新聞にひっそりとあったジョナサンデミの死亡記事。一般には「羊たちの沈黙」1990年の監督として知られている、かどうか(映画は有名だが監督の名は?)。彼の映画で一つだけ薦めるとしたら次の映画だ。それは「愛されちゃってマフィア」(どう考えてもタイトルで損してる)。当時殆ど話題にもならなかった映画だが(未公開だから当然、つまりレンタルのみ)、主演はマシューモディーンでヒロインはミシェルファイファーと有名どころ。小気味の良いちょっと笑える犯罪映画でかなり面白い。作られたのが「羊たちの沈黙」の二年前。その前が「サムシングワイルド」とこれも良い映画で、今から考えると一番充実していたのがこの時期だったような気がする。
普段ガソリンはセルフを使うのだが年に二回だけは普通のスタンドを使う。それはタイヤを履き替えたとき。つまりスタッドレスにした時とノーマルに戻した時の二回というわけだ。行く理由は空気圧のチェックをしてもらうため。今回ちょっと遅めの今年初のガソリンスタンド利用をしたのだが、本当はもっと前に行くべきだったのが、近場移動ばかりでガソリンがあまり減らなかったのでのびのびとなっていたのだ。運転していて、ハンドルがやや重いとかタイヤが原因と思われる症状があったにも関わらずだ。それで晴れてガソリンスタンドに行き、年に二回の満タン(普段は二千円とかそんな入れ方)にし空気圧も調整してもらうとハンドルの症状もなくなりやっと正常になった。やはり空気圧の調整は重要だなと思った。
最近はパリの人気ビストロでもだすらしい高級ハンバーガー、日本でもちょっとしたプチブーム(か?)となっている。実際東京では、従来のダブルM以外の高めのバーガー屋がちらほらオープンしている。いくつか食べてみたが、牛肉の香りのする肉肉しいバーガーで美味い、と思う。こういうバーガーだとジャンク色も大分薄いし、侘しい食生活感もない。
そこで従来のダブルMのモスの方だが、巷ではドナルドよりまとも美味いということになってるが、牛肉100パーセントから合い挽きに変更したあたりから総菜バーガーのような味となり、スーパーで売ってるハンバーグと大して変わらないものとなってしまっている。そう思ってる人間は少なからずいて、大体同じ認識のようである。ドナルドは今さら言うべきことはないが、品質を謳ってるモスは何とかした方がいいと思う。まず国産牛にこだわれば美味いというわけではないことから始めなくては。
ファミリーレストランのレジにて。爺さん婆さんの5人組が清算。何だか手間取ってるなと思ったら個々でで清算をしていたのだ。しかも頼んでるのがバラバラで生ビールなども含まれていて、その上自分のオーダーを把握してないのでその遅いこと。レジの店員は嫌な顔もせず対応していた(よくできるよ)。すぐ後ろに付いた私は大分いイライラしてきた。更に後ろに三人ほど並んだが、その仲間があまりの遅さに様子を見に来て、一体何をやってるのと大きな声で言ったが、その婆さん達はどこ吹く風といった様子。周りのことなどまったく気にしてないのだ。この図々しさ鈍さは見習いたい。
そしてやっと終わりかというところで、清算してないものがありこれ誰のもの?と始まった。まとめて出せよ、と喉まで出かかったが止めた。まあこちらも急いでいるわけではなかったから。結局終わるまで十分近くかかった(昼時)。それにしてもちらっと見たが、財布には万札も数枚入っていてお金には余裕ありそうな連中だった。誰かがまとめて払って端数切捨てで清算とかできないのか時間はいくらでもあるのだから(自分だったらそうする)、高校生じゃあるまいに、この迷惑婆婆ども(爺さんは流石に状況は分かってたが見てるだけ)というのが本音であった。
地方競輪も今や財政のお荷物化してるようだ。原因ははっきりしている。ファンの減少による収入減だ。競輪全体が同じ事情を抱えているが、地方の方が衰退ぶりが甚だしい。そこで買いやすくしようとミッドナイト競輪を始めるところが出て来た。競馬のトゥインクルどころではなく本当にミッドナイトの夜11時までの競輪、一杯入った気が大きくなった客に買わせようという魂胆が見え見えだが、一定の効果はあるようだ。
考えてみれば既に伝統的なギャンブルがあるのだからカジノなどいらないと思うが、多分というか間違いなく、競輪の持っている如何わしさがメジャー化を邪魔している。協会もスポーツ性を前面に押し出してオリンピックの競技にしたりして健全性をアピールしてるが、肝心のオリンピックでも勝てなく思惑は外れている。そもそもそのいかがわしさが魅力でもあったわけでこの方針は完全に諸刃の剣となってしまった。
いずれにしろこの先競輪が持ち直すことはないと思う。どうせオワコンなのだから本来の如何わしさ(八百長のような連係プレーや相手を邪魔する行為や競り)をもっと出して、スポーツ性より面白さを前面に出して爆死することを望む。