小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

議会中継

2007年06月30日 | 活動日記
【議会中継】
昨日今日とインターネットでいろいろな議会中継を見ました。今、議会中継がおもしろいです。
県議会の代表質問と一般質問。県議会は保守系会派分裂の影響なのか分かりませんが、代表質問などで白熱した論戦が行われています。
また国会でも、衆議院の内閣不信任案を巡る攻防、参議院の内閣委員長(藤原正司議員が内閣委員長です)の国家公務員法の改正法案の中間報告などを見ました。
内閣不信任案では民主党の小沢鋭仁議員の賛成討論は聞き応えがありましたし、同じく民主党の藤原正司議員の委員長中間報告も大汗をかきながらの(忸怩たる思いの)報告に聞いていて感動しました。
こうした真剣勝負の議会の論戦は、下手なテレビ番組を視ているよりも余程おもしろいです。

【原子力平和利用協議会高浜支部総会】
第17回の原子力平和利用協議会高浜支部総会に出席しました。
総会では地球環境問題に関する講演がありました。(写真)


AED講習会など

2007年06月29日 | 活動日記
【夏風邪】
夏風邪をひいてしまいました。
本日は、福井市内で開催される議会の研修会に参加予定でしたが、体のだるさと咳のため欠席し自宅で休養しました。

【AED講習会】
夜は保健福祉センターで開催された、若狭和田観光協会主催の「AED(自動体外式除細動器)講習会」(写真)に参加しました。
今年度、、若狭和田観光協会にAEDが1台配備され、夏期シーズンは浜の放送センターに備え付けすることになります。
安全・安心の海水浴場への一歩ですが、いざという時に使い方が分からないでは宝の持ち腐れとなりますから、今回の講習会開催となったものです。
観光協会員約20名が参加し、若狭消防組合高浜分署、和田診療所の協力のもと真剣な講習会となりました。

私も少し勘違いしていましたが、AEDはあくまで心臓の心室細動(心室が小刻みに震えて全身に血液を送ることができない状態)の場合に作動するものであって、完全な心停止状態では作動しません。
従って、最も大切なことは心肺蘇生法のテクニックを習得することにあります。
AEDを装着している最中も心臓マサージは続けなければいけないのです。(AEDで電気ショックを与える時だけ患者から離れます)

絵本の読み聞かせなど

2007年06月28日 | 活動日記
【絵本の読み聞かせ】
朝、和田小学校5年1組の児童に絵本の読み聞かせを行いました。
この6月13日に3年1組の児童に読み聞かせしたのと同じ、「花さき山(斎藤隆介・作、滝平二郎・絵):岩崎書店」を読みました。
何度読んでも感動する絵本です。

【参議院選挙】
夜は、参議院選挙関係の打ち合わせに出席。当面、実施すべき事柄について確認しました。

視察研修中に夏風邪をひいてしまい体調不良です。短めの日記ですみません。

原子力関連施設視察研修レポート

2007年06月27日 | 研修報告
1.佐賀県玄海町について
佐賀県玄海町役場を訪問し研修を行なった。
玄海町は、町政施行が昭和31年で、町の広さは東西約7キロメートル、南北約9キロメートル、総面積は約36平方キロメートル、人口は約6千7百人の比較的小規模な町である。
平成の大合併により9市町村が合併した唐津市に囲まれるように位置している。当初はこの合併協議会に参加していたようだが最終的には合併協議会から離脱し、玄海町は単独の道を選択した。財政的には原発立地による潤沢な税収と交付金の恩恵を受けていることから当面は問題ないが、市町村合併のひとつの指標である人口1万人の要件を下回っており、この点については今後どのような判断をされるのかが興味のあるところである。
今回の研修の眼目のひとつに、九州電力玄海原子力発電所3号機でのプルサーマル計画がある。九州電力では平成16年4月に玄海発電所3号機のプルサーマル計画を佐賀県ならびに玄海町へ申し入れを行い、平成16年5月には事前了解願いを提出し、国に原子炉設置変更許可申請を行った。その後、国の安全審査と並行しながら住民説明会の開催や公開討論会の開催、県議会、町議会の議論などを経て、平成18年2月には玄海町議会がプルサーマル推進意見書を全会一致で議決した。そして、平成18年3月に当時の二階経済産業大臣が玄海町を訪問し、地元に対して大臣自らの言葉で「国が責任を持って安全確保と地域振興に取り組む」ことを約束し、これを受けて佐賀県と玄海町は最終的に事前了解することとなったものである。
国が安全確保と地域振興に責任を持つことは、大臣が地元を訪問して特に述べなくとも約束されていることである。安全に関しては国の安全審査があり、地域振興については電源三法交付金制度などがある。しかし地元にとっては、安全審査というロジックよりも、大臣が直接町役場までやってきて「安全は国が責任を持ちます」の一言の方が安心感の醸成につながるものである。
大臣が原子力の地元を訪問する機会というのは、これまでは事故が発生した場合などが多かった。しかし本来は、例えば今回の、国策であるプルサーマル計画の推進同意を得るというようなタイミングにこそ訪問していただくべきとの玄海町の対応には感銘を受けた。

ところで、玄海町では原子力発電所の建設工事が終了した時期にあたる平成7年度をピークに、それまで増加傾向にあった町の人口が減少に転じ、その後の人口減少カーブが急激である。昨今、地方はどこでも人口減少という問題を抱えており高浜町も例外ではないが、これほど人口が減少していることには同じ原子力発電所立地町として問題意識を持たざるを得ない。
原子力発電所の建設工事が終了したことが大きく影響していると思うが、下げ止まりしていないことから、若者を町に定住させる施策ができていないことにも原因があるように感じた。このため町としても町外からの転入を促進するため定住促進事業を平成16年度から始めるなどの対策を講じているが効果が出ていない。町に人が住まなくなる大きな原因は働く場所がないことである。原子力立地地域ならではの優遇措置を活用して企業誘致を行い、若者の働く場所の確保とセットで定住促進を図っていくことが今後の大きな課題であると感じた。

2.九州電力株式会社玄海原子力発電所について
九州電力玄海発電所を訪問し研修を行った。
玄海原子力発電所(1~4号機)の炉型は高浜発電所と同様の加圧水型軽水炉(PWR)である。出力は1,2号機が55.9万KW、3,4号機が118万KWである。1,2号機が蒸気発生器2基の2ループタイプであることから、関西電力の美浜発電所2号機、そして3,4号機が4ループタイプであることから、大飯発電所3,4号機と良く似た発電所である。
玄海発電所3号機では、前述の通り、2010年頃のMOX燃料装荷を目標とするプルサーマル計画が進められている。
平成18年9月に三菱重工-フランス・コモックス社とのMOX燃料供給契約を締結し、現在は燃料の製造開始に向けた品質保証活動などの諸準備を実施中である。これまで実施してこられた事前了解までの地元理解活動や、事前了解後も継続して実施中の広報活動等についての説明を受けた。九州電力におけるプルサーマル計画の順調な推進を期待するものである。

ところで玄海発電所は、発電所を含む周辺の様々なPR施設群や遊戯施設などを総称して「玄海エネルギーパーク」と呼称して様々な施設を配置している。この玄海エネルギーパーク内には、メイン施設のサイエンス館(原子力に関する展示施設)、九州ふるさと館(九州各地の民芸等の展示)、温室(タービン蒸気の一部を利用した植物観賞用温室)、ツバキ園、太陽の広場、ふれあい農園、物産販売所などがある。
特に注目したのが、原子力PR施設のサイエンス館に併設する「九州ふるさと館」で、九州各地の伝統工芸品や民族芸能を紹介する施設である。展示物の内容、規模とも見応えがあり非常に感心した。

3.日立造船メカニカル株式会社について
日立造船メカニカル株式会社を訪問し研修を行なった。
日立造船メカニカル株式会社は日立造船株式会社の100%出資会社で、主に使用済燃料輸送、貯蔵用容器(キャスク・キャニスター)や化学工場向けの圧力容器等の製造を行なっている。
工場では、1万トンプレスを装備し、厚さ300mmまでの鋼板を冷間で成形加工可能な生産設備などを見学した。製造中の使用済燃料輸送・保管用のキャスク、キャニスターが数多く並び、フル生産態勢であった。
青森県六ヶ所村の使用済燃料再処理施設の使用済燃料の受入により輸送用キャスクの需要が高まったことや、青森県むつ市における使用済燃料中間貯蔵施設の建設計画など、今後とも使用済燃料の輸送、貯蔵容器の需要が期待できることが実感できた。
今回の研修により製造段階のキャスク・キャニスターを初めて見学した。実物を見学することによって、資料等の説明では得られない本質的な理解を得る事ができた。
また、日立造船メカニカル(株)の製品の品質管理面は、ISO9001や米国機会学会(ASME)などの信頼できる資格を取得していることからも、その品質保証体制の優秀さが伺えた。

視察研修:1日目

2007年06月25日 | 研修報告
今日から2泊3日で九州方面の議会の視察研修に参加しています。
朝の6時前に高浜町を出発し、伊丹空港から福岡空港まで空路で移動しました。
陸路、佐賀県玄海町まで移動し夜は唐津市内泊です。
視察研修の内容報告は後日掲載いたします。(多忙のためすみません。)

雨の日曜日

2007年06月24日 | プライベート
朝から激しい雨が降っています。
特に予定がありませんので、家で溜まった仕事を処理しました。
1ヶ月分ほど溜まった新聞をスクラップしていると、ここ最近の政局の移り変わりがよく理解できます。本当に激動の1ヶ月でした。

午後、2時間ほど昼寝をすると気分スッキリとなりました。
明日から2泊3日で九州へ視察に行きます。視察の内容は帰ってから報告させていただきます。

県議の政治倫理条例・基本的計画議決条例

2007年06月23日 | 政策調査
昨日、6月県議会が開会しました。
改選後初の県議会であり注目しておりましたが、議員発議で「政治倫理条例」と「基本的計画議決条例」の2つの条例案が上程されました。

2つの条例案については昨日の本会議で「県議の政治倫理条例」を県民連合の鈴木議員が、「基本的計画議決条例」を自民党新政会の笹岡議員がそれぞれ提案理由説明を行っております。(インターネットで見ました。)

県議の政治倫理条例とは、県が発注する工事の請負・業務委託契約を、議員や二親等以内の親族がかかわる企業による受注を制限することを定める内容です。
また、基本的計画議決条例とは、県が策定する3年以上の中長期計画について、その策定に議会の議決を必要とすることを定める内容です。

私も《My Policy 私の政策》にこの政治倫理、議会活性化について書いております。この6月県議会の議論に注目してまいりたいと思います。

議会のテレビ中継

2007年06月22日 | その他
6月16日と17日の2日間、高浜町議会6月定例会のテレビ中継がありました。
ところが、この2日間は高浜七年祭りの真っ只中にあって、高浜地区の多くの方は議会中継が視聴できなかったのではないか、とのご意見を頂戴しました。
以前から議会の中継が楽しみでいつも視聴していたが、さすがにこの2日間は祭りで忙しくて見ることができなかった。何とか再放送はしてもらえないかというものです。

町政に関心を持っていただき感謝します。役場に意見提起してみることにします。