この前の奈良は、ナビは使わず(アップデートされてない)事前にルート検索(本当に便利)したものをプリントアウトして、助手席に座った人をナビゲーターにして行ってきたのだが、奈良市内に関しては、事前に頭に入れていたので全く問題なくスムーズに行けた。ストリートビューで交差点をシミュレートし(高架だったりするので)、初めてなのに初めてじゃない感覚でまるで地元民のような運転だった。
しかし帰りの高速で一つ失敗。給油で入ったSAからでると直ぐジャンクションで、本線と思った方に入ったら新名神(隣のナビゲーターはスマホ、目の前に大型トラックという悪条件)。幸いインターが直ぐにあったので出て、同じところに入り直す羽目に。ところが入り直すにもUターンできるような道ではなく適当に曲がったりしてちょっとグルグル。途中、学生がどっと下校している風景に出会い、こんなところに大学か?と思ったら立命館の草津校だった。結構でかいキャンパスに見えた。乗ってる連中はそんなことで大喜び。暫く行ってやっとUターンできる道に出て、来たとおりに道を戻り(こういう時は同乗者は頼りにならない)同じインターで入り事なきを得た。
それにしても久しぶりの長距離高速だったが、間違えたからという訳ではなくジャンクションがここまで分かり辛いとは思わなかった。どんどん複雑化してるんじゃなかろうか。
デスクトップパソコンが突然立ち上がらなくなった。途中で停止、BIOS画面に移行もできない。完全にお手上げ状態。ということで急遽中古を購入。駄目になったのも富士通の中古だが、今回も同じ中古を注文。何故かXPのものは富士通が多いのだが何か理由でもあるのだろうか。そんなことはどうでもいいが、兎に角もってほしいというのが唯一のお願い。
早速XPまで対応のソフトをインストール。画像ソフトとoffice。死んだパソコンの画像データは諦める。フラッシュメモリーに移動したものもあるし、そんなに惜しいものもない。いや、あるか。前に死んだのも含め二台あるから、取り敢えず修理に出してみるか。何せXP命なものだから。
秋篠寺のあとは浄瑠璃寺。途中地物を扱ってる産地直売所により(偶々通りすがりに)浄瑠璃寺に着いたのは4時過ぎ。参道には馬酔木がほぼ満開。浄瑠璃寺と言えば馬酔木、良い時期だったということではないか。写真は本堂側から見た三重塔。
そして三重塔側から見た本堂。
修学旅行以来の九体仏を見て、時々シュレーゲルアオガエルがコロコロと鳴く夕暮れ間近の池をぐるっと一周。いい雰囲気だ。
池には、鯉とお約束のミシシッピアカミミガメ。餌をくれると勘違いしてミシシッピまで寄ってきた。
帰りの参道ではトンボがふっと舞い降りる。鮮度のいいシオヤトンボ。今年初撮りのトンボだ。
そして駐車場の草むらにはヒトリガの幼虫が。まだちょっと虫には早いが、シーズンになればいろいろ出没しそうな良い環境だ。そんな時に九体仏と虫観察。なかなか良い組み合わせだ、この先あるか分からないが。
結局6レース7レース8レース(A級決勝)とやり、最後だけ当たりトータルマイナス150円。ショボい結果だが、ほぼ只でこれだけ遊べたと思えば良い結果と言える。実際そうで、過去ある程度やった人は大体実感としてそう思う、他の連中(初めての競輪)は討ち死に。そして競輪場を後にして目と鼻の先の秋篠寺に。
アプローチの苔からして、イナカのお寺とは歴史の重みというか重厚感が違う。境内の雰囲気がワンランク上という感じだ。念願の伎芸天を拝み再び外に出て周辺をを見渡すと、いやにカタツムリが多いことに気付いた。最近イナカの方では見ない大きなカタツムリだった。秋篠寺はマイマイ寺であったのか。
少しは心も落ち着いた一行は秋篠寺を後にして車を止めてある競輪場の無料駐車場に向かう。「当たり車券でも落ちてないか?」「やっぱりないか、そんなことより前を向いて歩いて行くことが今の我々にとっては大事なのではないか」とそんな会話が聞こえてきそうだった。
奈良競輪場に到着。強い雨の中朝7時に出発して、途中三回休憩し、結局現地に着いたのは12時ごろ。初めての奈良競輪場、第一印象は兎に角人が少ない。本当に開催してるのか?と思うくらいの静けさの中、場内に入ると、そこは寂れたテーマパークのような世界だった。
年々苦しくなる公営ギャンブルの現実を目の当たりにして、取り敢えず5レースを観戦。
2-7で決定。一緒に行った仲間は買ったようだが私は観戦のみ。現場感覚がすっかりなくなった今、昔のように間に合えば何でも買うという衝動は起きない。当たった仲間もいたようだが配当が4倍ほどというショボいもの。そして次の6レースより参戦することにした。車券を買った後は昼飯に何かを食べようと店を探す。競輪場にはいろんな食べ物屋があってそれが結構楽しみでもあるのだが、ここはほとんどの店が営業を取りやめたようで数軒しか営業していない。
全く活気のない中そのうちの一つに入りラーメンを頼む。本来は競輪場ごとに食べ物の特色がありそれを味わうのがいいのだが、ここではそんな特所が微塵も感じられなかったのでラーメンということになったのだ。が、そのラーメンがこれまたひどかった。チャーシューがハム。スープはスープの素を薄く溶いたような味の無さ。今まで食べた中では間違いなくワースト3に入る。これだけ活気がないと加速度的にものもひどくなるのだろう。食後口直しにと思い数軒営業のもう一つのところでソフトクリームを買う。がこれまた駄目押しのようにひどいものだった。根本的にソフトクリームではないだろう。
これはセンタンあいすくりんだろう。ここまでくるともう笑うしかない。そんなこちらの事情とは関係なくレースは始まる。