小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

海浜組合理事会

2009年02月28日 | 活動日記
夜、和田海浜組合(浜茶屋経営者の組合)の理事会に出席。
和田観光協会長に出席をお願いして、観光協会が計画している浜の環境改善の取り組みについて説明を受けて議論を行いました。
今日の議論で一定の方向性は確認できたものと思います。

議会運営委員会

2009年02月27日 | 議会活動報告
午前中、議会運営委員会に出席しました。
3月定例会日程については、2月6日の議会運営委員会で決めた通り実施することが確認されました。

今回の一般質問は8名が登壇し私は2番目です。3月9日(月)の午前9時半過ぎに登壇することになると思います。5チャンネルで生中継されますのでぜひご覧下さい。

【議員定数】
議会運営委員会の場で、この3月定例会において「議員定数調査特別委員会」を設置することを私から提案しました。
委員会の場では慎重意見もありましたので具体的な結論は出ませんでしたが、3月定例会初日の全員協議会で再度提案したいと考えています。
高浜町議会の議員定数は現在16名です。これは平成15年4月の選挙から適用されており、このまま今の議会の任期中に議員定数の議論をしないで次の選挙を迎えると平成27年4月まで12年間16名の定数が続くことになります。
この16名の定数の是非は一概に言えるものではなく、様々な意見がありますが、何よりも議論をすることが大切です。

私は自分の政策にも掲載している通り定数削減論者ですので定数削減ありきと見られがちですが、まずは虚心坦懐で議論する場を設けることが必要であると考えているところです。

障害福祉計画策定委員会

2009年02月26日 | 活動日記
午後、障害福祉計画策定委員会に出席しました。(私は委員長を務めています。)
今回で3回目となる委員会で、今回が最終の委員会です。
これまで議論してきた意見を反映させた計画案が事務局より示されました。
本日の委員会の議論で修正が必要な部分も出ましたが、後の確認は委員長である私に一任していただくことで、大筋で委員会承認としました。
これまで、障害福祉の専門家の各委員による真摯な意見交換により、よい計画が策定できたと自負しているところです。

国民健康保険運営協議会など

2009年02月25日 | 活動日記
【国民健康保険運営協議会】
午後、国民健康保険運営協議会に出席しました。(私は会長を務めています。)
協議事項は、国民健康保険特別会計と国民健康保険直営診療所特別会計の平成21年度当初予算、それに国民健康保険税条例の一部改正についてです。
全国に約1,800の市町村があって、それぞれが保険者となって運営されている国民健康保険ですが約7割が赤字財政だとも言われています。
また、昨年は子どもの無保険の問題が社会問題となったことも記憶に新しいところです。(法改正により今年4月から中学生以下の子どもの無保険は解消されます)
高浜町ではここ数年来、一般会計から国保会計への赤字補填は行っておりませんし子どもの無保険もありません。
このように順調な運営が行われている訳ですが、今後、加入者の高齢化なども相まって国保財政の環境は厳しいものがあります。
今後とも保険制度を維持するための議論が必要です。

【和田地区委員会と行政との懇談会】
夜、和田公民館で和田地区委員会と町長以下各課長が出席する行政懇談会がありました。
冒頭、町政の重要課題と今後の方向性について町長自らがプレゼンテーションするという、これまではとても考えられなかった、それでいて野瀬町長らしいスタイルでの懇談会となりました。
活発な意見交換も行われましたし、平成21年度から、「閃き(ひらめき)集落座談会」というネーミングで、町内の各地区を回って町政懇談会を実施する方針が示されました。
本当に良い取り組みだと思います。

一般質問の事前通告

2009年02月24日 | 一般質問
昨日、一般質問の通告書を提出しました。
今回の一般質問の項目は以下の通りです。何か意見がありましたらぜひ聞かせて下さい。

【平成21年第2回定例会(3月議会)一般質問通告書】

●通告者 議席番号:5番 小幡憲仁
●質問所要時間 40分

《質問の件名及び要旨》
1.高浜町の景気・雇用状況の現状と対応について
我国は未曾有の経済危機、急激な雇用情勢悪化の只中にある。幸い高浜町では雇用を失った方が町にあふれるという状況にはないが今後を不安視する声は多い。そこで以下の3点について問う。
(1)高浜町内企業の景気状況と雇用情勢についての町の現状認識を問う。
(2)国、県とも経済危機に対応した新年度予算を編成しているが、高浜町の新年度予算では景気対策・雇用対策についてどのような対策を打っているのか。
(3)自治体の中には定額給付金に上乗せする形で地域振興券等を発行するところもあるが、10年前の地域振興券の例から考えて効果は期待できない。そこで、平成22年度実施目標の「乳幼児医療費助成制度の拡充 」を平成21年度中の前倒し実施を提言する。
子育て支援、選ばれる町という政策目標の達成と家計への直接支援の両立が期待できる。検討してはどうか。

2.郷土を愛する心を育む教育について
高浜町の子どもたちが将来、都会へ出て生きていくうえで土台となるのは郷土である。自分が生まれ育った郷土に誇りを感じられる子どもを育てていくことは教育の大切な目標である。
以上の事を踏まえ、以下の2点について問う。
(1)教育基本法には教育の目標に「郷土を愛する態度を養う」と書かれている。同じく高浜町の教育方針にも「郷土愛に満ちた豊かな町民性を育てる」とある。ところが、平成20年度の高浜町の教育重点方策の中の「1.学校教育の充実」には、郷土愛に関することが全く触れられていない。平成21年度の教育重点方策には郷土愛を育む教育を重点方策のひとつとして掲げることを提言する。
(2)高浜町には郷土資料館がある。高浜町民に郷土学を提供するという考え方に立つ立派な施設であるが利用度は低い。この施設を高浜町の郷土学の拠点として町民が手軽に利用できるような活用方法を考えてみてはどうか。その第一歩として入館料については無料化することを提言する。

3.ハザードマップの作成・公表について
ハザードマップとは災害予測図のことで、火山噴火・地震・台風等が発生した場合、災害を引き起こす可能性のある諸現象を地図上に示し、避難場所や避難経路なども書き込んだものである。防災のソフト面で非常に有効なツールとして全国の自治体でマップの作成・公表が進められている。新聞記事によると洪水ハザードマップの作成が国交省の調べでは県内自治体のうちマップの整備が必要な自治体の31%が未整備で、この未整備自治体に高浜町も含まれているとのことである。早急なハザードマップの整備が求められるが、このハザードマップに関して以下の2点について問う。
(1)新年度予算で洪水ハザードマップ作成業務委託料が計上されている。マップの作成時期、作成方法、町民への公表の方法・時期など具体的な説明を求める。
(2)高浜町は8キロの砂浜が続く日本海側屈指の海水浴場として夏場は多くの海水浴客が訪れる。こうした観光客に対する安全・安心の確保は観光振興策としての面からも必要なことである。このため、洪水ハザードマップ完成後は、津波ハザードマップの作成公表に直ちに着手すべきではないかと考えるが町の方針を問う。

                           以 上

どちらがマシかの民主主義

2009年02月23日 | コラム
夜、ある勉強会の後の雑談の中で、政権交代に関する話しをしました。少し中味を紹介します。

民主党への政権交代は確実で、今の政治情勢を変えるためにはこれも必要なことかもしれないとした上で、民主党に政権を任せるには次の不安があるとの意見がありました。

ひとつは教育について。教育政策に「日の丸・君が代」に反対する勢力の影響力が強くなるのではないか、それが心配。
ふたつは御皇室について。民主党の皇室に対するスタンスに不安がある。御皇室をないがしろにするのではないか、それが心配。
みっつめは国防について。現実離れした平和主義を唱える勢力によって国防が間違った方向に進んでいかないか、それが心配。

この意見に対し、私は以下の意見を述べました。

民主党がそのような政策を行うはずもありませんが、もし行ったら直ちに国民から選挙で「NO」を突きつけられて政権から引きずり下ろされるだけですから、心配はありません。
確かに民主党がそうした面について不安視されるのも理解できないではありません。時々バカみたいなことを発言するのもいますから。
でも、それなら今の自民・公明の連立体制に不安がないのでしょうか。良い意味での自民党らしさが急激に失われていっていると感じている人は決して少なくないと思います。こちらも不安はいっぱいです。
民主主義とは、いろいろな立場の人々の考え方の妥協点を見つけることだと思っています。従って、誰からも評価される政策や、政党などは絶対に存在しません。むしろ不満だらけの政策・政党ばかりだということです。
これを、どっちもどっちだと後ろ向きになるのではなく、どちらが良いかというよりも、どちらがマシかで選んでいくのが民主主義だということだと思っています。

昨日に引き続き一般質問の準備

2009年02月22日 | 活動日記
午前中は自宅でテレビ。
サンデープロジェクトで、「日本の拠り所とは」と題する硬派のテーマで討論会をやっていました。
櫻井よしこ、中谷巌、西部邁、姜尚中という論客揃いで見応えのある討論が展開されていました。思わずメモを取りながら聞いてしまいました。

午後は一般質問の事前通告書を昨日に引き続いて書きました。質問の中で、郷土資料館について少し触れますので久し振りに郷土資料館を見学し学芸員の安倍さんとも少しだけですが話しをしてきました。

何とか通告書を書き上げ議会事務局にメール送信しました。これでひと仕事終了です。

一般質問の準備など

2009年02月21日 | 活動日記
【確定申告】
午前中、確定申告作業のためパソコンに向かいました。
私の場合、会社と議会の両方から収入があるため確定申告が必要です。
昨年からe-Tax(国税電子申告・納税システム)による電子申告を始めています。昨年は事前のセットアップなど非常に複雑で分かりにくく苦労しましたが、今年はさすがに少しは楽に操作できました。
それでもとにかく分かりにくい。決してお勧めできるシロモノではありません。
きちんと申告できたのか自信はありません。

【一般質問の通告書】
午後は一般質問の通告書を書きました。締め切りは26日ですが、それまでほぼ予定がびっしりと埋まっており今日、明日で書かないとまとまった時間が取れません。

議会全員協議会など

2009年02月20日 | 活動日記
【議会全員協議会】
午前中、議会全員協議会に出席。
理事者より2月10日に定額給付金の事務費予算を先決処分(議会の議決よりも先に予算を執行すること)したことと、今後の給付事務の概要説明を受けました。また特別職の報酬を一部改定することについての説明も受けました。

【議会運営委員会】
これまで議会運営委員会で進めてきた議会運営の見直しについて、3回目となる課長職との意見交換会を行いました。実際に本会議で答弁しなければならない立場ということもあり、念入りに細かい点の再確認がありました。
今回の意見交換会で一応、課長には説明して理解していただいたとの立場をとらせていただくこととなりました。
課長との意見交換終了後、町長、副町長、教育長に対する説明会を行いました。比較的スムーズに理解をしていただきこれで進めることとなりました。
今回の議会運営の見直しについては、これで一応の手順は全て終了したことになります。
後は、予定通り6月議会から見直し後の運営方法で議会を進めていきます。高浜町議会として大きな改革がひとつ完結しました。言い出しっぺの私としても感慨深いものを感じています。

【野瀬町長の後援会主催による町政報告会】
夜は町長の後援会主催による町政報告会に出席しました。
パソコンのスライドを駆使して現在の町政の課題について分かりやすく報告するという、ある意味野瀬町長が得意とするスタイルでの報告会でした。
今後(町の行事として)各集落での座談会や町民とのフォーラム開催などを通じて行政と町民とのベクトルを合わせていく予定であるとのことです。

議会としても何らかの活動に乗り出していく必要を痛感した次第です。

答弁

2009年02月19日 | 私の考え
夜、衆議院の予算委員会をネットで見ました。菅直人議員の質問に対する麻生総理の不思議な答弁にまたまた驚きました。

菅直人議員の『中川大臣のG7での醜態に対する総理の任命責任』の追及に対する総理の答弁です。

「中川大臣とは何十回も飯を食べたが、私の前で一度も(中川氏は)酒を口にしたことがない。酒席で一度も酒を口にしているところを見たことがないんです。」といった趣旨の答弁でした。

国会質疑の答弁ですからまさか嘘ではないでしょうが、私のような酒飲みからすると「ほんまかいな」という気持ちです。
しかしそれは横に置いといて、この答弁、いったい何のための答弁か不思議です。仮に酒を口にしているところを見たことがないとして、それがどうだと言いたいのでしょうか。

「な、だから仕方ないだろ。俺の責任じゃねえんだ。」ということなのでしょうか???

もし私に想定問答集を書けといわれたらこんな答弁を考えます。

「内閣総理大臣として閣僚の任命責任があり、今回の件については国民の皆さんに心からお詫びを申しあげる次第である。中川大臣が酒を好むことは当然知っていてその上で閣僚に指名した。現時点では酒が原因ではないとの報告を受けてはいるが、まさかあのようなことを起こすことまでは想像できなかった。私の不徳のいたすところである。」
「ただ、中川大臣とは昔から酒を酌み交わしこの国の将来を語り合った仲である。そうした中からこの国を背負って立つ政治家と確信して今回、重要閣僚として任命したのである。その気持ちは今も変わっていない。」
「魔が差したとしか言いようがないが結果責任は重い。本人は辞職した。惻隠の情という言葉もある。このことでこれ以上時間を空費することは、本人にとって断腸の思いだろうし国家にとっても損失である」
「今回の件はここまでとして、現在の経済危機の対応についての議論に移っていただくことをお願いする」

こんな答弁では「何を感傷にふけって言っているんだ」と、一気に政局になってしまうかもしれませんけど。