野菜畑の霜

2018-01-12 10:45:36 | タナカ君的日常
長ネギの葉に乗った霜

 昨日の朝8時をちょっと過ぎた頃、 友人から「田中さん、今NHKで霜の写真撮影を話題にした番組を放送してる、 見てご覧」 そんな電話があった。 植物の茎みたいな箇所から成長した結晶は六角の平板状に見えるものもあり、 「あんなのが有ったら、 プラスチックで作った疑似雪片よりも、 本物の雪を使用した様な撮影テストが出来るに違いない!」 そう想いました。

 一緒に見ていた妻が 「霜なんて私が行ってる畑には沢山有るわ」 と呟いた。 僕は 「そうか、 じゃあ明日の朝に偵察に出かけたいから、 一緒に行って呉れないか?」 と頼んで(僕一人で他人の畑の中をうろつくのは怪しすぎますから)、 今朝は未だ暗い6時前に起床して顕微鏡モードを備えたデジカメTG-3を持ち、 二人で自転車に乗って出かけました。

 残念ながら野菜の葉の上に乗った霜は1mmに満たない小さな氷の粒だった、 野菜を覆うマルチ(プラスチックシート)の上には腕を伸ばした結晶が成長していましたが、 爪の先で動かそうとした所、 形が壊れてしまいました。 マルチとの固着が強く、 1片を採取して雪の結晶撮影装置のカメラの下に置く事は難しいと感じました。

 もしもTV番組の中にあった様な大型の板状の霜が空中に突き出しているなら、それを採取して撮影してみたい! そんな考えもありましたから、 前夜から冷蔵庫の冷凍ボックスには雪の結晶撮影装置の銅製の試料ステージベースと試料ステージをいれて氷点下に冷やして置き、 屋外の車にはその他の撮影装置一式を積んで外気温で冷やす。 そんな撮影準備もしておいたのです。 でも結局手持ちのカメラで接写するだけで、 今朝の作業はお終りにしました。


 とりあえず、 その撮影した写真を並べて置きます。


小松菜の葉に乗った霜


マルチ(ビニールシート)に乗った霜


道端の凹みにあった薄氷とその端面
凹みには水たまりが出来ていた。


バス道路脇の側溝から立ち上る水蒸気




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