IoT セキュリティ安全マーク

2018-11-26 08:33:05 | タナカ君的偏見
 インターネット世界と繋げた家電製品が増加傾向にある。 例えば家に設置してあるクーラー等をスマホでOn/Offする等だ。 まあ確かに「仕事を終えて帰宅する前にクーラーを動かして部屋の温度を下げて置く」などは有り難い機能かも知れない。

 しかしねえ、 そんなのは今までだって、 タイマーで設定する方法だってあったでしょ。 何もインターネットにつなぐ必要は無い。

 なんでもかんでもインターネットに繋ぐ。 それって目新しいかもしれないが、 絶対に必要なことじゃ無いはず。 誤動作、 あるいは悪意あるハッキングによって不都合が生じる可能性が増える。 そんなハッキングに対応した製品に来年四月ごろから ”セキュリティ安全マーク”を付与するのだと言う。

 笑っちゃうのはIDやパスワードを定期的に変更するよう促す。 そんな機能が付加されているか? そんな項目の組み込みが安全マークを与える際の必要項目に含まれると聞くと。 「オイオイ、 今だってそんな事を促す画面は銀行のオンライン取引画面などに出てくるけれど、 変更しない人も居る」、「中には俺は色々なパスワードを全部同じにしている。 だって覚えきれないもの・・・」そんな事を平気で言う知人もいる。 なんの事は無いユーザーのより良い使用をサポートする機能と言うよりも、 メーカー側に責任回避の護符を与えるだけの項目でしか無かろうにね。

 とにかく新機能を搭載した製品は販売価格がUpする傾向にある。 しかし価格Upに見合う価値を持っているだろうか? なんでもかんでもIoT そんなの俺は好みじゃ無い。
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