ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

ドキュメンタリー ルリボシヤンマの羽化

2012年06月30日 | 生き物 自然

 

去年は4頭ルリボシヤンマが羽化したのだが、唯一目撃できた一頭は蟻に襲われ羽化失敗に終わり、結局飛び立つところを目撃できたのは1頭もなかった。それを踏まえ今年は、羽化しそうなヤゴは万全の態勢で観察できるように室内に移動したのだった。ヤンマ系のヤゴは、羽化直前になると、棒(自然界であれば植物の茎などに)に捕まり顔だけを水面から出してじっとしているようになる。そういう状態になってから数日で羽化するのだ。体の方も色が変わったり、翅芽(羽になる部分)が盛り上がったりと色々羽化の兆候は見られ、そろそろだなと分かるのだ。そんな兆候が出たものを移動したのだ。

というわけでその模様を。本体が出てくる辺りから始めようと思っていたところ、油断していて、見たときには既にヤゴから本体が完全に出ていた。時間は夜の11時を少し過ぎたところ。しかも羽化棒ではなくカーテンで。更に気になるのは、焦点がそのカーテンに合っているような。どうも撮影の技術は今一である。

12時

翌日1時

そして朝の7時、色も付いてきて羽もぴんとした状態のルリボシヤンマ♂(多分)を、庭に移動して木に止まらせると、先ほどから羽を小刻みに震わせ飛ぶ為の準備運動に入っていたのだが、直ぐに大空に向かって飛び立っていった。こうしてやっと、その瞬間を目にすることが出来たのだった。まずは目出度し目出度しと。

 

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債権国ドイツ敗退

2012年06月29日 | サッカー

 

久しぶりにゲロメッティYが来て、ユーロ2012の決勝をドイツ対スペインという前提でドイツ優勝と予想したら、準決勝でそのドイツがイタリアに負けてしまった。考えてみると、準決勝に残ったドイツ以外の三チームは、スペイン、ポルトガル、イタリアとこのところ世界経済を揺るがしているEUROの債務国連合だった。つまり、唯一の債権者であるドイツは、既に債務国連合に包囲されていたのだ。よくある借金した方が強いうという図式が今回も当てはまってしまった。ドイツもこれで他国を助ける気もなくなったろうから、いよいよEUROは崩壊の道を歩むかもしれない。崩壊の引き鉄はサッカーだった、何てことになったら今回の大会も歴史に残るのだが。

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霧が峰 八島ヶ原湿原②

2012年06月28日 | Weblog

 

最近は鹿の食害も増えて、その防止用の金網が設置されているのでこういうところを通過しないといけない。

霧が峰では集団の蝶に会う確率は高い。これはコチャバネセセリ

子供頃はこの池でバチャバチャ遊んだものだ(長閑な時代でした)。勿論今は立ち入り禁止。

トンボは池の周辺にヨツボシトンボらしきものが多く飛んでいたが、他は余り見かけなかった。そんな中突然現れ木道に止まったのがこれ。羽が八枚、新種か?単なる影でコサナエであった。

 

ここで、前を行く70代と思しき老男女(夫婦ではない)の会話が耳に入ってきた。「この歳になるともう感動することも無いねえ」としみじみ漏らすお爺さん。「そういうもんですか?」と内心同意している様子は無いお婆さん。気を取り直したように「でも人生かきくけこが大事なんだ」と実は自分に言い聞かせて言うお爺さん。「何ですか?かきくけこって」(お婆さん)「かは感動、きは興味、けは...(後は聞き逃した)」。しかしこの時、お爺さんがこの先色んなことに興味を覚え感動することは多分無いだろうと思った。

一般的に言って歳とともに感動する対象はどんどん少なくなる。それは当然で、初めての体験というのは経験を積めば積むほど少なくなり、且つ色んなものに慣れてしまうから。そして多くのものがパターン認識されるようになり、その分新たな刺激も少なくなる。感動する要素もどんどん減ってくるわけだ。そうなると一年が経つのも早くなる。年のメリハリがなくなってくるから。つまり、結局は感性の問題なので、歳をとってから急にどうこうできるものではないのだ。だから、趣味のサークルに属しては人間関係に疲れ、或いは飽きての繰り返しとなってしまうのが大方のパターンではないだろうか。と、何故か八島ヶ原湿原でこんなことを考えたのだった。

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霧が峰 八島ヶ原湿原

2012年06月27日 | 生き物 自然

 

梅雨の晴れ間、初夏の霧が峰八島ヶ原湿原に行く。近くにありながらここに来るのは実に二十数年ぶり。ニッコウキスゲの頃は多分観光客で溢れるのだろうが、今の時期の平日でもそこそこ観光客はいる。その推定平均年齢64歳。今はレンゲツツジの見頃で、高原の花を見に来る観光客は、本当、何処へ行ってもこの年齢層である。

木道の周回コースを回る。ほぼ平坦なので良いお散歩コースだ。但し、人がいなければ。流石にここまで標高の高い所に来ると、昆虫密度の高くなる季節にはちょっと早い。あまり成虫の数は多くなかった。つまり、まだ毛虫の季節だったのだ。

そんな中目を引いたのはこの白いゾウムシ。下界では見たことないが、この辺り特有のゾウムシなのだろうか。造形的には惹かれるものがある。

 

つづく

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ジェーン バーキン

2012年06月26日 | 音楽

 

この前、何かを検索してるときに何故かジェーン.バーキンに行き着き、そう言えば彼女の歌というのをまともに聞いたことがないと思い、ちょっと聴いてみようかという気になった。では映画では?と聞かれると、あまり代表的なものも思い出せないが、存在感はあり名前だけは(バッグの影響か)兎に角知られているのがジェーン.バーキンである。

早速ユーチューブでいくつか聴いてみた。決して上手いとは思わないが、どこか不安定なところが独特な魅力となっていて、如何にもフランス的(本人はイギリス人だが)なアンニュイな感じのする歌声である。記憶にある曲もいくつかあり、Quoiという曲は日本のドラマでも使われ結構話題になったらしい。そして今回偶然に発見したのがDi Doo Dahという曲。明らかに聞き覚えのあるもので、しかも最近良く聴き耳の残ってるという新鮮な記憶だった。直ぐに思い出した。それは、ここのところこのブログでも準レギュラー化しているBSパリで逢いましょうのテーマソングだったのだ。てっきりクレモンティーヌ(番組にも出てきたので)だと思っていたのだがジェーンバーキンだったのだ。

と、日々のささやかだけど大事でもない発見であった。

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ユーロ オリンピック

2012年06月25日 | Weblog

 

ユーロ2012イタリア対イギリスの試合は、攻守の切り替えが早くかなり見応えのある試合だった。特にイタリア、嘗ての守り一辺倒ではなく、ピルロから縦パスが素早くズバッと入る攻撃スタイルは見てても気持ちが良かった。PK戦で結局イタリアが勝利したが内容からすれば順当な結果だ(イギリスも頑張っていたが)。

そのイギリスではそろそろオリンピックが始まるのだが、今のところ現地では全く盛り上がっていないらしい。多分極東の日本の方が騒がしいことだろう。テレビでオリンピック代表選考の試合まで放映する始末で、どこまで好きなんだと呆れてしまうが、これも毎度のことなので諦めるしかない(見なければいいわけだから)。プロ野球の小久保の2000本安打と同じくらいオリンピックに興味のない人間からすると、唯唯うるさいだけだ。

総じて先進国はこの手のものに冷めてくる傾向がある。そもそもこれを経済発展の起爆剤にというのは先進国では無理な話で、儲けるのは経済効果がどれほどあるかと勝手に算出して煽る広告代理店と建設会社、そして利権に絡む政治家、あとは便乗したいマスコミだけで、多くはその後の借金で苦しむ。こんな構図が見えてくれば、単純にスポーツの祭典などといって喜ぶことなどできないというものである。特にオリンピックに関しては、高校野球と同じで純粋幻想を前面に押し出す。これも、スポーツが今や商売の道具である事実とか、裏で巨額な金が動く欲望の世界であるという事実を認識すれば、単純に素晴らしいなどとは言ってられない。ところが人は、スポーツ選手の迷いのない目で訴えかけられると、ころっと信じてしまう(信じたいのかもしれない)。「純粋」は強いのだ。

 

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昆虫密度Ⅱ

2012年06月24日 | 生き物 自然

 

昨日の続き

蛾が多いということはやはり虫全体が多いということで今度はてふてふ。イチモンジチョウ。思い出してみると、確かにこの時期に多数見ることが多かった。林道沿いに焼き物の窯があるのだが、特にそこが好きらしく全部で十数頭はいた。

そして目的の定点観察池②に到着。飛んでる大型のトンボが確認できる。クロスジギンヤンマのようである。ギンヤンマのお仲間で早い時期に出現する全国的には普通種なのだが、この辺の平地では昔からあまり見かけない。子供の頃の環境の良い時でも見た記憶はない。羽化殻がないかと周辺を探すとヤンマ系ではないでかいのがあった。オオヤマトンボである。平地ではまだ羽化してないのだが、何故かここのほうが早い。

成虫は?と水面を見ると、いたいた。一見オニヤンマのような模様のトンボが飛んでいた。当然写真で撮りたいところだが、止まることはまずないので飛んでるところを狙うしかない。となると腕の問題で難しい、残念。

何か他にいないかと水面を見てると、ナミゲンゴロウが盛んに何かの昆虫の死体をむさぼっていた。早速それを撮ろうとしたが、カメラを構えた時点で消えてしまった。仕方ないので最後に興味深いビフォアアフターを。行きと帰りで同じ場所にそれぞれの虫がそれぞれのことをしていた。

ビフォア(注意!)

アフター

 

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昆虫密度

2012年06月23日 | 生き物 自然

 

定点観察池③の次は②へ。ここは車を止め林道を暫く歩かないといけない。歩いて直ぐの、何かの木の花には沢山の昆虫が集まっていた。

ヒメキマダラセセリ

コチャバネセセリ

キオビゴマダラエダシャク(蛾):名前と写真を間違えていたので訂正

トラガ(蛾)

いずれも、この時期に多く見られる昆虫だ。トラガなどは、蛾のくせに(幾分差別感情が)花の蜜を吸う。よく見かけなかなか美しい蛾なのだが、実は、今回初めてこの名前を知った。まだ幾分差別感情があるのだが、最近は蛾も結構魅力的に見えるようになってきたのだ。入門蛾としては、陽の雰囲気のあるこのキオビゴマダラエダシャクなどが適当と思われる。ただ蛾の世界は、種類が矢鱈と多く、しかも名前が長ったらしいのが多い。相当ディープな世界と思われる。表面的なところでサラッとがよろしいようだ。

蛾話ついでに。今回はひょっとすると、蛾の密度が一番濃い時期に当たったのかもしれない。梅雨時から初夏にかけての時期というのがそうかもしれないが、歩くたびに半径2メートルの範囲で五六頭の同じ蛾が飛び立つのだ。合計すれば数百頭のレベルである。その蛾がこれまた一般的にイメージされるような地味な蛾で、これぞ蛾というものだった。蛾のくせに(ここにも差別感情が)敏感で、しかも暗めのところで(蛾イコール陰というのは、そんな環境に多いところから来るのだろう)止まるのが葉の裏と、どこまでも陰を好む野郎だった(メスかもしれないが)。やっと撮ったのが次の写真。

地味でげしょ?でも見ようによっては草木染の色合いだ。当然のこと種類は判らない。暗めなので、写真もぶれ、どうにか見られるのはこれだけだった。

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局地的トンボの楽園

2012年06月22日 | 生き物 自然

 

定点観察池③に行く。そこはシオヤトンボヨツボシトンボの楽園であった。それにしても数が多い。平地ではまだトンボの飛んでる姿を見かけることはないのだが、山の中の特定の場所に行くとわんさかいるというのもちょっと不思議に感じがする。家のビオトープからは、オオシオカラトンボが少なくとも4頭羽化している筈なのだが、未だ飛んでる姿は目にしてない。

シオヤトンボ

ヨツボシトンボ

このヨツボシトンボは羽化したて。出現時期はシオヤトンボの方が早い。それにしてもシオヤトンボだが、知らないとこれってシオカラトンボじゃないの?と間違われる代表であると思う。自分自身も以前はそう思っていた。唯、慣れてくるに従って、そのやや扁平な胴体や、粉のふき方止まり方などで違いが判るようになってくる。いる環境でも大方予想はできる。だからどうなんだという話でもあるが、水辺環境の指標として考えるとトンボは重要な役割があるのである、という以前に単純に判ると面白さも増すという話である。

水辺の湿地帯を歩いていると

突然足元から大きな羽ばたく音が。何事?と思ったら鴨が卵を温めていたのだった。

その他では、越冬したキベリタテハがまだ飛んでいた。しかし、ぼろぼろの翅では飛翔能力もなく、低空飛行をしては地上に落ちの繰り返しである。最期は近そうである。

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現地系カレー屋食べ放題の罠

2012年06月21日 | 食べ物

 

現地系カレー屋のカレーは作りたてに限るというのは最早常識だが、それを実証するかのようなカレーを食べてしまった。当地に同じような現地系(嘗てはネパールを前面に出していた)の店を三軒ほど出してる所の、一番最初にできた店でのことだ。この手の店はナン、カレー食べ放題という形式が多いがここもそう。シシケバブと何とかチキン(タンドリーではなく)付きのものを頼んだ。ナンも選べて今回はゴマにした。カレーは野菜とキーマを選択。この店過去何回(二年に一回位)かは来ていて、特別美味いというわけではなくそこそこ美味い(不味くはない)というレベルを保つ標準的な店という認識だった。この値段で食べ放題だったら文句はない、というのが正直な所だった。

で、久しぶりに食べててみたらとひどいことになっていた。元々食べ放題のカレーは大量に作り置きをするので作り立てというのはまずない。つまりスパイスの香りが鮮烈なものはないのだが、今回のものは、スパイスの香りが鮮烈どころか殆んどしないというもので、唯ぼやけた味のどうにも美味くないものだった。スパイスの香りが無いとここまで不味くなるものなのか。作り置きでもこれは前日の残りものなのではないかと想像した。何とかチキンも、最初はこの素材何?と思うような奇妙な味(チキンそのものの質の問題)。過去現地系カレー屋は十軒位くらい行ってるが、間違いなくワーストワンを記録するものだった。ナンは作りたてだが、もっちり感の無い美味い部類のナンではないし、これでは食べ放題と言っても食べる気が起きない。店の人は勧めたが、早々に退散した。そして、もう、現地系食べ放題のカレー屋には絶対行かないぞと固く誓ったのだった。素直にナタラジのパラクパニール(ほうれん草とインド式チーズのカレー)にしておけば良かったよん。

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夜の蛇

2012年06月19日 | 生き物 自然

 

BSNHKに表示される邪魔なメッセージを取り消すには、それなりの手続きを踏まないといけない。Bcasカードのナンバーを控え、やっとネットでその手続きを完了した。ったく余計な手間をかけてくれるよ。

先日の夜、久しぶりに近くの定点観察池を覗きに行った。こんな小さな池でも、年毎に生物相が微妙に変化して、今回はイモリが例年より多く、マメゲンゴロウがいやに多かった。しかしこれは、たまたま時期的な一番ピークに当たったのかもしれないので、これだけで生物相が変わったとは断定できない。ヤゴはヤンマ系(ルリボシヤンマ)が少ないように感じた。相変わらずオタマジャクシは多い。ヤマアカガエルとヒキガエルの二種か?

そこで暫く観察していると、一匹の蛇が登場した。体長40センチほどの薄茶の細い蛇だ。浅瀬を縫うように滑っていく。どうやらオタマジャクシを狙ってるようだ。盛んに舌を出して探っている。しかし、水中のオタマジャクシの臭いは感知できないようで、非常に効率の悪い捕り方であった。基本的には行き当たりばったりで、間違ってヤモリに噛み付きあわてて放したりしている。大蛇が大きな獲物を丸呑みにする映像をよく目にするが、この蛇にはそれだけの度胸は無い様だ。その先に行けばオタマジャクシの集団がいるのに。

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グラフの魔術

2012年06月18日 | Weblog

 

テレビを見ていて、ちょっとこれ誤解の元じゃないのといつも思うのは、グラフの表示の仕方。棒グラフが標準的だが、例えば何かの消費量の減少或いは増大を表すとき、10のものが11になるとそれを見て「ああ一割アップか」ということになる。しかしテレビでは大体次のような表示の仕方をする。8以下を端折り9、10、11の部分だけを表示する(一応以下を省いている表示はあるが)。そうなると一見2のものが3になったように錯覚する。まるで五割アップしたかのように見えるのだ。多分、増大(或いは減少)という事実を印象付けたいからのやり方だと思うが、これは一種のごまかしなのではないか。実際年寄りなど正確な数字を見ないので、視覚的な画面上のグラフだけで判断している(実例を見ている)。正確さを標榜するのならグラフは全体を見せるべきだと思うが、どうもテレビはセコイことをしたがる。日常的にそういうことをするから信用しない、という人の推移をグラフで表せば面白いのではないかと思う。

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国内飛行機

2012年06月17日 | Weblog

 

知り合い(年寄り)から航空券(国内線)を予約してほしいと頼まれてインターネットで予約(支払いもするので購入)した。そこで初めて知ったのだが、正規運賃というのはそこそこする。実際は、松本福岡便で割引適用がいくつかあり、その中の一番お得なものにしたのだがそれでも2万円は越えた。とここで考えた。もし電車を利用したらいくらになるのかと。そこでJR運賃を特急新幹線を使っていくらか、えきねっとという検索サイトを使って算出してみた。結果は20800円であった。飛行機が燃油サーチャージ込みで22600円だから、その差は僅か1800円だった(空港までの交通費があるが)。ということは、飛行機代というのは大して高くないとも言える。時間を考えたら、むしろお得なのではないか。韓国二泊2万円とか矢鱈と安いツアーがあるのでとついついそういうもの比較しがちだが、今や国内飛行機も、以前のようなブルジョワジー(ちょっと大袈裟)の乗り物ということではなくなっていたのだ。

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恐ろしきはマヨネーズ味ピザパン

2012年06月16日 | 食べ物

 

先日ビールのお供にと、スーパーに入ってるパン屋でピザパンを買った。魚介を使ったもので値段も安いし、まあ食べられればいいと思い買ったのだ。ビールのおつまみとしては、ピザ系と餃子は個人的にはベストおつまみなのだ。ただ、一抹の不安がなかったわけではない。ピザにしては、トマトソースの気配が無かったからだ。それでもチーズがとろっと溶けた様子に、トマトソースが無くてもおつまみとしては十分だ、と思ったのだった。レジのところで、これ何を使ってますか?などと聞き、思ったのと違ったからと言って戻すのはどうも出来ないのだ。

で家に帰ってから、早速ビールと共に食した。一口がぶっといったら、チーズの味が全くしない。ここで一番恐れていた事態を理解した。チーズと思ったのはマヨネーズだったのだ。またしても良くあるマヨネーズグラタンと言われる、詐欺みたいなパンであった。実際、トマトソースが無くてもピザはピザだし、チーズを使わないものもある。しかし、一見チーズ風で実はマヨネーズだったというのは、明らかにチーズを装う意図があるだろう。トマトソース代わりにマヨネーズというのはあるが、今回のものはオールマヨネーズだった。せめて表示にピザ風マヨネーズとかしてくれればこんなことにならずに済んだのに。確かピザパンとしか表示してなかった。

兎に角今は、調理パンにマヨネーズを使いすぎる傾向がある。だからどれも同じような味しかしない。そしてグラタン風に焼くものは、返って不味くなると感じる。焼くことによってマヨネーズの生臭み(酸によって)のようなものが強くなると思うのだが、多くの人はそんなことは感じないのだろうか。というわけで今回のビールのお供は散々なものであった。

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テントウムシ 余話

2012年06月15日 | 生き物 自然

 

AKBの選挙だとか、松田聖子結婚のニュースだとか、本当どうでもいいニュースを報じるのを見るたびに、メディアは日本人を痴呆状態にしておきたいのだな、と確信する。

というわけで庭のテントウムシだが、蛹の九割以上は無事に羽化した模様。全体では100匹近くになるのではないだろうか。そんなナミテントウムシに混じって、ちょっと見かけないテントウムシがいた。大きさも小振りで、なによりドットの色が違う。白抜きなのだ。調べてみるとそれはシロトホシテントウであるようだ。白抜きではなく黒点だと唯のトホシテントウと言うらしい。今年はナミテントウのおかげで、テントウムシの世界にもちょっと詳しくなってきた。

シロトホシテントウ

ナミテントウ

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