小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

プロ野球独立リーグ

2007年11月30日 | その他
少し前の話題になりますが、来年度から北信越のプロ野球独立リーグのBC(ベースボールチャレンジ)リーグに福井県から福井ミラクルエレファンツ(監督は藤田平氏)が参加することが既に決まっています。
この11月22日にはBCリーグ6球団によるドラフト会議が行われました。

このドラフト会議で指名された選手に、今年の夏、我家の浜茶屋(あさひボート)にバイトに来てくれていた若者も入っていました。
夢を追いかける姿勢に感銘を受けます。心から活躍を願っております。

高浜まちづくりネットワーク会議

2007年11月29日 | 活動日記
久しぶりに「高浜まちづくりネットワーク会議」に出席しました。
暫く出席していない間に、旧の観光協会の建物で会議を開催するようになっていました。
ネットワーク会議の雰囲気、旧の観光協会事務所での開催など、こうあるべきだと私が考えている方向に進んでいると思います。

本日の会議では、過日参加した「全国ふるさと富士サミット」の報告や、金沢で開催された「観光ボランティアガイド全国大会」の報告がありました。
みなさん非常に熱心に報告され、その報告を聞いておられました。今後のネットワーク会議の進め方についても活発な意見交換がありました。
会議が終了したのは午後10時近くです。今後のネットワーク活動の進展に多いに期待がふくらむ夜となりました

エネルギーフォーラムin敦賀

2007年11月28日 | 活動日記
福井県原子力平和利用協議会が主催する「エネルギーフォーラムin敦賀」が敦賀市のプラザ万象で開催されたので出席しました。
「地震と原子力」が今回のフォーラムのテーマで、日本の原子力発電所の耐震性に関するパネルディスカッションが行なわれました。

平成19年7月16日に発生した新潟県中越沖地震では、柏崎・刈羽原子力発電所において設計の想定を超える揺れが起こりました。
運転中の原子炉4基が自動停止しましたが、原子力発電で最も大切な「止める」「冷やす」「閉じ込める」はしっかり確保されておりました。想定を超える地震でも安全に停止したのですが、超微量の放射性物資が放出されたことと変圧器火災の消火に時間がかかり、それがセンセーショナルに報道されたこともあって、国民の間に原子力発電所の地震に対する不安が広がりました。

今日のエネルギーフォーラムでは、そういった問題に対して正しい理解を深めるために行われたものです。
パネリストの発言にもありましたが、正しい知識を持っていればそういった報道に対しても冷静に判断できるようになりますから、こうしたフォーラムを通じて原子力発電を理解していただく努力が大切です。

高浜町立図書館協議会

2007年11月27日 | 活動日記
町立図書館協議会定例会が開催されたので委員として出席しました。
平成18年度の図書館の運営状況等の報告を受け、その後、図書館運営に関する意見交換がありました。

私からは、次の4点について意見提起しておきました。

①高浜町立図書館には書庫がないため、書架に収納できない図書は基本的に廃棄処分するしかありません。図書館ができて既に20年以上が経過しますが、書庫の建設について前向きに検討すべき時期にあること。

②子どもたちの図書館利用を促進するため、学校図書館に「町立図書館文庫」のようなコーナーの設置を検討しているとの事務局案が示されましたが、たいへん良いことなのでぜひ実現を図ってもらいたいこと。

③学校の教材に使う図書が学校図書館に不足気味であるが予算が限られており購入が難しいとの実態報告があったので、学校教育の教材として必要な図書も購入できないほど高浜町は財政が逼迫していることはないので、こうした必要な予算がきちんと確保されるよう配慮すべきであること。

④図書館の司書教諭が多忙で図書館業務に従事する時間が余り取れない実態が報告されたので、司書教諭が図書館に行く時間もないでは話にならなず、体制面の再点検が必要なこと。

内浦地区学校統合審議委員会

2007年11月26日 | 活動日記
内浦地区の小学校の統合問題について議論する第2回の「内浦地区学校統合審議委員会」に出席しました。
教育委員会事務局から、学校統合後の児童生徒数、クラス数、教師数の推移と、統合に伴なうスクールバスの運行内容、平成21年4月の統合に向けた今後のスケジュール等の説明があって、その後審議委員による議論が行なわれました。

私からは、統合に伴ない教師の定数基準で試算すると19名の教師が減少します。この大幅な減少は学校数が減少する訳ですから当然ではありますが、小規模校から大人数の学校に転校することは児童にとっては大きな環境変化となります。この環境変化に対するケアは必要なことであり、規定通りに教師を削減するのではなく、劇的変化に対する緩和措置としての教師の定数の考え方を答申に盛り込むよう重ねて意見具申しておきました。
他にも統合に向けて通学バスの運行のあり方、小学校区の考え方などに関して真剣な議論が交わされました。

ご存知でした?日本二十五勝

2007年11月25日 | 政策調査
先日、全国ふるさと富士サミットに参加した際にある参加者の方から、2次会の居酒屋の席で教えていただき、私は始めて「日本二十五勝」なるものを知りました。

以下、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』の記事に基づいて書いています。

日本二十五勝とは、昭和2年に、大阪毎日新聞社、東京日日新聞社主催、鉄道省後援で日本新八景(日本八景とも)が選定された際に、併せて選ばれた日本を代表する25の景勝地のことです。同時に日本百景も選定されています。
本来は、日本新八景に次ぎ、日本百景よりも上位の選にあたりますが、日本新八景や日本百景が現在もしばしば景勝地の惹句とされるのに対して、25という数が一般的でないためか、今日では日本二十五勝であることが喧伝されることはほとんどないのです。

日本八景、二十五勝、日本百景の具体的な地点はこちらを参照願います。=>日本八景

驚くことに、海岸で八景に選定されたのが1箇所、二十五勝で3箇所です。このうち二十五勝の海岸の3箇所のうちの1箇所が福井県の若狭高浜が選定されているのです。
快水浴場百選に選定されたくらいで喜んでいるどころの話しではありません。今から80年前はベスト4に選ばれていたのです。
この事実を私に説明してくれた方は、この八景二十五勝が選定された当時の毎日新聞を所蔵しており、私にその新聞の写しを見せてくれて、高浜がどれ程優れた景勝地かの熱弁をふるわれたのでした。高浜をこよなく愛するお気持ちがビンビン伝わってきました。
今一度、若狭高浜の海水浴場の景観について考える必要があると感じました。

たまった仕事を片付ける

2007年11月24日 | 活動日記
ここ最近多忙な日々が続いており、当日の予定をこなすだけで精一杯の状態でした。しかし、その間にも次々とこなしていかなければならない仕事が発生します。

今日は久し振りに予定が空いたので、午前中に先日の全国ふるさと富士サミットに参加された方ひとりと面談して、サミットの成果や反省などについて意見交換しました。
また、午後は子ども会のかるた大会、歳末助け合い募金などの計画立案と案内書の作成、さらには海浜組合の平成19年度定期総会の資料作成にあたりました。

忙しいとは、心を亡くすと書きます。ここ最近何かしら気が焦って、つい家族にきつい言葉を発してしまっていました。気をつけなければなりません。

桜の植樹活動

2007年11月23日 | 活動日記
早朝より、青戸桜の会が中心となって進めてきた「桜の植樹活動」を、地元の青戸区民や役場農林水産課職員のボランティアにより実施しました。

植樹は青戸区の北西の和田港湾の護岸付近に、大島桜の苗木25本、ツツジの苗木90本を植樹するものです。
苗木は、役場農林水産課を通じて、社団法人福井県緑化推進委員会から「緑の募金事業」の交付を受けて調達したものです。
桜の植樹活動により、区民の憩いの場をつくるとともに区民の連帯感を醸成して住民力を高めていきたいとの思いから私もこの活動に協力してきました。

朝から北西の風が吹き付ける寒い天候でしたが、総勢約30名の皆さんの協力によって午前中で全ての作業を終了することが出来ました。
最後に記念の標柱を建てて参加者で記念撮影を行いました。
ご協力に対しまして心から御礼を申し上げます。

写真日記もご覧下さい。

臨時議会など

2007年11月22日 | 議会活動報告
【11月臨時議会】
本日は臨時議会が開かれました。
上程された議案は、内浦・青郷地区を対象とした「中山間地域総合整備事業実施計画」について土地改良法に基づく議会議決と、安土公有水面埋立事業の第1工区について正式に町有地として確認するための議決と、その土地の字の設定に関する議決の3議案です。
審議の結果いずれの議案も可決成立しました。私は全議案とも妥当と判断し賛成しております。

【おおい・高浜振興協議会】
おおい町役場において、おおい町議会と高浜町議会の振興協議会が開催されました。
協議会では、主に道路問題について協議が行われました。
高浜町の道路問題としては、若狭西街道の日置から西への延伸について意見交換が行われました。
課題としては農道としての延伸が難しいことと、南団地付近で一部未開通区間があることから西への延伸よりもこの部分の解決が先決課題であることが示されました。
解決先としてさまざまな意見が交わされていましたが、今日の段階ではこれはという決め手に欠ける印象を持ちました。今後とも英知を結集して解決に取り組んでいくことが求められます。
振興協議会終了後は場所を移しての懇親会に参加しました。忌憚のない意見交換が出来ました。

児童虐待について考える

2007年11月21日 | 活動日記
【読み聞かせ】
和田小学校4年生に恒例の絵本の読み聞かせを行いました。(写真)
ユリー・シュルヴィッツの「よあけ」を読みました。以前にも他の学年に読んだことがあります。私の好きな絵本のひとつですが、いまひとつ良さを理解していなかったかもしれません。ひとりよがりにならないようにしなければいけません。

【人権フォーラム分科会】
文化会館で行われた「人権フォーラムたかはま2007」の、子どもの人権を考える分科会に参加しました。
子どもの人権問題は、今、その解決に最も力を入れて取り組むべき課題であると私は考えています。

今日の分科会では「児童虐待」を考えるグループに入りましたので、グループ討議では、現場教師の生の声を聞くことが出来ました。

児童虐待を受ける子どもの年齢構成を見ると、小学生が最も多くなっています。従って、教師は虐待の事案に直面する機会が多くなります。
改正児童福祉法では、児童虐待を発見した教師などには通報義務を課していますが、これがなかなか難しいことがよく分かりました。
児童虐待を確認するためには児童の家庭訪問などが必要ですが、発見のためには手間もかかりますし、ある程度の児童虐待事案に対処するスキルも必要です。
こうしたことを教師の努力だけに頼ることは基本的に間違っていると思います。
教師の場合、実際には虐待ではなかったケースで通報してしまった場合、その後の保護者との関係を考えると通報をためらうのも分からないではありません。

しかし私は、それでも、虐待されている子どもを助けるためには、通報する勇気を持って欲しいと思います。間違って通報して、その後保護者とトラブルとなっても、虐待から子どもを救うための必要なコストだと割り切って欲しいと思います。
保護者側もこうした理解が必要ではないでしょうか。

体制面での不備もあります。事実上、学校に通う児童の虐待の調査等の対応は教師がしなければ誰もする人がいません。虐待防止ネットワークにも民生児童委員にも多くを期待することは難しいと思います。
「虐待」と認定されれば児童相談所が対応しますが、そこに行くまでの過程が難しく、その対応をする体制がありません。
この点について今後の課題として検討していかなければならないと感じました。