田中君的 電力消費削減案

2011-04-24 21:31:51 | タナカ君的偏見
 先日の都知事選挙で石原さんが再選確実となった時点でアナウンサーが再選祝の言葉を述べて、 都知事にコメントを求めた時のこと、選挙結果の事はそっちのけで 「停電回避のために、電気の使用制限をしなければならないとしたら、 飲料水の自動販売機の停止とパチンコ屋にを営業停止にしてしまえ」と息巻いていた。

 あれ以来、僕も電気の消費の削減策を考えていたのですが、 石原都知事案も実行した上で、更にこんなのはどうでしょう?

1. 日中のTV放送休止

    関東地方の世帯数概略 : 1800万世帯
    この内、日中もTVを点けている世帯の推計を2割の360万世帯とした場合、

    削減電力 = 50W x 360万台 = 18万kw

 最近のTVは安直に韓国から輸入したドラマやら、見る気持ちおこらないコマーシャルの繰り返し。 こんな状態のTV放送なんか、僕だったら24時間放送停止してもかまいませんけど。
 

2. 電力会社による送電電圧の3%ダウン( 消費者側に97Vで供給 )

  消費側の負荷の性質にもよるのだが、純抵抗としたら6%程度の消費電力が抑制されるはず。 でもまあそんな負荷ばかりじゃないだろうから、それによる実際の効果は 1%を見込むとして、 今年の夏の東電の発電能力は 5000万kw 程度に当てはめてみると。

    削減電力 = 5000万kw x 0.01 = 50万kw


 ちなみに、僕の働いていた工場の内部に供給されていた電源電圧は常に7%程度高い107V、214V程度の電圧でした。 その高めに供給された電圧は、それを受電した製品の内部の精密に電圧を安定化するための電源回路で無駄に熱として浪費されていたのが実情でした。 また装置に組み込まれた真空排気用の油拡散ポンプのヒーター(純抵抗負荷)も無駄に発熱してました。

 そんな状態はエネルギーの無駄だから、「工場に設置されている受電設備の変圧器のタップを切り替えて、工場内部の配電電圧を100V系統は97V程度に設定したらどうよ」、 「それで製品の製造調整の為にはまったく問題ないのだから?!」 と改善提案なるものの書類に書いて提出した事もありましたっけ。 あの当時はボツにされたんだったかな?
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