小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

デスクワーク

2009年05月31日 | 活動日記
終日、自宅書斎コーナーの机に向かいデスクワークでの議員の仕事をこなしました。
お陰でかなり仕事が進みました。
まず、2日程溜まっていたブログを更新し、一般質問の通告書を完成させ、一般質問の原稿を四分の一ほど書き上げました。
更に、以前から手がけていた政策の資料作成に取り組み、停滞していた作業がぐっと進捗しました。
今日は多くの成果があった一日で満足です。

和田小学校運動会など

2009年05月30日 | 活動日記
【和田小学校運動会】
和田小学校の運動会に来賓として出席しました。
末の娘(四女)も現在4年生で在校しており、子どもたちが元気に競技に参加する姿を見学しました。
PTA会長の挨拶で「運動会は親が大声で子どもに声援を送ることが許されている唯一の授業参観です。子どもたちを大声で応援してやってください」と挨拶。うまい事を言うなあと感心して聞きました。
ところで、和田小学校の生徒数は少子化などから減少を続けており、開会式に立ってみると児童の数が少ないことに改めて気付きます。
ただ、高浜町は嶺南地域で人口の割りに児童数が多い町でありますから、他の町はもっと児童の減少が進んでいるのです。
厳しい現実です。

【若狭消防組合議会】
和田小学校の運動会を昼で切り上げて、小浜の若狭消防本部で開催された若狭消防組合議会臨時議会に出席しました。各市町の議会日程上、土曜日開催となりました。
消防職員のボーナスを0.2ケ月分減額する条例案を審議しました。
日夜職務に励まれる職員には申し訳ないが、民間の実態を考えるとやむを得ないということで全員が賛成しました。これが常識的な判断というものです。

【消防桜龍会総会の懇親会】
高浜町消防団の幹部OB(分団長経験者)で構成する桜龍会総会後の懇親会にお招きを受けて消防議員で出席しました。(他に町長、県議も出席)
お酒を注いでまわり、いろいろご示唆を賜りました。

臨時議会

2009年05月29日 | 議会活動報告
臨時議会がありました。
先日の日記にも書きましたが、公務員の夏のボーナスを0.2ヶ月分減額する議案を審議するためです。
議案は採決の結果、賛成多数で可決しました。(反対者は2人です。)

議員が議案の採決の前に反対、賛成の意見を述べる場で(これを討論といいます。)以下の反対理由がありました。

・公務員のボーナスを下げると民間のボーナスもそれを倣って下げられるため減額の負の連鎖となる。
・高浜町職員の給与はラスパイレル指数(国家公務員の給与と地方公務員の給与を比較した指数)が低いためボーナス減額の必要はない。
・ボーナス減額によって一層、消費が減退する。ボーナス減額するなら町の職員に商品券を配ったらどうか。 …などです。(私の記憶で書いていますので若干聞き違いがあるかもしれません。)

私は以下の賛成討論をしました。
人事院の特別調査で民間の夏季一時金が大幅に減少することが明らかとなり、今回の人事院勧告が出た。公務員の給与は民間給与と格差を生じさせない大原則に従った処置でやむを得ない。
納税者がボーナスの大幅な減額で塗炭の苦しみにある中、ひとり公務員だけが従来どおりのボーナスを受け取ることは理解を得られない。
ラスパイレス指数の指摘があったが、そもそもこの指数は職員手当のこともあって給与水準の比較が必ずしも正確ではないと言われている。また、地方公務員の給与水準は各自治体の財政状況等も踏まえたものにならなければならず、ラスパイレス指数が低いから単純に引き上げすべきというのではなく慎重な検討が必要であり、今回の件とは分けて考えるべきである。
以上の理由から今回の議案に賛成とする。

なお、これは討論では発言しませんでしたが、公務員のボーナスが下がると民間もボーナスを下げるとの意見に対しひと言触れておきます。
これは随分、民間企業の経営者に失礼な意見だと私は感じました。
公務員のボーナスが下がったから自分の会社の従業員のボーナスも下げてやれと考える企業経営者がいったいどれ程いるでしょうか。
私の知っている企業経営者は、たとえ経営が厳しくとも従業員には出来る限りのボーナスを支給してやりたいと考えている経営者ばかりです。それでも充分なボーナスが支給できない経済状況にあるというのが実態ではないでしょうか。

一般質問の準備

2009年05月28日 | 活動日記
6月定例会一般質問の通告書締め切りは6月2日です。
期限が迫ってきておりますので準備を加速させる必要があります。
忙しい毎日ですから時間を有効に使う必要があります。

明日は高浜町議会の臨時議会、明後日は若狭消防組合議会の臨時議会がそれぞれありますのでその準備も必要です。

今回の一般質問は「子どもの貧困問題」を取り上げます。例え貧しい家庭に生まれ育ったとしても、きちんと平等に教育を受ける機会を与えてやらなければならないと誰もが考えていますが現実はそうはなっていないのです。
町として何が出来るか、難しい面はありますが一般質問で議論したいと考えております。

消防操法大会出場選手結団式など

2009年05月27日 | 活動日記
【消防操法大会出場選手結団式】
来る7月18日に県の消防学校で開催される消防操法大会に、若狭地区の代表として高浜消防団第4分団(青郷地区)が出場します。
今夜、選手の激励を兼ねた結団式が高浜分署の講堂で開催されたため消防議員として出席しました。
これから連日のように練習に励まれることになります。暑い中ですから熱中症対策に万全を図り、怪我に注意して、大会で活躍されることをお祈りいたします。

【勉強会】
結団式終了後、毎月定例で行っている有志の勉強会に出席しました。
国を愛する心、郷土を愛する心を、子どもたちに育むには、そういう目的を持って教育を変えていく必要があります。
戦後日本がGHQの占領政策で失ってしまった「日本の良き伝統」をよみがえらせる教育というのでしょうか。東京や大阪の大都市でこれを実施することは難しいですが、人口1万1千5百人の高浜町では出来るのではないでしょうか。
学校で直ぐには出来なくとも、地域で行うことは出来ないか。
そんなことを話し合いました。

【党首討論】
自宅に戻ったのは午後10時半頃でしたが、入浴後、ネットの録画中継で党首討論を視ました。
贔屓目無しで、鳩山代表に軍配が上がると思いますがどうでしょうか。

高浜から歩いて帰りました。

2009年05月26日 | 活動日記
高浜町防犯組合の総会がありました。
私は総会に出席するつもりで葉書も投函し手帳にも予定を記載していましたが、ページを1週間間違えていました。こんな失敗は初めてです。

私が会社から帰って夕食を取ろうとした時、私の携帯に「今日の総会と懇親会は欠席か?」との電話がありました。「えっ、6月2日じゃないんですか?!」
慌ててスーツに着替えて懇親会場の城山荘まで妻に送ってもらいました。

懇親会の途中でしたが間に合って、結局、2次会までお付き合いさせていただきました。
酔狂で2次会の町内のスナックから自宅まで数名で一緒に歩いて返りました。
千鳥足で高浜から和田まで歩いて返るのも悪くはなく、むしろ楽しい道中でした。
これからは高浜くらいならタクシーは止めて歩いて帰ろうかと考えているところです。

児童扶養手当から考える

2009年05月25日 | 政策調査
先日の日記にも書きましたが、母子家庭に対する公的支援の中心は「児童扶養手当」です。
全額支給で、児童一人に対し月額4万1,720円が高校卒業(正確には18歳に到達して最初の3月31日まで。高校に在学していなくとも支給される)まで支給されます。
第2子については月額5千円追加、第3子以降はひとりにつき3千円の追加です。

ところで、この児童扶養手当てを満額受給できる母子家庭の母親の所得限度額は、
扶養家族が0人の場合、19万円
扶養家族が1人の場合、57万円
扶養家族が2人の場合、95万円
扶養家族が3人の場合、133万円となっています。

従って、例えば母親と二人の子どもの世帯が児童扶養手当を全額支給されている場合(つまり4万6,720円)、母親の所得は95万円に満たないということがいえます。(数字は書きませんが、高浜町でこのケースに該当する世帯数も把握しています。)

さてここで、子どもが高校に進学するとどれ位の費用が必要かを調べてみます。(若狭高校の男子高校生の例)
授業料年額118,800円
学校諸会費年額93,700円
制服代等79,700円
体操服、教科書代等34,550円
通学定期代年額72,460円
以上のことから絶対に必要となる費用が合計で、399,210円であることが分かります。もちろん他にも様々な費用が必要なことは言うまでもありません。

中学校までは義務教育ということから、所得によっては就学援助支給金が交付されますが(現に高浜町では小中学合わせて約70名の生徒が支給対象)、高校ではその制度はありません。
高校の授業料の免除制度はありますが、免除となっている生徒は全体の僅か2%程度であり、しかも高校の就学費用全体に占める授業料の割合はそれ程高くないのです。

私はこれまで、経済的な理由から高校への進学を諦める子どもがいるという認識がそれ程ありませんでした。先ほどのケースの母親たちがどんな思いで子どもを高校に通わせているのかを、本当の意味で深く真剣に考えてきたとはとても言えません。調べてみれば調べて見るほど、自分の認識が甘かったと反省しています。
この問題については6月定例会で取り上げようと思っています。

和田地区体育大会

2009年05月24日 | 活動日記
朝から雨。
和田地区体育大会は結局、体育館での開催となりました。
これで3年連続の雨です。急遽、関電体育館の準備を行って体育大会自体は成功裏に終えることが出来ました。

体育大会終了後、青戸区ふれあい会館で青戸区の反省会(懇親会)を開催しました。
反省会の参加者がほとんど40代ということもあり非常に盛り上がりました。最後は胴上げをしてもらいました。

和田地区体育大会の準備など

2009年05月23日 | 活動日記
【砂の移動現地説明会】
和田浜で砂の移動の現地説明会に参加しました。
5月末から6月下旬にかけて実施される砂の移動工事について現地で県の担当者から渚の位置等の確認を行いました。

【和田地区体育大会の準備】
明日予定されている和田地区体育大会の会場設営に参加しました。
天候が心配されますが「晴れ」を予測してグランドで会場設営しました。(雨天の場合は安土の関電体育館で開催)
会場準備終了後は和田小学校体育館で盆おどりの練習です。
体育大会の最後に区民で盆踊りが予定されていますが、踊れなければ参加者も少なくなりますので今日の練習が計画されました。以前も踊った経験がありますので練習を始めたら直ぐに思い出して踊ることができました。

高校実質無償化法案

2009年05月22日 | 政策調査
民主党は今年3月、参議院に高校実質無償化法案(法案の名称:国公立の高等学校における教育の実質的無償化の推進及び私立の高等学校等における教育に係る負担の軽減のための高等学校等就学支援金の支給等に関する法律案)を提出し、4月24日に参院本会議で賛成多数(賛成132、反対103)で可決しています。

この法案は国公私立全ての高校の生徒の保護者に授業相当額の就学支援金を支給することにより、公立高校教育の実質的無償化と私立高校の負担軽減を図るものです。

ここ最近、高校の就学に必要な費用を調べていますが、これが意外に高額なことが分かりました。
現在の衆議院の議席を考えると法案が成立することはありませんが、政権交代すればこの法案は直ぐにでも実現します。
経済的な理由で高校進学を諦める生徒が救われることになるのです。