小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

えひめ町並博2004視察:2日目

2004年10月17日 | 研修報告
視察2日目です。今日は昭和のレトロタウンを再現した大洲市の会場を見学しました。
大洲市では、昔の商店街を再現したレトロな町並みに、特別展示として昭和の懐かしい世界が楽しめる「ポコペン横丁」と題した、駄菓子屋などが並ぶ商店街が展示されています。
私が子どもの頃の懐かしい品々が、所狭しと展示・販売されています。子どもを連れてきて「お父さんが子どもの頃はこんなだった」と教えてやりたいと感じましたし、また、私の母親がこの展示を見ても、きっと私を育てていた頃を思い出し楽しめたと思います。幅広い年代が楽しむことのできる展示です。また、会場の一角では簡単な特設ステージで地元のバンドが生演奏をしていましたし、特設の駄菓子屋なども実に簡単なつくりで、そう費用はかかっていないのですが、それが逆に子どもの頃、決して豊かではなかったですがそれでも楽しかった時代を懐かしく思い出すことができます。とにかくもの凄い人出で、こんなリーズナブルなイベントがあるのかと感心しました。

この他に、福井市出身の石井美千子さんによる「昭和のこどもたち」と題した人形展が開催されていました。これは、昭和の暮らしの中にあった光景を、子どもたちの人形とジオラマで上手く再現し、この作品を展示してあります。作品のひとつひとつをじっくり見て回りましたが、懐かしさでいっぱいになります。以前、福井新聞本社でミニ個展のような展示を見て以来のファンだったので、非常にラッキーでした。おまけに石井さん本人が会場に居られたので、お話を伺うこともできました。福井の橘曙覧記念館(たちばなあけみ:楽しみは・・・で始まる詩で有名で私は以前から橘曙覧のファンでもあります)で、橘曙覧の詩にちなんだ作品を手がけているとお聞ききいたしました。(写真:石井美千子さんと)今度、見に行こうと思います。

愛媛は非常に遠距離でもあり、少しハードな2日間の「えひめ博」視察でしたが、博覧会だけに限らず、非常に多くの得るものがありました。遠路はるばる行った甲斐があったというものです。今回の研修を企画してくれた知人に感謝します。