小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

和田駅踏切

2009年10月31日 | 活動日記
【和田駅踏切】
かねてより事業推進に取り組んできた和田駅踏切工事が完成して昨日より通行可能となりました。
早速、南山手線との交差点部分の信号について町民からご意見をいただいたので、現地確認を行いましたが、特段の問題はなく、おそらく勘違いだと思われます。

【若狭地区の町議会議員による交歓球技大会】
若狭地区の町議会議員(美浜、若狭、おおい、高浜の各町)による交歓球技大会が開催されましたので参加しました。
種目はグランドゴルフで、一緒にランドした組の中では、無事にホスト役として最下位となりました・・・。
その後の懇親会にも参加し、他町の議員との情報交換を行いました。

雇用不安が叫ばれる中、こうした行事の開催に若干の疑問を感じないではないですが、有益な情報交換ができることも事実です。

政権交代後

2009年10月30日 | 私の考え
政権交代によって国政の大改革が進んでいます。

当面、私の仕事は次の2つかと思います。(むろん他にも町政課題について仕事はします。)

ひとつは国と高浜町の関係についてです。
国民の意志で成し遂げられた『無血の平成維新』(首相所信表明演説の中の表現)により、長年特段の問題意識もなく続けられてきた行政運営が、『戦後行政の大掃除』(同じく首相所信表明演説の中の表現)ということで、大改革が進められつつあることについて、各市町村に(県も)大きな戸惑いがあることは事実です。
従って、民主党地方議員として高浜町のためにやるべきことは数多くあります。
既に様々な取り組みを始めているところです。

ふたつは国と地方のねじれの解消です。
国政は民主党が圧倒的多数となっていますが、多くの地方議会では自民党系議員が圧倒的多数を占めています。国と地方のねじれです。
これを解消する方策は2つしかありません。
現職の地方議員の民主党入党を増やすことと、選挙で民主党の新人議員を増やすことです。これについても既に様々な取り組みを行っています。

当面、忙しい日々が続きます。

鳩山首相の所信表明演説について

2009年10月29日 | 私の考え
少し遅くなりましたが、26日に行われた鳩山首相の所信表明演説をネットで視聴しました。テキストも何回か読み返しました。
いろいろ評価はあるようですが、私は非常に良い演説だったと思います。聞いていて、あるいは読んでいて、とても感動する内容でした。
少し長くなりますが特に私が注目した箇所を抜粋して紹介します。

(以下、所信表明演説の抜粋)
○友愛政治の原点
私もまた、この夏の選挙戦では、日本列島を北から南まで訪ね、多くの国民の皆さまの期待と悲痛な叫びを耳にしてきました。

青森県に遊説に参った際、大勢の方々と握手させていただいた中で、私の手を離そうとしない、一人のおばあさんがいらっしゃいました。
息子さんが職に就けず、自らのいのちを断つしか途がなかった、その哀しみを、そのおばあさんは私に対して切々と訴えられたのです。
毎年三万人以上の方々のいのちが、絶望の中で断たれているのに、私も含め、政治にはその実感が乏しかったのではないか。
おばあさんのその手の感触。その眼の中の悲しみ。私には忘れることができませんし、断じて忘れてはならない。
社会の中に自らのささやかな「居場所」すら見つけることができず、いのちを断つ人が後を絶たない、しかも政治も行政もそのことに全く鈍感になっている、そのことの異常を正し、支え合いという日本の伝統を現代にふさわしいかたちで立て直すことが、私の第一の任務です。

かつて、多くの政治家は、「政治は弱者のためにある」と断言してまいりました。
大きな政府とか小さな政府とか申し上げるその前に、政治には弱い立場の人々、少数の人々の視点が尊重されなければならない。そのことだけは、私の友愛政治の原点として、ここに宣言させていただきます。
今回の選挙の結果は、このような「もっとも大切なこと」をおろそかにし続けてきた政治と行政に対する痛烈な批判であり、私どもはその声に謙虚に耳を傾け、真摯に取り組まなければならないと、決意を新たにしております。

○「新しい公共」
働くこと、生活の糧を得ることは容易なことではありません。
しかし、同時に、働くことによって人を支え、人の役に立つことは、人間にとって大きな喜びとなります。
私が目指したいのは、人と人が支え合い、役に立ち合う「新しい公共」の概念です。
「新しい公共」とは、人を支えるという役割を、「官」と言われる人たちだけが担うのではなく、教育や子育て、街づくり、防犯や防災、医療や福祉などに地域でかかわっておられる方々一人ひとりにも参加していただき、それを社会全体として応援しようという新しい価値観です。

国民生活の現場において、実は政治の役割は、それほど大きくないのかもしれません。
政治ができることは、市民の皆さんやNPOが活発な活動を始めたときに、それを邪魔するような余分な規制、役所の仕事と予算を増やすためだけの規制を取り払うことだけかもしれません。
しかし、そうやって市民やNPOの活動を側面から支援していくことこそが、二十一世紀の政治の役割だと私は考えています。

新たな国づくりは、決して誰かに与えられるものではありません。
政治や行政が予算を増やしさえすれば、すべての問題が解決するというものでもありません。
国民一人ひとりが「自立と共生」の理念を育み発展させてこそ、社会の「絆」を再生し、人と人との信頼関係を取り戻すことができるのです。

私は、国、地方、そして国民が一体となり、すべての人々が互いの存在をかけがえのないものだと感じあえる日本を実現するために、また、一人ひとりが「居場所と出番」を見いだすことのできる「支え合って生きていく日本」を実現するために、その先頭に立って、全力で取り組んでまいります。

連合福井定期大会など

2009年10月28日 | 活動日記
【連合福井定期大会】
あわら市内で開催された連合福井の定期大会に出席。(写真)
国会の本会議日程と重なったため民主党国会議員は秘書が代理出席されていましたが、西川知事を始め数多くの来賓の出席がありました。

【福井県市町議会合同研修会】
あわら市内から福井市内の福井県自治会館に移動して、福井県市町議会議員合同研修会に参加しました。
研修会では、湯布院の温泉ホテル「玉の湯」の社長、桑野和泉(くわのいずみ)さんの講演を聴きました。
話術も上手く話しの内容も充実しており、聞き入ってしまいました。

【民主党福井地域戦略局】
今度は福井県議会議事堂に移動して、民主党の福井地域戦略局の鈴木事務局長(県議会議員)を訪問して、高浜病院問題などの地域の課題について協力要請を行いました。
県庁の幹部職員にも表敬訪問してきました。

臨時議会

2009年10月27日 | 議会活動報告
【臨時議会】
臨時議会が開催されました。
議題は、文化会館大ホールの照明設備修繕工事の請負契約案件と、新型インフルエンザワクチン接種の低所得者に対する助成費用の補正予算案、それに高浜病院を公的病院として存続させる意見書案の3議案です。
それぞれ審議を行い3議案とも全会一致で可決しました。

【議会改革調査特別委員会】
臨時議会終了後、議会改革調査特別委員会が開催されました。
民間の厳しい経済状況を受けて今年度の人事院勧告により、町職員の年末賞与が夏季に引き続いて年末賞与も減額される予定になっています。
このため、議会として、この夏の賞与の減額は見送ったが、年末に関しては相応額の減額が必要ではないかということで議論を行いました。
私は納税者の視点から考えても、減額はやむを得ないとの意見ですが、賞与減額は単なるパフォーマンスに過ぎないとの反対意見もあります。
再度、11月に委員会を開いて意見調整を図ることとなりました。
なお、議会改革調査特別委員会では、今後、時期を設定して議員定数の問題を始めとした様々な課題について議論を進めていくことを確認しました。

臨時国会開会

2009年10月26日 | その他
臨時国会が始まりました。
鳩山首相の就任後初となる所信表明演説が行われます。
夜、インターネットで所信表明演説の録画中継を視聴するつもりでしたが、懇親会で帰宅が遅くなり止めておきました。
明日以降、じっくりとテキストで読んでみたいと思います。

神輿の蔵入れなど

2009年10月25日 | 活動日記
【神輿の蔵入れ】
朝から区民にお手伝いいただいて神輿の蔵入れ作業を行いました。(写真)
入念に金属部分を磨き上げ、輝きを増した状態でガラスケースに収納して会館の納戸に収納しました。
来年まで納戸のガラスケースの中で静かに出番を待つこになります。

【側溝清掃】
11月1日に区の奉仕作業として区内の側溝清掃を行う予定です。
今日は清掃が必要な側溝を見極めるために区内の側溝を見て回りました。
堆積している泥を確認するためには側溝の蓋を開ける必要があり、これが結構な重労働でした。

【民主党3区総支部幹事会】
夜、越前市の松宮衆議院議員の事務所で開催された民主党3区総支部幹事会に出席しました。
松宮議員も出席しておられ国政に関する情報も聞かせていただきました。

ゴミ問題を考える

2009年10月24日 | 活動日記
【ゴミ集積所】
和田駅近くのゴミ集積所で関係者とゴミ収集の問題について協議しました。
現在、高浜町では資源ゴミの回収対象を増やしてきた結果、ゴミ(再資源)分別の種類が増えてきております。
ゴミを出来るだけ細かく分別収集することは環境面から必要なことですが、ゴミを排出する町民にとってはあまりに細分化することは大きな負担になります。
従って町民に負担の少ない分別収集を考える必要があります。
そのためには何に負担を感じているかを把握することが必要です。
その負担のひとつに、ゴミ(再資源)の種類が増えた結果、ゴミ(再資源)を出す指定日が非常に複雑になったことです。
ゴミ集積所のキャパを拡大し資源ゴミ毎に仕切りを付けておいて、資源ゴミはいつでもゴミ出しできるようにして、収集されるまでゴミ集積所で保管するようにすればある程度負担が軽減されるのではないかと思います。
今後、廃棄物減量等推進審議会の場でも意見提起していきたいと思います。
(写真はゴミ集積所に設置された手作りの収集対象を表示する看板)

【班長会】
夜は青戸区の班長会を開催しました。各班長に集まっていただき祭りの会計報告や反省会、諸連絡等を行いました。

母子加算復活!

2009年10月23日 | 政策調査
政府は本日の閣議で、今年春に全廃されていた母子加算をこの12月から復活させることを決定しました。
以下、インターネットで読んだ毎日新聞(10月23日付)記事の一部抜粋引用です。

《引用開始》
「やっと戻るんですねえ」。体調を崩したのをきっかけに3年半前から生活保護を受給する札幌市の菊地繭美さん(46)は、ほっとした様子。
07年4月、息子の高校入学と同時に月額約2万3000円の母子加算が打ち切られた。入浴回数を減らしたり、衣服も数カ月に1度しか買ってやれなくなった。

「廃止は生存権を侵害する」として、自治体を相手取って提訴。
今年4月以降、母子加算復活を目指す民主党の会合にも参加し、窮状を訴え続けた。

「復活したら、息子とおすしを食べたい。ずっと食費も削ってきたから」と話すものの、息子が来年3月に高校を卒業すれば、母子加算の対象から外れる。

東京都足立区の女性(50)は「高校1年の息子が来春の修学旅行に行ける」。
月額2万3000円の母子加算が削られた後は、食事の回数やおかずを減らし、「食べ盛りの息子が食べない私に遠慮するのがつらかった」。
20代から病気を患い、フルタイムの仕事は難しいが、来春早々にある息子の修学旅行の積立金も確実に捻出(ねんしゅつ)できそうだ。
《引用終了》

息子とおすしを食べる楽しみや子どもから修学旅行を奪う母子加算の全廃。
バカな政策の転換を歓迎するものです。

太陽光発電の新たな買取制度

2009年10月22日 | 政策調査
11月1日から太陽光発電の新たな買取制度が始まります。
制度について少し説明します。

ポイント1
買取対象は太陽光発電による発電で自家消費を超える余剰電力です。
住宅だけでなく学校、事務所、工場等に設置された太陽光発電も対象になります。

ポイント2
買取期間は10年間で、買取価格は固定価格となります。
初年度の買取価格は住宅用が1kWh当り48円、非住宅用が24円となり現行の概ね2倍の価格になっています。買取価格は今後、太陽光発電システムの価格低下に伴って下がっていきますが、買取開始年度に適用される価格は10年間変わりませので、初年度に買取を開始すれば住宅用でしたら10年間48円で買取ることになります。

ポイント3
買取費用の負担は電気料金に転嫁されて全ての国民が広く薄く負担することになります。

この制度によって太陽光発電の普及に大きな弾みが付くことは間違いないと思います。