雪拾いグッズ

　僕の雪の結晶撮影の現場では多くの時間を雪の１片を掬い取る作業に費やされている。　”背景光源などの実験結果”の記事では厚さ０.２mmのアルミ板で降雪を受けて、　そこから細筆で雪の結晶を掬い取る方法を試したことを書いた。　この正月の撮影の際も当初はそれをメインに使用していたのだが、　同行した妻が登山などの際に尻の下に敷く化繊生地で作られた尻皮もどきを利用して降雪を受ける方法を試した。　僕もそれを試用させて貰ったところ、　アルミ板より良い点のある事が判った。

　そこで今日はダイソーに行って化繊生地を用いた色々な用途の製品を数種類購入して来た。　色の異なる物も選んで見た。　それはどの色が透明な小さな雪の結晶を採取するのに具合が良いか？　試すためです。


　アルミ板を用いた場合に生じる問題点を羅列しておきます。

１.　雪が溶けて水滴になったものが凍りつく。

２.　凍りついた場合、　その除去に手間取る。

３.　手の温度がアルミ板に伝わり、　温度が上昇しやすい。