ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

ミュージカルとゴダール

2022年10月31日 | 映画

 

知り合いのバイクショップの主人がゴダール死にましたね、と言った。あれ、映画なんか興味あったっけ、と言うのがこちらの返答。知らなかったが以前から映画には興味があり、こちらとはその話題が上がらなかっただけのことのようだった。しかし本人、別にゴダールが好きなわけではなく、ざっくりフランス映画の話題として振っただけだった。ゴダールに関しては、今まで本当に好きというのは一人くらいなもので、多くの自称映画好きはせいぜい「勝手にしやがれ」は見た、と言う程度だった。この辺り、ピカソは知ってるが本当に良いと思ってるか、に近いものがある。

で、彼の場合好きなのはミュージカルということであった。「シェルブールの雨傘」がその原点らしい。元々オペラも好きで、音楽と劇が合わさったものが好きなのだ。残念ながらその辺りはこちらの興味のないジャンルなのでその話題で盛り上がるということは無かった。一方的にゴダールとそれ以前の映画の違いを説明するだけだった。

 

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漆喰の塗り替え ②

2022年10月30日 | 古民家暮らし

 

漆喰塗りの初日は下地処理(昨日)で本塗は明日。ということで二日作業となる。塗る面積は畳二畳半くらいだが、養生したり下塗りなどで埃がまい、いつもよりクイックルワイパーの汚れが多い。僅かな部分でも、いざ作業となると、家具を移動したりでそれなりに大事となる。だから何かのついでにやらないと(今回は壁の塗り替え)絶対やらなかったと思う。これで、気にはなっているがで先送りとなっていた案件がひとつ解決。

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漆喰の塗り替え

2022年10月29日 | 古民家暮らし

 

家の壁の塗り替えはすでに終了していて、残りは室内の漆喰塗り。その工事が今日から始まるのだが、作業のため家具をどけたら(三十年ぶり以上)、案の定ネズミの食べかすが隅に溜まっていた。糞はそれほどでもなかったが、包み紙などの食いちぎった後がどっさり。五六年前までは本当ネズミ天国で(古民家あるあるだと思う)粘着シートで何匹捕まえたことか。最近は姿を見ることはないが、完全にいなくなったわけではない。

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夏の名残り

2022年10月27日 | 生き物 自然

 

夏の名残という訳ではないがナツアカネ。この辺ではアキアカネに比べて大分少ないのだが、今頃になって多くいる場所が判明。フィールド調査は歩きが基本。

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行列

2022年10月25日 | Weblog

 

クイズ番組で過去の行列の原因を当てるというのがあって見てると、美術展が一つ含まれていた。それはミロのビーナス。モナリザも相当並んだと思うが、この手の有名な作品は、美術に興味のない人がわんさか押し寄せるので大賑わいとなる。パンダに並ぶのと変わりがない(これも出題されていた)。基本的に並びたくないので絶対行こうと思わないが、パンダに関しては未だに見たこともない。単純に興味がないからだが、モナリザ、ミロのビーナスに関してはルーブルで見たことはある。あまり印象に残ってないが、同じビーナスでも「あばたのビーナス」はよく覚えている。殆ど人がいない部屋に、有名どころがごろごろしていてえっと思ったのをよく覚えている。

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中途半端なブランド

2022年10月24日 | Weblog

 

M氏は、ランズエンドと言うアウトドア系カジュアルウエアーのブランドが日本撤退でセールをしているので、ここぞとばかりその商品を買ってるらしい。エディーバウアーに続ての撤退なのだが、アウトドアのノースフェイスなどが調子いいのとは対照的なできごとだ。アウトドアブランドとは言えない中途半端なブランドというのが受けない原因だと思うが、同じようなイメージの最後の砦、LLビーンはこの先どうなるのだろうか。

 

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ラルジャン

2022年10月23日 | 映画

 

フレンチディスパッチの次に買ったブルーレイはブレッソンの「ラルジャン」。随分安くなっていたので。多分見るのは四五回目。基本的にDVDは何度も見るというのを前提にして買う。一般的に筋が分かると見た、ということで一回見るとその後は見ないことが多いと思われるが、映画の中で筋というのは飽くまでもいろいろある中の一つの要素でそれが全てではない。見る度に新たな発見がある物が良い映画、というのが自分の基準である。

 

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フレンチディスパッチ

2022年10月22日 | 映画

 

買ってあった「フレンチディスパッチ」(正確にはフレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊)のブルーレイを見た。映画は、フランスの架空の町にある雑誌、フレンチディスパッチの創設者でもある編集長が亡くなって、追悼兼閉刊号の特集記事を作るという内容で、それぞれのテーマ、アート、政治、グルメのチャプターで構成されている。

アートは、カラヴァッジョやピカソ、ポロックを彷彿とさせる見出された画家、バラバラ殺人の囚人(ベニチオ.デル.トロ)の話。政治はパリ五月革命のような(但し飽くまでもこの架空の小さな町での)話。担当記者はフランシス・マクドーマンドが演じる。グルメは警察署内のシェフ、ネスコフィエ(ネスカフェとエスコフィエを合わせたような名前)を中心とした話。風貌が完全にレオナール.フジタ。といつものように遊び心が溢れたウエスアンダーソン映画になっていて面白いのだが、いろいろ詰め込まれているので、それぞれの引用先を知らないとイマイチ楽しめない恐れがある。しかし他の作品同様、映画愛に溢れた作品であることは間違いない。

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バイクには寒い

2022年10月21日 | Weblog

 

いよいよ寒くなってきてバイクに乗る時はダウンが必須。先日90キロほど走った時は、上は良かったが下がジーパン一枚では寒かった。オーバーパンツが必要だったとは。すれ違う本格派のバイカー(250㏄以上)は、大体革ジャン皮パンツで決めていた。昔は寒くなるとそんな恰好をしていたものだが流石にスーパーカブでそれはない。単純に乗らないというだけのことだ。もうすぐそんな季節だ。

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マイナンバーカードの更新

2022年10月20日 | Weblog

 

マイナンバーカードの更新手続きがあり市役所に行く。更新手続きなんてあるのかと疑問だったのだが五年でしないといけないらしい。手続きを始めると、係の人が更新の前にマイナポイントの手続きをした方が良いですよと言う。マイナポイントという特典があることは知っていたが、面倒くさそうでやってなかった。しかしついでだからということでやることにした。それがけっこう時間がかかり、パスワードやら、ペイペイと連動やらで、結局40分ほどかかって更新含め終了。こんなことで来なければ絶対やらないと思った。係の人も付きっきりで指導で大変だ。マイナポイントは翌日、無事にペイペイに振り込まれていた。

 

 

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壁の塗り替え

2022年10月18日 | 古民家暮らし

 

家の壁の塗り替えは終了して、残りは室内の一か所の漆喰塗りのみとなった。それは左官仕事なので同時にはできない。現在左官屋さん待ちの状態だ。ペンキの臭いはまだまだ残っていて、抜けるのには一ヶ月以上かかるのではないか。壁全体を塗り替えたので結構な塗り替えなのだが、気づかないほど落ち着いた感じで昔からこんな感じと思わせある意味塗り替え甲斐がないとも考えられないこともない。しかしここは、建物(130年の)を維持するためには重要な工事だったと思わないといけない。

 

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新しいパン屋

2022年10月17日 | Weblog

 

今でもカフェほどではないが新しいパン屋は良くオープンしている。ずっと不思議に思っていた美容室は、流石に飽和状態で、新規オープンは少なくなった。この前そのパン屋が、よく通る場所にオープンしてて、店構えがパリ辺りの店舗っぽく通り過ぎたがUターンして行ってみた。しかし、売ってるものはパリっぽくなく、きわめてオーソドックスな日本の平均的なパン屋のそれだった。いくつか買ってきたが味もやはりオーソドックスで、何処にもありそうなものだった。店構えは本場(この場合フランス)っぽいが売ってるものが日本風というのは一般的に良く感じることで、味的に本場志向という店はまず見ない(この辺りでは)。やっても駄目だと思うが、大差ないと思う店でもそれぞれごひいきがいて、パン屋はカフェほど閉店することはない。

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池端ビオトープの今

2022年10月15日 | 生き物 自然

 

池端ビオトープというのは、写真に写ってる右端の池の端を鯉が侵入しないように区切った一角で、水草やメダカを投入した自然度の高い部分のこと。昨日の夜、その池端ビオトープを久しぶりに覗くと、メダカ(放流し繁殖したもの)以外にマツモムシがいた。どこかから飛んでくるわけだが、こういう水生昆虫がいるとぐっとビオトープらしさが増す。

 

 

その他に何かいないかとライトを照らすと、今度は意外なものの姿が。サワガニだ。これはミスマッチ。基本的に池では生きていけないはずだ。庭の奥の用水路から這い出して(雨が降ると良く這い出す、ミミズ狩りの為かもしれない)、用水路に戻れず取り敢えず水のある所に飛び込んだ、というパターンだろう。ということで、このサワガニは捕まえて用水路に戻した。サワガニとか山の清流のイメージがあるが、ここはあくまで市街地の住宅街だ。

 

 

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信じられない話

2022年10月14日 | Weblog

 

ちょっと信じられなかった話。テレビで偶々見たのが音楽番組で、昨日はドビュッシーがテーマだった。彼は自分の楽譜の表紙を絵で飾っていていくつか紹介してる中に日本の浮世絵があった。北斎の神奈川沖だった(正確には神奈川沖浪裏らしい)。あの有名な。ところが番組に出ていたタレントは見てもピンとこないらしく、日本画のようですね(確か)、と言った。最低限浮世絵ですねだと思うがそれすら知らない風だった。北斎も知らなければ浮世絵も知らないというのはちょっと信じられない。普通に中学の教科書に出てるはずだし、日本には浮世絵と言うものがあるというのは常識中の常識だと思うが、今やそれも常識ではないのだろうか。そのタレント(女優が主)は30歳。この歳でこれはないだろう。そう言えばもっと若い時に何かの番組でフランスのレポートをしていて(テーマは忘れた)、そのテーマについて知らないし全く関心がないなと思ったことを思い出した。つまり全く成長してないことだけは分かった。彼女の名は成海...。

 

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定点観察池

2022年10月13日 | 生き物 自然

 

 

定点観察してる池に今年二度目の訪問(例年だと五六回は行く)。ところが歩き始めたところでカメラが無いことに気付いた。リュックに入れたつもりだったのだが入ってなかった。家まで戻るか、と考えたのだが往復15キロ以上、戻るのが面倒くさくなりそう。そこでスマホで撮ればいい、どうせ接写は無理だしとそのまま池に向かい撮ったのが今日の写真。この池には希少なナミゲンゴロウがいてこの時期が一番観察できるのだ。今回も四五頭のナミゲンゴロウが泳いでるのが確認できた。カメラを持ってればもっと鮮明に撮れたのに。

 

その後他を回ろうと思ったが、バイクでは寒く(昼間なのでウインドブレーカーで大丈夫と思ったがやはりダウンだった)そのまま家に戻った。

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