終わった国・日本

2009-11-27 22:12:19 | タナカ君的偏見
 米$MMF口座の残高は米$のどうしようもないドル安で元本割れ、 株式市場は中東ドバイの企業が糞詰まりになったとかも手伝って下落の勢いが増して手持ち株の値下がりが半端でなくなった。 そんな訳で、昨日は寒桜見物としゃれ込んだけれど、今日は10月以降何度目かの「手持ち株の処分デー」となりました。 10月以降の株取引での利益は、賽の河原の石積みの様に、積んでは壊され、積んでは壊され、利益がまったく増えなくなってしまった、 いや、減っているな。 忌々しいが仕方ない。

 日経平均が1万8千円に向かいつつあった2・3年前の本屋の店頭の株式関係書籍のコーナーに集まっていたおじさん、おばさん、そして若いサラリーマンや大学生も、今はそのコーナーには居なくなりましたからね。 言って見れば葱を背負った鴨も居なくなったから、外国からのハンター(投資家)も日本を見捨て、今はもっと獲物の多い中国やインドやブラジルに行ってしまったのでしょうか? 昨年9月に火がついて焼け野原になった日本の株式市場、今年の春頃から、その焼け野原にも緑の草が芽を出し始め、僕の様な山菜採りが趣味の人間にも獲物が取れたものですが、 ここに来てまた残り火が煙をあげはじめ、獲物を採るどころか、きな臭い危険に周りを取り囲れつつあります。 暫く安全地帯に避難しておきましょうか。 もっとも何処が安全地帯か? もしかすると今の民主党政権下で行われつつある施策では日本国内に居ること其のものが経済的なダメージを受けると判断して、動ける企業が日本脱出を推進して 「終わった国・日本」 てな事になる心配もあります。
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