ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

パラジャーノフ サヤト.ノヴァ ざくろの色

2018年11月30日 | 映画








画質の悪いビデオでパラジャーノフ映画の集大成(本人もそう言っている)「ざくろの色」を見る。サヤト.ノヴァ(本当はこのタイトルにしたかったが、ソ連政府の命令によりざくろの色となった)というアルメニアの詩人をモチーフにした映画だ。しかしこの映画には、はっきり言って物語はない。全編宗教儀式のような耽美的な世界が展開されるのだ。詩を映像で見る、という態度が丁度良い。一部の隙も無いような映像美がずっと続くここまで徹底した映画は他にないと思う。だから気持ちよく寝られるのだが、それはこの映画にとっては誉め言葉。以前公開された時(1988年製作)、今は無き六本木のシネヴィヴァンで真ん中辺り30分ほど寝た思い出がある。


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タイ料理

2018年11月29日 | 食べ物


アクリル絵の具を買いに松本に行き、ついでに最近できたタイ料理屋に寄った。元々好きというほどではないが、知り合いの店によく行くようになってからは食べる機会はぐっと増えた。今回の店は、よくあるタイ料理屋のようなエスニック満載のインテリアではなくかなり小綺麗な洋食系の造り。やってるのはタイ人。如何にも屋台に居そうなおばさん風ではなくちょっとインテリ風で、信大辺りの留学生の雰囲気だ。つまり全体的にアジアの猥雑さは感じない。

頼んだのはランチのグリーンカレーとビール。盛り付けなども小綺麗で味も良かった。ちょうど観光客らしきタイ人家族がいてタイ語でいろいろ話していたのがいいBGMとなった。本当のBGMには何故かボストンがかかって、タイから遠くなったり近づいたりと不思議な時間だった。
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お気に入りの怪

2018年11月27日 | Weblog


最近お気に入りに入れてるページが何故か知らないが消えていく。フォルダーに入ってるものをクリックして見て、暫くしてもう一回と思ってフォルダーを開くともうそこにはないという具合だ。一日に一ページ。こんなことってあるのか?

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トレッキングから登山

2018年11月26日 | Weblog


知り合いがここのところトレッキングを始め、毎日曜欠かさず歩いてるようだ。トレッキングと言っても今のところ周辺にとどまっているが、徐々に変化の兆しが。どうも仲間がいて、その仲間というのが元々本格的な登山をやっていた人間で、今はちょっと足を痛め、リハビリを兼ねてトレッキングに付き合ってるという状態のようなのだ。知り合いはその仲間に勧められ専用シューズ(スカルパという本格派シューズ)まで買ったようだし、このまま登山に移行するのは時間の問題のように考えられる。

こちらは同じトレッキングと言ってもそれが目的ではなく、飽くまでも定点観察が目的なので登山に移行することは絶対にない。ぞろぞろと同じような格好をして行動しているグループに混ざりたくないし、基本的に高山には興味がない。中高年御用達ブランドはモンベル、更におばさん御用達はマムート、そんなファッション観察は面白いが。
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ボジョレーヌーボー

2018年11月25日 | 食べ物


今年も西友のボジョレーヌーボーを飲んだ。プラ容器入りで1000円くらい。毎年思うがこれで十分。現地で買えば二三百円ってところだろうか。以前の二三千円で結構不味いのを思えば随分まともになったのではないだろうか。
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ガスファンヒーター

2018年11月24日 | Weblog


もう一台費用となりガスファンヒーターを買った。前にも書いたが、今は接続がゴムホースを突っ込んで締め具で止めるという方式ではない。専用のカチッと止まる器具が付いたホースで接続しないといけない。当然ガスの元栓もそれ用の専用器具が取り付けられていないといけない。ガス漏れ防止策なのだろうが、今は昔のように気軽にガス器具を設置できないのだ。しかしホースもファンヒーターもネットで買えばその費用はガス会社に一式頼むより半額以下で済む。当然自分でやろうとなるわけだ。問題は元栓の専用器具。これは個人では取付できない。しかし代替策があって簡単なアダプターのようなものが売っているのだ。多分業界では推奨してないのだろう、が違法ではない。それを揃えればあとは問題ない。ということで、ホースは8メートルを用意して無事ガスファンヒーターは使えるようになった。因みにホースは、5メートルまでが業界推奨で、それ以上はあまり用意されてないが、それでも8メートルまでは買える。

それと何故ここまでガスファンヒーターに固執するのかというと、燃料代はちょっとかさむが、直ぐ暖かい空気が出る、補充の必要がない、匂いがないということから。
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パラジャーノフとは関係ないが

2018年11月23日 | 映画


相変わらずビデオを見てるが今はパラジャーノフ。グルジア(今はジョージア)の伝説的と言っても良い監督だ。その内容とは全く関係ないが、彼の作品「アシクケリブ」を見た後に録画されていたCMなどを見ていたら録画されたその年が分かった。何かの催しごとの告知で1994年であることが分かったのだ。24年前か、と思わずため息。画質の劣化と共に劣化したかのような当時の服装はなかなか笑えるものがある。
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マイナンバーカード

2018年11月22日 | Weblog


マイナンバーカードができたということで市役所に行ってきた。パスワードの設定があったり、しかも5年ごとに更新、いろいろ面倒なことも多い。これじゃあ作ろうという人も多くはない。今回は通知カード紛失で、それならマイナンバーカードにしようという経緯があったのでやったが、それがなかったら多分やらなかったと思う。24時間住民票などが取れるというのは確かに便利だが、果たして実際に行使する時はくるだろうか。
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ゆるキャラ

2018年11月20日 | Weblog


ゆるきゅらグランプリの組織票が問題になって、当該市は盛んに問題ないことをアピールしていたが大分無理があって、結局組織票と思われる分を引かれ恥をかいたという結果になった。いい加減、ゆるキャラでアピールするのはやめればいいと思うのだが、当たれば(99パーセントは外れだろう)大きいという誘惑に負けてというか、成功例に追随するしか発想力がないというか、兎角行政の考えることは基本駄目なものが多い。本来はゆるキャラではなく本当に町なり市に魅力があるかということだろう。安直なゆるキャラ頼りは、発想の貧困さを露呈するだけだ。

そもそもゆるキャラは狙ったものではなく、一生懸命良いものを作ろうとしたが、センスがなくいやにショボい或いはおかしなものが出来上がってそれを喜ぶというもの。努力を含め愛すべき対象というものだったのが、今は最初から面白さを狙ったあざとさしか見えない。民間でやる分には文句もないが行政は絶対やめた方が良い。
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ビデオ整理

2018年11月19日 | 映画


再見しようと思うビデオを整理して並べたところ。右端はブルーレイで、まだ三枚のみ。右からアルドリッチ「ハッスル」イーストウッド「ジャージーボーイズ」「チェンジリング」だ。ユリシーズは格好付け(読みかけの状態で十数年)。
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ビデオ再見

2018年11月18日 | 映画


直ぐにビデオが見られる体制が整ったので昔録画したものを見ようと思いセットする。それはブレッソンの「ラルジャン」。ところがなかなか本編が始まらない。まずはF1中継。どうやらフジで放映したものを録画したようだ(自分でやったのだが完全に忘れている)。そして古臭いコスチュームを着たタレントのCMが次から次と。あの格好からすると二十数年前のものだろう。30分ほどは余計なものが入ってるようだ。唯、リモコンがないので見ながら飛ばせない。見当をつけての早送りだ。そしてようやくたどり着いていよいよ始まるかとじっと画面を見つめると、そこに現れたのは殆ど真っ黒の世界。カラーのはずなのに真っ黒、白黒としても何が映ってるのか分からないレベルだ。当時から三倍速は画質が劣ると言われていたが、そこにテープ自体の劣化が加わりもう映画の体をなしていない。二十数年はビデオにとっては致命的だったのか。白黒のサミュエルフラーは見られたから、カラー作品の劣化ぶりの方がひどいのかもしれない。いずれにしろこれでは廃棄しかない。

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松本山雅

2018年11月17日 | サッカー


ゲロゲロYがいやにハイテンションで何かと思ったら、松本山雅のJ2優勝がかかった最終試合が松本であるからだった。勝てば優勝とJ1自動昇格。負ければその他の試合の結果によっては入れ替え戦というぎりぎりの試合。緊張するのは分かるが、ゲロゲロが騒ぐと大体結果は悪い方に、というのが今までの経験則。果たしてどうなるか。運命の試合は今日2時より。
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裸のキッス

2018年11月16日 | 映画


サミュエルフラーつながりの話をもう一つ。ビデオでサミュエルフラーを見て(多分20年ぶり)ちょっと作品を検索してみたら、無料の映画がヒットした。それはGYAOで提供している「裸のキッス」だった。まさかGYAOでサミュエルフラーが見られるなんて思いもしなかった。早速見ることにした。これも20年ぶりくらい。

有名俳優も出ていないB級映画の巨匠のこの作品は、町の名士の裏の顔を暴く娼婦の物語だ。裸のキッスというのは娼婦の世界の隠語。低予算のB級映画の範疇に入れられるは致し方ないが、この映画は所謂B級映画のショボさはない。間の抜けた描写や弛緩しきった映像とは無縁の緊張した映像世界が展開していく。地味な素材ではあるが見ごたえは十分である。改めてB級映画の巨匠であることを再確認した。それにしてもGYAOで見られるなんてね。
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ビデオデッキ

2018年11月15日 | 映画


ブルーレイプレイヤーを買ったらプチ映画熱が発症し、それはずっと放ったらかしのビデオにまで及んだ。実はまだ動くビデオデッキがあり見るのは可能なのだ。そこで映画専用のテレビを買うことにした。と言っても4kとかそういうものではなく中古屋で売ってた32インチのシャープ。最近のテレビは、ビデオデッキを繋ぐオーディオ端子がないので、そもそも新しいものでは駄目なのだ。プレイヤーと同じく一万円しないシャープは、古いので今のと比べるとまだまだ重い。まあブラウン管と違って片手で持とうと思えば持てる位の重さなので持って腰を痛める不幸は起こらない。懸念は、ビデオデッキがリモコンがないので手で操作するのだが、スイッチの反応がおかしいところ。

で、久しぶりに見たのはサミュエルフラーの「折れた銃剣」と「拾った女」。改めて、ビデオは画質が悪い。昔はこれが普通だったから文句もなかったが、今見るとその差が歴然。しかし、これでいつでもビデオが見られる態勢はできた。取り敢えずデッキが完全に壊れるまではビデオの映画も生き延びるわけだ。
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この時期の着るもの

2018年11月13日 | Weblog


このところの朝の寒さで柿の葉が一気に落ちた。昼間は暖か目で寒暖差はかなり激しい。この時期悩むのが着るもの。本格的な寒さではないから大げさなものはいらないが、かと言って薄手は寒い、丁度良さそうなのをユニクロ辺りでついつい買いがちだが、そういうのは本当にそういう微妙な気候条件の時しか着ないものなので、結果、殆ど着なずに溜まっていくということになる。毎年同じようなことをしていると、流石に学習してもう買わなくなる。ということで、最近は、消耗品ぐらいしか買わないことにしている。
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