小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

介護保険計画策定委員会

2005年06月30日 | 活動日記
介護保険計画策定委員会に出席。初会合の今日は、委員の紹介と委員長の選任を行い、今後の策定の大まかなスケジュールと策定委員会の位置づけなどを確認しました。
その後、今回の介護保険制度改正の概要と介護保険制度の現状、高齢者福祉・保健の現状説明を受け質疑を行いました。

今後、介護保険の給付対象となるサービスの種類や量を検討していくことになるわけですが、それには今後の高齢者人口や介護認定者数の将来推計が重要です。
この計画策定にあたり、高浜町では今から10年後の平成26年に、人口10,803人(11,955人)、高齢者数2,940人(2,780人)、介護認定者が495人(385人)になると予測しています。*()内は現状数

また、高浜町の介護保険料は平成12年度から平成17年度まで月額2,760円で、県平均(3,470円)や国平均(3,293円)より低くなっていましたが、今後、介護給付費の増加により、保険料の値上げも考えられます。

ともかく、今回の計画策定が今後の介護保険運営の基礎となる大切な計画の策定でありますので、一生懸命取り組んでいきたいと考えております。

広報特別委員会

2005年06月29日 | 議会活動報告
【恵みの雨】
本当に久しぶりに雨が降りました。
日照り続きに凶作はないといわれており、米作には冷夏が最も深刻なのですが、これ程雨が降らないと心配になってきます。
農水省は渇水による農業被害を抑えるための「農業用水緊急節水対策本部」を設置したそうですが、何とかこのまま暫くは適度な雨が降って欲しいものです。

【広報特別委員会】
広報特別委員会に出席。終日、議会だより第83号の編集会議を行いました。今号の議会だよりから紙面に変化を持たせるため、新企画を提案しました。実現するようであれば後日内容を紹介します。

町村議会議員研修会

2005年06月28日 | 研修報告
福井自治会館で開催された町村議会議員研修会に出席。「議会制度と運営の再検討」と題した講演を聞きました。講師は、全国市議会議長会客員講師の村上栄一氏です。
県内の町村議会から多くの議員が出席されていましたが、居眠りをされる方が多いのが少し気になりました。

【講演のポイントメモ】
・平成12年4月施行の地方分権一括法により日本は地方分権に大きく舵取りしたが、この一括法で議会そのものを本格的に改革するものは何も無かった。議会の改革は、議会の自助努力を待つしかないが、これは中央政府の役人に地方議会を理解する者が少ないのが原因である。
・地方分権は一言でいえば「自己決定と自己責任」に尽きる。従来、機関委任事務には条例制定権がなかったが、これが自治事務となり条例制定権が与えられた。つまり、議会の重要性が高まった。 ところが、政府が地方分権で実施したことは、現在のところ受け皿づくりの市町村合併だけである。
・行政権は内閣に属する(憲法65条)。一般的に内閣のことを政府といっているが、本来、政府とは司法・行政・立法の三権をいうのであって、内閣(行政府)を国とか政府というのは間違っている。ただし、議会が立法府と呼ばれるにはそれなりの実績(法案の議員提案)も必要。
・市町村議会の定数削減に歯止めがかかっていない。住民の意向を受けて定数を削減することのみに汲々としているが、本来やるべきことは他にいくらもある。定数のあり方についての議論が全くない中での議員削減は間違っている。
・地方自治法121条の意味を考えること。(地方自治法121条の要旨:首長等は、説明のため議長から出席を求められたときは議場に出席しなければならない。)本来、議会は議員のみで議論する場である。従って、討論は理事者に対しするものではなく、議員に対してするものである。
・我国の議会は戦後アメリカの指導もあって常任委員会中心主義をとっている。従って、議案は全て常任委員会に付託すべきである。委員会は本会議の二義的審査機関ではない。実質的な審査機関である。このため委員会も完全公開制にしていくべきである。
・議会運営委員会はその性質上、賛否を多数決で決める場ではない。互いが納得するまで話し合う場である。議案の扱いなどで議運の独断専行は慎むべきである。議運で何でも決めてしまう風潮は間違い。





半島を出よ

2005年06月27日 | プライベート
以前にも書きましたが、現役作家では村上龍氏のファンです。
村上龍氏の最新作「半島を出よ」が以前から気になっていましたが、これを買ってしまうと他のことが手につかなくなる恐れがあるので、6月議会が終わるまで買わないでいました。

先日、議会も終わったので「半島を出よ」を買うべく本屋に向かいましたが、どういう訳か、小林よしのりの「沖縄論」を買ってしまいました。そして本日、やっとのことで「半島を出よ」を買いました。早速、今夜から読むことにします。

議会のテレビ放送

2005年06月26日 | その他
昨日と今日の2日間、6月定例会の様子が5チャンネルでテレビ放送されていました。自分が行った、消防議会報告と一般質問を見ました。
いつものことですが、テレビ放送を見ると多くの反省点があります。その時は、次回にはこの点に気を付けて発言しようと考えますが、本番になるとその反省はほとんど活かされていません。
質問の最中は質問の内容のことばかりに意識が向かい、発言する者の立ち振る舞いには意識が向かないのです。特に再質問の時など、そこまで余裕が無いことも原因のひとつです。
発言する内容はともかくとして、発言態度は大切なポイントであり、今後、気を付けていかなければと思っています。

ペンキ塗り

2005年06月25日 | その他
今日は、両親と妻と妹が経営する浜茶屋の開店準備の手伝い。デッキにひたすらペンキを塗りたくりました。浜茶屋を手伝うのは、夏前の開店準備とシーズン終了後の後片付けだけです。
忙しい最中に私が店の中をウロウロしても何の役にも立ちませんので…。

現在、和田浜では溜まった砂を高浜の浜に移動する工事の真っ最中です。毎年、大量の砂が海流で流されて高浜の浜から和田浜へ流されてしまうための対策工事です。
パワーショベルの規則正しい動きを暫く見つめていました。あの大型ダンプにショベルたった4杯で荷台が満杯になることが分かりました。

介護保険

2005年06月24日 | その他
介護保険改正法が6月22日に国会で成立しました。増え続ける介護保険給付費の抑制を図るための改正で、今年10月から特別養護老人ホームなどの入所者の自己負担が増え、来年4月からは軽度の要介護者に対する予防サービスなどが導入されます。
また、介護認定されていない自立している人のうち、要支援・要介護となる恐れのある人に対し、地域支援事業として市町村が独自に予防サービスを実施します。
軽度の介護認定者が急増する中、介護度を改善させたり悪化を防いだりといった面にインセンティブが働く制度改正は必要です。

ところで今年は、自治体の介護保険事業計画の3年毎の見直しの年に当たり、高浜町でも計画の見直しを審議する策定委員会委員の一般公募を実施しておりました。そこで、私も一般公募枠に応募し検討委員会に選ばれました。委員会の場で、しっかりと議論してまいります。

関西電力労働組合本部大会

2005年06月23日 | 活動日記
関西電力労働組合の本部定期大会に参加しました。平成16年度の活動経過報告や平成17・18年度活動方針などが今日と明日の2日間で審議されます。(私は、第1日目だけの参加となります。)
来賓で出席された民主党の川端幹事長の挨拶を始めて聞きましたが、とても上手い話し方で内容も興味深いものでした。あんな挨拶が出来ればなあ、と聞き入っていました。

(写真は大会の様子)

南紀白浜に来ています

2005年06月22日 | 活動日記
関西電力労働組合本部大会に参加するため、和歌山県の白浜温泉に来ました。
大会は明日からの予定で今日は特に行事はありませんが、組織内議員の夕食会に参加しました。
組織内議員とは関西電力の社員と地方議員の二足のわらじを履く、私と同じ立場の議員のことで、全社で30数名居ります。時期的に6月議会中の議会も多く、本日の参加者は10数名でした。
食事をしながら、先輩議員から興味深い話を聞くことができました。

*ホテルの仲居さんに聞きましたが、白浜の海開きは、なんと5月3日だそうです。恐らく、本州では最早の浜開きだと思います。

100万人のキャンドルナイト:夏至の夜

2005年06月21日 | 活動日記
今日は夏至です。昨年に引き続き、100万人のキャンドルナイトに参加することにしました。

電力会社社員ですので少し複雑な気分ですが、家族とロウソクだけの幽玄な夜を過ごしました。

以下、100万人のキャンドルナイト2005の呼びかけ文を紹介します。

私たちは100万人のキャンドルナイトを呼びかけます。
2005年の夏至の日、6月21日夜、8時から10時の2時間、
みんなでいっせいに電気をけしましょう。

ロウソクのひかりで子どもに絵本を読んであげるのもいいでしょう。
しずかに恋人と食事をするのもいいでしょう。
ある人は省エネを、ある人は平和を、
ある人は世界のいろいろな場所で生きる人びとのことを思いながら。
プラグを抜くことは新たな世界の窓をひらくことです。
それは人間の自由と多様性を思いおこすことであり、
文明のもっと大きな可能性を発見するプロセスであると私たちは考えます。
一人ひとりがそれぞれの考えを胸に、
ただ2時間、電気を消すことで、
ゆるやかにつながって「くらやみのウェーブ」を
地球上にひろげていきませんか。

2005年、6月21日、夏至の日。よる8時から10時。
でんきを消して、スローな夜を。
100万人のキャンドルナイト。

(写真はロウソクの明かりで宿題をする三女)