小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

観光カリスマ

2006年11月30日 | 活動日記
【観光カリスマ講演会】
兵庫県八千代町(現在は多可町八千代区)の観光カリスマ細尾勝博氏の講演会を役場会議室で聴きました。
元八千代町役場の職員で、滞在型市民農園や農林産物加工体験施設などによる都市と農村の交流を中心とした観光産業による地域づくりで、国土交通省の「観光カリスマ」に選定された方です。
八千代町のこれらの取り組みは「第2回オーライ!ニッポン大賞・グランプリ(総理大臣賞)」を受賞しています。
観光と交流の違い、移動距離(時間)とターゲットの絞り込み、情報発信のやり方など実践的な講義内容でした。

【新嘗祭】
和田新宮神社の新嘗祭に、三女が稚児役を務めるため私も見学しました。
厳かな雰囲気の中で、海の幸、山の幸を神前に供える儀式です。三女も神妙な面持ちで務めていました。
2年前には次女が同じ役を務めさせていただいております。光栄に存じます。

障害者基本計画・福祉計画策定委員会

2006年11月29日 | 活動日記
高浜町障害者基本計画・障害者福祉計画策定委員会に出席しました。
11月20日の日記でもお伝えした通り、同策定委員会の委員に議会選出で選出されているものです。
今日は第1回の策定委員会としてまず始めに委員長、副委員長の選出が行われ私は推薦により委員長に就任しました。
委員長就任の挨拶をさせて頂き、その後、同計画の概要説明、高浜町の障害者を取り巻く現状報告、今後の委員会の進め方などが議論されました。

以下に委員長就任にあたっての挨拶概要を報告します。

障害者基本法・障害者自立支援法に基づく高浜町の障害者基本計画・福祉計画を策定する委員会委員長という重責を務めることとなりました。一生懸命がんばりますのでよろしくお願いします。
障害者福祉を取り巻く状況は、それまで障害者が受ける福祉サービスを行政が決定する措置制度が、平成15年度から利用者自らがサービスを選択する支援費制度に変わりました。また本年度には障害者自立支援法が施行され、身体・精神・知的の各障害者福祉がそれぞれ別々の法体系で行われていたものが自立支援法で一元的され、しくみのうえでは整備されたきたといえます。
しかしながら、自立支援法制定前から議論になっておりましたが、受けるサービスの1割負担が導入されたことにより障害の程度が重いほど負担が増えるといった問題が顕在化しております。
この委員会は障害者福祉の現場を熟知された方々が多数委員に就任されております。従って、そうした様々な課題について現場としてのご意見も数多く持っておられると思います。
より良い計画に仕上げるには、そうした意見をどんどん出していただいて活発な議論を展開することが何より大切です。どうか以上のことを踏まえて委員会運営にご協力いただきますようお願いいたします。

エネルギーフォーラム

2006年11月28日 | 活動日記
【民主党県連代表】
午前中、民主党県連代表の若泉征三氏が高浜町役場を表敬訪問するのに同行しました。

【エネルギーフォーラム】
福井県原子力平和利用協議会が主催する「2006年エネルギーフォーラムin敦賀」が敦賀市民文化センターで開催されたので参加しました。
「なぜ、今、原子力立国なのか」と題したフォーラムで、冒頭に経済産業省原子力政策課長から今年8月にとりまとめられた「原子力立国計画」の概要説明を受け、その後同課長と児島福井大学長、山名京大教授、河瀬敦賀市長によるパネルディスカッションがありました。
元読売新聞論説委員の梶原誠一氏がコーディネーター役を務められ、同氏の鋭い発言もあって聞き応えのある議論となりました。

たかはままちづくり講座

2006年11月27日 | 活動日記
夜、役場会議室で開かれた第2回の「たかはままちづくり講座」に参加しました。
講義を聴き、その後「コミュニティービジネス」の先進事例のビデオを鑑賞し、グループに分かれて「まちづくりテーマ」についての話し合いを行いました。

ビデオ鑑賞では、富山市の「フリークポケット」の取り組みに関心を持ちました。
富山市の中央通り商店街では、商店主の高齢化や魅力のある店舗が少ないことから空き店舗が目立つなどの衰退が進んでおりました。
そこで、意欲はあるが資金やノウハウに乏しい若者対象に、空き店舗の一角(約2坪程度)を廉価で貸し出すチャレンジショップを富山市の協力も得て始めました。
このチャレンジショップを「フリークポケット」といいます。

チャレンジショップの出店者には、単にスペースを貸し出すだけではなく、銀行融資のノウハウや帳簿のつけ方、接客など実践的な講義を受けさせるというものです。
このフリークポケットである程度商売の自信がついたら、中央商店街の他の空き店舗に正式に入居して独立することになります。こうした取り組みにより、中央商店街には魅力的な店舗が増えて活気を取り戻したというものでした。

チャレンジショップから始めることにより失敗した場合のリスクが少ないこと、単にチャレンジショップのスペースを提供するというだけではなく、出店に向けたノウハウを教育させた点が成功の秘訣だったと思います。

内浦小中学校学習発表会

2006年11月26日 | 活動日記
内浦小中学校の校長のお招きを受け、同校の学習発表会を見学しました。
他には内浦地区出身の本田副議長もお見えでした。
内浦小中学校らしいアットホームな雰囲気の学習発表会を堪能させていただきました。

私は和田小学校や高浜中学校については自分の子どもが通学していますので、ある程度学校の様子は把握しているつもりですが、内浦地区の小中学校については普段の接触もなく全く学校の様子は分りません。
その意味で、年1回ではありますがこうして学習発表会にお招き頂き、同校の状況を拝見させていただくことは非常に有意義な機会だと認識しております。
校長室にもお招きいただき、学校の課題等についても意見交換させていただき、いろいろなことが見えてきました。

最近は通学路の安全確保がどこの学校でも最大関心事ですが、特に内浦小中学校では熊の出没情報などが増えており、通学路の安全確保を求める保護者の声は切実です。過疎地ということもあって保護者や老人会による見守り活動にも自ずと限界があります。

会場には生徒が作成した「通学路安全マップ」が掲示されていました。(写真)
通学路の安全上の不安の声が多数書かれておりました。このマップを拝見しつつ、あの山道を、今日発表した子ども達が少人数で通学する姿を想像すると、誰だってこのままでいいとは思わないはずです。何とかしなければなりません。行政で解決しなければならない課題だと強く認識しました。
現在、一部路線で公共タクシーを通学生徒が利用できるようになりましたが充分とは言えません。今後はスクールバスの導入に向けた取り組みの必要性を強く感じた次第です。

いじめ問題

2006年11月25日 | 私の考え
いじめ問題をテーマにした「朝まで生テレビ」を視ました。(録画で)
昨年9月に北海道滝川市で小学6年生の女児が自殺した原因が「いじめ」だったことがセンセーショナルに報道されるや、その後、いじめが原因とされる児童生徒の自殺が相次いだことを受け、いじめの原因や防止について議論するという内容でした。
以下に私が賛同できる発言を記します。

いじめ自殺が連続発生した大きな原因のひとつに、いじめ自殺の報道にあるとの指摘がありました。
WHOでは自殺報道に関して「群発自殺」を防ぐため、報道のガイドラインを示しています。具体的には、①写真や遺書などは公表しない ②自殺の方法について報道しない ③自殺をセンセーショナルに報じない などがあるそうです。
自殺を報じる場合はトップニュースは避けて、淡々と分っている事実のみを報道し、同時に自殺を思いとどまり立ち直った事例などを併せて報道するなどの配慮が先進国の常識だそうです。日本のメディアの報道姿勢は全くこの逆です。
結果、自殺の連鎖が起こってしまったというものです。自殺によって、慌てふためく教師や教育委員会。これを徹底的に叩くマスコミ。とても先進国のメディアの姿勢ではないとの意見です。

教師の力量不足を指摘する意見もありました。いじめは、いじめる側は常に多数であり、いじめられる側は少数です。いじめから子どもを守るためには多数の側の生徒に対し毅然たる態度が必要であり、更に、うちの子は加害者ではないと学校や教育委員会に押しかけてくる保護者に対しても毅然とした態度を持つ必要があります。いじめは許さないとの態度を貫くのは教師にとって容易なことではないのです。教師にも相当な覚悟が必要です。

いじめは犯罪であるとの態度で臨むべきとの指摘もありました。いじめられて保健室登校や不登校になる。学校から遠ざかざるを得ないのはいつもいじめられた側ばかりです。本来はいじめという、犯罪ともいえる罪を犯した側を排除すべきではないかとの指摘でした。公立の小・中学校では停学や退学処分は出来ないそうですが、犯罪的ないじめの加害者には自宅謹慎などの厳しい処分を課すべきとのことです。
往々にして加害者も以前はいじめられた経験があってある意味被害者だとする意見もありますが、こういう考えは間違っています。どんな事情であれそのいじめによって被害者が発生しており、その責任は免れないのです。

学校教育から、戦前の「修身」に相当する道徳教育が無くなったことも原因との指摘がありました。いじめとは要するに「弱いものいじめ」であり、これを卑怯なこと卑しいことといった意識が薄れていることにあります。日本が豊かになった結果かもしれません。例えば電車で「お年寄りに席を譲りましょう」的な道徳は、施しをするといった豊かな者の側の道徳心です。こんな行いをしたらお天道様に顔向け出来ないというような畏れの道徳心が必要です。

何れにしても、社会的に高い地位にある県知事や大会社の社長が談合を繰り返しているような国で、その大人を見て子どもは育っている訳ですから問題の根は深いということです。

和田観光協会理事会

2006年11月24日 | 活動日記
若狭和田観光協会の理事会に出席。
私は平成19~20年度の2年間若狭和田観光協会の理事に就任します。(十数年に一度の周期で順番に就任)

今日の理事会では、観光協会長の選出ならびに各部長の選出が行われました。(正式には総会で決定)
私は宣伝部長に就任することとなりました。若狭和田の観光の魅力発信のため微力ながら全力で取り組んでまいります。

総会資料の作成など

2006年11月23日 | 活動日記
【告別式】
親戚の告別式に出席しました。
70歳代の娘さんが亡くなられ、その知らせを聞いた90歳代の母親が1時間後にショックのあまり亡くなられたことから一度に2つの告別式が営まれました。ご冥福をお祈りいたします。

【海浜組合総会資料作成】
海浜組合総会の資料を作成するため役員と打ち合わせを行いました。
資料は今月中に作成しなければなりませんし会計監査も受ける必要があります。
今夜支持者の方から電話を頂き、年末から年始にかけてもっと活動を活発化するようハッパをかけられました。大変ありがたい激励でその必要性も重々分っているのですが、最近やけに忙しくて・・・。

町立図書館協議会など

2006年11月22日 | 活動日記
【絵本読み聞かせ】
和田小学校6年2組の児童に、絵本読み聞かせをしました。
今回は、「オレゴンの旅(セーラー出版)」を読みました。見開きページにランボーの「感覚」という詩で始まる、詩的な絵本です。
児童はともかくとして、この絵本、私が気に入りました。
オレゴンの旅

セーラー出版

このアイテムの詳細を見る


【高浜町立図書館運営協議会】
高浜町立図書館運営協議会に委員として出席しました。
平成17年度の図書館の利用状況、町立図書館の新システム、県立図書館のサービス内容等の説明がありました。
他には「子どもの読書活動推進計画」について審議を行いました。平成19年度から23年度を計画年度とする計画がやっと制定できる運びとなりました。
私が議員になって最初に質問したテーマのひとつですが、4年目でやっと実現したことになります。
今後はこの計画に基づき、子どもの読書環境の充実に向けた施策が実施されていくこととになりますので、そのフォローをきっちりと行います。
高浜町が、子どもの読書活動先進地となれるよう今後も活動してまいります。

【民社協会議員団会議】
若狭町営ホテル「水月花」で、民社協会議員団会議(懇談会)が行われましたので出席しました。
福井県議会、福井市議会を始めとした県内自治体議員(OBも含め)10数名の参加がありました。
中にラジオアナウンサー出身の議員OBがおられまして、甲子園球場のナイター中継を余興でやっていただきました。名調子に感服いたしました。
各議会の話題など様々な情報収集が出来ました。

九頭竜川用水談合

2006年11月21日 | その他
国発注の九頭竜川農業用水パイプライン事業で談合の疑いにより県警が大規模な捜索を始めました。

この農業用水パイプライン事業については、総事業費が当初の倍以上に膨らむことに関して、9月の県議会の予算委員会がしばしば中断するシーンもあって、私なりに注目してきただけに驚きました。
今後の捜査の進展が注目されます。