ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

チーズ

2006年07月16日 | 食べ物


昨日、食べ残しのチーズを久しぶりに食べようと、冷
蔵庫に眠っているアルミの包みを開けてみた。
ひょっとしたら、もうカビだらけで駄目かもしれない
と思ったのだが、外見的には大丈夫そうだった。
確か、食べかけで一ヶ月以上はたっている。
よく持つもんだ。
と感心しながら食べてみる。

チーズは「スティルトン」というイギリスの青カビチ
ーズ。
世界三大青カビチーズの一つだ(いつも疑問に思うが、
誰がそういうのを決めるんだ)。
因みに、他の二つはフランスの「ロックフォール」と
イタリアの「ゴルゴンゾーラ」。
「スティルトン」は、青カビの中では珍しくハードタイ
プのチーズで、個人的には一番好きだ。
そのハードタイプが功を奏すのか、持ちもいいようだ。
今回も、だいぶ古い味になっていたが、十分食べられ
る状態であった。
元々熟成好みなので、かなり古くても食べられる。
一般的なカマンベールも、若いのは旨いと思わないが、
どろどろになったくらいのは旨いと思う。
臭いもきつくなるが、きついくらいのが旨かったりす
るのが発酵食品の世界だ。

テレビの、臭いのきつい食品にチャレンジなどといっ
た番組で必ず取り上げられるのは、大体ウォッシュタイ
プのチーズ。
このタイプのチーズは、熟成すればするほど、納豆のよ
うな足の臭いのような、そこにアンモニア臭が混ざっ
たような強烈な臭いになる。
しかし、味は驚くほどまろやかで、臭いさえ気になら
なければ結構旨い。
まあ、別に無理して食べることもないが。

そこで気になるのが、世界で一番臭いと言われる、ス
ウェーデンの鰊の缶詰。
何とかシュトルムとか、そんな名前のやつ。
実は、一度は食してみたい食べものナンバーワンが、そ
の何とかシュトルムなのだ。
コメント