ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

イタリア

2006年07月10日 | サッカー


結局、イタリア優勝でワールドカップも無事終了(サッ
カー嫌いは喧騒から逃れられ、ほっとしていることだ
ろう)。
それにしても、イタリアの守備は堅い。
その中心にいるのはファビオ.カンナバーロ。
眉毛は濃いが、守備センスは群を抜いている。
守備の中心選手にはもう一人、「いい男大賞」をあげ
てもいいと個人的には思っているネスタがいたが、怪
我で離脱したので、その分カンナバーロの活躍が余計
に目立った。

背も175センチほどで、決して高くはないが、フィ
ジカルも強く、俊敏性もあり、読みも鋭い。
しかしよく見ると(よく見なくても)体型は日本人と
は明らかに違う。
腰の張り出し方が一回りしっかりしているのだ。
がっちりした芯があるといった感じだ。
ここで、坪井をふた周り強くすればカンナバーロにな
れるかもしれない、などと無意味な想像をする自分が
悲しい。

カンナバーロは、パルマ時代に中田の同僚でもあった。
当時から認められ、いまやビッグクラブの「ユヴェン
トス」の中心。
方や中田は引退。
中田も、日本では間違いなく世界のサッカーを体現し
た唯一の選手だが、世界で見れば決してジダンでもな
いし、ネドベドでもない。
引退後の大騒ぎを見ると、もう少し冷静に検証してほ
しいと思う。
今現在、世界で活躍しているアジア選手の代表は「パ
クチソン」だろう。
浪人生のような顔をしてるが、実力はある。
彼がビッグクラブの「マンチェスターユナイテッド」の
レギュラーであることを考えると、中田よりは上と考え
るのが自然だ。
つまり、いつまでも中田の幻影を追っていてもしょう
がないということなのだ。


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