ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

漫画のイメージ

2014年02月28日 | Weblog

 

今日の写真はこの前発見したガードレールだが、錆びの具合があまりにもいい感じなので思わずパシャリ。漫画の「どろろ」を思い出したのだが、「どろろ」でよかったのかはたまた何かと勘違いしてるのかそのあたりが判然としない。よく昔の漫画を物凄く覚えていて且つ未だに好きな人間がいるが、私の場合全く対照的で、当時夢中のものでも(高校生まで)、今では殆ど忘れ、しかも今見ると何がそんなに面白かったのか分からいくらい思いいれもなくなってしまっている。だからこの写真は「銭ゲバ」の方かもしれない。

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2月27日

2014年02月27日 | Weblog

 

気温もプラスで雨降り。大分暖かくなったわけだが、この気温一二度というのはその割りに暖かく感じない。しかも雨降りとなると尚更。しかし雪は解けるからその点ではあり難い。

そう言えば、まだオリンピックのメダル予想(1月30日記事)の検証をしてなかった。金の予想は的中。総メダル数は6~7で結果8だからまずまず。内容的には、スピードスケートが完全にはずれ、全く予想外の男子ジャンプがその分カバー、そして、スノボーの活躍が予想以上だったというところだろうか。全体ではそこそこ的中と言ってよいのではないだろうか。

それよりなんだかなあと思うのは、フィギュア女子の日本全国感動の渦的マスコミの喧伝振りだ。マスコミが騒いでいるほどそんなに皆感動してるのかどうしても疑問なのだ。実際フィギュアの視聴率だって20パーセントも行ってないわけだし、それほどでもないのではと思うのだ。取り敢えず身近な所では話題にもならない。オリンピック自体嘗て程の熱狂も無いように思えるのだが、どうなのだろう。あとこれはどうにかならないかと思うのは、日本人選手の泣きすぎ。悔しくて泣き、もらい泣きして感動した、なんて単純なメカニズムの人間が増えすぎではないだろうか。

 

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スーパーの今

2014年02月25日 | Weblog

 

久しぶりに地元のあるスーパーに行くと、その空いていること。嘗ては、主に安さで客が常に溢れていたのだが、大きなホームセンターが食料品を扱うようになって、安さでも対抗できなくなり、しかも更に近くに小奇麗な大型スーパーも出来一気に客は減った。客の入りは、ざっと見た感じ、全盛期の三分の一から四分の一くらいだ。実際、価格品揃えでわざわざここに来る理由は見つけられない。淘汰される運命にあるように思えた。考えてみると、今までこうやってスーパーは出来てはなくなるを繰り返している。ガタイが大きい分、印象も強いのか、実際一番新陳代謝の激しい業種なのか、やはり後者のような気がする。

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Yの平面構造

2014年02月24日 | Weblog

 

本日の最低気温はマイナス8.3度。

ゲロメッティYの顔をこのところ見てないので(決して見たいわけではない)、この前の大雪で東京辺りで足止めでも食らったのではないかと予想していたのだが、駐車していた車が雪に埋まって動かせなかった程度のことがあっただけだったようだ。残念。それより、本人にとってはショックなことがありそちらの方が大変だったらしい。何のことかと言うと、大滝詠一の死去。去年の暮れの出来事だが、それをずっと引きずっていたらしい。何の思い入れもない人間からすると、若くして死んだ事実をそのまま受け取るだけだが、Yにとっては大きなことであったようだ。それにしてもYが、何故そこまでショックを受けるのかと思うことは思う。

元々大滝詠一に思い入れがあることも知らなかった。想像するに、ある年代に夢中になっていたことがあり、そういう対象は、Yにとっては自分自身を作った部分であると言う意識が強いのだろう。イメージとしては平面を構成するある部分。それがなくなると、ぽっかり穴が出来るのだろう。それで自分自身も傷ついたということになってしまう。多重構造の平面であればそんなこともないのだが、いろんな思い入れの薄皮一枚で成り立っているYの平面は相当脆いのである。

 

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等伯

2014年02月23日 | 芸術

 

今日は東京マラソンの日か、と言っても興味はないのだが。

昨日のテレビ東京「美の巨人たち」では長谷川等伯を特集していた。一番有名な作品、「松林図」は知っているが、それとは大分趣の違う「柳橋水車図屏風」という作品を取り上げていたのだが、見るのは勿論初めて、しかしその傑作ぶりは充分に伝わった。金箔をつかった絢爛豪華な色使いとその装飾性は、番組でも指摘していた光琳の琳派のルーツと言う感じであった。1600年前後にこんな作品を作っていたのは驚きだ。作品全体から受けるモダンアートに通じる先進性は凄いの一言。間違いなく松林図に並ぶ傑作である。装飾、及び具象も徹底的に廃した「松林図」とは対照的な装飾性の強い「柳橋水車図屏風」、しかしどちらにも感じる無常観、これは等伯自身の無常観の裏表の表現なのかもしれない。

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新たな物語の誕生

2014年02月22日 | Weblog

 

今朝はマイナス11度、やっとマイナス10度の壁を越えた。

フィギュアの浅田だが、精神的危機を危惧した所、飽くまでも見た目での判断だがそれほどの影響がないように見える(実際は相当のものがあるはずで、徐々に影響をおぼよすと思う)。それより違和感を覚えるのは、一斉に感動のパフォーマンスと称えるマスコミの姿勢。散々メダルメダルと騒いでいたのが、どん底から這い上がったヒロインと言う物語を新たに得て、過去を忘れてこれでもかこれでもかとその物語を垂れ流す。実際フリーの得点だけ較べても決して一位ではないのだ。兎に角、感動の物語に出きれば何でも良いのである。結局、いい風に弄ばれてるのは、選手本人と視聴者ということになる(感動の物語をそのまま受け入れる視聴者も多いから余計なお世話だが)。

 

 

 

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2月21日

2014年02月21日 | Weblog

 

昨日も真冬日だった。今朝はマイナス9度弱。体感的にはマイナス10度はいってるのだが、なかなか10度の壁は越えられない。部屋の窓は当然のことながら氷がびっしり。街の道路状況は、日の当たらないところは、圧雪で氷のようになって、しかも轍に沿って曲面状態になっているのでつるつると結構あぶない。日中の気温が上がらないことには当分溶けないだろう。

それにしてもオリンピック、早く終らないかと朝から大量のニュースを見せられるたびに思うのであるが、そんなものとは全く関係なく隣のウクライナでは内戦に突入しそうな気配。一方、金メダルの羽生相手にわざとらしい電話パフォーマンスをするアベちゃんは(プーチンか!)、根本的には思想統制をしたくてしょうがなさそうだし、美しい日本を取り戻したいと言う日本は、どうも戦前の幻想としての日本のようだし、相変わらず世界は美しくない。

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2月20日

2014年02月20日 | Weblog

 

相変わらず寒い日が続く。昨日も真冬日。中央線は茅野小淵沢間がやっと開通し(雪崩もあり時間がかかったようだ)全線動き始めた。平常通りになるのは明日辺りか。

オリンピック、フィギュアの浅田はこちらが思ったより更にひどい出来で(予想は3位)、ニュースで見てても気の毒になるくらいだった。にも拘らず、今朝のNHKでは、この期に及んでメダルの可能性は?などとのんきなことを言っていた。こういう無神経な姿勢がどんどん選手を追い詰めるのだろう。それよりは今後の精神的ケアーを考えた方がいいのではないか。取り敢えずマスコミからは完全隔離が必要に見えた。

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空の棚

2014年02月18日 | Weblog

 

中央道もやっと開通したようだ。中央線は、未だ県境辺りが駄目で今日中には何とかという状態か。今回の大雪で、飯山線や大糸線などの、普段から雪の降る所は不通になることもなく平常通りだったのだが、慣れてないところではえらい影響を受けてしまった。これは態勢の違いだからいかんともしがたい。それよりまたかと思わされたのが、スーパーの品切れ続出の事態。東北大震災の時の乾電池水不足を思い出した。今回の場合、雪がなくなればすべてが解決されるし、高だか三四日のことである。そのために何故うどんまで買いだめしなくてはならないのか。こういう行動形態はもう絶対なくならないのだろうね。

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雪の後始末

2014年02月17日 | Weblog

 

未だに中央線、中央道は山梨県内が不通、国道20号線も茅野より山梨県内が不通(何百台の車が雪の中で立ち往生)と、過去の大雪ではここまでひどくはなかったと思われるほどの大混乱だ。諏訪辺りは、名古屋からの中央線、中央道が開通したので、東京からの流通は東名経由で確保されると思う。茅野より山梨方面は今のところ手段がないと言う状態だ。まさか甲府あたりが陸の孤島化するとは誰が予想しただろうか。日中の気温が低いのも、ここまで交通を悪化させた一因となっている。

雪掻きの方は、とりあえず溜めた道路わきの雪の山を片付けないといけない。昨日この通りでは初めて重機が入り、道路上の固まった雪というか氷を掻いた。が、掻かれたものは脇に除けられるので、それも加わるので後始末は更に大変なことになる。今日も重労働が待っている。

 

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流通も混乱

2014年02月16日 | Weblog

 

昨日の雪は、この十年ほどでは間違いなく一番の大雪で、交通がすっかり麻痺状態。スーパーでは生鮮食品が品薄で、牛乳なども一本も残っていない状態だった。中央線、中央高速それに一般道も通行禁止なので、もし東京にでも行っていたら完全に足止めを食らうことになる。ここでふとゲロメッティYの姿が目に浮かんだ。生まれながらにして運から見放されたYは、この混乱に巻き込まれているのではないだろうかと思ったのだ。「いやあひどい目にあいました」という第一声が聞こえたような気がした。

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うんざりな雪掻き

2014年02月15日 | Weblog

 

本日積雪45センチ。先週が30センチだったからその1.5倍だ。雪掻きにかかる負荷はその二乗に比例するので、結果2.25倍となる(この部分適当です)。兎に角、雪掻きでギブアップ寸前というのは実に20年ぶりのことである(この部分も適当)。ちょっと腰がもたない(この部分は本当)。しかし、やっとこの時間(9:45)になったら止みそうな気配となってきた。雨になると言う予報もあるので、それで融けてくれるのを願う所だが、却って重くなると言うマイナス面もあるので、降るなら思いっきり降ってほしい。

 

 

 

 

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2月14日

2014年02月14日 | Weblog

 

今日も大雪になりそうな予感。前回の重労働の疲れが腰に来そうな気配を感じる今、ちょっと降らないでほしいというのが本音である。

さて、極力オリンピックに遭遇しないように気をつけてテレビを付けるのだが、ニュースは流石に何処も同じなのでどうしても見る機会は訪れる。この前はスピードスケートをやっていた。男子500だ。個人的予想としてはどちらかが3位くらいに入るかというものだったが、結果は5位6位。これもほぼ実力通りと言えるのだが、所属先の社長のがっかり度はかなりのものであった。選手自身にとっても、会社に対しての申し訳なさが一番切実だと思うが、メダルを獲る獲らないは天と地ほどの差があるのは明らか。はっきり言って、マスコミも見てる人もメダルにしか興味がないのだ。(写真はその所属先)

 

マスコミ、特にテレビがまず始めに言うことは、さて日本選手のメダル獲得は?なのだから、いくら後でオリンピックはメダルだけが全てではない、そこには一つ一つのドラマがある(以下省略)と言った所で誰も信用しない。それをずっと聞かされる視聴者がこれまたメダルにしか興味がなくなるのも無理はない。価値の大きさが違うのだ。

後、これもどうにかならないかと思ったのは解説の質の低さ。女子500だったが、いいですよいいですよ、を連呼するだけのものを果たして解説と呼んでいいものかどうか。視聴者と同じ目線でという言い方を偶に聞くが、同じ目線だったらそこらの親父どもの勝手な解説と変わりがない。冷静で客観的で論理的な解説がほしいのだが、オリンピックに限らず、総じて日本の解説は質が低すぎる。

レースは小平の5位で終ったが、これも実力通りで決してひどいものではなかった(むしろ健闘の部類かと思う)。しかし、本人が泣いてるのを見てたらちょっと気の毒になってしまった。重圧も凄かったのだろうと同情してしまったのだった(地元と言うこともあるし)。

 

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山鶉の謎

2014年02月13日 | Weblog

 

ラベルに、雷鳥のような鳥がプリントされている白ワインがあり、perdrixと表記されていた。雷鳥のことをperdrixというのか、と最初思ったが、山鶉のことをフランス語でperdreuというのはたまたま知っていたので(ジビエで珍重されている)、これはむしろ山鶉との関連が臭いと思い直した。というのが昨日の出来事で、早速今日調べてみると、perdrixが山鶉そのものということが分かった。じゃあ、perdreuは何なのかと言う話なのだが、それも調べてみると(日本語版ウイキペディアにはなくフランス語版で)、どうやら若いperdrixをperdreuと言うようなのだ(簡単なフランス語だったのでどうにか分かった)。なるほど、食べるには若い山鶉の方が美味いのだろう。シルエットは雷鳥と殆ど見分けが付かない(素人目には)。

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プログレからフィリップグラス

2014年02月11日 | 音楽

 

昨日の記事に登場した、元アマチュアバンドの彼と、正に昨日音楽の話をするという偶然があった。クリムゾンから始まって、ロバート.フリップ繋がりでブライアン.イーノ、イーノ繋がりでロキシーミュージック(初の日本公演も見たらしい)、同じくイーノ繋がりでトーキングヘッズ(この日本公演も見に行ったらしい)と話が広がりまたまた盛り上がってしまった。フィリップグラスの話になった時は、あまりに自分と同じような傾向で、びっくりと言うか呆れてしまった。こんな近くに同じような嗜好というか志向の人間がいたとは。

世の中、ロック好きは多いが、その中でプログレ好きは少数派。さらにその少数派の中でいくつも別れ、イーノに行くのはこれまた少なく、更にフィリップグラスとなると相当限られる。砂漠の中でダイヤモンドを見つけるくらいの難易度だ(流石にそこまではないが)。まあ兎に角、田舎でそういう人間に出会う確率が低いということは事実である。しかも殆ど隣近所という距離。世の中、分からないものである。

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