小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

申し訳ありません

2011年07月25日 | その他
いつも気になってはいたんですが、ブログ更新が止まったままになっています。

多忙、夏バテによる体調不良、パソコンの無線LANの不調が重なって、と言い訳したいところですがサボっていたのは明白です。

今後、時間を見つけて過去日記をアップします。

【全員協議会】
議会全員協議会に出席しました。
一連の協議が終了後、野瀬町長に出席いただき原子力発電所の運転再開問題について議会と町長との意見交換を行いました。

ここでは詳しい内容は書きませんが、忌憚のない意見交換ができたと思います。

早期に運転再開に向けた環境整備が図られることが必要との認識で、議会と町長が一致できたと思います。

原子力関連施設視察研修:3日目

2011年07月21日 | 研修報告
視察研修3日目です。

九州電力川内原子力発電所を訪問し、発電所の概要と福島事故の緊急対策の実施状況について説明を受けました。

また発電所構内を視察し、緊急対策の実施状況を現地確認し、併せて3号機の増設予定地についても現地確認しました。
川内原子力発電所は周辺にプレート境界がないことや敷地の高さが13メートルあること、敷地内に水量の豊富な池があることなどから、敷地条件のよい環境にあります。

緊急対策は概ね高浜発電所で実施したものと同様の内容です。ただ、50万ボルトの送電線は1ルートのみで(他に22万ボルトが1ルートある)、外部電源に対しては高浜発電所よりも脆弱な印象を受けました。

3号機の敷地は十分な広さがあり、一層敷地条件がよいと思えました。
ここに岩盤まで40メートル掘り込んで原子炉建屋を設置する計画にあるようで、半地下式の原子炉建屋となる計画です。このような好条件の発電所はぜひとも建設が実現することを期待したいところです。

原子力関連施設視察研修:2日目

2011年07月20日 | 研修報告
視察研修2日目です。

午前中は、薩摩川内市にある鹿児島県環境放射線監視センターを訪問し、川内原子力発電所周辺地域の環境放射線の監視、環境試料中の放射能分析、温排水影響調査の環境モニタリングの実施状況等について説明を受けました。

特に関心を持ったのは、福島事故により、この監視センターでもヨウ素やセシウムなどの放射性物質が到達していることが確認されていることです。
微量ではありますが、この九州の地でも測定されており、健康には全く影響がない範囲ではありますが放射線が広範囲に広がっている現実と、一方で放射性物質が容易に採取・測定が可能な物質特性があることを確認しました。

午後は薩摩川内市役所を訪問し、市の電源立地地域対策交付金事業に関する説明を受けました。

薩摩川内市は市の財政規模が約500億円に対し、電源立地地域対策交付金の交付額は平成21年度実績で約11億円です。
市には、京セラ、富士通、チュウエツパルプなどの工場や、100万キロワットの火力発電所、陸上自衛隊基地が立地するなど、財政的に裕福な自治体です。従って、高浜町のように電源交付金の多寡が死活問題となるような財政運営の状況にはなく、今回の福島事故の影響で川内発電所3号機の増設の行方が不透明になったことにより、今後の財政見通しの見直しを迫られてはいますが、このことで途方にくれるといった印象は受けませんでした。

他に、薩摩川内市では市の法定外普通税として「使用済燃料税」を平成16年度より課税しています。
この平成16年は旧の川内市が、周辺4町4村と合併し薩摩川内市が誕生した年です。

おそらくこの合併により財政力指数が低下し、使用済燃料税導入のきっかけとなったのだろうと思います。使用済燃料税は課税客体が発電所構内に貯蔵された使用済燃料で、1体当たり23万円を課税し、平成22年度の税収は約3.5億円とのことです。

電源交付金充当事業は、旧の川内市域にこだわらず薩摩川内市全域の事業に充当されており、このことで旧の川内市との軋轢もないことを確認しました。

原子力関連施設視察研修:1日目

2011年07月19日 | 研修報告
今日から2泊3日で原子力関連施設の視察研修で鹿児島に来ています。

台風の影響で飛行機が飛ぶのか心配でしたが、風向きの影響から離陸前に滑走路のテイクオフの方向が変更になり、飛行機が滑走路の端から端まで(誘導路で)移動するハプニングがありましたが、無事、昼前に鹿児島空港に到着しました。

午後、薩摩川内市にある川内原子力保安検査官事務所を訪問し、川内オフサイトセンターの概要と東京電力福島第一原子力発電所の事故を踏まえた原子力発電所の事故対策について説明を受けました。

オフサイトセンターの機能や保安検査官事務所の役割については、高浜オフサイトセンターと概ね同じ内容です。
川内オフサイトセンターの特徴は近隣に代替のオフサイトセンターが用意されている点にあります。
ただ、位置として川内原子力発電所の同心円からの距離がほぼ同じであり、今回の福島事故でオフサイトセンターが使えなくなってしまった事象に対応できるものではなく、おそらく川内川の氾濫時のバックアップとしての位置づけであろうと思います。

ストレステストについてその概要の説明を受けましたが、この時点で保安検査官事務所に来ている情報が少なく、仕組みを理解できる程のものではありませんでした。

夜は鹿児島市内のホテルに宿泊しました。

みたままつり

2011年07月10日 | 活動日記
昨夜は都内に宿泊しました。
昼前に都内で用事(私用)があるため、それまでの時間を利用して久しぶりに靖国神社を参拝し遊就館も見学しました。

都内はうだるような暑さで、九段下駅から靖国神社本殿まで歩いただけで汗だくです。

靖国神社では7月13日から始まる「みたままつり」の準備の真っ最中で、英霊に感謝するため全国各地から献灯された数多くの提灯の設営作業が進められていました。

民社協会総会

2011年07月09日 | 活動日記
東京都内で開催された民社協会本部の定時総会に出席しました。
先日に引き続いての上京です。

総会では民社協会会長の田中慶秋衆議院議員を始め、中野寛成国家公安委員長、高木義明文部科学大臣、中井洽予算委員長、直嶋正行元経済産業大臣他多くの国会議員が参加されていました。

総会ではそれぞれの国会議員から国政の状況について報告があり、その中で、特にエネルギー問題について菅内閣の現在の姿勢について強い懸念の表明がありました。
エネルギー問題は、国の根幹に関わる問題であり、時々の空気でフラフラゆれているようでは困ります。
国のエネルギー政策については、今後、民社協会としてもしっかりと政策発信していくことを確認しました。
総会後の懇親会にも参加し、民社協会所属の地方議員と意見交換しましたが、菅内閣のエネルギー問題の対応について不満を募らせていました。

総会が比較的早く終了したので、劇団四季の「ライオン・キング」を観ました。実は初めてミュージカルを観劇なので一番安いC席(3千円)で観ましたが、それでも見応えがあり感動しました。
ミュージカルファンになってしまいそうです。

静岡県富士宮市

2011年07月07日 | 活動日記
静岡県富士宮市で「レストラン・ビオス-ビオファームまつき」を訪問し、経営者の松木一浩氏から、会社の経営方針や有機農法による野菜作りを核とした6次産業化のビジネスモデルについて話しをお伺いしました。

富士山麓の自然の中で、農薬や化学肥料を使わず有機肥料だけで野菜を育て、それをお客様の手元に直接届けることと、レストラン・ビオスで料理として提供されています。
有機農法といっても数反の畑を趣味で耕作しているといったレベルではなく、農業法人を設立して4ヘクタールの農地を使った本格的な農業です。

レストランの紹介はリンク先のサイトをご覧いただきたいと思います。有機農法による安全な野菜をふんだんに使った素晴らしい料理でしたが、私では上手く説明できません。

カフェ・スロー(国分寺市)

2011年07月06日 | 活動日記
東京都国分寺市のカフェスローに関係者数名で来ました。

目的は、有機農法で農業しながら経営しているこのカフェの見学と、経営者の吉岡淳氏からお話しを伺うためです。

私は初めて訪れたお店ですが、同行した方が吉岡氏と知り合いなので、いろいろな話を伺うことが出来ました。
カフェ見学後は国分寺市内のラオス料理店に移動して食事しながら、吉岡氏がもとはユニセフの職員だったこと(海外勤務)、となりの府中市の市長選挙に立候補して落選したことなど、カフェ経営の話し以外でも盛り上がりました。

↓この本は以前、和田の路地祭で買ったものですが、吉岡淳氏がこの本の監修をされていました。

スローなカフェのつくりかた―暮らしをかえる、世界がかわる
クリエーター情報なし
自然食通信社

都市計画マスタープラン策定委員会

2011年07月05日 | 活動日記
高浜町都市計画マスタープラン策定委員会に出席しました。

都市計画マスタープランとは、町の最上位に位置する「総合計画」を実現するための『都市計画・まちづくり分野』を中心とする総合的な指針として位置づけられたものです。
野瀬町長が掲げる「コンパクトシティー構想」などは、本来、この都市計画マスタープランの下位に位置づけられるものでありますから、計画策定の順番が逆になりますが、このように計画の体系をしっかりと構築することは大切なことです。

高浜町都市計画マスタープラン策定委員会には、委員長に福井大学の野嶋教授、副委員長に同大学院の川本准教授が就任され、町内各層から委員に就任されています。議会からは私を含めて、高浜町都市計画審議委員を務めている4人の議員が委員に委嘱しました。

高浜町都市計画マスタープランは、今後、この策定委員会で議論されて今年度中に成案として出される予定です。




町議会議員研修会

2011年07月04日 | 活動日記
福井県自治会館で開催された「福井県町議会議員研修会」に参加しました。
講師は福井県町村議会議長会の伊藤さんです。(議会運営上で何かと相談させていただいている方です。)

平成22年度に福井県町村議長会が町村議会の実態調査を行っており、今日の研修会でその内容の紹介がありました。

福井県には8町議会がありますが、議員の平均年齢が一番若いのは高浜町でした。
高浜町の平均年齢は58.3歳で、8町の平均年齢が63.4歳です。
最も高齢は南越前町の67.2歳でした。

定例会1回当りの一般質問の平均人数は、8町の平均が6.1人です。
一番多いのは永平寺町で13.3人、一番少ないのは池田町で1.0人です。
高浜町は8.3人で永平寺町に次いで2番目の人数でした。
(なお、議員数に違いがありますので一概には比較できません)

定例会での一般傍聴者の人数は、8町の平均が11.5人です。
一番多いのは高浜町の21.3人、一番少ないのは池田町の2.5人です。
手前味噌になりますが、平成22年12月議会で関電労組の支部リーダーが30名程度高浜町議会を傍聴してくれたので、これが大きく貢献しています。

こうした数字を追っていくとおもしろいです。