小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

ポメラ

2009年06月30日 | プライベート
キングジムのポメラをネットで注文しました。
電源オンから2秒で起動、折りたためば文庫本サイズ、テキスト入力のみに特化したシンプルな機能と、私が欲しかった電子ツールです。
私の場合、このブログや長文の一般質問などキーボードでテキスト入力することが非常に多く、どの場所でも思い立てばすぐにテキスト入力できる環境は非常に有難いものです。
早くポメラが届かないか待ち遠しいです。

関原協総会

2009年06月29日 | 活動日記
城山荘で開催された、関西電力の原子力発電所が立地する美浜、高浜、おおい町の各議会の原子力対策特別委員会委員が一同に集まる連絡協議会総会に出席しました。
平成20年度の活動結果ならびに平成21年度の活動計画などが審議され了承されました。
午後は同メンバーで高浜町水明の関西電力原子力研修センターの見学会に参加しました。

休養

2009年06月28日 | その他
最近忙しかったこともあって少し体調不良気味です。午前中ゆっくりと静養しました。
午後は昨日に引き続き研修報告書の作成と、併せて「議会REPORT」の原稿に取り組みましたがあまり筆が進みませんでした。

原平協総会

2009年06月27日 | 活動日記
【議会だより原稿】
朝から自宅にこもって「議会だより」の原稿を書きました。
とりあえず一般質問と予算・決算特別委員会報告を書き上げて、議会事務局へメール送信。その後、視察研修の報告書の作成に取りかかりましたが、筆が進まず明日以降の仕事に持越しです。

【原平協総会】
夕方、城山荘で開催された福井県原子力平和利用協議会高浜支部の総会に出席しました。
平成20年度の決算、平成21年度の予算などを審議した総会終了後、元読売新聞論説委員の中村政雄氏の講演を聴きました。
過去にも中村先生の講演や、不定期発行ですが、中村先生が主宰する「原子力報道を考える会」からの送られてくるニュースレターなどを通して、中村先生の話しは伺っていますが、今日、お聴きすると再認識することが多く勉強になります。

地球温暖化問題の対応や化石資源獲得競争の激化から、世界中で原子力発電所の再評価が進んでいます。(原子力ルネサンスと言われている)
現在、世界中で30カ国が原子力発電を行っていますが、今後これに新たに40カ国が加わることになり、70カ国で原子力発電が行われるようになります。こうなると必ずウランの争奪合戦になります。

軽水炉でウラン燃料を燃やすだけのワンスルーの発電では、ウラン資源の利用率は約1%です。99%は利用されていないのです。これを再利用するのが原子燃料サイクルです。
たったこれだけの説明でも日本に原子燃料サイクルが必要な理由が分かるというものです。

読書

2009年06月26日 | プライベート
夕方、青森の視察から自宅に戻りました。

この視察中、移動のバスや飛行機、あるいはホテル内でまとまった読書が出来ました。視察前に読んだものも含め、ここ最近読んだ本を紹介します。

特に、村上春樹の「1Q84」は、書店に5回程通ってようやく購入できたプレミア本です。売れるだけあっておもしろかったです。一気に読みました。

ゴーマニズム宣言SPECIAL天皇論
小林 よしのり
小学館

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1Q84 BOOK 1
村上 春樹
新潮社

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1Q84 BOOK 2
村上 春樹
新潮社

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青森県の視察:2日目

2009年06月25日 | 議会活動報告
青森県の視察2日目は、日本原燃の原子燃料サイクル施設を視察しました。
4年前にも視察したことがありますが、当時と比べて周辺に風力発電設備が飛躍的に増えていました。(写真)
施設内には、ウラン濃縮工場、使用済燃料再処理工場、低レベル放射性廃棄物埋設センター、高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターなど日本の原子燃料サイクルの根幹の施設が建ち並びます。
これらの施設がこの六ヶ所村に立地しているからこそ、日本の原子燃料サイクルが確立し、結果として我々の町の原子力発電所が運転できていると言っても過言ではありません。
各施設を視察し説明を受けてきました。(ウラン濃縮工場は見学できません)

ところで、核兵器を保有しない国で、ウラン濃縮や原子燃料の再処理(つまりプルトニウムの抽出)を行うことを認められている国は世界中で日本だけです。
世界(特にアメリカ)から日本が、高い技術力を認められていることと、決してプルトニウムを軍事転用しない国であると信頼されている証でもあります。

従って「日本は核武装する意思がある」といった勇ましい発言は、世界(特にアメリカ)から要らぬ誤解を招くことにもなりますので非常に危険です。
特に政治家の発言は影響力が大きいので、その発言によって思わぬ影響(例えば原子燃料サイクルが止まってしまうとか)を引き起こす恐れがありますので、充分な注意が必要だということになります。

青森県の視察

2009年06月24日 | 研修報告
議会の視察で青森県に来ています。
初日の今日は六ヶ所村役場を訪問し、六ヶ所村の概要、財政状況、電源交付金事業、エネルギー教育などについて研修を行いました。

六ヶ所村は今年、村制施行120年の歴史ある村です。明治22年に周辺の6村を統一して六ヶ所村となったそうです。(単純なネーミングです)
人口は約1万1千人、面積は253平方キロです。

六ヶ所村をひと言で表現すれば「国家のエネルギー政策の村」です。
わが国の石油消費量の1週間分を備蓄する国家石油備蓄基地、原子燃料サイクル施設、大規模な風力発電設備、国際核融合エネルギー研究センターなどの施設が建ち並びます。
これら施設の固定資産税や電源交付金によって村の財政は非常に豊かで、平成19年度の財政力指数は1.78の普通交付税不交付団体です。
平成21年度の一般会計当初予算は何と127億5千万円です。
高浜町とほぼ同じ人口の村で、当初予算額が約2倍となっています。
こうした豊かな財源を背景に村では様々な施設整備、地域振興計画を実施しておりますので、その概要について説明を受けました。

電源交付金で整備した施設で特に注目したのは本格長いも焼酎製造工場です。
六ヶ所村を含む周辺の青森県南部地域は、夏に冷たい季節風(やませ)が吹くため一般的な作物の栽培に適さず、長いも、ごぼうなどの根菜類の栽培が盛んです。
この長いもで焼酎の製造を始めたのですが、この焼酎が当たり「六趣」という銘柄で、今や幻の焼酎といわれています。
実際に工場も出向きましたが、「本日の販売分は全て売り切れました」と表示されていました。販売、即、売り切れだそうです。

実は研修の際、全員にこの幻の焼酎「六趣」の300mlビンを1本ずつプレゼントしていただきました。さすがは六ヶ所村、太っ腹です。

消防大会出場の激励式など

2009年06月23日 | 活動日記
【福井県消防救助技術大会出場に伴う激励式】
若狭消防署高浜分署の若手署員が福井県消防救助技術大会(7月3日に県の消防学校で開催)に出場するため、分署で訓練視察と激励式が開催され、消防議会として出席いたしました。
はしごの登はん部門とロープ応用登はん部門の出場者の訓練を間近で視察し、その後の激励式に出席しました。
はしごの登はんもロープ応用登はんも「ましら」の如きスピードで感心いたしました。県大会での活躍を祈念します。

【学校給食センター運営協議会】
学校給食センターの運営協議会に出席しました。
議会の組織替えに伴い、新たに同協議会の委員に委嘱されました。
本日の協議会では、会長、副会長の選任、給食センターの概要、給食計画などの報告を受けました。

6月定例会:最終日

2009年06月22日 | 議会活動報告
【読み聞かせ】
朝、和田小学校6年生に「読み聞かせ」を行いました。
読んだ本は「あなたが世界を変える日:学陽書房」です。
教室に冷房がないので、約10分間の朗読で汗だくになりました。

【6月定例会最終日】
今日で6月定例会は最終日を迎えました。
午後、本会議で議案の採決が行われ、理事者提案の議案は全て可決しました。
議員発議の「高浜町議会議員政治倫理条例」も可決しました。
おそらく、高浜町議会が始めて制定した記念すべき条例です。
条文を日記の末尾に掲載しましたのでぜひご覧ください。

【そばの試食会】
池田議員がご自身で栽培し、今朝打った無農薬の「そば」の試食会が高浜駅のコパンで開かれたので黒龍酒造の大吟醸の一升瓶を持参して参加しました。
6月定例会が無事終了した安堵感と、美味いそばと美味い酒、最高の組み合わせで楽しい夜を過ごしました。

○高浜町議会議員政治倫理条例

(目的)
第1条 この条例は、高浜町議会議員(以下「議員」という。) の政治倫理に関する規律の基本となる事項を定めることにより、議員の政治倫理の確立と向上を図り、もって町民に信頼される清潔で民主的な町政の発展に寄与することを目的とする。

(議員の責務)
第2条 議員は、町民全体の奉仕者として、自らの役割を深く自覚し、その人格と倫理の向上に努め、自己の地位による影響力を不正に行使して、自己の利益を図ってはならない。
2 議員は、政治倫理に反する事実があるとの疑惑をもたれたときには、その疑惑を解明し、責任を明らかにするように努めなければならない。

(政治倫理基準の遵守)
第3条 議員は、次に掲げる政治倫理基準を遵守しなければならない。
(1) 町民全体の代表者としてその品位と名誉を損なう一切の行為を慎み、その職務に関し不正の疑惑をもたれるおそれのある行為をしないこと。
(2) 町が行う許可、認可又は請負その他の契約に関し、特定の企業、団体等のために有利な取り計らいをしないこと。
(3) 議員の配偶者若しくは2親等以内の親族が経営し、若しくは役員をしている企業又は議員が役員をし、若しくは実質的に経営に携わる企業等について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第92条の2の規定の趣旨を尊重し、町が行う工事等の請負契約、業務委託契約及び物品納入契約に関し、町民に疑念を生じさせるような行為をしないこと。
(4) 政治活動に関し、企業、団体等から政治的又は道義的批判を受けるおそれのある寄附等を受けないこと。
(5) 常に公益のみをその行動指針とし、その地位を利用して、職務の公正を疑われるような金品の授受等をしないこと。
(6) 町職員等の採用、昇任又は人事異動に関与しないこと。
(7) 町職員の公正な職務執行を妨げ、その権限又は地位による影響力を不正に行使するよう働きかけないこと。

(議員の調査請求権)
第4条 議員は、議員にこの条例で定める政治倫理基準に違反する行為があると認めるときは、これを証する資料を添付して、議員4名以上の連署をもって、議長に対し、政治倫理基準に違反する行為の存否について調査請求をすることができる。

(特別委員会の設置等)
第5条 議長は、調査請求を受けたときは、会議に諮って、議員政治倫理調査特別委員会(以下「委員会」という。) を設置する。
2 委員会の組織及び運営については、高浜町議会委員会条例(昭和62年高浜町条例第1号)の定めるところによる。
3 委員の定数は、前項の規定にかかわらず6人とする。

(政治倫理基準違反の調査等)
第6条 委員会は、第3条に規定する政治倫理基準に違反する行為の存否に関する調査又は審査(以下「調査等」という。) を行うものとする。
2 委員会は、調査等が終了したときは、その結果を会議に報告するものとする。
3 議長は、前項の規定による報告を受けたときは、その結果を調査請求人に通知しなければならない。

(議員の協力義務)
第7条 議員は、委員会の要求があるときは、調査等に必要な資料を提出し、又は委員会に出席して意見を述べなければならない。

(特例)
第8条 町が発注する工事等のうち、災害時の緊急対応に係るものについては、この条例を適用しない。ただし、第1条の趣旨に反するものであってはならない。

(委任)
第9条 この条例に定めるもののほか、この条例の施行について必要な事項は、議長が定める。

附 則

(施行期日)
1 この条例は、公布の日から施行する。

(経過措置)
2 第4条の規定は、この条例の施行の日前になされた行為については、適用しない。

浜の開設準備など

2009年06月21日 | 活動日記
早朝より、和田観光協会による浜の開設準備作業に参加しました。
私の担当は浜のバーベキューコーナーの設営です。
午前中の作業で本日予定していた作業は終えることが出来ました。
炎天下の作業だったこともあり、かなりバテました。
午後、自宅にこもって明日の本会議で報告する予算・決算特別委員会の報告書を書き上げました。