小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

DVD鑑賞

2005年07月31日 | その他
「モーターサイクル・ダイアリーズ」と「RAY(レイ)」をDVDで鑑賞。

「モーターサイクル・ダイアリーズ」は、キューバ革命の立役者チェ・ゲバラが、医学生時代に友人と2人で南米大陸をバイク旅行する話です。
チェ・ゲバラはこの旅で南米大陸に暮らす人々と接する中で、その後の人生(革命家)を運命付ける何かをつかみます。
旅に使用したバイクはイギリスのノートン(MODEL18)という実に渋いバイクで、旧車マニアには堪らないバイクです。インターネットで仕様を調べてみると、リアはリジット(サスペンションが無い)仕様です。よくもまあ、あのリジットフレームのバイクで、ほとんど未舗装の南米大陸をしかも二人乗りで旅したものです。(私もバイクに乗りますので、その無鉄砲さには驚かされます)
DVDを見終わって、チェ・ゲバラの本をアマゾンで注文してしまいました。

「RAY(レイ)」は、盲目の天才シンガー、レイ・チャールズの半生を描いた内容で、レイ・チャールズファン必見の映画です。2時間半の長編ですが非常に見応えのある内容で長さは感じませんでした。天才とはこういうものなのかと納得した次第です。


関労高浜支部定時大会

2005年07月30日 | 活動日記
高浜町文化会館で開催された関電労組高浜支部定時大会に出席し、来賓挨拶をさせていただきました。

(挨拶の概要)
関労高浜支部定時大会のご盛会をお祝いします。皆さんのご支援で町議会に出て、早くも2年が経過しました。この5月の臨時議会で任期途中の組織替えがあり、私は厚生文教常任委員会、高浜病院対策特別委員会、議会運営委員会に所属しました。子育て支援、福祉、教育、高浜病院存続、議会改革などに積極的に取り組みます。
本来なら、この1年間の議会活動を報告したいのですが時間の都合で出来ません。
定例会毎に「議会REPORT」を発行し、インターネットでは「議会活動日記」と題したブログで日々の活動報告をしておりますのでぜひご覧下さい。

さて少し話が外れますが、私は村上龍のファンで、彼が主宰するメールマガジンを時々読んでおります。そのメールマガジンの中で印象に残った話がありますので紹介します。

バッファローとヌーという、群れで生活する草食動物がいます。どちらも肉食獣から襲われる運命にありますが、両者でその時の対応が違います。
バッファローは、群れからはぐれてライオンに襲われた仲間が出ると、群れが集団でライオンに逆襲し追い払います。そして、傷を負ったバッファローを助けながら安全な場所へ移動します。
ところがヌーは、襲われたときは群れ全体が慌てふためき、暫くしてその中の一頭が捕らえられると、「あーよかった、俺じゃなくて」といった感じで、また何事もなかったように草を食べ始めるのです…。

そのメールマガジンでは、この話は労働組合として団結していくことの大切さを表した話でしたが、私は、この話から「無関心さ」の怖さというものを感じました。
自分には関係ない…。 こうした政治に対する無関心さは、結局、少しずつ自分たちがこのヌーになっていくことだと思います。

そういった意味で、労働組合や政治が果たすべき役割はたいへん重要です。互いに頑張っていきたいと思います。
最後になりましたが、この大会が契機となってますます高浜支部が発展することを祈念し、併せて今回、勇退される執行委員のみなさまへ今までの支援に対する感謝を申し上げて挨拶といたします。

文字・活字文化振興法

2005年07月29日 | 私の考え
昨日まで3日間、夜の懇親会が続きましたので、今夜は家でゆっくりと過ごしています。
更新が遅れていた日記を書き、村上龍の「半島を出よ」を読み終えました。

昨日の福井新聞論説欄によると、今国会で「文字・活字文化振興法」が成立したそうです。国会議員286人が党派を超えて策定した画期的な法律だ、とあります。
国や地方自治体に文字文化を振興するための施策の推進を求めており、今後、学校教育の充実や公立図書館の充実に取り組むこととなります。

以前から「子どもの読書活動推進」について取り組んでいますが、子どもに本を読ませるには大人の読書が大切だとつくづく感じています。
親がいつもテレビのバラエティー番組で大笑いしていて、その子どもが本など読むはずがないからです。私たち大人もたまにはゆっくりと本を読んで、休日には子どもと一緒に公立図書館に出かけたりすると、自然に本好きな子どもになるのではと思うのですが。

舞鶴市議会との振興協議会

2005年07月28日 | 活動日記
舞鶴市議会と高浜町議会との振興協議会に出席しました。(舞鶴市議会は保守系の2会派、創政クラブと鶴声クラブが出席)
舞鶴市と高浜町を結ぶ道路整備3路線について、京都府と舞鶴市、福井県と高浜町にそれぞれ提言書を提出したことの報告があり、今後とも要望活動を継続していくことを確認しました。また、舞鶴市民病院と高浜病院の医師確保問題等について意見交換を行いました。

その後の懇親会では舞鶴市議会のある市議と、三重県の元総務部長で、北川知事時代に知事と共に三重県の大改革をされた村尾信尚氏の話題で盛り上がりました。
この市議は村尾氏の講演を聞いたことがあるそうです。

私は村尾氏の「行政を変える」を読んで以来の氏のファンです。今でもところどころ読み返すことがあります。
講演会が聞きたくて、ホームページで講演会の日程を時々確認していますが、まだ講演会を聞けていませんので、講演会の話を興味深く聞かせていただきました。

「行政」を変える!

講談社

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リサイクルセンター訪問など

2005年07月27日 | その他
【リサイクルセンター】
仕事でリサイクルセンターを訪問。ついでに、リサイクルセンターで作業中の新聞紙の仕分けや、様々な資源ゴミ受入の様子を見学しました。
新聞は、人間の手で、1枚1枚広げてコンテナに収納する工程が必要なことを知りました。また、草の堆肥が4日間で出来上がること、新聞紙やペットボトルが機械でパッキングされる様子など、実地見学することにより内容がよく理解できました。

【代表監査委員との意見交換】
代表監査委員の松岡氏と意見交換する機会を持ちました。松岡氏は高浜町の代表監査委員としての在職期間が22年を超えるベテランです。
高浜町の監査の現状や変遷、課題など幅広いテーマで話を聞かせていただきました。

児童相談所

2005年07月26日 | 私の考え
児童虐待の相談件数が急激に増えています。集計を始めた1990年度に全国で1,101件であった相談が、2004年では32,979件となり約30倍に急増しています。
子どもの数が減っているにも関わらず、児童虐待の相談件数が増加しているのです。
悲惨な児童虐待事件の報道などで社会の監視が強くなったことや、国民の通告義務を課す改正児童虐待防止法の施行などにより相談が増えたことが考えられます。もちろん、こうした理由で相談件数が増えることは歓迎できますが、この急増ぶりは虐待そのものの絶対数も増加していると考えざるを得ません。

児童相談所によっては多くの虐待相談でパンク状態のところもあるそうです。
現在、福井県には総合福祉相談所と敦賀児童相談所の2箇所の児童相談所がありますが、現在の体制で充分なのか気になるところです。高浜町での体制も含めて注目していきたいと考えています。

【懇親会】
夜、同世代の3名で懇親会を開きました。相手の方が二人とも非常に知識レベルの高い方なので、もっぱら話を聞かせていただきました。

変な横断歩道

2005年07月25日 | 活動日記
町民の方からの依頼で、変な横断歩道の確認に行きました。ご覧の通り、確かに変です。これでは、横断歩道を渡っても向かいの歩道へ行けません。写真のガードはどちらの方向とも数十メートル続いています。いったいどうなっているのか、役場に確認してみます。
(写真をクリックすると大きな画像で確認できます)

夜、議会REPORT(NO.9)が刷り上ったので、地元区から配布を始めました。1時間少々で約100軒に配り、汗びっしょりで帰りました。
風呂上りのビール(発泡酒)が格別でした。

議会REPORTの仕上げなど

2005年07月24日 | 活動日記
遅れていた「議会REPORT:第9号」を仕上げました。明日、コピー屋に発注して今週には配布を始めたいと思います。

また、2週間ぶり位に新聞の整理をしました。(新聞は現在は日経と福井を購読。以前は日経と産経を購読していました。)ざーと目を通して、必要な記事を切り抜きし、後は、資源ゴミとして分別します。2週間分程度ですが結構時間がかかります。また、この作業と併せて、机のまわりの大量の書類整理も行いました。6月定例会のころからの書類が山のように溜まっており、これもかなりの時間がかかりましたが、何とか整理できました。

和田浜「炎の渚」

2005年07月23日 | その他
今夜は和田浜の「炎の渚」です。毎年恒例のイベントで、今年で3年目となります。和田の広い砂浜を3千本のロウソクの炎で埋めつくします。(とは言っても、本当に和田の浜は広く、3千本のロウソクでは到底埋めつくすまではいきません)

キャンドルの設営、着火を手伝いました。(この後、片付けにも参加予定)

私は、ロウソクの幽玄な雰囲気がとても好きです。私の周りで、着火のボランティアに参加していたお客さんの反応です。
【実況中継風に】
○こんなイベントの着火に参加できてラッキーやなあ。(その友達)ほんまや。
○(着火作業の途中、やおら顔を上げ周囲を見て)ワー、見て見て、なんて綺麗なん。
○(あちらこちらで写真を撮りながら)ちゃんと、キャンドル入ってるやろな?頼むで。
○まるでキャンドル・ウエーブやな。
○(傍らの友達に…)ねえ、このキャンドルの中、走ってみいひん?(その友達)いやや、恥ずかしい。何言うてんねん。
○(両親と子ども一人の家族)お父さん、三人分でロウソク三つ点けるか?
○良かったなあ。ええ思い出になるで。

…などです。お客さんには大変好評でした。

関西電力総連の大会

2005年07月22日 | 活動日記
関西電力総連(関西電力と関西電力の関係会社の各労働組合で作る組織)の第25回定時大会が、神戸メリケンパークオリエンタルホテルで開催されたので出席しました。

組織内議員の紹介の時に、議員団を代表して豊岡市議会議員の青山氏が挨拶されましたが、その内容が印象に残りましたので一部を紹介します。

豊岡市は昨年の台風23号で大変な被害が出ました。山は、まるで爪楊枝をばら撒いたように、杉や桧の成木が大量の倒木となり、海は大量の浮遊物でゴミの山となりました。田んぼや畑はほとんどが水没し農産物は壊滅状態です。多くの家が浸水し、未だに畳を入れられない家もあります。昨年、これだけの被害が出た豊岡市ですが、今年の春、台風で泥水に使っていた田んぼの畦に、いつもの年と同じように黄色の「たんぽぽ」を見つけました。何事もなかったように咲く、この小さく可憐な花にとても勇気付けられた、自分たちも頑張らなければという話しでした。
そして、このたんぽぽを見て、思わず詠んだ句を紹介し、たんぽぽの逞しさを紹介されていました。
…とてもいい話しでした。