小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

地域活性化フォーラム

2004年10月08日 | 活動日記
福井フェニックスプラザで開催された、地域活性化フォーラムに参加しました。このフォーラムは今日から3日間、福井市で「住みたくなるまちづくり全国交流会」が、全国でまちづくりに取り組んでいる人々と交流を目的に開催されますが、そのオープニングイベントとして開催されるものです。

フォーラムでは開会式のあと、ねじめ正一氏による「街の匂い、人の匂い」と題して基調講演がありました。ねじめ氏はご承知の通り「高円寺純情商店街」で直木賞を受賞した作家として有名です。
ねじめ氏は東京の高円寺の商店街の出身で、ご自宅もねじめ民芸品店を営んでいるそうです。昭和30年代の高円寺商店街のエピソードを交えて、高円寺商店街が持っていた匂い(雰囲気)やそれがコミュニティーの形成に果たしていた役割(ねじめ流地域コミュニティー論)についての話でした。

次に、山根一眞氏をコーディネーターに「地方分権社会の形成における市民の役割」をテーマにパネルディスカッションがありました。
山根一眞氏は「メタルカラーの時代」と題した雑誌連載で有名です。
パネラーのひとりである酒井福井市長から冒頭に、ここ数年は近代日本が経験した明治維新、終戦に次ぐ3つ目の大変革の時代だとの話がありました。この変革とは地方分権です。財政が厳しい中で小学校区単位の運動会型まちづくりについての取り組みの解説がありました。
他のパネラーからも興味深い話も出ておりましたが、その後人に会う約束があって議論の途中で退席したので、最後まで聞けませんでした。もし、インターネットで情報収集できれば後日報告させていただきます。