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車の買い替え話・その後

2012-06-07 12:53:45 | タナカ君的日常
 車を買い替える事を記事にして以降、「軽の新古車に百万もの金を出すのはもったいない」、「アトレーの査定がゼロだって? それももったいない話」そんな言葉を友達から投げかけられていました。 「MOTTAINAI」の言葉はノーベル平和賞を受賞したマータイさんによって世界的に通用する立派な言葉となりましたが、 それを友達から言われると何か買い物をした後のウキウキした気分が失せてしまいます。 そこで、既に注文を確定させて手付金も支払った車の買い替え契約話ですが、今日は朝から最後の一足掻きをしてみました。

 まずスズキの府中営業所に出向き、同じタイプの色違いの新古車が3万円安い値段で並んでいる所を写真に撮って来た。 次に車を走らせている途中で見かけた中古車取引の店に飛び込み、乗って行った車の単純な買取査定を頼んで見た。  マフラーの穴あきが原因でエンジン音が高いこと、後部ドア等の凹みやサビ、そんな訳あり部分も承知の上で、車内の天井に組み込まれていた純正・収納用の金具、そのアルミ金具を利用した金網を取り付けた釣竿置き場、それからお手製の両サイドの窓用の遮光カーテン。そんな物の評価もあったそうで、 査定結果は”ゼロ”ではなく、僕の心積もりを越える金額を示してくれました。 だから即決で売買契約を締結しましたよ。 そんな訳で、愛車のアトレーとは今日の夕方にはお別れです。 Top写真は記念に残そうと撮影した愛車の車室内部の様子です。


 その後、購入の注文を出した近所の営業所に向かい、担当者と再交渉しました。 最初は「注文の変更」の言葉にぎょっと身構えた表情を浮かべた営業マンでしたが、キャンセルでは無く、”色違いの同じタイプへの変更”の話と判って、ほっと安堵の表情を浮かべ、 表示価格の安い色違い(シルバー系)への変更交渉に応じてくれました。

 僕の方もアトレーに取り付けてあったETCコントローラーを外して既に渡してあったので、「もう決めてもらったブルーの車に組み込んであるから、変更しないで下さい・・・」そう言われて難しい顔されたら、ちょいと面倒だなと心配してましたが、 スムースに話が片付き、ほっとしています。

 結果的には差し引きすると総額で10万円ほど出費は少なく済みそうです。「一件落着めでたし、めでたし」ですね。
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金星の太陽前面横断

2012-06-06 21:27:22 | 国内旅行と山歩き
 太陽の前面を金星が通過する天文イベントを目にしようと、今朝は5時から行動を開始しました。 関東地方は厚い雲に覆われた曇天が広がり、今日は関東地方では太陽の姿を拝めそうにありません。 それで僕たちは関越鶴ヶ島IC近くの友人宅から車で新潟県へと向かい、世紀の天文ショウを見物して来たのです。

 やはり国境のトンネル効果は凄いですね「トンネルを抜けると・・・ 」そこには雪国ならぬ 日差しがありました。 急いでトンネルを出て直ぐの土樽PAに車を滑り込ませ、あたふたと三脚を立て、屈折望遠鏡を載せて太陽を狙います。  金星は薄雲の中の太陽に丁度喰い込みつつある所でした。 お互いの口から出る言葉は「ラッキー!」、「出かけて来て良かったね!」の喜びの言葉です。 しかし、喜んだのも束の間、土樽PAでは10分も経たないうちに太陽は雲に隠されてしまったのです。

 北の方角をみると空の色が随分明るく見えます。 直ちに望遠鏡を撤収し、更に北方に関越道をひた走り、 長岡JCTからは北陸道に入り西に進路をとりました。 米山の山頂は見えていますが陽の光は見えません。 けれども富山県方面は雲が切れている情報もあるので、兎に角西進です。 米山を過ぎ柿崎も過ぎた頃、狭い雲の切れ間から太陽の日差しが車内に差し込んで来ました。 しかし高速道路上で車を停める訳には行きません。 車の進行に伴って陽射は直ぐに消えてしまいました。

 しかし北側の日本海上空には青空が広がっています。 それが南下あるいは東進して我々の上空に広がることを期待して上越JCTの手前、大潟パーキングエリアに陣取る事にしました。


 そのPAの芝生には既に望遠鏡をセットして待ち構えている人が居ます。 その人の装備はなかなかの物で太陽観察に使われる Coronado(コロナド)社の Hα太陽望遠鏡です、車載のバッテリーやDC-ACインバータも置いてあります。

 望遠鏡に組み込まれたフィルターは金環日食の時にバカ売れした太陽グラスに使われていた様な単なる全波長領域を減衰させる物とは一味違い、赤色を主に通すHαフィルターが組み込まれていて太陽のプロミネンスの撮影も出来る代物。 だから太陽を綺麗な紅い色に撮影出来ます。 僕もお願いして望遠鏡に正規に取り付けてあるカメラを外してもらい、 僕のデジカメを接眼レンズに手持ちで押し当てる形で撮影させて貰いました。 それがTopの写真(撮影時刻は10時13分)です。 この写真はカメラを手持ちで撮影しましたから方位等はいい加減です。

 我が友人の口径8cm屈折望遠鏡も太陽面の金星を捉えました。 こちらは取り付けたフィルターは単純な減光フィルターなので、ご覧の様に白黒写真の様になってます。



 しかし、何遍もカメラの露出やピントを変化させて撮影させて貰いましたので、小さな黒点も写りました。

 天文少年だった我が友人は「金星が太陽面を脱出するまでの経過を、この場所で見ていたい」そう主張したのですが... 11:30を過ぎた頃、彼の奥さんと僕は「レストランのあるサービスエリアだって太陽は見えるかもしれない」と主張して移動を提案。 「2対1じゃ負けるしか無い」そうボヤキつつ友人は上越JCTから妙高方面に車を向けてくれました。 移動の結果は無残、 それ以降は太陽の姿は見えなくなってしまいました。 友人には心の中で謝りつつ小布施PA、道の駅のレストランで昼食を摂って、そのまま帰宅の途に着きました。 
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明日は金星が太陽面通過

2012-06-05 18:01:47 | タナカ君的日常
 明日は金星が太陽の前面を通過するイベントが有るそうなので、今回は屈折望遠鏡を持っている友人の車で晴れ間の期待出来そうな新潟県まで出かけます。 Top写真の望遠鏡には太陽光を十万分の一に減光するフィルムシートのフィルターを組み込んで準備してあるそうです。

 高速料金払って、ガソリン使って新潟まで出かけて 「もし曇っていて太陽が見えなかったら、どうするかですか?」 そしたらわらびの出ていそうな場所に繰り込んで、またワラビ採りも良いでしょう。

 今日はこれからその友人宅に行って泊めてもらい、明日の早朝に新潟に向けて出発する計画です
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車の買い替え

2012-06-04 19:44:40 | タナカ君的日常
 今迄乗っていたアトレーワゴンは購入後8年経過、走行距離も9万6千kmに達した。 去年の車検時の点検ではタイミングベルトや水冷ポンプの交換を提案されたが、それらの交換はやらずに車検を通して貰った。 更に今年に入ってからはマフラーに穴が開いたらしく排気音がやけに大きくなって来た。 これでは今年秋の1年毎の定期点検の時にまたあれやこれやと金の掛かる話が持ち上がりそう。 そこで車の買い替えに動きました。 当初は同じメーカーの同じタイプの車種を考えていたのだけれど最近のアトレーワゴンはマニュアル車が無くなった上に言い値は140万円を越える価格になる。 ディーラーの営業からは価格が問題なら商用のハイゼットではどうですか? と提案されていたけれど、今一気が乗らないでいた。 そんなこんなで、ここの所他のメーカーの店頭も廻っていたのです。

 そしてついに、今日は考えを変えました。車の中での寝泊まりするのにこだわって使っていた1Boxは止めて、スズキの軽自動車「ワゴンRリミテッド」の新古車の購入を決めて注文して来た。 走行距離3千km弱、価格はおよそ百万円。 多分これが俺の人生で最後になる車の買い物だろうと思う。 
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山古志村・種苧原

2012-06-03 09:20:59 | 国内旅行と山歩き
 新潟県の山古志村は町村合併で今は長岡市に編入されたから「山古志村」では無くなったけれど、 ここでは山古志村として置きます。 長岡市あるいは小千谷市方面からそこへ入る場合は如何にも山を越えて行く地域、だから「山こしと名付けられたか?」と思わないでもない。

 しかし先日の山菜採りのついでに訪れた時に使ったルートは只見線の越後広瀬駅付近から北上(正確には北北西)する国道352ルートでした。 それは幾つかトンネルを通過して緩い傾斜で登って行くと簡単に山古志村の主要な地区の一つであった種苧原(タネス原)の集落に到着します。 そこは標高400mほどの地帯に広がる傾斜の緩やかな地域で郵便局や農協などもある、山古志村の中心的な集落です。

 ところで、この安直なR352ルートでは山古志村の風景として紹介される棚田の眺めは期待出来ません、 それを期待するなら小千谷方面からの別ルートで入った方が良いでしょう。


 でもまあ、こんなに首が長くて消防ホースの接続口が上・下に2つもある豪雪地帯ならではの消防設備も見られるし、



 小千谷市、長岡市などを襲った新潟中越地震の痕跡を留める地滑り跡は幾つも目に入ります。 その露わになっている地滑り面は主要な地層をなす白い肌の中に黒っぽい何層もの筋が積み重なっているのが見え、 こんなのに興味がある人には見物対象になるでしょう。


 中越地震が発生して大きな被害を出した後、それを見物しようと小千谷方面から接近したけれど、道路は封鎖されていてだめ、それならば裏側からならどうだろうと、今回のR352からの接近を試みたけれど、途中の城山トンネルの入り口に赤い消防車が横置きして封鎖していたっけ。 そんな事を想い出しながらの何度目かの山古志村訪問でした。


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じゃがいもの実

2012-06-02 06:02:31 | タナカ君的日常
 へえー、じゃがいもは空中にこんな実を着ける事があるんですね。知りませんでした。

 数日前のことですが、近所の農家へ週に2回ほどの援農ボランティアに行っている妻が、帰宅した早々変な話を始めた。
 
妻 : 「あなた、じゃがいもの実を見たこと有ります?」
僕 : 「何だよいったい、食べるじゃがいもの事か?」 と聞き返す。
妻 : 「違いますよ、あれは土の中、花が咲いた跡に実る奴ですよ」
    「ほら、ミニトマトみたいでしょ」

 そう言って見せてくれたじゃがいもの実を撮影したのが下の写真です。



 水を入れたペットボトルに挿した枝先からは薄い緑色した球形の実が鈴なりになっています。 サイズは小さな物で直径10mmを越え、大きくなった奴はペットボトルの口(直径25mm)ほどもありました。
 
 農家の方は「じゃがいもを作る方としては、こんな実は着いて欲しく無い」と言ったそうです。  空中にこんな実を付けちゃったら、売り物にするメインの地下茎の発育に悪影響が出るんでしょうかね?
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ハートマークのカメムシ君

2012-06-01 05:31:12 | 国内旅行と山歩き
 雪の残る守門岳を見渡せる草地で、ビニール袋の中のワラビをダンボール箱に移し変えて、その傍らで休憩中のこと、 気が付いたら交尾中のカメムシが箱の蓋の上で蠢いていた。 なんと彼らの背中には「僕たち熱烈恋愛中」とばかりに金色に見まがう黄色いハートマークを煌めかせています。 普通に見掛けるカメムシは地味な色や紋様で、 触ると臭いにおいを出す嫌われ者ですが、 こんなスタイルで登場すると可愛らしさを覚えますね。 でも、せっかく収穫したワラビに嫌な臭いを付けられちゃたまらないから、写真を撮り終えた後は他所の場所に移動してもらいましたよ。

 お目当ての山菜ですが、2ヶ所を巡って、ワラビは囲碁仲間の20人に少しずつ食べてもらえる程の収穫がありました。 山ウドも家で天麩羅にして食べるだけなら不足の無い2・3本採れました。



 天気も良くて写真の守門岳、 そして越後三山も雪を残した姿を見せてくれています。 「山古志村に行った事が無いから行ってみたい」 そんな友人の希望も実現しました。 「何もかもご機嫌!!」 そう言いたい所ですが・・・   それぞれビニール袋を片手にわらび採取中のこと、一緒に行った友人はバッテリー駆動の小さな車に乗った地元のお年寄りに出会い、 「この辺りで山菜を取るな!」 と叱られたそうです。  それは少し苦味の強いスパイスだったかな。

 昨夜は予約しておいた、さいたま市(旧・大宮市)の「六日町山の家」に宿泊、アサヒビールの生ジョッキや、ひのきの一合升に入った八海山での冷酒で苦味の強かったスパイスを洗い流しました。
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