画面一杯に針状結晶
「強い寒気の到来で関東地方にも雪」そんな気象予報の言葉に釣られてパルコール嬬恋スキー場(標高1400m)近くに出かけて来ました。 3月31日夜に現地の宿に投宿、 4月1日早朝5時半に起床して玄関先の木製ベンチに薄っすら乗った降雪に結晶の存在を認め、 撮影に取り掛かりました。
玄関先の木製ベンチに乗っていた降雪
まずは朝食までの降雪状況ですが、 ほとんど全てが針状結晶ばかり、 それも降雪の密度が少なくて試料ホルダ上に乗る雪はかなりバラけた状態で採取出来ました。
8時からの朝食を済ませ、 第二ラウンドの撮影に取り掛かりましたが、 降る雪の大半は針状結晶のままでした。
極まれに雲粒まみれの六花の結晶も混じりました。
アラレ状態の雪の脇にも針状結晶
とにかく「空中を落ちて来る雪の状態をみて大きめサイズの物が落ちて来たか?」と想って採取してみると、 針状結晶が高密度に集合して出来たぼたん雪。
流石に撮影に飽きて来てしまったし、 11時近くなると車の装備品の外気温計が示す温度も+2℃となり、 試料ホルダー上に乗った雪の融解時間も短くなました。
それで11:30から撤収を開始し、 帰路に着きました。
今回が多分本当の今シーズン最後の撮影行となることでしょう。