ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

DVDROM

2007年07月31日 | Weblog


パソコンのDVDプレイヤーは、「DVDROM」という
応用力の無いものなので、書き込みは出来ない(する
機会もないが)、読み込めないDVDも結構ある、と、
たまに不便を感じるが、普通使用ではほぼ問題は無かっ
た。
しかし、とうとう全く作動しなくなってしまった。
流石にこれでは、CDも使えなくなるので困った事態
であるわけだが、それより、レンタルのDVDが見ら
れないというのが一番の問題。
デスクトップの「ヒュンダイ」製パソコンがそうなっ
てしまった張本人。
しかし、「ヒュンダイ」のパソコンを使っている人って、
この日本にどれほどいるのだろうか。
常々疑問ではあったが、そんなことよりDVD。
修理に出すより、外付けを買ったほうが良いか。
いづれにしろまた出費が嵩む。
次から次と容赦が無いね。
自分の楽しみに使うというものではなく、維持費みた
いなものばかりだから(罰金は違うが)、いやになっ
てしまう。

ところで、「安倍ちゃん」の国民との約束を守るの約束っ
て何だ。
約束した覚えが無いのだが。
改革を実行の改革の正体も分からないし。
なんだか、自作自演の裸の王様状態といった感じだ。
小泉さんのように、雰囲気だけで誤魔化すことも出来
ないし、役者としての能力も無いから、いっそのこと
いじめられキャラでやればいいのではないか。
変に、頼りがいのある人物を演じようとするからおか
しくなるのだ。
分相応に。
でもそうなると、根本的にリーダーの資質がないとい
うことを意味しているのだから、そもそも総理になる
こと事態が間違っているということになる。
まあ、そういうことであると思うが。

話は飛んで、「ツールドフランス」も、スペイン選手
の総合優勝で終わった。
過去にも、「デルガド」とか「インデュライン」とチャ
ンピオンがいたが、スペインって結構強い。
それにしても「ステロイド」問題は根深い。
このところ必ず誰かしら問題になっている。
日本では考えられないような、ヨーロッパの自転車人
気が背景にあるのだろうが、それはちょうど、アメリ
カに於ける大リーグの位置付けくらいか。
尤も大リーグでは、昔は普通だったから、「ステロイド」
に対する厳しさは緩そうだ。
「ボンズ」のホームランの半分以上は「ステロイド」
のお陰かもしれないのだから。
そう言えば「マグワイアー」はどうしてるのだろうか。
ひょっとしてもう廃人か?


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選挙会場

2007年07月30日 | Weblog


昨日は、今年二度目となる選挙の「立会人」をやって
きた。
もう二度目なので、今回は全く緊張感は無かった。
むしろ、弛緩した立会人だったかもしれない。
しかも、前回はもう一人が年寄りだったので話すこと
も限られていたが、今回の相手は自分より若く、色ん
な話で盛り上がり、結果、大した苦痛も無く終了した。
例えばこんな話で。

「学生時代住んでいたのが船橋で、よく競馬に行きま
した」(彼)
「それじゃあオートは?」(私)
とすかさず聞き返す。
「流石にオートは」(彼)
「まあ、あそこに行ったら人間終わりだからね」(私)
「そうですよね」(彼)
「でも、オートは行かなかったけど、京王閣にはよく行
ったよ」(私)
「競輪ですか」(彼)
「競輪もオートと同じで、人間終わりの世界だけどね」
(私)
「公営ギャンブルはそんなイメージありますね」(彼)
「でも昔の競輪場は、うらぶれた雰囲気が何とも言え
ず魅力で、場所によっても色々個性があって面白かっ
たよ」(私)
「そうですか」(彼)
「例えば川崎、今はどうか知らないけど昔は魚介類が
豊富で、場内食べ物の充実度ではナンバーワンだった
と思う」(私)
「具体的には」(彼)
「すし屋があって、日本版ファストフードを提供して
いたんだ」(私)
「それは?」(彼)
「海苔巻きなんだけど、鉄火巻きを一本の状態で売っ
ていたんだ」(私)
「というと、ハンバーガー片手じゃなくて鉄火巻きを
片手に観戦ということですか」(彼)
「そうそう、金網越しにレースを見つつ、野次が飛び
交う中、鉄火巻きをがぶっと」(私)
「楽しそう」(彼)
「でしょう」(私)

こんな、選挙会場で如何なものかという話をしながら
の立会人であったわけだが、結果は自民党の大敗。
現場で見た限り、明らかな違いなど当然のこと分から
ないが、前回の県議選と違い、最後の時間まで人の流
れが途絶えることはあまりなかった。
しかし、浮かれてはしゃぐだけだと、民主もまた直支
持をなくすだろう。
本当に大事なのはこれからだ。
さもないと、単なるお灸で終わっちゃうよ。

そう言えば日本代表、PK戦で韓国に負けた。
まあPKで勝ったところで、内容は変わらないからどっ
ちでも良いが、詰めの甘さは最早日本のお家芸かも。
「日本の課題」はもう聞き飽きた。
唯、ゴールに向かう姿勢だけはもっと身体に染み込ま
せないと、とは思う。
兎に角日本にはロナウジーニョはいないのだから。
優勝してはしゃぐマスコミによって、変にオシム体制
を持ち上げるより、批判的な姿勢を持っているくらい
が、この先を考えるとちょうどいいかも知れない。
元々ジャーナリスティックな視点が欠けている日本の
マスコミにとっては。

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ヒメヒカゲ3

2007年07月28日 | 生き物 自然


数年来の目標であった「ヒメヒカゲ」との出会いは、
結果的には結構な費用がかかってしまった。
というのは、一週間前のスピード違反で捕まったのは、
この「ヒメヒカゲ」を見るために行った場所から松本
に出るのに、普段と違うコースを取ったために起こっ
た不幸であったのだ。
つまり「ヒメヒカゲ」を見にさえ行かなければ起こら
なかったことなのだ。
そのお値段は、「12000円」也。
しかし、こういうことは日常いつでもあることで、あ
の時間に通らなければとか、あの店に寄らなければと
か、そんなものの延長線にあるわけで、全ては「そん
なもの」の積み重ねだ。
つまり、それが人生「C’est la vie」。
と、納得(願望90%)。

その夜は「アジアカップ」のサウジ戦があった。
しかし、TV朝日だったので結局見ず。
結果は負けで、手のひらを返したようなオシム批判が
案の定マスコミに散見され、やれアジアでも通用しな
いなどと好き勝手に言われている。
どうやら常に勝たないと駄目なようで、アジアで日本
はブラジルでなくてはならないようだ。

今回見てて思ったのは、精神的なピークは「オースト
ラリア」戦だったのではないかと。
「サウジ」戦は、体力的に弱っているところにもって
きて、それを補う精神力(集中力)はもうないといっ
た状態だった(ように見えた)。
当然、まだまだひ弱ということなのだが、こういう試
合の敗因をしっかり分析して、そこを改善していくと
いう作業を地道にやるということだけだろう。
一気にブラジルにはなれないのだから。

次の日、ふと「プロコルハルム」という名前が浮かん
だ。
どういう経緯があったとかではなく、本当に突然なの
だが、あれは「プロコロハルム」なのか「プロコルハル
ム」なのかどっちだったっけ、しかし変な名前だけど
意味があるのか、はたまた代表曲は「青い影」だった
よな、と色々考えていた。
すると、それから一時間後くらいにFMから「青い影」
が流れるではないか。
この偶然は偶然とは思えない。
ここまで来ると必然である。
そうやって、また一つの物語が始まるのである。
「C’est la vie」。


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ヒメヒカゲ2

2007年07月27日 | 生き物 自然


カレー屋を後にして次に向かったのは、いつもの山コー
ス。
車で十分ほどの場所なので直ぐにいける距離。
例年だと、今頃が一番「蝶密度」が高いのだが、今日
はまばらだ。
梅雨明けと一緒に発生が遅れているのか、はたまた不
作の年なのか。
今ひとつ寂しい山道であった。
それでも最後に、私的な新種「オオミスジ」の写真を撮っ
てなんとか格好は付いた。

そしてその帰り寄ったのは「鍵屋」。
と言っても老舗の旅館とかそういうものではなく、本
当の鍵を作るところ。
よくある「合鍵作ります」の店より、本格的なところ。
ここで、特殊な鍵を6本注文する。
これも自分のものではなく野暮用。
この時点で、2時を過ぎた辺り。
さてこの後どうしようかと考え、先週もチャレンジした
「ヒメヒカゲ」(ここでやっとタイトルの登場)の生息
地に再び行こうという気になった。
何しろ今の時期(梅雨明け前後)しかいない蝶だから。
場所はここ(鍵屋)から25キロほどの岡谷にある高原
地帯。
ここにしかいない蝶なのだ。

本日の最終目的地は決まった。
勿論、その途中にある「ユニクロ」で、選挙立会人用の
半そでシャツを買うのは忘れなかった。
1900円が1200円となっていて、よしよしだ。
なんだかんだ言っても「ユニクロ」にはお世話になって
いる。

そして現地に到着したのが、3時ちょっと過ぎ。
先週、「更級」の主人と来た時は、霧模様で、全くその
気配は無く、本当にいるのか?しかも広い高原地帯で
場所はこの辺りで良いのか?各種疑問が浮上し、やは
りよく知っている人に聞かないと駄目かなという結論
を導き出したのだが、結局先送りの状態で今回取り合
えずまたまた来てしまったわけだが、天気は晴れ間も
出て、条件的には良さそうで、期待は自ずと高まって
くる。

そこでまず、先週、ちょっとこの辺が臭いぞと探索した
ところに行ってみた。
全く同じ山道を辿って、同じように脇の草原を覗く。
すると、いた!
あまりの呆気なさに、むしろ肩透かし。
しかも二頭。
近付いていくと、一頭は飛んでいったが残りは止まっ
たまま。
早速、最近すっかり自信の無いマクロ撮影を開始。
幸い、あまり遠くへは飛ばない蝶なので比較的余裕を
持って撮影は出来た。
やっぱりいるんだね、と満足感に浸りながら(なんと
言っても生まれて始めてみる蝶なので)、その山道の
最終地点まで歩を進める。
するとその頂上にも一頭いた。
後で確認すると、最初が♂で、今度のは♀だった。

昔は、結構普通にいたらしいのだが、今ではこんな山
奥まで来ないと見られない。
それだけ貴重になると、収集欲を刺激するので、今度
は採集者がわざわざやって来る。
そうなると固体が減り、絶滅という運命を辿るように
なる。
やっと保護活動が始まったようだが、採集者には厳し
い目を、これはもう当然のことなのだ。
というわけで、珍しくマクロ撮影が成功したので、そ
の「ヒメヒカゲ」の写真を。
興味の無い人にとっては、何だこの地味な蝶は、とい
うものなのだが、これが嬉しい人には嬉しいのだ。

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ヒメヒカゲ

2007年07月26日 | 食べ物


朝一番、草刈機による草刈を二ヶ所やるに始まって、
色んな用事が詰まった一日となった。

草刈の後はまず銀行に行く。
自分の「スピード違反」の罰金を払い込む用事は実は
ついでで、主目的は市関係の払い込みという、野暮用
(勿論自分のものではない)。
ところが、払い込み用紙の金額の訂正(線を引いて書
き直した部分)が受け付けられないと、銀行職員に言
われ(そんなの良いだろうと思ったが)、市役所に新
たな用紙を貰いに行き再び先ほどの銀行へ戻り、今度
は無事払い込む。
100円玉100何枚混じったものだったので、正確
な金額かどうか今ひとつ自信が無かったのだが、そこ
はすんなり行った。
ちょっとほっとする。
そしてまたまた市役所へ行き、それらの関連書類を提
出する(ほぼ二往復)。

そして今度は違う銀行へ行き、払い込みやら引き出し
をする(これも自分のではない)。
各種手続きを終え、次に向かったのは車屋。
パンクしたタイヤの交換が終わったので、それを取り
に行ったのだ。
ついでに、最近ハンドルが左に取られるので、それを見
てもらうと、左側のフレームが少々後ろにずれていた。
何かの衝撃によってずれてしまったのだ。
石かなんかに当たったのではないか、と言われたが、
結構な衝撃があるはずだから分かるだろうにと思い出
すと、心当たりがあった。
駐車場から出るときに、縁石に気が付かずガツンとぶ
つかったことがあった。
かなりの衝撃で大丈夫かなと思って、確認したが何と
もなってなかったので安心してたが、実は内側でこん
なことになっていたのだ。
フレームだからちょっと大掛かりになって費用もかか
るよ、と言われ、相当厭な気分になった。
まったく自分の不注意とは言え、余計なことをしたも
んだ(とほほほほ)。

そんな気分でもお腹は空く。
車のことはもう忘れた(忘れたい)。
新しく出来たカレー屋に行くことにした。
「北インド料理」を売りにしているのだが、北と南の
違いが分からるほどインド料理には精通していないの
で特色は分からない。
ランチのカレー、「チキン」と「野菜」をナンで食べ
る。
「チキン」は、まるでトマトシチューのようなスパイシ
ーさの無い(しかも熱くない)、食べやすいと言えば
食べやすいが、本格派志向としては全く物足らないカ
レーで駄目だったが、「野菜」の方は結構良かった。
そしてナンは、今ひとつ膨らみが無く、お好み焼きと
パンケーキの中間のようなものだった。
ランチだけではちょっとまだ判断できないから、夜も
一度行ってみないと、と思った。
それより面白かったのは、そこで交わされていた会話。
店のマダムらしき人が、顔見知りのようなお客さんに
盛んにカレーの話を熱く語っていたのだ。
曰く、カレーは煮込むものではなく、作り立てが一番。
一日経ったカレーが旨いと言われるが、本場のカレー
はそういうものではない。
と、日本式カレーと本場のカレーの違いを説明して、
そこのところがなかなか分かってもらえないと、やや
泣きが入っていた。

そのマダムの言ってることは、最近自分が感じている
カレーに対する見解と同じで、その通りと言ってやり
たいくらいなものだが、果たして言われているお客さ
んがどこまで理解しているか。
スパイシーというと、「辛い」という発想で、各種ス
パイスの香りの競演と捉えることが出来なさそうな
、一般的な田舎の人達だから。
ルーによる熟成カレーがスタンダードだと、なかなか
本格派は難しいのではないだろうか。

つづく
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ひつまぶし

2007年07月24日 | 食べ物


この言葉を見るとどうしても「暇つぶし」に見えてし
まう「ひつまぶし」だが、昨日の続きになるが、季節
物として当然のこと今時は需要が増しているはずで、
特に本場の名古屋辺りでは大賑わいなことだろう。
元々蒸さない鰻なので、ご飯に混ぜて結果的に蒸し状
態にするのは理にかなっているのだが、それなら最初
から蒸せば、或いは、結局蒸した方が美味しいという
事なのか、と少々疑問にも感じる。

一度だけ本場で食べたことがあるが、その店のものは
兎に角タレの味が濃く、お茶漬けで食べさせるダシ(お
茶漬けなのにお茶を使わないことに関してはここでは
不問)がまたしょっぱく、これが名古屋のスタンダード
か、と大いに驚いた。
個人的には驚いたが、一緒に行った田舎の人たちはそ
うでもなさそうなので、田舎風味付けと言えるのかも。
一店だけなので、名古屋全体の傾向かどうかは分から
ないのだが、とりあえず個人的な「名古屋の味」はこ
のとき刷り込まれた。
こういうのが積み重なって、名古屋に対する偏見が定
着していくんだろうな。

基本的には、しっかりした味付けの鰻の蒲焼を、がし
がし食わせるという、どんぶりもの的食べ物であると
思う「ひつまぶし」は。
少々鰻の質が悪くても、何とか食べられるという意味
では、良い食べ方なのかもしれない。
そのためには、濃い味付けは絶対条件なのだ。
例えばスーパーなんかで売っている中国鰻の蒲焼。
今では、別の意味で手を出す人もいなくなったかもし
れないが、あの手の鰻も、まずお湯で一旦鰻を洗い(
これは変な臭みを洗い流すという工程、結構重要)、
改めてタレを絡め、細かく切ってご飯とあわせ、薬味
のあさつき、きざみ海苔をたっぷりかければ、それな
りに旨く食べられる。
よくある、安いものを旨くする方法というやつだが、
正直、そこまでして食べたいとは思わないので、実際
やることはない。
しかし、「ひつまぶし」という食べ方が有効であるの
は間違いない。

もう一つしかしであるが、最後に食べる「お茶漬け」
は本当に旨い食べ方なのか。
甘い鰻がお茶漬けに合うとは思えないのだが、そうで
もないのか。
結構変な食べ物が多い名古屋ならではの食べ方、とい
うほど変ではないが、さして美味しいとは思えない。

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バジル

2007年07月23日 | Weblog


この季節、鉢植えのバジル(畑のものを鉢植えにして
もらった)も元気に成長し、取ったはじから直ぐに大
きくなり、毎日使っても大丈夫な状態を保っている。
というわけで、せっせと使うのだが、そういう日常的
な使い方だと、どうしても簡単なものに傾く。

最近はもっぱら、パンにトマトを乗っけて食べる、何
とか言った、名前を忘れてしまったがその食べ方だ。
バゲットをトーストし、表面をニンニクでこすって、オ
リーブオイルをたらし、トマト、そこにバジルを乗せ
るあれだ。
一応バゲットと言ったが、実際は食パンを使っている。
6枚切りの食パン2枚を食べれば、結構な食べ応えと
なる。
単純な食べ方だが、美味い。
しかも季節感はあるし。
トマトの美味しさに比例するところはあるが、冷製スパ
ゲティ程にはトマトそのものに依存しない。
つまり、トマトそのものに対する許容範囲は広いのだ。

それにしても、年とともにシンプルなものを欲するよ
うになるものだ。
昔だったら、野菜だけなんてものはもってのほかだっ
た。
それが今は、むしろ野菜だけの方が良いくらいだ。
ソーメンにしたって、以前は、天麩羅がないと食べられ
なかったが、今は薬味に茗荷などがあればそれで充分。
大人になったものだ。
茗荷がなんて、除外対象以外の何ものでもなかった。
それが美味いと感じるのだから。

今年初のヒグラシの鳴き声も聞き、梅雨明けも間近な
ようだ。
季節物としては「うなぎ」がほしいところか。
ただし「昔だったら」という注釈つきで。
そう、以前は「絶対ほしいもの」であったのだが、今
は特別食べたいものではない。
それよりは「鱧」だ。
骨切りした身を、さっと湯通しし、ざっと氷水につけ、
梅肉とあわせる。
初夏には「鱧」が似合う。

嘘です。
ちょっと大人を気取ってみただけの話で、いかにもエッ
セイでありそうなのを再現してみました。
大体「鱧」が美味しいと思ったことがないし、食べた回
数そのものも3回位しかない。
要するに、「祇園祭」に「鱧」。
季節の風物詩として刷り込まれているだけのことなのだ。
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対オーストラリア

2007年07月22日 | サッカー


前回のアジアカップのPK戦とは違い、今回の勝利は
本物という気がする。
結果は運が左右するから、どうとでも転ぶものだが、
前回は内容が伴わず運だけで勝ったというものだった
だけに、今回の勝利は喜ばしい。
と言っても、オシムと同じで見てなかったが。

こういう状況だと余計に、テレビ朝日は避けたくなる
のだが、しかし、むしろこういう「にぎやかし」の解
説を喜ぶ人はこちらが思っている以上に多いのかもし
れない。
一つの「スポーツ芸能」として楽しむというのは、す
でに定着していることなのかも。
そうでなければ、同じような形で続けるわけが無い。
それなりに視聴率を取れるのだろう。
じっくり見るより、一緒になってテレビの前で冷や冷
やワイワイ、きっとこのスタイルが良いのだろう。
つまり、全てに優先するのは視聴率なのだから、その
絶対的基準が「スポーツ芸能」を作り続ける根拠になっ
ているとしか考えられないのだ。
だからいくらじっくり見たいと思っても、それらは少
数派だから、その意見は全然反映されないということ
になる。

他の番組でも、同じようにこれはひどいなと思うもの
がある。
視聴率が良いから堂々と放送しているが、悪質性から
するとこちらの方が遥かに問題なのではないかと思う
番組。
「にぎやかし」は芸風の違いで済まされるが、たとえ
ば「細木もの」や「オーラの...」などの番組。
番組の中でまるで神のような扱いを受け、本人もその
気でご託宣を発する「細木...」。
テレビでやると、それだけで「客観的事実」として世
の中で認知されてしまうという現実の恐さに対して、
テレビ局はあまりに無責任である。
あの手のものはどんな世の中でも存在するが、表に堂
々と出るべきものではない。
闇にあってこそのものだ。
世の中がそういうものを欲しているなら、なお更慎重
にするべきなのだが、目の前の視聴率欲しさに。

「オーラ...」に関しては、神としての傲慢さは見
えないが、世界を単純化して明瞭なものにすることに
よって、信じた人の迷いが無くなるという意味におい
て有効であることに関しては「占い」と同じで(ちょっ
と分かりにくいか)、それは飽くまでも個人の領域で、
占いと同じく客観的な事実では無いにもかかわらず、
それらしく堂々と放送するのは問題なのだ。
例えば前世。
信じる人のかってだが、全く検証も出来ないことに関
してはっきり言うのは、それだけで胡散臭い。
自分には見える、というのは主観的には見えてるのか
もしれないが、全く客観的には見えないので、言った
もん勝ちの世界だ。
世の中には不思議なことは沢山あるが、それらをある
単純な原理で理解しようとするのは思考の放棄だ。
本当にその単純な原理が確かなものであれば、全てが
それで解決されるのだから、世の中の問題はなくなっ
ているはずだ。
実際それによって救われている人はいるのだろうが、
絶対的原理でもないものをゴールデンで堂々とやるテ
レビ局は、やはり問題だと思う。
「人心を惑わす」という言葉が浮かぶ。
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ライフ.アクアティック

2007年07月21日 | 映画


監督は「ウェス.アンダーソン」。
過去、「ザ.ロイヤル.テネンバウムズ」という、テネン
バウムという一家の物語を、面白おかしくブラックに描
いた映画を撮った監督で、才能ある監督としてその時
認識された(個人的に)。
その監督の新作(と言っても2004年)が「ライフ.
アクアティック」。
「水中生活」という意味らしい。

落ち目の海洋ドキュメンタリー作家が主人公で、大分く
たびれた船で世界を巡る。
目的は、幻の巨大鮫「ジャガーシャーク」をフィルムに
納めること。
勿論、映画の中の設定で、実際いるわけではない。
やってることは実在の海洋学者「クストー」のような
ことで、「カリプソ号」で世界の海を渡る、と同じよ
うなことをオンボロ船でやるわけだ。
実際「クストーに捧げる」だか何だったか忘れたが、
そんな意味の表示がエンドロールにあった。

ドキュメンタリー作家が主人公(ビル.マーレー)で
あるが、映画は普通の基準でいう「リアル」な映画で
はない。
むしろ、「映画は作り物である」という事実を前面に
押し出すことを意図したような映画である。
船の内部のセットはむき出し。
つまり、舞台で作る構造をそのまま映画でも使ってい
る。
壁が取り払われて、各部屋が一度に見渡せるような、
断面。
昔、ビルが自動車爆弾で爆破され、外側の壁が全て吹
き飛ばされたことがあったが、たとえが悪いが、あん
な感じだ。
出てくる生物も、実在しないCGの作り物。
海賊との銃撃戦も、どこかおざなり。
全てが嘘っぽい作りになっている。
クルーも、おかしな人間ばかり。
「ウィレム.デフォー」もその一人だが、かなり「変」、
だが、可笑しい。
兎に角、そんな「変」の集合体の物語が、この「ライフ.
アクアティック」なのである。

「映画はリアリズム」であると思う人にとっては、この
映画は全く面白くない。
また「映画は娯楽である」と思う人にとっても同じく
面白くないであろう。
要するに、どちらにしろあまり受けそうにはない映画だ
と思う。
「ザ.ロイヤル.テネンバウムズ」もそうだったのだ
が、笑いに毒があり(それが面白いのだが)過ぎるの
かもしれない。
本質的関係があからさまになることに関しては、多く
の人は盲目だから。
その質はコーエン兄弟の映画に近いかもしれない。
ただ、こういう映画が好きな人は、世の中では「ひね
くれた人々」と言われるであろうこだけは容易に想像
できる。


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クロツバメ

2007年07月20日 | 生き物 自然


「クロツバメ」と言っても、ツバメのことではなく、
「クロツバメシジミ」というシジミ蝶のことだ。
実は、松本の帰り、梓川の土手沿いの生息地に寄って
きたのだ。
ロケハンは済ませて、以前書いたが食草の「ツメレンゲ」
のあるところは確認しているので、直接その場所に行っ
たのだが、梅雨の晴れ間に近い天気だったので、その
「クロツバメシジミ」は予想通り活発に飛び回ってい
た。
実はその姿を見るのは初めて。
全国的に数は減っていて、生息地は限定されている。
食草である「ツメレンゲ」の減少が、即ち「クロツバメ
シジミ」の減少に直結しているということなのだ。

例によって、マクロで撮るわけなのだが、2センチ四
方程の対象は一番苦手とするところだ。
土手の斜面に足をかけ、今だ、と思ったところで支え
ていた右足がずるっと滑り、その気配で逃げてしまっ
たりと、なかなかすんなりいかない。
こういう場合、食草を傷つけないように注意しないと
いけないのだが、一つ完全に踏み潰してしまった。
反省。
なんと言っても貴重な生息地なのだから。
松本市のほうでは、なんらかの保護策は考えないのだ
ろうか。
これが「熊鷹」とかなると直ぐに盛り上がるのだが、
どうも「蝶」だとインパクトが無い。
自然保護の象徴的存在の「猛禽類」ならではなのだが、
本来は同等であるべきものだ。
「自然の多様性を保つ」という観点では。
もっと、身近な貴重な自然に注目するべきだと思うが、
大体は後手後手となる。
ここは直接働きかけるべきか。

さて、家に帰ってからお楽しみの写真を確認。
というか、がっかりする方が多いから、ひやひやしな
がらの確認と言った方がいいかもしれない。
結果は、12枚ほど撮ったうちのピントが一応許容範
囲内だったのは4枚。
打率で言えば3割強。
立派な3割打者である、という話では勿論無い。
しかし、全滅ではないから良い。
何故かというと、実は今回、「更級」の主人を付き合
わせての行動だったのだが、主人の方は、結果全滅だっ
たらしい。
つまり、それに比べれば、ということなのだ。
レベルの低い話だが。
コメント

不運の連鎖

2007年07月19日 | Weblog


ついに、ここ十何年無傷を誇っていた免許に、傷が付
いてしまった。
40キロ制限の道路を19キロオーヴァーという、見
ようによっては中途半端、本人にとっては20キロに
ならなくて良かったというところなのだが、それにし
ても全く気付かなかった。
見通しの良い山間部の道で、大くの車は60キロ前後
で走っている。
だから捕まえるのは不当だという話ではなく、違反は
違反でしょうがないのだが、こういうところで捕まる
のは単に不運であるという話なのだ。
市街地なら、危険性もあるが、この道路は60キロで
走っても危険性は少ない。

今日は当たりが良いいようで、次から次とチャイムが
なる。
最近は引っかかると鳴るようになっているらしい。
観念した獲物は黙って椅子に座るだけ。
表面上は丁寧だが、どこか威圧的なものを感じたので、
聞かれたことを最低限返事するだけ。
さっさと事務的に片付けてちょうだい、ということだ
けだ。
振込み(12000円)の猶予は一週間だけか、ちょっ
と短いんじゃないの、と言いたかったがぐっとこらえ
て、むっとした気持ちを引きずりながら手続きを終え
た。

しかし、いつまでも引きずるのはよくないので、車に
戻った瞬間に今しがたの出来事は消去(したい)。
それにしても、先日のパンクから不運が続いている。
不運と言ったが、本人の注意不足というのもあるから
一概に不運とも言えないのだが、気分としては不運な
のである。
パンクの件で「車やさん」に行って、ついでにマフラー
のところから異音がするのを言うと、腐食しているか
ら交換だ、と言われるし、どうも重なる。
考えてみれば、全部車関係。
「大凶、車に注意」ってところか。

スピード違反で捕まったところは、松本近くの山間部。
その後、いつもの「クリヨー.ド.ヴァン」にランチ
を食べに行ったのだが、メニュウが魚、肉どっちもい
つものものだったので(シイラ、チキン)、仕方なし
に普段メニュウの中から「ハムのオムレツ」を頼む。
テラスでまったり。
「特急あずさ」が操車場に入るためかなんだか分から
ないが、行きつ戻りつする風景を眺める。
実に気持ち良い(違反が無かったらね)。

コメント

アジアカップ3

2007年07月17日 | サッカー


昨日の地震、震源地近くは結構な被害が出て、本当気
の毒だ。
あの避難所暮らしも相当ストレスたまりそうだし。
それに比べれば極極些細なことだが。

昨日、結局「アジアカップ」はいつもの蕎麦屋さん(長
いからこれからは店名の「更科」にする)で見ること
にしようと店に向かった。
いつものように店の前に車を止めようとしたら(今日
に限ってぎりぎりに)、左前輪が縁石代わりの店の石
にひっかかり、いやな破裂音を発した。
その後明らかに「プシュー」という音がした。
確認するまでもなくパンクであった。
側面を石の角にひっかけたわけだ。
主人も、今の音は何だと当然気付いていた。
とりあえず、蕎麦の前にタイヤ交換だ。
どうも今年は、全般に集中力が欠けている。

ジャッキでゴリゴリやっていると、こういうときに限っ
て顔見知りが通りかかる。
「何やってるの?」「ここに引っかけてパンクしちゃっ
て」「こりゃタイヤダメだわ」などという会話を交わ
し作業を続ける。
途中、主人にも手伝ってもらって作業効率は俄然アップ。
主人に「こんなところでぶつけた人いないよ」と言わ
れる。
しかし、一人くらいはいても良さそうだと思った。
決して、考えられないというケースでもないのだ。
その後、奥さんが前にもいたと言い、こちらの予想は
的中した。
と言っても、この目の前の現実がなくなるわけではな
いので、作業は継続。
10分ほどの作業は無事に終了して、手の汚れを店の
手洗いで流し、何事も無かったかのように(本当はト
ホホな気分)蕎麦を食べ、ベトナム対日本戦を待つ。

まだ始まらないので、他のチャンネルのクイズ番組を
見て漢字の問題で魚のハタハタの読みが出て、魚へん
に神だったのだが、魚へんに雷もハタハタだよなどと
主人に知ったかぶりの解説をしてるうちにサッカーの
試合は始まっていた。
BSに合わせるとなんとスコアーは1:1。
おいおいどうなってるんだ、と見始めたが、全体は日
本が支配していてあわてることも無さそうな感じだっ
たので、じっくり腰を落ちつける。
その後順調に得点を重ね、予想通り快勝した。
途中選手交代の時、中村俊輔と交代だよなどと主人に
またまた解説し、その通りになって気分をよくしてパ
ンクのことも遠い過去の話となったのだった(願望と
しては)。
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アジアカップ2

2007年07月16日 | サッカー


日本は、すっかりエースの風格の高原の活躍で...
と書き始めたら、突然「地震」だ。
短くドカンという感じだった。
多分この辺の震度は3から4。
ラジオが地震速報に変わって各地の情報を伝え始めた。
震源地は新潟らしい。
ここのところ集中的に新潟に起きているが、住人にとっ
てはたまらない。
本当、何度経験しても、ドキッとする。
被害が大きくなければ、ということだけだ。

で、高原は調子が良い。
どうも地震が入ったお陰でこちらの調子が出ない。
こういう場合「プレートテクトニクス」の話でもした
ほうが良いのだろうか。
と言っても、そこまでの知識がないので、「アジアカッ
プ」に戻そう。

最終戦が「ベトナム」相手で、今日の夜。
テレビは朝日放送とNHKBS。
BSで見れば問題ないが、ここにきてBS用のTVが、
上半分が映らないという、要するに末期症状。
BS2ならもう一つのTVで見られるのだが、BS1
となるとダメなので、残る選択肢はテレビ朝日。
サッカー好きには広く知られているが、この放送局の
アナウンサーと解説者松木の組み合わせは最悪として
認知されている。
その理由は、まず「うるさい」。
そして全く素人と変わらない解説にならない解説。
役割としては、単なる「にぎやかし」だ、しかも目障
りな。
この最強コンビは、どうしても避けたいのだが。
ミュートにするという方法があるが、これは試合に気
分的に今ひとつ乗れないという欠点がある。
まあ、多分ミュートだと思うが。

それにしても今回の共催アジアカップ、マレーシア以
外の国の健闘が目立つ。
「タイ」「インドネシア」「ベトナム」こんなに強かっ
たか?
審判のレベルという問題もあるが、アジアのレベルも
底上げされてきたということか。
他では、「オーストラリア」の出来の悪さとか、自分
達もまさかこんなはずではと思っていることだろう。
「韓国」も現時点で最下位。
両者、最終戦に勝てば決勝リーグに行く可能性は残さ
れているが、こんなに苦労するとは戦前思っていなかっ
たはずだ。

その後の情報で、当地は震度4ということが分かった。
このくらいになると、「ちょっと大きいかな」と思う
レベルだ。
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カメラ

2007年07月15日 | Weblog


現在使っているカメラは、普通のコンパクトデジカメな
のだが、昨日の話の続きになるが、マクロ撮影の時、
ピントが上手く合わないという欠点と言うか傾向があ
る。
対象が小さいと、そこにピントが合ってるかどうかよ
く分からないのだ。
ぶれやすいし。
尤もこれは、「腕の領域」の話かもしれないのでそれ
以上言及しない方が良いかもしれない。

そんな話をいつもの蕎麦屋の主人にすると主人は「そ
れならフィルムの一眼レフで撮ればいいじゃない」と
言った。
「フィルムを入れるところの蓋の爪がなくなって、ガ
ムテープで止めてるやつで?」と言うと、「サイドミラ
ーもガムテープだから良いんじゃない」とわけの分か
らないことを言った。
確かに、車の右のサイドミラーはガムテープで固定さ
れ、電動スイッチを入れるとうなりながら同じ動作を
繰り返すと言った状態ではあるが。
そんな話ではない。

それで久しぶりにその一眼レフをいじってみた。
もともとカメラ好きでもないので、カメラに関しては
全く詳しくない。
それなのに何故一眼レフがあるかと言うと、たまたま
友人が要らなくなったものを安く譲り受ける機会があっ
た、ということなのだ。
その時、おまけで望遠レンズまで貰った。
しかし結果的には、このカメラは数えるほどしか使っ
てない。
望遠に至っては、一度もだ。
完全な宝の持ち腐れである。
いや待て、望遠はドアのストッパーとして使っていた。
なんだ役に立ってたではないか。
という話でもなかった。

その望遠も装着しカメラマンを気取ってみたが、気取っ
てみただけの話だった。
そして確か、この望遠はマクロでも使えたはずだが、当
時接写が出来ると喜んだ覚えがある(その割には全く使っ
てないが)。
と、いろいろいじくってみたが、やり方がよく分から
ない。
単純な構造なのに、と心の中でぶつぶつ言いながら更
にいじくり回すとやっと分かった。
ファインダーを覗くと、確かにマクロだ、ピンともくっ
きり、これならばっちり。
これからはフィルムの時代だね。
ということには絶対ならないのが辛いところだ。
絞りも感度も忘れている人に、自動焦点以前の「キャノン
EOS」は扱えない。
それに、パソコンにつなげられないというのは致命的
だ。
画質的にはフィルムに叶わないと言う人は絶対いると
思うが、音質的にはレコードだ、と言う人がいるよう
に、それはどういう味を求めているかで変わってくる
話である。
私は、自動でマクロの焦点が合わせ易いデジタルが良
い、ということだけが望みであるのだ。
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ハッチョウトンボ

2007年07月14日 | 生き物 自然


このところ、「梅雨」なので、山散歩もできない。
いつもの蕎麦屋の主人は、「上高地」行きを予定して
いたということで、そんな天気の中でも「上高地」へ
行った、というより、日帰りバスを予約した手前、行
かざる得なかったというのが正直なところだろう。
何が悲しいと言って、山の悪天候。
ご苦労様なことである。

で、ふと思い出した。
こんな雨模様でも「ハッチョウトンボ」は見られるは
ずだ、と。
蝶と違い、特にこの「ハッチョウトンボ」は生息地が
限定され(湿地でしかも草丈が短めという難しい条件)、
しかもそこから離れることが無いので、行けば大体見
られるというトンボだ。
同時に、他では見られない貴重なトンボでもあるとい
うことだ。
「駒ヶ根」というところにあるのだが(当然保護地域)、
雨の中一時間ほどのドライブで到着。
因みに駒ヶ根は「ご当地グルメ」として「ソースカツ
どん」という、卵を使わない「カツどん」を売り出し
ている。
しかし、個人的には「カツどん」は好きな対象ではな
いので、当然のこと興味が湧かない。
あと、隣の「伊那市」では、「ローメン」という、マトン
を使った「蒸し焼きそば」のようなものを同じくご当
地グルメとして売り出している。
「ソースカツどん」以上に食べたいとは思わない食べ
物である。

現地は公園となっているのだが、流石に人影はない。
「ハッチョウトンボ」の池は3x30メートルほどの
小さな区域。
しかし、6月7月がシーズンだと思ったが、あまり姿
が見られない。
始めは、全くいないのではないかと思ったくらいだ。
唯一いた一組の見物人も、良く分からないようでさっさ
と帰っていった。
一匹もいないということは無い筈だ、と注意深く覗い
ていると、雨に濡れながら水草に止まっている数匹が
確認できた。
それにしても少ないが、ピークを過ぎたということな
のだろうか。

良く覗かないと確認できないということには、それな
りの理由がある。
兎に角この「ハッチョウトンボ」は小さいのだ。
世界最小のトンボと言われているくらいだから。
始めてみた時にはその小ささに感動すら覚えた。
「イトトンボ」とは違い、普通のトンボをぐっと縮小し
たような容姿は、トンボというより「ヒラタ虻」に近
いのではないか。
トンボ好きだったらは一度は見ないと。
ということで、口で説明しても今ひとつ良く分からな
いと思うので、本日は原寸大で「ハッチョウトンボ」の
写真を載せることにした。
それにしても、対象が小さいとデジカメのピントが合わ
ない。
マクロで撮ると、5枚撮って1、2枚が使えるという
のが平均。
実際今回の「ハッチョウトンボ」は全滅だった。
中でもマシなのを、修正に修正を加えてどうにか見ら
れる状態にしたのだが、これって腕のせいか?
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