小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

和田地区委員会との懇談会

2007年05月31日 | 活動日記
和田地区委員会(和田地区の区長さんと副区長さんの集まり)と、和田地区在住の町議会議員(田中議員、勝本議員、小幡の3名)との意見交換会に参加しました。

冒頭、3名の議員からそれぞれの所信を申し述べ、その後意見交換を行いました。
地域の様々な課題について、多くのご意見を聞かせていただきました。

今日の意見交換で感じたことがあります。
夕張市の財政破綻をきっかけに、マスコミが地方自治体の財政危機について多くの報道を行った影響もあるのでしょうか、ハコモノ行政に対する批判的な意見が多くありました。もちろん、必要な事業についての要望はありますが、そうした事業の財源確保のためにも、とにかく後年度の財政負担になるような、子孫にツケを残すようなことは絶対に避けるべきだとの意見を頂戴しました。
私が議員になった4年前は、議員に期待することは、どちらかといえば地元に公共投資を引っ張って来ることでしたが、今では公共事業のチェック役を期待する声が多かったように感じました。隔世の感があります。

民社協会議員団会議など

2007年05月29日 | 活動日記
【松岡農水大臣の自殺】
松岡農水大臣が自殺しました。
あの大臣が光熱水道費問題(ナントカ還元水の問題)で自殺するとは到底思えません。おそらく「緑資源機構」の官製談合事件に絡んだ何か大きな「闇」があって、それが原因ではないかと思います。
残念なことは、わが国は8年連続で自殺者が3万人を超え、昨年6月には「自殺対策基本法」が成立し、2007年を自殺防止元年として位置づけて政府をあげて自殺防止に取り組んできた矢先の出来事だったことです。

【民社協会議員団会議】
福井市内で開催された民社協会議員団会議に出席しました。6月定例会に向けた情報交換が行われました。各議会の課題等に関して新聞情報ではとても得られない多くの情報を得ることが出来ました。

【防犯組合総会】
夜は、防犯組合総会の懇親会に出席しました。組合員の方々と2次会までお付き合いさせていただき、多くの意見交換が出来ました。酒が入ると本音の話が聞けますので、こうした機会は有益です。

ふるさと納税?

2007年05月28日 | 政策調査
【ふるさと納税】
少し分かりにくい内容かもしれませんが我慢して読んでください。

ふるさと納税についてはいろいろな疑問を感じます。

住民税の一部を故郷の自治体に納めることができる「ふるさと納税」については、この制度で住民税の税収が増えた自治体は地方交付税の基準財政収入額が増えますので、結果的に地方交付税が減額されるので意味がないという懸念がありました。
この懸念に対し、菅義偉総務相は、地方交付税を減額しない考えを表明したそうです。
住民税は交付税の算定基礎となる基準財政収入額に含まれるため、増収になれば交付税が減少されるのが当然ですが、それでは地方のメリットにならないために交付税の減額はしないというものです。

それでは、ふるさと納税によって住民税が減収となった自治体はどうなのでしょうか。基準財政収入額が減少しますから、地方交付税は理屈の上では住民税の減収分について増額されなければなりませんが、そうなると国から地方交付税として地方に交付する税額全体が増えることになります。
従って、減収となった自治体は交付税には反映されずに単純に住民税の減額分が減収となるのでしょうか。もしそうならば、それで財政需要が賄えるのでしょうか。疑問を感じます。

他にも、ふるさと納税の納税先が、自分の生まれ故郷に限定しなくて、例えば財政破綻した夕張市を選ぶなど、納税者が選択できる制度にするとの声も出てきているそうです。
こんな制度にでもなれば、どの自治体もどれだけの税収があるのかの予測が非常に困難になってしまいます。財政の見通しすら立てられなくなってしまうのではないでしょうか。

地方は本気でこんな制度を望んでいるのでしょうか。理解に苦しみます。

【議会運営委員会】
議会運営委員会に出席。6月定例会の日程が正式に決定しました。
日程については、5月15日の日記でお知らせした通りです。
その他、議会のテレビ中継、一般質問、議案審議等に関する議会改革案について話し合いを行いました。
9月議会からいくつかの改革案について始められそうです。

ピクニック

2007年05月27日 | プライベート
【ピクニック】
四女のリクエストで、今日は家族でおおい町の赤礁崎公園にピクニックに出かけました。(写真は赤礁崎灯台)
昔はこうしていろんな公園にピクニックに出かけたものですが、最近はめっきりそうした機会がなくなりました。
四女の嬉しそうな表情を見ていると少し申し訳ない気持ちになりました。

【絵本の選書】
近く、絵本の読みか聞かせが予定されていますので、ピクニックから帰って図書館に出かけて絵本を選びました。
結局、(声に出すことば絵本)「我輩は猫である(ほるぶ出版)」を選びました。
もちろん、文は夏目漱石です。

【議会REPORT】
夕方、1時間程度議会REPORTの配布を行いました。七年祭りの顔見世が行われている関係で一部交通規制がありました。
太鼓の音が町内に響きわたり、いよいよ祭りが近づいてきたことを感じさせます。

町民のご意見

2007年05月26日 | 活動日記
朝から「議会REPORT」の配布を再開しました。
高浜地区と上和田の配布がまだ終わっておらず、今日は高浜地区の配布を行いました。(今日の終了時点でも高浜地区の全部は終わっておりません)

ある町民の方から議会について厳しいご意見をお聞きしました。
選挙が終わってそれほど時間が経過した訳ではありませんが、真剣に町政を憂いている町民の方は決して少なくなく、その町民の個人の意見というのではなく、知人との意見交換の中から収斂された意見として私に託されました。

今日の意見交換で感じましたが、高浜町民の意識はこの数年で確実に変わりました。何がどう変わったかを一言で表現すると、町政に口をさし挟みたい、関心がある、という人が確実に増えたということです。

たいへん良い傾向です。

政権交代

2007年05月25日 | 私の考え
大阪市内で開催された関西地域の地方議員が集まる会議に出席しました。
議題は7月に施行予定の参議院議員選挙対策です。
与野党とも天下分け目の闘いと位置づけて、既に激しい前哨戦が繰り広げられています。
もちろん、参議院選挙の結果で政権が変わることはありませんが、選挙結果によっては衆議院の解散総選挙ということも考えられます。

私は、日本の政治に最も必要なことは、政権交代が可能な政治状況をつくることだと思っています。個別の政策の良し悪しをあれこれ評価しても、あまり意味がないことのように感じています。
要するに、良い政治ができていなければ政権政党を国民が選挙で変えればいいのです。政権交代によってのみ、しがらみを断ち切ることができ、改革が進むものと確信しています。

そのためには、国政レベルのみならず、先の統一地方選挙の結果からも、国と地方において自民党、民主党という二大政党の政治状況がまがりなりにも形成されてきた現在、早い時期に政権交代が行われて、政権交代可能な政治状況を確実に形づくることが最も必要だと感じています。

私が民主党を応援する最大の理由です。

ゲートボール大会

2007年05月24日 | 活動日記
【ゲートボール大会】
朝、社会福祉協議会会長杯ゲートボール大会の開会式に来賓として招かれたので出席しました。
開会式後の始球式(?)に参加して、町長、議長が連続して的を外したあとに私の順番となり、見事、打球はゲートを通過しました。

「さすがは厚生文教常任委員長!」という掛け声に、思わずガッツポーズを披露してしまいました。

【一般質問の通告順位】
今日、昨日の日記で紹介した内容で一般質問の事前通告を行いました。
質問の通告順位は3番でした。おそらく、6月8日(金)午前10時から10時半頃までに登壇すると思います。
一般質問など議会の本会議は、誰でも事前予約なしで手軽に傍聴できます。役場の3階が議場となっていますので興味があればぜひお越し下さい。

一般質問の事前通告書

2007年05月23日 | 一般質問
夜、一般質問の事前通告書作成に頭を悩ましました。
結局、以下の通り6月定例会で質問する通告書を作成しました。以前、日記でお知らせした内容と少し変わりました。
明日、議会事務局に提出することとします。

【平成19年第4回定例会(6月議会)一般質問通告書】

●通告者 議席番号:5番 小幡憲仁
●質問所要時間 60分(一問一答)

《質問の件名及び要旨》

1.認定こども園について
認定こども園は、就学前児童への教育、保育、子育て支援の総合サービスを提供する施設として、昨年10月に法律が施行された。認定子ども園では、利用者の就労の有無にかかわらずこれらの多様なサービスを受けることが可能である。幼稚園のない高浜町にとって必要不可欠な施設であり、早期に町立保育所をこの認定子ども園として運用すべきである。
既に昨年10月には「福井県条例」において認定基準が示されており、県内にも設置の動きが出てきている。
高浜町として認定こども園の設置に向けた方針を示されたい。


2.病児ディケア事業について
子育て支援の充実策の一環として、子どもの病気または病気回復期に仕事の都合などで育児が出来ないときに、その子どもを預かる「病児ディケア事業(病児・病後児保育)」は必要不可欠な事業である。
核家族化の進展と共に、共働きでなければ経済的に子育てが難しい時代でもあり、この「病児ディケア事業」を高浜町でも実施すべきである。
理事者の見解を問う。

3.学校図書館の蔵書整備について
小さいときから本に親しみ、読書習慣をつけることはその後の子どもの成長に大きなプラスとなる。最近では、「朝の読書」をどの学校でも実施するなど読書習慣を身に付ける活動が活発に行われている。
ところが、こうした動きとは裏腹に、厳しい財政状況から学校図書館の整備、中でも蔵書の整備が進んでいない実態が各種の調査で明らかとなっている。
子ども読書活動推進法に基づき、学校図書整備費として地方交付税に充当された財源を、実際には学校図書整備に使っていないなどの実態にある。
学校図書館は子どもが最も身近に良書に接する施設であり、そのため、蔵書の整備については「文部科学省が公立義務教育学校の図書館に整備すべき蔵書の標準」として「学校図書館図書標準」を定めて蔵書の整備を求めている。
高浜町の小、中学校の「学校図書館図書標準」に定める蔵書の現状の達成率と、今後の学校図書館の蔵書整備の方針を問う。
                                 以 上

高浜町シルバー人材センター総会

2007年05月22日 | 活動日記
【シルバー人材センター総会】
高浜町シルバー人材センターの第1回総会に来賓として出席しました。
(高浜町議会厚生文教常任委員長としての案内です)
昨年10月に設立された「高浜町シルバー人材センター」ですが、この半年間、順調に会員(就業するためには会員登録が必要)が増えてきており、今年4月末では100名を超えるまでになりました。

また、シルバー人材センターが注文を受けた仕事は、自動車や荷役機械・車両の運転、大工仕事、塗装、左官、障子の張替え、施設管理、除草作業、清掃作業、家事援助など多岐にわたります。
注文先としては、公共部門、民間事業所、一般家庭などですが、意外に民間事業所からの注文が最も多くありました。
これは、シルバー人材センターの発足が昨年10月だったことから、役所の予算年度の途中でもあり、公共部門からの発注が少なかったためであり、平成19年度はもっと注文が増えるものと予測されます。

いずれにしても、団塊世代の大量退職時代にあって、シルバー人材センターの果たす役割はますます重要になってきます。今後の一層の発展が期待されます。

【海浜組合の話し合い】
夜は某所にて、海浜組合の課題について関係者との話し合いを行いました。
じっくりと時間をかけて、最良の結果を出すことが肝要です。