小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

議会運営委員会など

2008年02月29日 | 活動日記
【地域福祉計画策定委員会】
今回で最終となる社会福祉協議会の「第3次地域福祉計画策定委員会」に出席しました。
前回までの策定委員会での意見を踏まえた計画最終案が事務局から示され、委員会として最終確認し社会福祉協議会会長あてに答申を行いました。
答申後、会長も交えて懇談の場がありました。地域福祉計画とは関連しませんが、国の農業政策について様々な意見を聞かせていただきました。

【議会運営委員会】
3月定例会の日程を最終決定する議会運営委員会に出席しました。
一般質問は6名が通告しており私はトップバッターです。3月10日(月)午前9時に登壇します。有線テレビで生中継されますのでぜひご覧下さい。
また、以前から進めている議会改革の一環で、議案の付託方法の変更案について審議しました。2つの案について今後更に慎重な審議を行っていくことが決まりました。議案の上程、質疑の方法などを参考とするため3月3日(月)に小浜市議会の傍聴を行うことが決まりました。

【人権研修】
高浜町職員、教員、議会議員などを対象として開催された人権研修会に出席しました。
大阪大学の平沢安政教授による「豊かな人権文化を育むために」と題した講演を聴講しました。
「反差別」から「人権文化」へ、否定形から肯定形への人権行政の転換の必要性を述べておられました。

国民健康保険運営協議会

2008年02月28日 | 活動日記
高浜町国民健康保険運営協議会に出席しました。
本日の運営協議会で審議する内容は、先日の協議会で、継続審査扱いとなった「高浜町国民健康保険税条例の一部改正条例」です。

国保は今年4月から大きく制度が変わります。75歳以上の方(65歳以上の一定の障害のある方も含む)を国保から切り離して後期高齢者医療制度を創設すること、また65歳から74歳の方の国保税の年金からの天引き等々があります。

このため、国保税の徴収方法の変更や、徴収する税金のうちから一定の率を後期高齢者医療制度に支援する税率を決定することが必要となってまいります。

本日の協議会では、この後期高齢者医療制度が国の医療費抑制策であり、高齢者に負担を押し付ける制度である。従って制度そのものに反対であり、支援する税率を決めることにも反対とする意見がありました。
また国の制度変更に従って税率を決定することは必要だが税率そのものに意見の食い違いがあり、運営協議会会長として意見の取りまとめに苦労しました。
最終的には低所得者に配慮する形での税率を協議会として決定して答申することが出来ました。

絵本の読み聞かせ

2008年02月27日 | 活動日記
久し振りに、和田小学校3年1組の児童に絵本の読み聞かせを行いました。

実は、2月13日の名古屋に出張した日も絵本読み聞かせの当番でしたが、不覚にも他の人に交代してもらう連絡を忘れていました。大変な迷惑をかけてしまい、本当に申し訳ないことをしてしまったものです。

今日は「おおはくちょうのそら:手島圭三郎(リブリオ出版)」を読みました。
真剣に聞いてくれていたと思います。

おおはくちょうのそら (北の森から)
手島 圭三郎
リブリオ出版

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スーホの白い馬

2008年02月26日 | プライベート
久し振りに小学2年の末の娘と一緒に風呂に入りました。

湯船の中で、国語の授業で習っている「スーホの白い馬」について、いかに感動的な話しかを一生懸命私に聞かせてくれました。

「私だったら好きだった白い馬の体を使って馬頭琴をとても作れないと思う。お父さんならどうする」と聞かれました。
少し考えて「夢の中で白い馬がそう言っていたんなら作るかもや」と答えます。
「スーホの作った馬頭琴はとてもきれいな音で、みんな聞いていた」と話す娘を見ていると、いつの間にこんなに成長したんだと、そんなことを考えていました。


予算書

2008年02月25日 | 政策調査
本日、3月定例会の議案書を受け取りました。まずは平成20年度の予算書を調べてみました。
この4月に町長選挙が行われるため、骨格予算ということで予算額は少なめです。

ちなみに、一般会計が63億3702万円、特別会計が34億920万円、企業会計が2億9849万円、合計で100億4471万円です。(会計間を繰出、繰入でお金が行き来しますので、実際に100億円を使うわけではありません。)

私が議員になったのが平成15年ですが、その当時の予算と比べると隔世の感があります。
(一般会計の新年度予算額の推移)
平成20年度:63億3702万円
平成19年度:70億1176万円
平成18年度:74億4949万円
平成17年度:77億3792万円
平成16年度:87億59万円
平成15年度:94億8119万円

高浜町の主要税収は原子力発電所の固定資産税ですから、資産の償却に伴って毎年確実に税収が減少する宿命にあります。
私が将来の財政を心配するのもこの宿命があるからです。予算の推移を見れば将来に向かって縮小傾向にあることがよく分かります。(これ程極端に税収が減っているのではありません。貯金を取り崩しながら収入を超える予算編成を続けてきて、ここに来て貯金の取り崩しを急に減らしていることも原因です)

一般質問を考える

2008年02月24日 | 政策調査
午前中、保健福祉センターで開催された高浜モラロジー事務所主催の「生涯学習セミナー」に参加しました。

午後は、3月議会の一般質問に向けて今まで収集した資料の読み込みや、ネットで更に詳しい情報を調べるなどして質問の内容、組み立てなどをじっくりと考えました。
4月に町長選挙が行われることもあって、大きな政策判断を伴う質問をしても仕方がありませんので何を質問するか悩みますが、3項目について質問の骨格を考えました。
2月29日午前中が一般質問の事前通告の締め切りとなっていますので、それまでに通告書として取りまとめます。

再び道路特定財源

2008年02月23日 | 私の考え
本日付の福井新聞10面に、「自治体縛る特定財源 放置は怠慢怒るべき」と題した前鳥取県知事の片山義博氏(現慶応大学大学院教授)の記事がありました。

道路特定財源については一時期、全国の自治体首長・議会からの存続を求める大合唱も影響しているのか、新聞記事も暫定税率を廃止するとどれだけ大変な影響が出るのかという観点の記事が目立ちましたが、ここに来て国会の予算委員会での議論を通じて問題点が浮き彫りになってきたこともあり少し変化があるように感じます。

今日の片山前知事の記事では、全国の首長が道路特定財源堅持や暫定税率維持を主張している姿を「嘆かわしい」と、喝破しています。前知事の主張はよく理解できました。
また、先日の民主党の菅議員と逢坂議員、それに麻生知事と東国原知事との公開討論会もネットで見ました。客観的に見て民主党の主張の方が理解できましたが、民主党も「当然、道路の整備は今よりも遅れる」と、もっとはっきりと言うべきだと思います。
道路整備は大切ですが、今の特定財源制度を残して何としてもしゃにむに進めるべきだと考える人は、地方でもそれ程多くはないように感じますがどうでしょうか。

この議論もあと1ヶ月と少々の時間しかありませんが、より良い結論を期待するものです。

和田地区委員会と行政との懇談会

2008年02月22日 | 活動日記
夜、和田公民館で開催された和田地区委員会と行政との懇談会に青戸区副区長の立場で出席しました。
役場からは町長、副町長、全課長職の出席がありました。

双方の自己紹介、地区委員長と町長の挨拶、そして役場から区長への依頼事項や町の主要事業について説明を受け、質疑・意見交換を行いました。

この中である区長から区長配布文書に関して面白い提案がありました。
区長配布文書は毎月に2回、役場から各家庭に配布する文書を各区長の家に持参します。区長はその文書を各班長分に仕分けして各班長に持参し、各班長は各家庭に配布することになっています。この仕事が結構大変な仕事です。

この区長配布文書に関し以下の問題があります。
①まず、配布するチラシが非常に多いこと。配布する意味があるのか疑わしいようなチラシもあります。
②配布するチラシの部数がまちまちなこと。配布する世帯数は分かっているのに役場などが用意するチラシの部数がチラシによってバラバラなケースがあります。規定数のチラシを用意することがそれ程難しいことなのでしょうか。ゴミ減量化といいながら言っていることとやっていることが食い違うとの指摘です。

そこで今回ある区長が行った提案とは、区長配布文書を新聞折込の機械で1セットにしてはどうかというものです。
例え10種類のチラシがあっても各家庭に配布用に新聞折込機で1セットにして、それを世帯の数だけ区長に配布します。こうすれば仕分けする手間が省けますので多いに助かります。
実際に新聞店でセットした区長配布文書のサンプルを持参しての提案でした。

私はとても素晴らしい提案だと思いました。
いっそのこと区長配布文書などは新聞販売店に委託すればよっぽど合理的に配ってもらえるのではないかと感じた次第です。
チラシ配りは区長の本来業務ではありませんので。


議員会など

2008年02月21日 | 活動日記
月例で開催される議員会に出席しました。本日の議員会では特に議論すべきテーマはありませんでしたので、ここ最近の各議員が出席した各種会議で議論された内容等について互いに報告がありました。

夜は、小浜市内で開催された労働組合団体と民主党の公認候補予定の松宮勲前衆議院議員との意見交換会に出席しました。
松宮氏の子ども時代のエピソードや、通産省時代の活動、国政に挑戦した思い、衆議院議員時代の国政での話し、嶺南地域の振興、国内外の政治情勢等々、様々な話を聞かせていただきました。
東大卒で通産省キャリア官僚出身の前衆議院議員という経歴からは堅いイメージを受けますが、実際にお会いしてみると(今回始めてお会いした訳ではありませんが)話し好きで非常に気さくな方でした。

国民健康保険運営協議会

2008年02月20日 | 活動日記
午後、役場で開催された「高浜町国民健康保険運営協議会」に出席しました。
私は同協議会の会長を務めています。
この協議会は、高浜町が保険者となる国民健康保険の健全な運営を行うため、町長からの諮問事項を審議する機関です。

本日の協議会では、国民健康保険と国保診療所の特別会計の平成20年度予算案と、国民健康保険条例と国民健康保険税条例の一部改正案、それに平成20年度から新たに開始される国保事業としての特定健康診査等実施計画案について審議しました。

国民健康保険は平成20年度から様々な制度改正があります。
一部を紹介すると、75歳以上の高齢者が加入する後期高齢者医療制度の創設により、国保の加入者が0歳~74歳が対象となります。
また、義務教育就学前の子どもの自己負担割合が3割から2割に減額されます。(3歳未満は従来から2割負担。なお、高浜町は町費からの負担により無料。)
また、65歳以上の方の保険税が年金から天引きされるようになりますし、今まで75歳未満だった退職者医療制度の対象者が65歳未満に引き下げられます。
保険税の徴収では、国保から後期高齢者医療制度への支援金を支援分として分けて徴収するために、その割合を決定する必要があります。

本日の協議会では、時間的な制約もあって支援分の税率等の決定は継続審議扱いとして、後日、再協議することとなりました。(他の諮問事項は全て原案通り答申)