小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

よいお年を

2004年12月31日 | その他
平成16年が暮れようとしています。本当にあっという間の1年だったように感じます。この1年のみなさまのご支援に心から感謝申し上げます。
さて、今年1年の世相を表す感じは「災」でしたが、まさにその漢字通りの1年でした。
本当に災害続きの暗い1年でしたが、来年はいい年になるよう前向きに考えたいと思います。

みなさんよいお年をお迎え下さい。

(写真は初雪で娘たちが作った得体の知れない雪のオブジェ)

継続は力なり

2004年12月30日 | 私の考え
継続は力なり。今日あるテレビ番組でイチローの好きな言葉として紹介されていました。よく耳にする言葉ですが、小さい頃からひたすら野球に打ち込み、プロ野球で7年連続首位打者を獲得し、大リーグで最多安打記録を達成したイチローの言葉として聞くと、改めて言葉の重みを感じます。

以前、関西地域の地方議員が集まる会合で、大先輩の市会議員から若手の議員へのメッセージとして聞いたのも、この「継続は力なり」でした。どんな些細なことでも構わないから、議員としてこれだけは必ず継続してやり遂げるということを、ひとつは持ちなさいという言葉も印象に残っています。

この活動日記と議会REPORTの作成・配布、些細なことですが来年も続けていきます。


スキー

2004年12月29日 | プライベート
家族で本格的にスキーを始めたのは、長女が小学校1年生の時ですから、今から6年前になります。
出産などで毎年必ずというわけではありませんが、ほぼ毎年家族でスキーを楽しんできました。今ではキャンプとともに我家の大切な趣味のひとつです。

今日は家族で福井のアルペンまでスキー道具の買出しに行きました。子どもが4人いますので、スキー道具は借りるより買うほうが経済的なため、毎年、長女に新品の道具を買ってきました。
今年も昨年の道具ではそれぞれ小さくなったので、長女にスキー道具を買い、順次下におろしていきました。(今年から長女の道具は大人用)
一番最初に2組の(長女と次女用)スキー道具を買ったのを皮切りに、その後今日の買物を含めて4組の道具を買い足しましたので、我家には子どものスキー道具が6組あります。(大人用を含めると8組!)全てアルペンスキーで購入した安価な品物ばかりですが、(一番安いスキーブーツは驚きの1,980円也!)冬の始まりとともにこれらの道具の準備も楽しいものです。

今まで出かけたスキー場は、国境、函館山、朽木、今庄365、スキージャム勝山、イオックスアローザ、白馬コルチナ、栂池などです。今シーズンもまずは1月上旬に栂池へ出かける予定ですが、積雪状況が心配です。

写真は子どものスキーブーツです。(他に2足あります。)

スマトラ沖地震

2004年12月28日 | コラム
スマトラ沖地震・津波による未曾有の大災害の全容が次第に明らかになってきました。マグニチュードは(M)9・0という巨大地震であり、死者は2万3千人を越えるとの報道もあります。今後、被災地の衛生環境の悪化等から、感染症蔓延などの2次的被害により更に被害が増えることが懸念されます。
日本政府として、出来る限りの支援を実施して頂きたいと思います。

今回の地震情報(主にインターネット情報)を読んでいて、強く感じたことがありましたので紹介します。(少ない情報で判断していますので正確ではないかもしれません。)

今回、これほど被害を広げてしまった原因に、インドネシアやスリランカなどの被災地域には、いずれも津波警報システムがなかったことと、この地域では津波が稀なため地震直後に住民に津波に対する警戒感が低かったのではないか、ということが指摘されていました。
津波警報システムはもとより、住民の意識の低さも私には政治の責任範囲に入ると思います。厳しい言い方かもしれませんが、もし被災地の政府が津波警報システムの構築に予算を振り向け、住民に津波の避難について啓蒙活動を実施しておれば、間違いなく被害はもっと少なかったはずです。

しかし一方で、来るかどうかも定かではない大地震と津波の対応のために、例えば住民が待ち望んでいる学校や清潔な病院の建設を諦められるか、又は、毎年の水害(この地域は水害が多いらしい)を防ぐための治水事業を諦められるかということを考えなければなりません。
政治とは税金の使い道を考えることです。税金の使い道を考えるとはどういうことかといえば、優先順位をつけることです。

学校や病院と津波警報システムのどちらにするか、政治は優先順位を決めなければならないわけです。そして、被災地では津波警報システムの整備を後回しにしたということです。きっと、その決定に国民も納得していたのだと思います。
しかし今回の災害で、その決定が間違いだったことが証明されました。津波警報システムは、優先順位第1位だったのです。たとえ国民に非難されようとも、政府は津波警報システムの構築を進めるべきだったのです。

政治にとってプロセスは重要ですが、評価は結果に対してのみ行われます。結果が間違っていれば、どんなにプロセスが素晴らしくとも評価されません。評価されるべきではありません。
今回の地震で感じたことは、政治は結果が全てであり、その決定は時には人の生き死に直結することもあるということです。我々にはそれ程重い責任があるということを肝に銘じておかなければなりません。

懇親会

2004年12月27日 | 活動日記
町政に対する問題意識を共有した有志の意見交換・懇親会に出席しました。
お酒を飲みながら、この1年を振り返り忌憚のない意見交換ができました。
このままでは良くない、という点では一致しており、皆さん非常に強い危機感を持っています。改革を進めていくための方策について話し合いを持ち、一定の結論が出ました。今後、実現するものがあればその時に紹介してまいります。

青戸区餅つき大会

2004年12月26日 | その他
青戸区の餅つき大会が、青戸区ふれあい会館で開催されました。
先日の青戸区忘年会での酒席の話が本当になって、本日、青戸区の老若男女80名以上を集める大イベントとなって実現した次第です。
子供から自称20代のおばさんまでがきねを担いで餅をつき、みんなでこねて食するという楽しいイベントとなりました。

一般質問のまとめ

2004年12月25日 | 一般質問
平成16年も暮れようとしています。まだ風邪気味なので終日家の中で書類整理などして過ごしました。
議員になって7回の定例議会を経験しました。今まで一般質問で取り上げたテーマは次の通りです。
どういう分野について取り組んできたか分かってもらえると思います。
お知らせするのを忘れていましたが、12月13日の日記に一般質問の概要版を掲載しておりますので、よければご覧下さい。

【平成15年6月議会】
●幼保一元化への取組みについて
●子供の読書活動推進基本計画の策定について

【平成15年9月議会】
●一般質問未実施(この時だけ一般質問しませんでした。)

【平成15年12月議会】
●次世代育成支援の高浜町行動計画について
●パブリックコメント条例の制定について
●高浜町事業実施計画の事業の成果公表と見直しについて

【平成16年3月議会】
●財政状況の公表と町民への予算説明について
●行財政改革への取組みについて
●公共施設の運用と管理方法の改善について
●病気回復期児童の一時保育施設について

【平成16年6月議会】
●事業評価システムの導入について
●児童虐待の防止対策の現状と今後の課題について
●乳幼児医療費助成の拡大について

【平成16年9月議会】
●子育て支援事業の充実について
●高浜町ホームページの充実について

【平成16年12月議会】
●事業評価システムの導入について
●地域防災体制の確立について
●子どもの読書環境の改善について

消防団年末特別警戒激励式

2004年12月24日 | 活動日記
風邪気味で午後から会社を休んで自宅で静養しました。11月下旬から外で酒を飲む機会が増えていたことと議会の疲れなどが重なり、ここ数日の寒気で不覚にも風邪をひいてしまいました。

夜、消防団の年末特別警戒の激励式に参加しました。毎年、年末には消防団のみなさんが各地域を特別警戒で巡回してくれています。その激励式で消防議員代表で挨拶をさせていただきました。
【挨拶の要旨は以下の通り】
日頃は、消防団活動にご尽力いただきお礼申し上げます。本当に今年は災害の多い年でした。このため今年は防災ということに感心が集中しました。先週、閉会した高浜町議会の12月定例会でも、防災に関し各議員が数多く質問をしておりましたし、私も地域の防災力という観点での質問をいたしました。
消防団は、消防組織のピラミッドのベース部分を担う非常に重要な位置を占めております。消防団には2つの重要な役割があります。ひとつは災害時の出動です。消防団にとって防災対応力は大切です。そして消防団に期待されるもうひとつの大きな役割が、日頃の防火意識の啓蒙活動です。
年末警戒もその範疇の活動です。住民サイドから見れば、恒例の年末警戒によって安心感を持たれる方も決して少なくないと思います。たいへんだとは思いますが、住民のためにどうか頑張っていただきたいと思います。寒い中での活動ですので健康には十分留意してください。

【クリスマスイブ】
帰宅後、爽やかな甘さのケーキを囲んで、家族でクリスマスイブを楽しみました。今年は愛犬のプリンにクリスマスプレゼントがありました。
子どもたちへのプレゼントは、今夜サンタがベッドサイドに置いてくれることになっています。
(写真はプレゼントされたパーカーを着たプリン:長女撮影)

二元代表制

2004年12月23日 | コラム
本日は、天皇陛下の71歳の誕生日です。天皇陛下が誕生された昭和8年は日本が国際連盟を脱退し孤立化の道を選んだ年にあたります。

国際連盟といえば、そもそも国際連盟の創設を提唱したのは米国大統領のウィルソンでした。しかし創設後の国際連盟にアメリカ合衆国は加盟しませんでした。連邦議会が国際連盟の加盟を認めなかったからです。

日本は議員内閣制をとっていますから、総理大臣は国会で多数を占めた党首が就任しますので、こういったことは基本的には起こりません。
しかし、地方自治体における首長と議会の関係は、日本の国会よりも、むしろアメリカの大統領制に近い形です。
首長が議会に提案し、議会で議決するわけですが、首長も議会もそれぞれ住民から直接選挙で選ばれており(二元代表制といわれる)、どちらも住民(つまり主権者)の代表です。与えられた役割が違うだけで、上下の関係はありません。
当然、首長と議会は、それぞれが独自の判断をすることになりますので、この結果が場合によっては食い違うこともあり得ますが、それは二元代表制度が正常に機能している証ともいえます。

これがもし仮に最初から首長の提案に意義を唱える気が全く無いとすれば、議会サイドから見ると、ある意味こんな楽なことはありません。そのうち議会での議論も億劫に感じ、出来るだけ早く終わらせようと考えることでしょう。
議会は「住民が納めた税金がきちんと住民のために使われているか監視し行政に物申す」ためにあるのです。行政の提案に意義を唱えることもなく、形式的に議決しているだけだとすれば、住民に対する重大な背任行為です。

行政は議会が監視しますが、議会を監視する機関はありません。(住民の選挙のみ)
議会自らが常に改革の精神を持ち続けなければ、たちどころに堕落してしまうそんな仕組みになっているように感じます。議員は常に情熱を持ち続けることが必要かと思います。

幼保一元化

2004年12月22日 | 私の考え
文部科学省と厚生労働省の合同による、幼稚園と保育所を一元化した総合施設(幼保一元化施設)を検討する審議会の最終報告案が出されたと先日の新聞報道にありました。
最終報告案では、総合施設は、親の就労状況に関係なく就学前の子供に適切な幼児教育と保育の機会を提供するとなっています。またこの総合施設の利用は親の勤務実態を考慮し、保護者のニーズに合わせて利用時間を選択することが可能となっています。
平成17年度に全国で30箇所でモデル事業を開始し、平成18年度からは本格的に実施されます。
もし実現すれば、高浜町にとって待望の施設です。今後、この動きには注目してまいります。

この施設が実現すれば何の後ろめたさもなく、専業主婦の児童もこの施設に預けて幼児教育を受けることが出来るのです。ほんの些細な希望であり当然の権利だとは思いますが、高浜町では今でも実現していないことのひとつです。