小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

麻生首相の所信表明演説

2008年09月30日 | 私の考え
朝、会社の出勤バスの車内で、新聞に掲載されている昨日行われた麻生首相の所信表明演説の全文を読みました。
首相の所信表明演説の全文を新聞で最後まで嫌にならずに読んだのは今回が初めてかもしれません。

理由。
まず、野党の代表質問のようだということで話題になっていたため興味本位で。それと読み始めの文章が私好みの文章だったためです。
最初の二百文字ほど読み進めただけで、引き込まれました。

「わたしの前に、58人の総理が列しておいでです。118年になんなんとする、憲政の大河があります。新総理の任命を、憲法上の手続きにのっとって続けてきた、統治の伝統があり、日本人の、苦難と幸福、哀しみと喜び、あたかもあざなえる縄の如き、連綿たる集積があるのであります」(以上、一部引用)

ビジョンが示されていない、具体性に欠けるなどの専門家の指摘はさて置くとして、さすがに演説上手だけあって、表現が実に上手い。
感心している場合ではありませんが、これは手強い相手ではないかと、そんなことを感じました。

関西電力総連福井県協議会定時総会

2008年09月29日 | 活動日記
小浜市内で開催された関西電力総連福井県協議会の定時総会に、来賓として招待を受けましたので出席して挨拶をさせていただきました。
挨拶では、9月定例会の話題を中心に、一般質問した高浜町の財政問題と副町長人事、後は総選挙の支援のお願いなどの話題で話しをさせていただきました。

定時大会終了後の懇親会にも出席しました。実は昨夜も懇親会に出席してましたので2夜連続です。
少しお疲れモードでしたが、それでも今日の懇親会は90分飲み放題プランということで、貧乏性なのでしょうかついつい急いで飲んでしまいました。

和田地区敬老会

2008年09月28日 | 議会活動報告
和田地区敬老会に参加しました。
いつもなら来賓としての参加ですが、今年は副区長をしておりますから和田地区委員会の一員として、スタッフの立場で参加しました。

来賓ですと、会場に着いたら控室でお茶を飲み、案内に従って来賓席に着いて、懇親会が始まればお酒を注いでいただきながら会食をすればそれでよかったのですが、スタッフは違います。
朝の8時半から会場に詰めて、様々な仕事をこなし、後片付けでは掃除機までかけました。

裏方参加の地区敬老会。良い経験をさせていただきました。

訃報

2008年09月27日 | その他
【敬老会の準備など】
午後、和田地区敬老会の会場準備に参加しました。
敬老会は保健福祉センターを会場に、明日、和田地区のお年寄り約140名出席のもと開催されます。
このため和田地区の区長・副区長夫婦が全員参加で会場準備にあたりました。

夜は和田新宮神社の社務所で、区長、副区長、氏子総代会、関係する団体の責任者が一同に集まって、新宮神社例大祭の総合打ち合わせが開催されましたので副区長として出席しました。
いよいよ、祭りが近くなってきました。

【訃報】
本田議員が亡くなられました。
入院されて闘病中ではありましたが、必ず復帰されると確信していましたので非常に残念です。
一度、お見舞いした際には議会のことばかりを心配されていました。
家族のお話しでは亡くなる直前まで議会のことを心配されていたとのことです。本当に真剣に議会活動に取り組んでこられた議員でしたから、さぞかし無念だったろうと思います。
私は本田議員と同じ平成15年初当選組です。平成15年の選挙が本田議員が2位当選で私は3位当選。平成19年の選挙では本田議員がトップ当選で私が2位当選でした。
本田議員のように県職40余年の豊富な経験もなく素人同然の私を、とても気にかけていただき、様々なことを教えていただきました。

「小幡くん、それは違う!」

酒が入ると、歴然たる経験の違い、実力の違いを忘れて、本田議員に対して私が生意気に意見するとよくこの言葉が返ってきました。
互いの年齢や経験を超えて、幾度となく町政について熱く議論を交わしてきました。
私にとっては戦友のような存在でした。
これからも教えていただきたいことは山ほどありましたし、高浜町にとってもこれからもっともっと力になってもらわなければならない存在でした。
まことに残念でなりません。今はただ、心よりご冥福をお祈りするばかりです。

総選挙はいつか?

2008年09月25日 | その他
昨日、麻生内閣が発足しました。

この内閣の最大の仕事は、内閣支持率などの動向を読みながら、いつ解散するか判断することです。

私の個人的な都合を言わせていただけるのならば、11月9日投票で決断していただきたいのですが…。

9月定例会:最終日

2008年09月24日 | 議会活動報告
本日は9月定例会の最終日です。
午前中は、全員協議会が開かれて委員長報告などの最終確認を行い、午後3時から本会議で議案の採決が行われました。

私は厚生文教常任委員会委員長として、委員会で審査した所管する4つの特別会計の平成19年度決算審査の結果を報告しました。

採決では全ての議案が原案可決されました。
私は町長提案の議案については全て妥当と判断し賛成いたしましたが、自治労福井県本部から提出のあった陳情については、総務産業常任委員会の審査結果「継続審査」に対して、この陳情書はただちに採択すべきとの立場から、継続審査とする判断に反対しました。

この陳情は、自治労福井県本部が、地方財政の充実・強化を政府に求めるために、高浜町議会として政府機関に意見書を出して欲しいとの陳情です。
まず、この意見書を出す時期としては、2009年度の国の予算の政府案が12月には閣議決定されることから、予算編成作業が始まるこの時期に意見書を出さなければ意味がありません。
そして、意見書案も陳情書に添付されていましたので内容を吟味しましたが、自治体の苦しい財政事情の中、自治体の果たす役割が高まっており、地方財政の・充実強化が必要だと訴える、至極もっともな内容の意見書でありました。

私にはなぜこの陳情書が「継続審査」となったのか全く理解出来ません。

以上の理由から、本会議では委員会の判断に対し反対させていただきました。

民主党のジャンヌダルク

2008年09月23日 | 私の考え
「命を救うには、命がけでなければならない覚悟で今生きている。誰かが政治の場で、現場の声を叫び続けなければならない」
「皆さんにつないでいただいた未来と命。多くの命をつないでいける生き方ができたらなと思い、出馬を決心いたしました」

長崎2区から薬害肝炎訴訟原告の福田衣里子さん(27)が民主党公認で衆議院選挙に出馬することが決まりました。
命懸けの出馬宣言です。

相手は「原爆しょうがない」の自民党・久間章生元防衛相。彼女は衆議院選挙における民主党のジャンヌダルクになるかもしれません。注目の選挙区です。


9月定例会:地域医療対策特別委員会

2008年09月22日 | 議会活動報告
【地域医療対策特別委員会】
本日の議会日程は午前中が原子力対策特別委員会、午後が地域医療対策特別委員会です。
私は地域医療の特別委員会に所属しておりますので、午前中の原子力対策特別委員会を傍聴して、午後の委員会に出席しました。

高浜病院から、同病院を公的病院として存続させることを政府機関に働きかけるため意見書の提出を求める陳情書が高浜町議会に出されており、この陳情についての審議が行われました。

高浜病院を含む全国の社会保険病院は、この10月1日からRFO(独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構)に出資され、機構において譲渡先の検討などが行われます。
このため高浜病院が今後どうなるのか非常に不安定な状況となることから、早期に適正な譲渡先を決定して公的な病院として今後も存続させるよう政府に対して意見書の提出を求めるというものです。

陳情の趣旨は議会の趣旨とも合致しており、委員会としては陳情を全員賛成で採択し、意見書提出も全員賛成で提出することに決しました。

【講演会】
夜は高浜駅舎の会議室で開催された「ブロードバンドとユビキタス」をテーマとした講演会に出席しました。
高浜町は現在、光ファイバーによるインターネットサービスを受けることのできない地域です。これの解消のためにまずは住民意識を盛り上げるために企画された講演会です。あらためて高浜町の情報インフラ整備の遅れを痛感した次第です。

小沢代表

2008年09月21日 | その他
民主党の小沢代表が臨時党大会で正式に選出されました。
さて、いよいよ衆議院議員総選挙。国民の間違いのない審判を祈るばかりです。

(以下は、小沢代表就任挨拶からの一部引用です。)
二年半前、代表に就任して以来、私は、北海道の北見から沖縄の与那国島、波照間島(はてるまじま)に至るまで、全国を十八万キロ駆け回り、国民生活の実態をこの目で見て、国民の声を直接伺って参りました。
「何たることか。この人たちにこんな思いをさせて、本当に申し訳ない」。行く先々でそう思い、唇を強くかみ締めたものであります。
介護ヘルパーが次々に辞めていく中で、必死にヘルパーを続けてきたけれども、自分自身が「働く貧困層」になっている女性。地場産業の倒産でやむなく東京に出て、アルバイトせざるを得なくなった若者たち。「灯油が高くてこの冬は越せそうにない」と立ちすくむお年寄り。いたる所で、国民の暮らしも地域も壊れてきているのであります。

すでに日本は、主要国では下から四番目の「格差大国」になっております。中国、ロシア、米国に次ぐ格差大国になるなどと、ほんの十年前、国民の誰が予想したでしょうか。国民生活を守るセーフティネットを整備することなしに、小泉内閣以来、自公政権が市場万能、弱肉強食の政治を推し進めてきた結果、日本社会は公正さが失われ、あらゆる分野で格差が拡大してしまいました。
しかし実は、社会のセーフティネットこそ、市場経済、競争原理が機能し、日本経済が持続的に発展していくための大前提なのであります。したがって、この不公正な格差を放置し続けると、やがて経済が機能不全に陥り、日本社会は崩壊してしまいます。そしてそれは、世界全体に大きな混乱をもたらすに違いありません。

今こそ、日本を変える時なのであります。変えるラストチャンス、と言っても過言ではありません。
(引用を終わります。)