ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

12月31日

2011年12月31日 | Weblog

 

昨日の写真を改めてみると、何となく不安或いは不穏な空気を感じさせるような写真だったので、大晦日くらいはせめて気分が明るくなるような写真を載せたいと思った。ところがこれが問題であった。撮り溜めた写真のなかにはそういうものが一切ないのだ。仕方ないので、過去作った画像を使いまわして大晦日の画像とすることにした。それもどうかとは思うが、この際致し方なし(最低限暗くはないと思うのだが)。

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年の暮れ

2011年12月30日 | Weblog

 

毎朝、時計代わりに見ているNHK朝の連続小説が、ここのところ年末特番と言うことで大河ドラマの総集編となっている。朝の連続小説は時計代わりとして重宝してるが、大河ドラマではその機能は果たせない。しかも元々興味もないので、何故この時間にという思いが強い。昔から、どうにもあの大仰な世界がついていけない。なので、一切見る気がしないのがこの大河ドラマなのだ。折角の朝の時計(日常)が奪われた気分である。

昔は年の暮れの特別な気分が好きだったが、今はむしろ平常通りに行ってほしいと思う。正月明けのだるさもたまらないし、できれば気がついたら年が変わっていたというのが良い。ますます意識は日本の正月から乖離していく自分であるが、伝統的な風習と言うのは、多分そういうのと完全に離れたとき、郷愁とともに物凄く意識するものだろうと思う。

今朝、港直送を売りにしている大型生鮮品スーパーは大混雑であった。

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本屋の楽しみ

2011年12月29日 | Weblog

 

松本に「丸善」がオープンしたので行ってみた。最近は本を買うとしたらは、90パーセント以上がAmazonのお世話になっているので本格的な本屋に行くのはそれこそ何年振りかである。以前色んなファッション関係の入っていたビルがそっくり丸善になったので、単純なフロアーの構造ではなく、専門コーナーがちょっと入り組んでいて、探すのに苦労するかもしれない。しかしこれは、所謂本好き(そんなにはいないと思うが)にとっては探す楽しみがあり却って良いかも知れない。ざっと見ただけだが、専門的な本の品揃えは田舎の他の本屋と較べると圧倒的。これだったら本屋の楽しみを味わえそう。挨拶代わりに若冲の本を買った。

その後、何年も電池切れして、しかもバンドが切れていた腕時計を近くの時計屋に持って行って修理してもらった。昔ながらの時計屋も今は少ない。そこも如何にも古びた風情の時計屋で、80後半と言ったお爺さんが新しいバンドと電池交換をしてくれた。久しぶりの腕時計だった。が、その後、折角動き始めた時計は5時半くらいで止まってしまった。竜頭を押すとまた動き出したりする所を見ると、その辺りで接触不良があるのだろう。交換のときにおかしくなったと言うより、元々おかしくなっていた方が可能性としては強い。修理してまで使うほどの時計でもないし、しかしバンドまで交換して3000円出したばっかりだし、何ともトホホな結果であった。

時計屋のあとは「クチーナにし村」。グラスの赤と白を飲み、「自家製サルシッシャのスパゲティ」やオリーブをおつまみに3時間近くお邪魔する。cafeでもないのちょっと長っ尻だ。そう言えば、マダムに今直したばかりの時計を見せびらかしたのだった。返す返すも残念な結末であーる。

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T君からYのスノッブ

2011年12月28日 | Weblog

 

本日も寒いおす。昨日と同じマイナス7度。問題のビオトープアネックスのヤゴのうちタカネトンボのヤゴ一頭とオオシオカラトンボのヤゴ一頭を、予定通りビオトープアネックス.アネックスに移動した。氷混じりの水は冷たかった。そんな中、流石にヤゴもちょっと仮死状態であったが死んでるわけはない。、自然界だったら完全に凍りつかない限りはその状態で冬を越すわけだ。人間だったら5分で終わり、大したもんだ。

T君は、年末に来て結構忙しいようだ。冬に向けての服をじっくり買う余裕もなく、そこでこちらが紹介した韓国系通販サイトで買うこととなった。最初のジャンバーは色がないのでキャンセルとなったが、その後直ぐさま次の候補が出て、晴れてそれを注文した。1万2000円が3000円と言うことだが、元の値段に関してはちょっと怪しい。が、そこは不問。

そんなお得な服しか買わないT君だが、それとは対照的なのがゲロメッティY。まあ、色んな服を持っている。しかも、それらは全てそれなりのブランド品。超一流と言うわけではないが、決してユニクロ辺りではない。所謂コムデギャルソン世代で(そんなのあったか?)、その手のブランドを好んで着ていた。今でこそ、特定のブランド一色はないようだが、お気に入りというのははっきりしている。靴も、スニーカーが好きなようで、例えばアディダスのどれそれとか実にうるさい。一見そうは見えないのだが、M氏が普通のスノッブとするとYの場合は屈折したスノッブであった。

 

 

 

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アネックス.アネックス

2011年12月27日 | 生き物 自然

 

気になって、昨夜、極寒の中ビオトープアネックスの表面を覆っている氷を割ってみた。すでに、トンカチで思いっきり力を入れてやっと割れるくらいの厚さになっていた。しかも、氷の中には閉じ込められたヤゴ(オオシオカラトンボ)もいて、一足早い真冬の光景であった。ヤゴの方は冷凍保存は効かないので、閉じ込められたものは当然お陀仏である。南無阿弥陀仏。こうなると、生き残ったものは全員引越しである。室内には、今のところビオトープアネックス.アネックスが二基あり、そこに振り分けるというわけだ。今朝の最低気温はマイナス7度。昨日割った氷が再び張って元の木阿弥、何てことにならなければ良いがそれは十分考えられる。ここではこうやって過保護政策を取れるが、自然界では同じようなケースで殆どのものは死んでいくのが普通である。

 

 

 

 

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冬支度

2011年12月26日 | Weblog

 

森田芳光死去と言うことで、急遽BSで「家族ゲーム」を放映していた。若すぎる死であった。が、残念ながら彼の映画は「の.ようなもの」が頂点で「家族ゲーム」で終わりだった(勿論個人的にはという意味で)。その後の映画は全くいいと思ったことがないという、あまり他の映画監督ではありえないような推移の仕方をした。何故そうなってしまったのか、常に疑問には思っていたが、そこは謎のままである。

それにしてもこのところの寒さは尋常ではない。今朝はマイナス5度で予想最高気温1度だそうだ。いやになります。そんな寒さで、ビオトープアネックスは2センチほどの氷に覆われ、このままでは全部凍ってしまう恐れが出てきた。発泡スチロールの蓋は殆ど効果なし。何か対策を考えねば。

そして今年の蟷螂予報。巣が地面から30センチ上のところらしいので、積雪30センチはありそう。その精度は、気象庁の長期予想など全く問題にしない。ここ数年では100パーセントの的中率である。

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クリスマスイブの風景

2011年12月25日 | Weblog

 

クリスマスイブの夕方の風景を見に行った(訳ではないが結果的に)。多分、日本の地方都市の同じような店が並ぶ(恐ろしいほど画一的)インター周辺では、どこでも似たような光景が繰り広げられていたと思う。

流石にクリスマスイブに牛丼でもないだろうという意識からか、松屋、すき家どちらも客はまばら。でもゼロではない。同じように流行りの讃岐系うどん屋もまばら。しかし、大型回転寿司屋は結構入っていた。家族連れの需要はクリスマスイブにも有効であった。近くのパチンコ屋も何故か入っていたが、ひょっとすると、ここだけが周りの特別な日という磁場から隔離された日常空間だったのかもしれない(なんてね)。いずれにしろ、街の浮ついた空気を吸いたくない人はここに流れ込めば大丈夫だ。

ケンタッキーは流石にかき入れ時、駐車係まで用意していた。実際のところ、クリスマスイブ=鶏のロースト、というのを、一体何割の人が今でも体験してるのか興味があるところだ。そしてスーパー。他のスーパーよりちょっと本格的なものを置いている所は、普段より客は多かった。クリスマスイブにちょっと贅沢という意識が働くのだろう。普段使いのスーパーはいつもと変わらなかった。いずれにしろ、鶏料理は多めに用意していた。

以上、クリスマスイブの、車中心の地方都市の、人が集まる郊外のメインストリートの風景であった。

 

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宴会の刺身

2011年12月24日 | 食べ物

 

今年初めての忘年会、と言ってもこの一回だけだが、出来れば忘年会は0回が望ましい。宴会嫌いは年とともに増すばかりだ。食べ物もろくなものが無いし、特に刺身の盛り合わせの類は勘弁してほしいのだが、田舎では特にそれ無しでは宴会は成り立たない。嘗ての、刺身=貴重で高価な食べ物=豪華さの象徴というのが根強く残っている。わざわざ鮮度の悪い刺身を出す必要はないとずっと昔から思っているのだが、世間は違う。残すものが多いし、結局無駄にするのだが、それでも形としてマグロ(これが特に不味い)をメインの刺身は欠かせない。いつも思うが、この無駄な刺身を無くせば、水産資源も相当守れるのではないか。

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青の時代シリーズ

2011年12月23日 | Weblog

 

BSの「青の時代シリーズ」、昨日は「マイルス」だった。チャーリー.パーカー、デイジー.ガレスピーとの出会いなど知らないことも多かった(個人的にはその後のマイルスのほうに興味はあったのだが)。テーマの青の時代というのは、若くて独自の表現スタイルを確立する前の模索している時代という意味のようだが、それぞれの人間の変遷の歴史が分かりやすく描かれていて全体でも良いシリーズであったのではないだろうか。民放が相変わらずタレントを使ったしょうもない番組ばかりを作ってる中、ありがたいオアシスであった。

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キューブリック

2011年12月22日 | Weblog

この前見たBSのバルセロナのピカソは、「巨匠たちの青の時代」と言うシリーズの一つのようで、その後「ココシャネル」(興味がないので見ず)そして昨日の「スタンリー.キューブリック」と続いていた。というわけで、そのキューブリックを見た。

で今回見て、元々がスティールカメラマンだったというのを初めて知った。「Look」という雑誌の専属だということだが、当時の彼の写真を見ると、街に暮らす人々のスナップショットなど、ブレッソン(映画監督ではなくアンリ.カルティエ=ブレッソンの方)やドワノーを思い起こさせた。と、如何にも詳しいような言いかただが、それほど知ってるわけでもなく、単なる白黒写真の印象で言ってるに過ぎないのでこの部分適当。しかしそれとは関係なく、キューブリックの写真は結構良いと思った。

番組内でも初期の「突撃」「現金に体を張れ」の撮影方法を説明してたが、個人的にもこの2作品は好きである。後は「時計仕掛けのオレンジ」「博士の異常な愛情...」「フルメタルジャケット」辺りが好きなものとなる。「シャイニング」に関しては、ホラー全般に言えるのだが怖さをあまり感じないのと、一般的に怖い演技と評価されているジャック.ニコルソンが、どうにも笑ってしまうのだ。

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冬タイヤ

2011年12月21日 | Weblog

 

この時期のお約束はタイヤ交換。取り掛かるまでが非常に億劫。やり出してしまえば、後は勢いで終わらせるだけなのだが、それがなかなか。この前ゲロメッティYにどうしてるのか聞くと「そんなの車屋にやえて貰いますよ」とさらっと言った。だから「流石お坊ちゃんは違うね」と思いっきり厭味を言ってやった。ついでにオイル交換はどうしてるのかと聞くと、年に4回やってますと言い、車にとってのオイル交換の重要性を説いていた。「車を愛してる人間は違うね」とこれまた厭味を言った。

で、やっとタイヤ交換を終了した。嘗ては、下手をすると1時間半ほどかかったこともあったが、今は何とか40分弱で終われるようになった。それでもこれだけかかってしまう。その理由というのは、必ず手順で間違う所があるからだ。今回は、ホイールカバーの外し方。特殊な道具を使わないと外せないものを、無理やりドラーバーで外そうとしてしまった。これにも理由があり、ホイールのメーカーが冬用と夏用が違うので、それぞれ外し方も違うのだ。あれさえなければ5分はちじめられた。気分はF1のピット作業だ。そして、タイヤ運びなどをしてそれなりに疲れてしまうのだ。例年に較べると交換時期は早いのではないだろうか。

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ピカソ バルセロナ

2011年12月20日 | Weblog

 

BSでやっていた、ピカソの、主にスペイン時代を中心としたドキュメンタリーを見る。20歳から24歳くらいまでの、所謂「青の時代」のピカソがどういう生活をしてたというのが良く描かれていて、当時の親友「カサヘマス」(名前を忘れたので、ピカソ 青の時代 親友、で検索した)との関わりとか、何故青の時代に至ったかというのも良く分かった。そして「クアトレガッツ」(クアトロガッツとも言う)というのが、バルセロナの行きつけの店の名前というのが分かったのも大きな(小さな)発見であった。というのも同じ名前の店が松本にあり、その名前の由来は何なのだろうかと、その店の前を通る度に思っていたのだ(本当は思ったことがあるという程度)。本家はバルセロナだったのか。しかも、バルセロナの店は結構観光名所になっているらしいことを、今検索して知った。意味は4匹の猫ということだ。

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金沢帰りのY

2011年12月19日 | Weblog

 

ゲロメッティYが金沢帰りによる。富山で行われた「松本山雅対マリノス」を見に行っての帰りと言うわけだ。すでに昼に、松本の「クチーナにし村」にてワイン一本空けてきたそうですっかりご機嫌だ。しかし、試合のほうは、Yの貧乏神運気をここでも発揮したおかげで0-4のぼろ負け。しかも当日は霙交じりの極サム状態。流石はYである。持ってるものが違う。

アルコール臭を振りまきながら松本山雅のJ2昇格を嬉しそうに語るYだが、シーズン途中調子を落としていた時は、もう松本山雅はどうでもいいですよと完全に突き放していた。それが今では、年間シートを買いますよと偉い調子いいこと言っている。まあ、これもいつものことで、事あるごとに一喜一憂してはショックを受け、或いは興奮して過去の事はすっかり忘れるのである。そして、金沢で食べた寒ぶりと香箱蟹が美味かったと盛んに強調するYであった。

にしてもバルセロナは強かった。

 

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韓国系通販サイト

2011年12月18日 | Weblog

 

また韓国系通販サイトの話だが、例のT君希望のジャンパーは指定の色が欠番でキャンセルすることになった(T君はパソコンが無いのでこちらが肩代わり)。ところが、こういうところが日本のサイトと違い至れり尽くせりとなっていない。日本だったらキャンセルの為のリンクがまず貼ってあると思うが、この韓国系はその辺りの説明が無く、いきなり他の色でどうでしょうかなどと書いてあるだけで、肝心のどういう風にしなくてはならないかの説明が無い。仕方なく、文章でキャンセルする旨を返信した。これで大丈夫なのかと一抹の不安を感じながら数日待つと(直ぐに返信が無い)、キャンセルの手続きをしてくださいとだけ書いた返信が来た。それにもリンクが貼ってない。キャンセルの手続きと言われたってそのやり方が分からないのに、と思い、取り敢えずその通販サイトにアクセスしてそれらしきものが無いかと当たってみる。すると購入履歴というのが臭いと思った。開いてみると案の定であった。現在の状態が分かるようになっていて、ちゃんとキャンセルできるようになっていた。結果、無問題であったが、もう少し分かるようにしてほしいとは思った。まあ、ちょっとおかしな日本語も混じるサイトだから仕様が無いか。

そう言えば、昨日近くのスーパーに行ったら、レジ打ちを曹曹君がやっていた。違うスーパーでは、タンタンちゃんが研修生でやってたし、中国人は相変わらず逞しく生きている。しかも日本語が上手い。

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12月17日

2011年12月17日 | Weblog

 

T君がフードつきのジャンパーをほしいというので、早速韓国系通販サイトを紹介した。そこで、定価の二割ほどのものを見つけすぐさま注文をしたところ、残念ながら指定の色が無くキャンセルとなった。今、その代わりになるようなものを探している状態だ。

そんなT君だが、「今回のTac通信、音楽関係の記事が無かったね」と話したところ、「そうなんです、だから次回はピエール.バルーについて書こうかと思ってるんです」と言った。T君もそれは感じてたようで、すでに次回分の準備はしていたのであった。「長さは気をつけるようにネ」と念を押したのは言うまでもないが、その点も本人は承知していた様子。まあ、推敲が大変だったとあれだけ言われれば考えざるを得ないわな、T君としても。

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