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ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

東京物語3

2006年12月10日 | 食べ物


寒い電車に乗ってきたせいか、トイレに行きたくなっ
た。
新宿駅構内のトイレの位置は、前と変わらずところに
あったのですぐに判ったが、以前と比べるとちょっと
小奇麗になっているような気がする。
入ってみると、やはり大分良くなっていた。
手洗いが、入り口のところではなく、中央に、所謂アイ
ランドキッチンスタイルのようにでんと構えていた。
公衆トイレも日々進化しているのね。

そして山手線に乗り換え、原宿まで行く。
ここで、運賃の精算。
トータル三千六百円ほどの鈍行運賃。
田舎の駅員とは大分違って、非常に丁寧な駅員さんに
支払いを済ませ、改札を出た。
時間は、十一時をちょっと過ぎたくらい。
まだ、それほど人も多くない。
明治通りに向かって歩き出す。
そこの細い道を入ったところにある「瑞穂」という豆
大福の店に行くためだ。
ここの豆大福と京都の「ふたば」の豆大福が、現時点
では「お気に入り豆大福」であるのだ。
午前中だと、店も混んでなくすんなり買える。
予定通り購入。

そして、その足で表参道に出て、表参道を青山通りに
向かって歩き、途中「表参道ヒルズ」などを横目で見、
ちょうどスマップの店が開店とか何とかで、若い女の
子がずらっと並んでる横を通過して、その先を左に入
った。
昼食に蕎麦粉のクレープ(ガレット)を食べようと思
ったのだ。
「ル.ブルターニュ」という店。
ここは、フランス.ブルターニュ地方の郷土食である、
蕎麦粉のガレットを出してくれる専門店だ。
ハムやチーズを具にした蕎麦粉のガレットは、昼食に
はぴったりの食事だ。
ものすごく美味しいという類のものではないが、個人
的には結構好きで、たまに食べたくなる。
本場スタイルで食べられる店というのは、そうはない。
東京でも数少ないから、わざわざ今回のように来ない
と食べられないのだ。

ここで、ガレットとサラダと飲み物のセットを頼む。
飲み物は、本場スタイルを気取って「シードル」にし
た。
というか、実際合うと思う。
ビールよりはシードル。
これも最近の「お気に入り」。
やや、量的に物足りなかったが、久しぶりのガレット
を満喫した。
そして、自分以外百パーセント女性客の店を出たのは
十二時ごろ。
店内にいたのは、ほんの三十分ほどだった。
もう少しゆっくりすればとも思ったが、なんとなくそ
ういう雰囲気ではなかったのだ。
しかし、ストローブ=ユイレが始まるのは二時から。
まだ、二時間もある。
場所は「アテネフランセ」だから、御茶ノ水或いは水
道橋に、一時半ごろつけば充分余裕。
どこかで、お茶でもするかと思い、とりあえず地下鉄
で四谷に出ることにした。

つづく。
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