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午前中は協会の活動報告や8月開催の第1回宇宙エレベーター技術競技会について。
午後からは「グラフェンの現状と宇宙エレベータテザーとしての可能性について」(NTT物性科学基礎研究所の永瀬雅夫主任研究員)、「宇宙エレベーター条約について」(日大法学部の甲斐素直教授)、「テザー衛星の現状と展望-宇宙エレベーターを目指して」(神奈川工科大工学部特任教授/日大理工学部教授の藤井裕矩氏)の講演がありました。
誰も彼も「宇宙エレベーター」と連呼します。おのれ宇宙エレベーター派どもめ。。。私は大学院時代に国際法が専門だったので、「宇宙エレベーター条約」について質問をしたのですが、「自国が軌道エレベーターを建造することを禁ずる内容の条約を、米国のような宇宙開発先進国が批准して、発効するでしょうか?」と負けじと軌道派をアピールしてきました。
夜の懇親会では、私が本家JSEA(うちは分家のつもりはありませんが!)ホームページの方に「ただいまワークショップ開催中です」と午前中にアップした記事を見て来てくれた方がいらした上、「軌道派」を発見。孤独な戦いかと思っていましたが、ちょっと報われました。
「軌道エレベーター派は会員証とか作らないんですか」と問われ、「軌道派というのは団体とかではなく、うーん。。。そう、『志』ですね」と答えました。
実りの多いワークショップでありました。