小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

住民パワー

2004年01月31日 | 活動日記
組織内議員の研修会が2月8日に予定されています。研修会で事例紹介する資料を作成しました。紹介事例は「若狭たかはま漁火想」についてです。このため先日高浜町観光協会事務局から関係資料一式を拝借してきました。実は今回の研修会の共通テーマは各自治体の行財政改革の取り組みについてですが、私はこのテーマを多くのボランティアによるイベントという視点で紹介しようと思います。
三位一体の改革など政府が進める構造改革により、地方自治体は厳しい財政運営が余儀なくされます。高浜町も例外ではありません。こうした中で必要な事業を展開していくためには、ボランティアなど住民パワーの協力が必要不可欠となってきます。今回のイベントはこの意味で非常に良いきっかけになるのではないかと思ったからです。イベントの興行的な成否、観光面への貢献度については私にはわかりませんが、これほどのボランティアが集まったことについて非常に意義深いことだったと感じています。やはり人は皆、何かの役に立ちたいのです。

若狭和田海浜組合総会

2004年01月30日 | 活動日記
夜、若狭和田海浜組合総会に出席。平成15年度活動方針などを審議し、その後懇親会に参加。昨年の夏は記録的な冷夏で、どこの浜茶屋も不振でした。結局、この商売は天気頼みであり、日中の最高気温などで飲み物やカキ氷の売り上げは大きく左右されます。カンカン照りになれば全て解決という側面があって、なかなか地道で継続的な努力ができていない現状があるように思えます。しかしこうしたことが長期的な凋落傾向につながりますので地道な努力がぜひとも必要です。個人的な感想としては、もっと浜茶屋同士が競争し互いに切磋琢磨していく環境が必要ではないかと感じています。いままで過当競争を避けるために作ってきたルールを規制緩和すべきです。浜茶屋の活性化は、高浜町の観光全体にも良いことであり、私も役員の一人として今後とも努力していかなければと感じた次第です。

若狭和田駅運営委員会

2004年01月27日 | 活動日記
夜、若狭和田駅運営委員会に出席。和田駅の営業収支は町からの補助金とほぼ同額の250万円の赤字です。売り上げの低下傾向に歯止めがかからず、運営委員会としても抜本的な対策案が見出せずにいます。地道に住民の皆様に対して、和田駅での乗車券・定期券の購入をお願いしていくしか方策はないようです。
平成16年度に予定されています、和田駅の建替計画について基本的な平面図のプランが完成し運営委員会で審議しました。気になった点として、トイレの入口が男女同じであり(現在の和田駅トイレと同じレイアウト:以前から現在のトイレは女性に対する配慮が足らないと感じておりました)改善すべきであると意見しました。地区委員会を通じて町当局に改善要望することとなりました。

町長選挙新人候補予定者

2004年01月26日 | 活動日記
夜、仕事仲間の新年会に出席。
ところで、町長選挙に新人で立候補される野瀬氏が記者会見で隣接する大飯町と公共施設の共有化や町の振興計画のすり合わせなどを進めたいと提案されていました。なるほどと感心しました。また、住民が行政へ参画する仕組みや町内産業構造の改革など10年先を見据えた仕組みづくりに今取り組まなければという思いを語っています。共感しました。

文化財防火訓練に出席

2004年01月25日 | 活動日記
午前中、妙長寺で行われた(教育委員会主催)文化財防火訓練に出席。
この訓練は文化財防火デーの行事として、貴重な文化財を火災事故から守ることを目的に、消防署、消防団出席のもと実施されます。訓練は30分程度で終了しましたが、文化財は先人たちが私たちに残してくれた貴重な財産で、これを後世に伝えていくことは私たち世代の責務です。文化財はほとんどの場合火災事故で失われますので、必要な訓練です。消防署員、団員のみなさまご苦労さまでした。
因みに文化財防火デーは実際は1月26日で、法隆寺金堂壁画が焼損した日(昭和24年)に当たるこの日を「文化財防火デー」と定め、この日を中心として文化財を火災・震災その他の災害から守るため、全国的に文化財防火運動を展開し、国民一般の文化財愛護思想の高揚を図るというものです。

旗開き

2004年01月23日 | 活動日記
妻と「町議会REPORT」を町内各所に配布。
夕方から、小浜「せくみ屋」でF-top21(福井総合政策フォーラム21:連合福井の政策制度課題や地域の諸課題を解決するため設立された政治活動団体)の若狭支部設立準備会議に出席。今年度、設立に向けて取り組んでいくことを確認しました。
会議終了後、同じく「せくみ屋」で開催された連合福井若狭地域協議会の旗開きに出席。実は今回初めて労働組合の「旗開き」というものに出席しました。本当に、金屏風の上に丸めてある旗をひもで引いて開くのです。金屏風と労働組合の旗という取り合わせに少し違和感を覚えたのは私だけでしょうか。
ところで、市町村合併といえば「2010年の嶺南一市構想」に、ほとんどの嶺南の首長が賛意を表明していますが、私はこれが不思議でなりません。そんなことが現実にできると考え、住民にメリットがあって、そしてそれを住民が本当に望んでいると考えて賛成しているのでしょうか。2010年はそう遠い未来のことではありません。勘違いしないで欲しいのですが、私は嶺南一市構想に反対だと言っているのではありません。賛成する理由がわからないだけです。

野瀬氏 議員辞職

2004年01月20日 | 議会活動報告
町議会広報特別委員会(議会だより編集委員会)に出席。最終稿をチェックし終えて、今回の編集会議は終了。今月末には町民の皆さんのお手元に届きます。
午後から議員会に出席。野瀬議員が町長選挙に出馬するため、本日、議員辞職しました。私は野瀬氏とは年も近く(私が一歳年上)、また高校も同じで身近に感じていました。野瀬氏は議員としては一期先輩で、総務産業常任委員長、監査委員という重責を担い、政策通で高い見識を持つ高浜町議会を代表する議員です。議員会での挨拶で「今、地方自治を取巻く環境は激動の中にある。高浜町では財政力指数が年々落ち込み、地方経済は非常に厳しい中にあって、こうした激動の荒波を乗り越えていかなければならない。従ってこれからの4年間は大変貴重な4年間であり、この高浜を変えていくため出馬を決意した。」と挨拶されました。立派な挨拶に皆で拍手しました。
夜、議会の懇親会があって野瀬氏を始め各議員と懇談しました。町長選挙については、いろいろ各議員とも複雑で奥歯に物が挟まった言い方しかできません。私は、高浜町民にとっては選挙で自分たちの首長を選ぶ機会ができたのであり、たいへん良いことだと思います。野瀬氏の決断に敬服します。
長くてハードな一日でした。