ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

イチロー

2006年07月14日 | Weblog
イチローになれなかったナカタ、ここのところよく目
にするフレーズだ。
方や世界一、方や予選落ちを比較してのことなのだが、
そもそも野球とサッカーを比較すること自体がおかし
い。
一選手が単独で活躍できる野球。
常に連動して、動き続けるサッカー。
その中での選手の役割は根本的に違う。
どうも、イチローを奉りたくてしょうがないマスコミ
の意図を感じる。

それに、野球の世界一といっても、本気で悔しく羨ま
しかったのはキューバと韓国ぐらいなものではないか。
本場のアメリカでさえ、ひょっとしたらなんとも思っ
てないかもしれない。
名ばかりの世界一より、自分たちの球団の利益優先だ
から。
それに、自国のリーグの勝者が即ち世界一という国だ
から。
世界のマイナースポーツである野球と、全世界的スポ
ーツであるサッカーは、そもそも比べるべきものでは
ないのだ。

あと、スポーツ全体で言える事だが、あまりに一選手
を神格化しすぎる。
スターにして、大衆的人気を煽り飯の種にする。
そんなメカニズムが働いてのことだろうが、どうもう
んざりする。
オリンピックなんか特にだ。
そう言えば、東京と福岡が候補地に立候補したらしい
(候補地に立候補って表現がおかしいか?候補地に名
乗りをあげたが正しい?)。
オリンピック好き日本人の本領発揮だ。
しかし、いい加減やめてほしい。
って、そんなこと思うのは少数派なのだろうか?

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