ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

ハモンイベリコ

2006年07月24日 | 食べ物


もらい物のハモンイベリコを食べた。
一応生ハムの最高峰と言われている。
食べたのが、前足なのか後ろ足なのかは分からない。

それにしても、いつからこんなにイベリコ豚は有名に
なってしまったのだろう。
なにより、ブランド豚そのものが最近多すぎる。
そんなに味が違うのか。
スペインで飼育しているイベリコ豚と、日本で流通し
ているイベリコ豚の数が合わないなどと、嘗て関鯵で
聞いたような現象もちらほら。
どうもブランドで食べて満足している人が多いのでは
ないか。
味そのものではなく、情報で食べる満足。

で、ハモンイベリコはどうだったかというと、特別美
味しいとも思わなかった。
というより、生ハム全般に言えるのだが、それほど好
きではないという自分の嗜好、その事実ががまずあっ
たのだ。
美味い不味いの基準がそもそもないということだ。
だから、どれを食べても美味くはないということになっ
てしまう。

そんな基準にもならない自分の基準で、パルマ産生ハ
ムとハモンイベリコを比較すると、ハモンイベリコの
ほうがより不味くないというか普通に食べられる味で
あるという結論は得られた。
話では、とろけるようなと形容されるが、そこまでの
印象はもてなかった。
果たして、単に好みに合わないだけなのか、本当に美
味しいものにまだ出会ってないだけことなのか、生ハ
ム舌の運命はいかに。
コメント