小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

ローカル・マニフェスト

2005年03月31日 | 私の考え
私の3月議会一般質問の、大きなテーマのひとつはローカル・マニフェストでしたが、北川正恭早稲田大学教授(前三重県知事)の提唱する、ローカル・マニフェストが全国的な運動になってきております。
北川氏は、民主主義の根幹をなす選挙を、有権者との政策契約「マニフェスト」選挙に変えていくための運動を展開されています。

今年2月には「ローカル・マニフェスト推進首長連盟」と「ローカル・マニフェスト推進ネットワーク」が結成されて、推進首長連盟に参加する首長は約200名を数えています。

ところで、マニフェストによって首長と有権者が選挙によって直接契約してしまうと、議会の存在意義が問われることになります。今までのように、陳情や利益誘導の仕事は意味をなさなくなってくるからです。
このため地方議員としての役割は何か、公約をどうするのか、ローカル・パーティー(地方政党)の創設はどうか、といったことを検討するため「ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟」が、結成されることになり5月に東京で結成大会が開催されるそうです。

本格的な地方分権時代を迎えて、地方政治も大きく様変わりしつつあります。こうした大きな変革のうねりを、どれだけの人が気付いているかが問われてきます。

広報特別委員会

2005年03月29日 | 議会活動報告
広報特別委員会に出席。議会だより第82号の編集作業を終日行いました。議会だより第82号は4月22日に発刊予定です。編集会議はまだ2~3回開催する必要がありますが、今回の発刊で我々の担当は終了します。

夜は、和田保育所保護者会役員のこの1年間の慰労会に出席しました。保育所保護者会という性格上、男2名、女5名という役員構成です。1年間の思い出話しなど、2次会も含め楽しい時間を過ごしました。皆さん、この1年間お疲れさまでした。

若狭和田駅併設観光振興施設竣功式など

2005年03月28日 | 活動日記
午前中、和田駅の竣功式に出席。式典では和田地区委員会による踊りや餅まきなどの行事もあり、とても華やかな雰囲気でした。
式典で挨拶を聞いていて、ふと、駅について考えました。私にとって駅とは、人生の思い出のシーンに欠かせないものです。

駅についてこんなことを思い出していました。
私は幼少の頃、病弱で病院通いの毎日でした。病院に通う憂鬱さと、母が傍に居てくれる安心感とが混じった日常とは少し違った気分の中、当時、蒸気機関車がもうもうと蒸気を吐きながらプラットフォームに入ってくるシーン。
高校受験の日、緊張して列車を待っている時、和田のお宮さんで頂いたお守りを忘れたことに気付き焦って我を忘れそうになっているとき、首から提げていることに気付いてほっとしたこと。
会社の入社式に向かうため、新調のスーツを着て照れくさい気分でホームに立ったあの日。
こうした思い出にはいつもあのこじんまりとした和田駅があります。リニューアルで綺麗になりましたが、私の世代ではある意味寂しさも感じます。しかし次の世代の若者が、この新しい和田駅でまたそれぞれの思い出をつくることになることでしょう。

午後は、若狭消防組合議会の定例会に出席し、その後、組合議会の懇親会にも出席しました。
懇親会が始まる前に少し時間があったので、同僚議員とともに名田庄村長とお話しする機会がありました。非常に楽しい話を数多く聞かせていただきました。

ブライアン・ワイルドスミス

2005年03月27日 | プライベート
今日は家族と一緒に春休みの一日を過ごしました。
福井市まで遠出して、福井市立美術館(アートラボふくい)で開催されている、絵本作家ブライアン・ワイルドスミスの絵本原画展(おとぎの国のファンタジア)を鑑賞してきました。

ワイルドスミスの絵本原画展は、今朝の福井新聞3面の記事を読んで急に思い立って見学に行きましたが、「色彩の魔術師」ワイルドスミスの素晴らしい原画が多数展示されており、とても楽しく鑑賞することができました。新聞記事にもありましたが、親子で一緒にぜひ足を運んでみてはいかかでしょうか。

保育所修了式他

2005年03月25日 | 活動日記
和田保育所修了式に出席。43名の幼児が卒園しました。保育所保護者会役員として、この1年いろいろな行事をお手伝いさせていただきましたが、終わってみるとあっという間だったように感じます。とにかく1年間、無事に過ごすことができてなによりです。

夜、公徳心を高める都市宣言推進委員会に出席しました。1年間の事業報告と平成17年度の事業について審査いたしました。公徳心を高めるモデル地区選定の審議では、申請のあった地区の計画書の差し戻しを委員会で決定しました。補助金を支出するわけですから、しっかりとした事業計画でないと認められないとの理由によるものです。少し厳しいかもしれませんが、補助金を支出することが目的ではありませんので、きちんと審議することが大切です。

議員活動

2005年03月24日 | 私の考え
議員をしていると、様々な行事の出席案内が来ます。今日も家に帰ってみると郵便で2通来ていました。私は基本的に全ての案内文書をファイリングしておりますので、厚みを測定してみたら今年度分だけで約2センチありました。
このように、実に様々な行事に出席するのが議員という仕事の一面です。ある意味、これらの行事に出席しているだけで議員活動をしているような気分になってしまいますがこれは大きな勘違いです。

議員は、まず何よりも議会で質問をして意見をすることが仕事です。そのためには町民の意見を聞く努力も必要ですし、行政の仕事の様子を調査することも必要です。また、他の自治体の先進事例を調べたり、行政に関する資料を読みふけって勉強することも欠かせません。何の努力もしないで、質問したり意見できるほど甘い世界ではありません。この2年間でそのことがよく分かりました。

議会の議論

2005年03月23日 | 私の考え
昨日の定例会のことが大きく新聞報道されていました。
概ね、我々の主張が正確に記事になっておりましたので良かったと思います。

今回の高浜駅の整備計画の概要を我々が始めて聞いたのは予算特別委員会2日目のことです。
このため時間を割いて集中審議も行いました。その議論のポイントは概ね次のようなものでした。
・住民が望んでいる施設となっているか。
・整備計画策定段階で民意を反映させてきたか。
・駅にこれだけの税金を投入しても財政運営上問題はないか。
・観光拠点としてのプランに無理はないか。
・高浜町の観光振興にとって必要な投資であるか。
・投資の効果は期待できるか。
・今後の施設運営に不安はないか。
・他の公共施設との兼ね合いは考えているか。

私は、このような問題はもっと早くから時間をかけて議論すべきことだと思いましたが、それでも限られた時間の中で、各議員は真剣に議論しました。
その議論に対して「反対のための反対の議論にすぎない」とは、いかがなものかと思います。

3月定例会:最終日

2005年03月22日 | 議会活動報告
定例会の最終日です。長く感じた3月定例会ですが、終わってみれば、あっけない感じもします。高浜町の財政が厳しくなっていく中で、今回の定例会は白熱した議論が展開されました。全ての議案について十分に議論し、納得した上でみなさまから預かっている大切な表決権を行使することが私たち議員の勤めです。時には大変なプレッシャーを感じることもありますが、これが私たちの責務です。
今回の定例会では、私は全ての議案に妥当だと判断し賛成いたしました。この3月議会では十分な議論を尽くしたとの充実感があります。

夜、同僚議員と定例会の慰安の意味を込めて懇親の場を持ちました。明日から、高浜町議会の公式な「議会だより」の編集作業、自分の「議会REPORT」の作成と配布、それから議会報告会の準備など、多くの仕事が待っています。