雪の結晶撮影を目的にして、草津の道の駅「草津運動茶屋公園」で1月24日から25日にかけて車中泊した。 その時の極寒・強風の様子を書いてみる。
気温はまれに見る低温で、 道の駅に対面する消防署の建物近くの道路わきに設置されている温度表示でー14℃ だった。 風の予報は 北北西の風、 風速3~4 m/sec となっていて、「大したことは無いだろう!」と高をくくって二重にした寝袋にもぐり込んで就寝態勢をとったのだが、 想定以上の強風は「ドッドッドッー」と樹林の中を駆け抜ける音を響かせて吹き抜けながら車を小刻みに揺らす有様だった。
そのままでは安眠出来そうも無いと感じたから車外に出て、タイヤ交換用のジャッキを頭の位置に近い助手席側ジャッキアップポイントに当てがい、 車体を持ち上げ固定した。 それで頭部付近が感じる車体の揺れは大分軽減されました。
しかし車載の外気温計が示したー15℃は半端な寒さではなく、 足元付近のダンボール箱に収納した紙パック入の野菜ジュース、 運転席と助手席中間部床面に置いたペットボトルの水は翌朝には凍ってしまいました。 さらに、 ステンレス製のテルモス(Top写真)にはお湯を入れて置いたのだが、 メインのお湯は冷めて水になっただけで済んだものの、 ねじ込みタイプでコップ替わりに使える外蓋部分は凍結してしまい、 手でひねって蓋を開けることが出来ませんでした。
そんな寒さが良い形の大きな雪の結晶を降らせてくれたら文句は無いのだけれど、 大半が粉雪で撮影意欲をおこす良型の雪には恵まれませんでした。 そしてまた強風はステージホルダに降雪が安着する事を許さず吹き飛ばしてしまうしで・・・「強風の時にはもう来たく無い!」 気分になりました。