたわけだ。原住民が踊りで使う悪魔のお面のようなもので、悪魔よけとして飾ればいいのでは、と当時思ったのかどうか。これは実家の玄関の壁にずっと飾られていた。ところが最近、引っ掛けようの紐が切れ突然落下した。これ幸いと、数十年の埃を洗い流し、しまうこととした。まあ、センスの良いものではないので。

今からすると、これらはイヤゲモノの類であるが、人によっては今でもこの手のものが好きな人はいるはず。お土産の難しさは、貰う方のセンスがどういうものなのかが分からないところにある。

 

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様々なコンテスト 

2012年10月22日 | Weblog

 

今朝のニュースで、ミスユニヴァース(だったか?同じようなものがいくつかあって区別がつかない)に日本代表が選ばれたというのがあったが、いつも思うが、この手のコンテストの上位に来る女の子、どうも良いと思える人がいない。コンテスト用の受けやすい顔というものがあるように見えるが、実際審査員の基準で選ばれてるわけだから(主観、それと別な要素もあると考えた方が良さそう)、それぞれの人がそれぞれの感想を持つのは当たり前と言えば当たり前である。それより一番の感想は、こんなコンテストなくてもいい、である。

同じように感じるのが、同じく今日のニュース。B-1グランプリである。経済効果が計り知れないので、地域振興の名の下必死になるのは分かるが、個人的には食指が動くようなものはない。それと、B-1の中に含まれてるかどうか分からないが、伝統的な郷土料理はB級に入れるべきではないと思う。長い歴史の中育まれたその地の文化に根ざした料理は、B級とは根本的に違う。B級は素材の良さは問わない、手早く出来る、味付けが単純(脂肪、砂糖、醤油多目)、と定義したい。

と思うのだが、今は全体の味覚がB級よりになっているので、結局一番経済効果があるのはB級ということになり、益々B級ばかりが幅を利かすという悪循環(と思わない人の方が多いが)に陥ってるのである。

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トビケラに見る自然

2012年10月21日 | 生き物 自然

 

池のクリーナーを2ヶ月ぶりに掃除したのだが、相変わらず無数のトビケラの幼虫がぎっしりだった。その度に全滅させるためのお湯(この辺りは蛇口に温泉が直結)に沈めるのだが、直ぐにまた発生する。ここのとこその繰り返しである。クリーナーの容器の内側にこびりつくわけだが、それはミノムシの蓑のようなもので(幼虫はその中にいる)きっちり固定されていて、流水に当てただけではとても流れるようなものではない。だからまずお湯で殺して、その後、死骸と蓑状の巣をたわしでこそげ落とすわけなのだ。その数は多分数百匹。鯉の餌としては最適なのだが、大きさ1センチほどの幼虫を一々拾い上げるのはとてもじゃないがやってられない。結果、下水に流してしまう。一体どんな成虫になるのか確認したい所だが、未だ実現していない。

トビケラというと、一般的にはポピュラーではないのだが、成虫(しかも種類は多い)は結構いて(発生する所ではこのクリーナーでも分かるように大量だから)、多分、蛾、カゲロウと間違えられて気にもされてないのかと思われる。生態系の中ではそれなりの役割はあるのだろう。それはいいのだが、この現象が出だしたのは一昨年辺りからだ。それまではこんなこと一切なかったのだ。昆虫というのは、この例でも分かるように、何かの条件が揃うと突然大発生という現象を引き起こす。そういうものだと理解してないと、いちいち異常発生で何かの前触れかなどと大騒ぎとなってしまうが、基本的に異常発生が常態なのである。

写真は勿論トビケラではなく何かのバッタ系の幼虫。

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BSの映画

2012年10月20日 | 映画

 

BS(NHK以外)では映画もやっていて、たまに見る時がある(大体途中からだが)。先週偶然引っかかったのはコニャックの男というジャン.ポール.ベルモンド主演の映画。映画自体は他愛のないもので特別言及するものではないのだが、ヒロインがちょっとした発見であった。見覚えのあるそばかすの細面。確認するとそれはマルレーヌ.ジョベールであった。この名前でピンと来る人も今や少ないと思われるが、あのチャールズブロンソン主演の雨の訪問者でのヒロインである(これも今やピンと来る人が少ないか)。個人的には物凄く懐かしいのだが、このマルレーヌ.ジョベールの娘があのエヴァ.グリーンである、と言ってもこれも一般的にはあまりピンと来る話ではないかもしれない。ベルトリッチドリーマーズでの大胆な演技はなかなか鮮烈であったが、ボンドガールとしてダニエル.クレイグと競演したと言った方がより判り易いだろう。

そして先日はジャームッシュダウン.バイ.ロー。相当久しぶりに見たのだが、川沿いに一列になって歩く姿を川側からほぼ同じ速度で映したショットとか映画的としか言いようのないショットに溢れていた。こういうのは絶対テレビでは無理である。今見ても、矢張り、魅力的な映画であった。最後の方にロベルト.ベニーニライフイズビューティフルの監督主演)が食堂の女将と仲良くなるのだが、この映画の後本当に結婚したというのはついさっき知ったばかりである。

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旅番組

2012年10月19日 | Weblog

 

BSは旅番組が多い。それらの多くは、基本的に金持ち相手の、クルーズものやヨーロッパをのんびり散歩するという謂わば余裕旅が中心である。が、地上波の旅番組のような、タレントが出てきていちいち幼稚な反応を繰り返すものとは違い、静かに風俗風景を見られる点だけでもBSの方が遥かにマシと言える。

そんな中ではパリで逢いましょうはちょっと異質だが、同じような番組がもう一つあった。しかも時間帯がパリで逢いましょうの次ときている(局は違うが)。ヨーロッパ路地裏紀行という番組で、パリで逢いましょうはあるカフェの定点観測、路地裏紀行はある路地を定点観測といった構成まで似通っているのだ。何回か見たが、ナレーションも似た雰囲気で(中谷美紀対斉藤由貴)、一瞬パリで逢いましょうが続いているのかと錯覚したくらいだ。要するにこの番組も嫌いではないということなのだが、こちらの方は最後に10ccI’m not in loveがかかる。方やジェーン.バーキン方や10cc。だからどうなんだの世界であるが、10ccは結構好きで聴いていたので、その懐かしさが何故か旅に対する憧憬のようなものを刺激するのである。

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ささやかな幸運

2012年10月18日 | Weblog

 

日本対ブラジル戦、0-4の負け。まあ、しゃーないでしょう。それより、WCヨーロッパ予選のフランス対スペインだが、後半、更にスペインの一方的な試合となるかと思いきや、フランスが盛り返し、最後の最後に同点弾。ジルーのヘディング。日本戦の負けは、アクシデントみたいなものだから、気を引き締めるために反って良かったのかもしれない。

先週の話になるが、松本のクチーナにし村は三周年を向かえ、その記念としてくじ引きをやっていた。外れ券なしのマダーム手作りのくじだ。飲み物券というのが所謂三等に当たるものだろう。実は引くのが二度目で、初回のくじはその飲み物券であった。この手のくじで、良いものが当たった記憶は殆んどない。だから、どうせまた飲み物券かと大して期待もせず引いた。ところが今回は、何故かオリーブオイルが当たった。最近、オリーブオイルは、500mlではなく小さめのものを買って、なるべく鮮度が落ちないように心がけている。当然なくなるのも早く、丁度新しいのを買わねばと思ってたときに当たったのだ。しかも、いつも買うのより上等なもの。なんだか、ささやかな幸運を得たクチーナにし村であった。

 

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本日の検索ワード

2012年10月16日 | Weblog

 

このブログに対する検索ワードは、相変わらず純と愛が多い。新しく始まると、反発は直後に一番多く徐々に減っていくかと思うが、それはどんなにつまらなくても慣(馴)れてしまうという、人間の持つ習性があるからだ。漫画と思えば、諦めもつくというものもあるし、いずれにしろドラマは続いていく。今回愛の妹というのが登場したが、妹は嗅覚に特殊な能力を持っていそうである。漫画の世界と言い聞かせないと朝から腹立たしくなるだけだ。

あと今日の検索ワードで笑ったのは、YRR。これはバッタモノのノースフェイスのパーカーのファスナーに刻印されていたマークだ。勿論、一見YKKというのを狙ってのバッタメーカーの作戦である。そろそろ、バッタモノアウトドアウェアーの本格的季節の到来である。

この前の日本代表対フランス代表は、0-2でフランスの勝利くらいが妥当なところだ。ハーフナーもこのレベルが相手だと無力だが、通用するなら、オランダのチームでSHなどやってる訳ないのだから、彼に対する批判は無い物ねだりに近い。実力通りということだろう。今日はブラジル戦だが果たして結果は。

香川のマンチェスターU対ニューカッスル戦を見たが、パーツとしての最低限の仕事はしていた。ただ、自分で仕掛ける積極性を出さないとチームでの価値は増さないと思う。取りあえず、英語は早くマスターしないと。

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カワラにカワラバッタ

2012年10月15日 | 生き物 自然

 

 

先日、松本の郊外にある河原に出かけたのは、このバッタを見るためだった。石ころや砂に紛れると姿を確認するのは難しいこの外見であるが、飛ぶと隠された翅の青が煌き一気に目を惹く。その名もカワラバッタ。これも全国各地で数を減らしているらしい。好む環境がちょっと特殊というか限定されるから、川の環境整備と共に少なくなっている。いたのはこんな環境のところ。

この辺を歩くと、足を踏み出すごとにこのバッタが飛び立つ。昔は、色んな場所で、色んなバッタがこのように飛び立ったものだが、今はこういうのも滅多になくなった(田んぼでイナゴが飛び立つのは今でもあるが)。中には、こんな何とかバッタも。

この河原は、10月6日の記事と同じ川なので、クロツバメシジミの食草であるツメレンゲもぽつぽつと見られる。多くは群生に近い形で生えるのだが、これは何故だかぽつんと一つ花を咲かせていた。

草むらには、何かの脳みそが落ちていた。ゴルフボールにも見えたが大きさはソフトボール大。オニフスベというキノコのようだ。

この時期、あまり変化のない河原のようにも見えるが、色んなお宝が隠れているのである。

 

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