児童虐待といえば一般的に子どもへの暴力を連想しますが、この他にも深刻な虐待として、養育放棄(ネグレクト)があります。
養育放棄(ネグレクト)は、子どもに対する養育の怠慢や放棄のことで、具体的には子どもに満足な食事を与えない、長期間入浴させない、病気や怪我に満足な治療を受けさせないなどです。
先日も、福島県泉崎村で三男(3つ)に満足な食事を与えず衰弱死させたとして、両親が逮捕された事件(この事件の場合はネグレクトに加えて暴力もあった)がありましたが、全国的にこのネグレクトによる児童虐待が増加している実態にあります。
こうした実態を受けて、厚労省は平成17年4月施行の改正児童福祉法で、市町村に「要保護児童対策地域協議会」の設置を打ち出しています。(設置の義務化ではありません)
協議会では、学校や病院などの関係機関が連携して情報を共有化し虐待防止に取り組むもので、従来からある「児童虐待防止ネットワーク」と比べても守秘義務が課せられていることなどから、一歩踏み込んだ対応ができるものとしています。
厚労省としても、この協議会の設置を促進するため、この秋から同省のホームページで全国の市町村の協議会設置状況を公表する方針が示されていました。
高浜町での児童虐待の実態、対応策、協議会についての方針などについて、今後注目してまいります。
養育放棄(ネグレクト)は、子どもに対する養育の怠慢や放棄のことで、具体的には子どもに満足な食事を与えない、長期間入浴させない、病気や怪我に満足な治療を受けさせないなどです。
先日も、福島県泉崎村で三男(3つ)に満足な食事を与えず衰弱死させたとして、両親が逮捕された事件(この事件の場合はネグレクトに加えて暴力もあった)がありましたが、全国的にこのネグレクトによる児童虐待が増加している実態にあります。
こうした実態を受けて、厚労省は平成17年4月施行の改正児童福祉法で、市町村に「要保護児童対策地域協議会」の設置を打ち出しています。(設置の義務化ではありません)
協議会では、学校や病院などの関係機関が連携して情報を共有化し虐待防止に取り組むもので、従来からある「児童虐待防止ネットワーク」と比べても守秘義務が課せられていることなどから、一歩踏み込んだ対応ができるものとしています。
厚労省としても、この協議会の設置を促進するため、この秋から同省のホームページで全国の市町村の協議会設置状況を公表する方針が示されていました。
高浜町での児童虐待の実態、対応策、協議会についての方針などについて、今後注目してまいります。