小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

議員辞職

2004年05月31日 | 活動日記
今日、大先輩の小林一議員が議員辞職されました。小林議員とは消防議会でご一緒させて頂いたこともあって、いろいろと気に掛けて頂いておりました。
初めての消防議会では席が隣ということもあって「お前も議員なのだから遠慮は無用。聞きたいことがあったら何でも質問しろ」と言っていただき、消防費の負担率に関する質問をしたことを覚えています。
また、高浜町議会の議案審議で、上水道の需要の現状と将来見通しについて質問したことがありますが、休憩の時に「さっきの質問、えー質問やったなー」と言っていただき嬉しくなったこともありました。
何か困った事態になった時、きっと力になってくれる存在だと、こちらで勝手に思っておりました。
残念ですが、体力面等の理由で議員が続けられないと判断されてのことであり、潔い決断だと思います。

この結果、高浜町議会は定数16名のところ、欠員1名で15名となりました。
なお、公職選挙法の規定により、議員定数の6分の1(3名)が欠員にならなければ、議会の補欠選挙を単独で実施することはありません。(町長選挙のように地方選挙があれば補欠選挙も併せて実施しますが、参議院選挙などの国政選挙では実施することはありません。)

ふれあい広場

2004年05月30日 | 活動日記
城山公園で開催された「ふれあい広場」に運営スタッフとして参加しました。私は砂浜宝さがしのコーナーの担当でした。ゲームコーナーやふれあい動物園、その他様々なコーナーに子供たちが群がっていました。

素人が運営している訳ですから、会場は雑然として、ひとつとして垢抜けたコーナーはありません。しかし、子供たちの瞳は輝いており、心から楽しんでいる様子がよくわかります。
改めて感じましたが、子供は、整然として綺麗なスペースよりも、こうした素人が作った手作り感のある、雑然とした、何のとりとめもなく、いろんな出し物が勝手気ままに出現している空間が好きなのです。

我家の子供たちに子供部屋を片付けるように口やかましく言っても、少しも片付けない理由がよくわかりました。

議会報告

2004年05月29日 | 活動日記
午後、労働組合員とその家族が参加するふれあい行事でケーキのデコレーションを競う催しがありました。子供たちがそれぞれ独創的なアイデアでケーキをデコレーションし(スポンジは完成品を購入)、出来映えを競う内容です。(画像はデコレーション作業中の風景)
この行事の合間に時間を作っていただき議会報告を行いました

町議会の概要をまず説明し、この1年間の私の活動内容や現況、それに今後の活動方針と町政の課題などについて報告しました。
報告後の意見交換では以下の意見を頂戴しました。今後の活動に反映させていきます。
●高浜病院の医師確保に真剣に取り組んでほしい。特に小児科の常勤医師の確保をお願いしたい。子供を持つ親として、近くに小児科医がいないのは非常に心細い。
●安土公有水面埋立事業について、なぜこれほどの巨額の税金を投入して、町民の強い要望があるわけでもない事業を実施するのか理解に苦しむ。この税金を他の住民福祉の向上などに振り向けるべきではないか。
●保健福祉センターが完成して、予防接種などが近くで受けられると喜んでいたら、制度が変わり予防接種(一部)は各個人が病院で接収することになった。せっかく立派な建物を建設したのだから、もっといろいろな町民サービスの活用策を検討すべきではないか。
●休日当番医院をCATVで周知しているが、ペーパーで配付すべきである。CATVの文字情報で流していてもいざという時には役立たない。

積立金

2004年05月28日 | その他
身近な方から高浜町の基金(積立金)のことを聞かれました。話しを聞いてみると、町の財政についての町民の認識の低さを感じました。本来であれば、町の積立金や借金の残高など誰でもすぐに知ることができるようにしておくべきです。

そこで、高浜町の基金について簡単に説明します。まず、地方自治体の基金(積立金)には、大きく次の3つがあります。
①財政調整基金
経済状態の悪化などで財源確保が難しくなるような事態に備えておく基金
②減債調整基金
地方債(借金)を将来にわたってスムーズに返済していくために備えておく基金
③特定目的調整基金
基金の中では最も多くを占めます。学校建設や下水道整備などに備え、特定の目的額を確保するための基金

高浜町のそれぞれの基金の残高と年度別のトレンドは概略次の通りです。(千万円未満切り捨て)
【平成7年度】
①財政調整基金:38.9億円  ②減債調整基金:6.0億円  ③特定目的調整基金:98.1億円
【平成11年度】
①財政調整基金:27.7億円  ②減債調整基金:6.0億円  ③特定目的調整基金:72.6億円
【平成15年度】(決算がまだなので予測値)
①財政調整基金:20.5億円  ②減債調整基金:0.2億円  ③特定目的調整基金:38.9億円


今日は何の日

2004年05月27日 | その他
今日は何の日・・・? 答え、戦前は海軍記念日で休日でした。

明治38年(1905年)5月27日、日本とロシアは対馬沖で日本海海戦を戦い、日本側の大勝利となりました。この勝利を記念してこの日を海軍記念日としたのです。

日本海海戦は、ロジェストウェンスキー率いるロシアのバルチック艦隊と、東郷平八郎率いる聯合艦隊が、一昼夜にわたる熾烈な戦いの末、日本が空前絶後の大勝利を納め、日露戦争における日本の勝利を決定的にした海戦です。
この日の朝、聯合艦隊旗艦三笠から発信した有名な電文「敵艦見ユトノ警報ニ接シ、聯合艦隊ハ直チニ出動、之ヲ撃滅セントス、本日天気晴朗ナレドモ浪高シ」はご存知の方も多いと思います。
また戦闘中、三笠には「皇国の興廃此の一戦にあり、各員一層奮励努力せよ」という意味のZ旗を掲げて戦ったことも有名です。

この三笠は横須賀に現存しています。記念艦三笠として保存されており、艦内には日本海海戦に関する資料などが展示されております。以前、バイクで見学に行ったことがあります。

ところで、この日露戦争を戦った明治の日本を書いた、司馬遼太郎の「坂の上の雲」は私の愛読書です。ただ、私が何度も読み返すシーンは、旅順要塞を攻略できずに苦しむ乃木希典率いる第三軍の司令部に、満州軍参謀長の児玉源太郎がやって来て、第三軍参謀を厳しく叱責するところです。
もしまだ読んだいなければ、一度読んでみてはいかがですか。

ニセコ町に行けず・・・

2004年05月26日 | その他
7月13日~15日の日程で議会で北海道の泊原発へ視察に行きます。そこで、ニセコ町役場を視察先に加えていただくよう希望していましたが、実現しませんでした。目標にしたい自治体全国第1位であり、多くの視察の申し込みがあるためです。残念ですが仕方ありません。

ニセコ町長の逢坂誠二氏のプロフィール
1959年生まれ。ニセコ町役場勤務から1994年当時35歳で全国最年少で町長に就任。就任後、町の予算説明書を全戸に配るなど情報公開を推進。2000年に「住民参加」と、町民と町の「情報共有」を2大原則とする「まちづくり基本条例」を制定。現在3期目。
町のホームページも充実しています。
http://www.town.niseko.hokkaido.jp/


伝統的建築物

2004年05月25日 | その他
先日、建築業者の方々と意見交換をしましたが、その際、お聞きしたご意見を紹介します。(5月17日の日記参照)

最近の住宅市場は、大手住宅メーカーが増え、日本伝統の在来工法による建築は大きな危機を迎えています。こうした流れは、単に、町内の在来の建築業者の経営が圧迫されるというだけではなく、次世代への技術の継承さえもできない状況にあります。
また、これは高浜町の町並景観整備を進めるうえでも大きな課題になってきます。今後とも観光を基幹産業として捉え、通年観光への転換を図るためには町並景観整備はたいへん重要になってきます。
現在、各地で日本の伝統的景観の再生により観光ブランド化に成功した自治体が多くあります。日本各地で起こっているこうした流れを契機として高浜町の発展に寄与したいと考え、次のことを行政に要望されています。
①坂田の分譲地は三方が山に囲まれ、町内でも有数の伝統的建築物が残る地域である。こうした点を踏まえ、分譲地の建築には景観に配慮するような指針を設け、町内建築業者が活躍できる場を作ってほしい。
②町並景観整備の検討委員会などが設立されるのであれば参画したい。
③公共施設整備に伝統文化を考慮した木造建築にも視点を当ててほしい。

前向きな要望だと感じました。

議会報告の準備

2004年05月24日 | 活動日記
今度、支持者に対する議会報告を予定しており、そのレジメを検討しました。
議会報告の前に、親子で一緒にケーキのデコレーションを楽しむ企画が予定されています。(スポンジはラ・プラージュのものを使用)
楽しい企画のあとで、議会報告を聞いていただくことになりますので、分かりやすい報告にしなければと思っています。

子供の発熱

2004年05月23日 | その他
一昨日より、四女の発熱が続いておりましたところ、今夕、急に熱が高くなり、肩で息をしだしました。肺炎かもしれないと心配になり病院へ駆け込みました。あわてていたため、家を出るとき抱きかかえていた子供の頭をドアにぶつけてしまうという失態を演じてしまいました。高熱で苦しんでいるというのに、その上、頭が痛いと泣かなければならないのです。こちらが泣きたくなりました。
それでも、診察結果は風邪以外の特段の所見はなくほっとしました。休日ということもあり、あいにく小児科の医師は不在でしたが、診察していただいた医師が丁寧で、きちんと胸のレントゲン撮影もしていただきました。感謝します。
あるいは私の過剰反応だったかもしれませんが、就学前の子供は体力もありませんので大事を取りました。
四人の子育てをしてきましたが、いまだに子供に何かあるとうろたえます。子育ては実にたいへんです。

小泉総理訪朝

2004年05月22日 | その他
小泉総理が訪朝し、拉致家族5人が帰国しました。本当によかったと思いますが、曽我さんの家族については非常に残念でした。他にも多くの問題があります。今後の進展に期待します。

高浜消防団第二分団が、今年度の福井県消防操法大会に出場します。今日はその結団式が消防署で開催されました。私も出席し挨拶する予定でしたが、事情により急遽欠席しました。申し訳ありませんでした。

出場される第二分団は、今後2ヶ月間程小学校のグランドなどを利用して、仕事のあとの夜間に練習されると聞いています。本当にご苦労さまです。
昨年、消防議会で明石市消防本部と阪神淡路大震災記念館を視察しました。このような大災害での救助・消火活動は、最後は体力勝負となるそうです。このため消防職員等が体力回復できる施設の整備が進められていました。それと重要なことは日頃の訓練です。日頃の訓練によって本番で効率的な動きがとれ、結果として体力の消耗が防げるそうです。この意味でも今回の大会出場は意義深いのです。大会での健闘を祈ります。以上の内容で結団式で挨拶しようと思っていました。