南岸低気圧で降雪予報

2018-01-22 07:30:22 | 雪の結晶撮影
2017年12月12日草津に午後3時半頃に到着直後、
フロントガラスに舞い降りた雪を手持ちカメラで撮影。
撮影装置を冷やしている間に、降雪量が多くなり、
その後は透明感のある雪は一枚も落ちて来なくなった。


 今日は関西にある低気圧が夕方にかけて本州南岸を東進し関東に接近して来る。 それに伴って関東地方全域に降雪予報が出ている。 4年前の2月には同じ様な状況で東京や山梨県あたりで大雪が降って、 道路の閉鎖が相次ぎ、 河口湖から立川に戻れなくなり、 酷い目に遭った事がある。

 それと同じ事が今回は起こるかどうか判らないのだけれど、 雪は間違い無く降ってくれることでしょう。 僕の希望とすれば単に雪が降るだけでは無くて、 単独の綺麗な雪の結晶が拾える事が望みだが、 それがどうなるか判らない。

 70少し前にスキーで骨折して以来、 「年寄りの冷や水」 と感じ、 スキーに行くのを止めた。 そして冬には雪の結晶撮影に熱中する様になったのだが、 あれからおよそ5年が経過した。 その間に関東・甲信越地域で降る雪は「ゴミ屑のような細かな雪が付着した物や多数の雪が絡み合った牡丹雪状態の物が大多数」 であり 「1片の綺麗な結晶に出会えるチャンスは極めてに少ない」と感じている。

 今迄の経験からすると、 夜なら上空にはぼんやりと月の形が見えていて、 降る雪の量も少なく、 チラリ・ホラリとゆっくりと舞い落ちてくれる、 そんな気象条件で無いと綺麗な一片の雪は拾えない。

 そんな好条件に出会ったのは3年前の2月初旬のことだった。 東京を出て、 ヤナバの山荘に到着したばかりの日だった。 その夜は東京から車を運転して到着した初日の事なので疲れて居たが、 夜間に雪の撮影に出かけたのだった。

 その時は「なるほど、 長野県の小学校で ”寒中休み”となる寒い時期にはこんなに綺麗な雪の結晶が降るのか」と感じ入るほどの雪が舞い落ちて呉れたのだった。 「明日からが楽しみだ!」、「今日は疲れているかららもう撮影は止めよう・・・」 そう判断して撮影を打ち切ったのだったが、 しかし翌日以降のヤナバに滞在期間中に美しい姿の雪の結晶は一枚も拾えなかった。

 その後、 昨年に北海道・朱鞠内湖に出かけた時を除けば、 対称性に優れ、 ゴミが付着していない綺麗な結晶に出会うのはほんの2~3回しか有りません。  兎に角「チャンスに巡り会ったら、 少々疲れて居ても頑張るべきだ」 と強く思って居ます。

 今回の南岸低気圧接近に伴う降雪では、 草津温泉でどんな雪と巡り合えるのか興味深々です。 今日はこれから草津に出かけます。 
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