小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

3月議会の一般質問通告

2015年02月23日 | 一般質問

昨日と今日(2月23日、24日)は、3月定例会の提出議案の説明会です。この2日間で議案の説明を受けるのですが、明日の午後5時に一般質問の通告が締め切られます。
明日も終日、会議室に缶詰めになる可能性大なので今夜中に一般質問の通告書をつくらなければなりません。議案の説明を受けてから考える日程だったらいいのですが、仕方ありません。
先ほど、以下の項目の通告書をメールで議会事務局に送信しました。明日、役場でその旨報告し受理されます。
任期最後の質問です。頑張ります。(この任期4年間も選挙時の約束通り全部の議会で一般質問に立つことになります)

平成27年第2回 定例会(3月議会)一般質問通告書

●通告者 議席番号:8番 小幡憲仁
●質問所要時間 40分

《質問の件名及び要旨》
1.新年度予算を踏まえ、今後の財政見通しと予算の執行体制を問う
平成27年度予算(一般会計)は当初予算の段階で112億円余りの大型予算となった。また、平成26年度予算も3月補正を含めると114億円余りの大型予算である。新庁舎・公民館建設事業、雨水対策事業などの大型事業と、福井和郷に対する補助金などで予算規模が膨らんだ結果ではあるが、今後の財政見通しをどう見ているかを問う。
また、平成27年度への繰り越しを前提に、国の緊急経済対策に基づく事業や、諸事情で繰り越しとなった事業もあることに加えて今回の大型予算である。予算の適正な執行がしっかりと担保できるのか、役場の執行体制を問う。

2.認知症高齢者の増加に対する今後の対応について
厚生労働省は、10年後の2025年に認知症の高齢者が700万人に達するとの推計値を示し、この問題に対する国家戦略を明らかにし国を挙げて取り組む方針を示した。人口規模で国の約1万分の1の高浜町では、単純計算で認知症高齢者が約700名程度に達することになる。高浜町としても国の戦略を踏まえ、2025年に向けた認知症高齢者の問題への対応に政略的に取り組む必要があるが、見解を問う。

3.小・中学校の統廃合問題について
福井県教育委員会は、文部科学省が60年振りに見直した公立小・中学校の統廃合の手引きに基づき、統廃合の検討対象となる学校数を明らかにした。この中には高浜町内の小・中学校も含まれると思うがどうか。また、県内市町では学校の統廃合に向けて検討委員会を設けるなど統廃合の計画を策定する動きがあるが、高浜町としての今後の方針を問う。

2つの意見交換会

2015年02月16日 | 活動日記
今日は2つの意見交換会に参加しました。

午前中、福井市役所まで足を運び、福井県内の仲間の地方議員が集まる意見交換会に参加しました。
県議、福井市議(2名)、坂井市議、南越前町議と私(高浜町議)の5名です。
3月定例会の提出議案の情報交換や、公民館活動の改革、認定子ども園の導入など多岐にわたるテーマで意見交換できました。

夜は、小浜市内で県職員、市職員、教諭、企業の従業員というそれぞれの立場から参加された若手の方々との意見交換会に参加しました。

この企画は、若者の政治参加が少ないことから、それを解消する目的で普段あまり接する機会のない地方議員と膝を交えて意見交換することを目的に開催されたものです。
若者の政治参加の減少は大きな問題で、実際、例えば選挙の投票率で見ると、60代の投票率と20代の投票率では2倍の格差があると言われています。
これを投票人口で考えると、60代は人口が約1,500万人、20代の人口が1,200万人ですから、人口の絶対数でも若者は少ないのですが、これに投票率を60代が60%、20代がその半分の30%とすると、投票人口は、60代が900万人、20代が360万人となります。つまり若者の政治的な発言は60代の40%しかないということになってしまいます。
政治の重点政策が中高年に向かうのは必然の結果となってしまうのです。

今日の意見交換会には参加者が17名あり、これを3班に分けて、本日参加した県議、市議、町議(各1名:町議は私)がそれぞれのグループと順番に意見交換しました。
こんなことは初めての体験でしたが、どのグループでも有意義な意見交換が出来ました。今日の意見交換をひとつの契機として、少しでも若者の政治参加が促進されればと思います。