小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

事業仕分け

2009年11月30日 | 活動日記
今回の一般質問でも取り上げる事業仕分け。
政府の行政刷新会議の作業グループは27日、電源立地地域対策交付金の事業仕分けを行いました。仕分け結果は、交付金の使途自由化と火力発電での交付金算定を見直すことでまとまりました。
心配しておりましたが、むしろ歓迎する仕分け結果です。電源交付金は高浜町にとって生命線ともいます。私も微力ながら、民主党国会議員に高浜町の事情説明をするなどの活動を行ってきたこともあり喜んでいます。とりあえず、ひと安心しました。


一般質問通告書の作成

2009年11月29日 | 一般質問
自宅で12月議会の一般質問通告書を作成しました。
早いもので12月議会が目前に迫っています。今回は3テーマを質問することに決めました。いつもの通り通告書を掲載します。
なお、一般質問は12月11日(月)に予定されています。5チャンネルで生放送されますのでぜひご覧ください。

平成21年第10回 定例会(12月議会)一般質問通告書

●通告者 議席番号:5番 小幡憲仁
●質問所要時間 40分

《質問の件名及び要旨》

1.高浜町における事業仕分けの実施について
政府の行政刷新会議の作業グループは、この11月に平成22年度政府概算要求の無駄を削る「事業仕分け」を行いました。この「事業仕分けは」インターネットで全世界に生中継され、国民の大きな関心事となったことは周知の通りです。仕分けにあたっては、対象事業が仕分けにそぐわないといった意見や、1時間の議論で判定することへの不満も聞かれましたが、総じて国民からは高い評価を受け、仕分け作業による財政効果も1兆6千億円超と大きな成果があったことは事実です。
高浜町は、平成20年度一般会計の決算における経常収支比率が99.5%であることや、平成25年度まで約10億円の元利償還金が続くなど厳しい財政状況にあります。今後、町税収入などの歳入の増加が見込めない中で、新たなまちづくりのための財源を捻出していくためには、既存の事業を大胆に見直していく他はありません。
高浜町においてこそ、この「事業仕分けに」よって既存事業の大胆な歳出削減を行い、新規事業に財源を振り向けていくことが重要であると考えます。「事業仕分け」の実施について理事者の見解を伺います。

2.県の直轄工事の市町村負担金廃止の働きかけについて
全国知事会は国の直轄事業負担金がおかしいと訴えて廃止を求めています。こうした廃止を求める声を受けて、前原国交相は国直轄の公共事業に係る都道府県の負担金について段階的な廃止を明言しました。
国の直轄事業負担金と同様の仕組みで、県直轄の公共事業費の一部を負担させる「市町村負担金」があります。和歌山県では、都道府県が国の直轄事業負担金がおかしいと訴えているのだから、県が市町村に対し負担金を課すのは道理に合わないとして、来年度から原則廃止を打ち出しています。福井県においても、市町村負担金は廃止するよう県に働きかけていくべきだと考えますが、所見を伺います。

3.国保会計の平成21年度の状況と平成22年度の見通しについて
国保会計は市町村が保険事業を運営することから、制度上、自治体財政への影響が懸念されます。保険事業を基礎的自治体で行うことの是非については国において議論が進んでおりますが、現実は基礎的自治体で運営されており、常に国保会計の財政運営を注視していくことが必要です。
現在、新型インフルエンザの大流行により、国保会計の医療給付費の急増が懸念されるところです。この12月議会では国保会計の補正予算を提案する自治体も出てくることが予測されます。高浜町では医療給付費増額に対する補正予算は編成されていませんが、補正予算対応は必要なかったのか、平成21年度国保会計の状況について伺います。
また、平成22年度予算における医療費の動向について、高浜町としてどう認識されているか説明を求めます。

                                以 上


子ども図書館

2009年11月28日 | プライベート
東京は快晴です。
すぐに帰るのはもったいないので、上野公園にある「国際子ども図書館」と「東京国立博物館」を見学しました。

「国際子ども図書館」は、旧帝国図書館の建物を利用してつくられており、非常に重厚で格調の高い図書館です。
東京の子どもはこんな立派な児童図書館を気軽に利用できて幸せ者です。羨ましい限りです。
私の夢は高浜町に「子ども絵本図書館」を建てることです。
「いつかきっとその夢を実現させる」との思いを新たにする日になりました。

東京国立博物館では皇室の名宝展を見学しました。正倉院や三の丸尚蔵館に所蔵の名品が展示されています。聖徳太子自筆の巻物も展示されていました。


♪東京へはもう何度も行きましたね

2009年11月27日 | 活動日記
東京に来ています。(表題は歌の一節)
今月は東京に1泊で2回、日帰りが1回、大阪で1泊、鳥取県で1泊と、出ずっぱりです。

今日は都内のホテルで開催された全国電力総連組織内地方議員会議に出席しました。
北は北海道電力労組から南は沖縄電力労組まで、全国の電力総連の組織内議員が一堂に会する会議です。このような会議は始めての開催だそうです。

会議では電力総連の政策課題の研修と電力総連組織内の藤原正司、小林正夫両参議院議員の国政報告を聴講しました。
また、各グループに分かれて意見交換会も行われました。私は、福島第1,2発電所立地町の議員と同じグループになり、原子力に関する内容の濃い意見交換会が出来ました。
その後の交流会・懇親会でも多くの地方議員と情報交換ができました。

大阪からの帰り

2009年11月26日 | 活動日記
朝、東梅田の高速バス乗り場で高浜に帰るバスに乗車。大型観光バスに乗客は私一人だけです。申し訳なくて仕方がありません。
伊丹で数人の乗客がありひと安心しました。
午後、若狭消防組合議会に出席。平成20年度一般会計の決算認定と、平成21年度補正予算、その他に条例の改正、監査委員の選任などの議案を審議し、全議案について可決しました。

関西地域の地方議員団研修会

2009年11月25日 | 活動日記
大阪に来ています。

大阪市内で開催された関西地域の地方議員団研修会に参加しました。
研修会では太陽光発電が大量導入された場合に懸念される課題等について勉強しました。
低炭素社会の実現に向けて再生可能なエネルギー、特に太陽光発電の導入を進めなければなりませんが、そこにはあまり知られていませんが大きな課題があります。

一般的には、①国民負担の増加と②技術的課題の2つがあげられます。
例えば、10月22日の日記でも触れた太陽光発電の余剰電力買取制度では、買取に要した費用は翌年に国民全員から「太陽光サーチャージ」といった形で電気料金に上乗せして徴収される仕組みになっています。
まだ徴収は始まっていませんから誰も気付いていませんが、実際の徴収が始まった時の反応が心配されます。一般家庭なら微々たる額かもしれませんが、電気使用料に比例して負担する仕組みになっているため、年間数十億円の電気料金を支払いしている企業にとっては大きな負担になります。

技術面でも、実際に太陽光発電のウエイトが高まってきた時には、系統の電圧や周波数の調整に関してクリアすべき技術的な課題が多々あります。

他にも心配なことは、新エネルギーだけで全て解決できるという安易な誤った認識の広がりです。原子力なしに温暖化対策はあり得ませんが、新エネルギーの普及で原子力の推進の動きが鈍ることにでもなれば大問題です。

研修会終了後は懇談会に参加し、参加者との意見交換を図りました。
今夜は大阪市内泊です。

新型インフルエンザ

2009年11月24日 | プライベート
子どもを中心に新型インフルエンザが高浜町でも大流行しています。
我家も次女の感染を皮切りに次々と娘が感染しています。おそらく四人の娘全員が罹患することになると思います。(後日談:その通りとなりました。)

なぜか私と妻は感染しません。「年寄りは感染しない」と言われているインフルエンザ、喜んでいいのか複雑な心境です。
なお、娘は比較的軽症です。