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アラスカ計画始動

2012-11-22 08:37:49 | 海外旅行
 来年の夏の後半にアラスカへドライブ旅行する計画が始動し、 第一回目の打ち合わせがあった。 メンバーは今のところ6人、いずれもアメリカ西部地域の国立公園巡りやカナダのロッキー山脈周辺の国立公園をめぐるドライブ旅行を共にした山仲間。 だから何も心配は無い・・・? かといえば、 ほとんどが僕より少し年配で常々の口癖で「これが最後の海外旅行かも知れないな・・・」と言いつつ打ち合わせを進める状態だ。 確かに半年以上先のレンタカー予約や航空券の予約など、それまでにお亡くなりになったらどうするのさ?! そんなあたりの考慮も必要な年齢と言えなくはない。 だから航空券の手配なんか金銭的な面も含めて各自が手配する、レンタカーの予約時にデポジット料金が必要なら、参加希望した全員から分担拠出してもらって不参加になっても返さない、 来年あたりからは、そんな割り切り方で計画を進めて行く必要もありそうです。

 さて僕の調査担当はモーターホーム(Top写真の中にいる車です)。 なにせマッキンリー山のあるデナリ国立公園周辺の夏場のハイシーズンは宿の宿泊料金も高い上に予約そのものも随分早くに埋まってしまうとの事だ。 それならトイレ、シャワー、ガスコンロ、ベッド等が装備されたキャンピングカーを使って見よう。 そんな方針が打ち合わせで決定されました。

 それで、いよいよWEBでの調査を開始しました。

☆ モーターホームの運転に必要な免許(日本の場合)は・・・

 ”自動車の車両総重量が8トン未満、且つ乗車定員が10人以下であれば普通免許で運転することができます。” そんな解説を載せた車業者のサイトに並んでいた22’クラスの車の仕様覧を見ると、総重量は3.5ton程度だった。 だから多分、アラスカのレンタル時も32’までならば日本の普通免許(中型8t)+ 国際免許で貸して貰えるんだと思う。

 問題は長さのある車を安全に運転出来るか? そっちの方が問題だな。


 モーターホームのサイズと室内配置
 
 全長はフィート(’)で表すのが一般的、レンタル料金的も、国立公園内部のキャンプサイトでも、 どんなサイズの車に対応出来る区画か明示され、利用料金も異なってます。

 居住空間の設備や配置ですが、車メーカが作った車台に、居住空間を作って載せる、そんな風に作られるらしい。 だからレンタカー業者によって室内の設備・配置などは若干異なるらしい。 予約画面に進むと大きさによる区分で料金が提示され、室内配置を示すFloor planや写真も見れて、それらを参考にして希望する車をを選ぶ、 そんな手順で借りる車を決定して行くことになるみたいですね。 


       

 例えばこれが、アンカレッジ市内のレンタカー業者のサイトに乗っていた22’サイズの昼間とベッドを展開した場合の配置図です。

他のメンバーも航空券の値段、デナリ周辺のハイキングコースの調査、 海岸に迫る氷河見物クルーズ、 アンカレッジでの宿そんな各種の調査を分担し、次回打ち合わせは1月21日と決定しました。
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ダイアモンド庫・武器庫見物@モスクワ

2010-12-02 11:40:19 | 海外旅行

クレムリン内部観光入場ゲートの待ち行列


 先月に出かけたロシア6日間の旅はサンクトペテルブルグの宿に3連泊、モスクワで1泊して帰ってくるプチ海外旅行だった割には「書いて置くか」と思うことがあれこれあって、「そろそろ区切らないといけないな...」と想いつつ、ダラダラと旅が終わっても書き連ねています。 

 時差ボケが気になるような地域への海外旅行では今回の様な短い日程の旅行は「費用対効果が悪い」と感じるので、普通ならもっと長めの旅の方が好みではあります。 だから、9日間のツアーも検討対象にしたんですよ。 でも、そっちの日程は単にモスクワでの滞在が増えるだけ、 僕はモスクワの観光に全然魅力を感じていなかったので、 最終的にサンクトペテルブルグに力点が置かれた6日間のツアーを選んだって事です。 それで、たった一晩(11月21日の夜)泊まっただけのモスクワがどうだったかと言えば 帰国日に訪れたクレムリン内部の武器庫とダイヤモンド庫、 そこなんかは事前に何も調べもせずにツアーに乗って訪れただけですが 「見物させてもらえて本当に良かった!!」、 「ここだけでも見に来る価値が有るぜ!!」と吹聴したくなる展示品の数々でした。 

 まずは「武器庫」 :

 もちろん武具の展示もありますけれど、展示品の主体はロマノフ王朝時代の王族の使用した玉座、王冠、衣服、馬具、馬車、冬の移動手段の橇、食器、聖書、イコン画 等々。 馬具や聖書の表紙の装丁までもが綺羅びやかな宝石で飾られて 「チョット、やり過ぎじゃないか?」と感じつつ見物しましたよ。 一番興味を引いたのは大男だったと言われるピョートル大帝が履いていた長靴、 僕が足を入れたら股までズッポリ入って更に余ってしまいそう、 「複製品で良いから、試し履きさせてくれたら面白いのになー」 でもそんな事したら、 世界中の水虫が合体して強力な奴が現れて、そいつが世界中に蔓延しちゃうかな?

 ところで、武器庫見物のためにはクレムリンの壁の内部に入る訳ですが、 我々ツアーの団体も他の見物客同様にクレムリン内部への入場待ち行列に並びました。 その入場ゲートには金属探知の設備もあって、写真の人数の行列で入場までに15分以上の時間を並んで待っていた気がします。 そして武器庫の建物へ入ってからは、ほんの軽い手荷物を除いてクロークに預かってもらいます。 ロシア国内では、こう言った美術館の様な施設の見物の時に、デイパック様の背中に背負うタイプの荷物は嫌われるそうです。 「必ず預けて下さい」とガイドさんに言われました。 更に、武器庫の先に続くダイアモンド庫への入場はカメラの携帯は禁止されているので、 そっちも見学するために、絶対に「カメラもコートと一緒に預ける様に」と念を押されました。 

「ダイヤモンド庫」 :

 武器庫から続く通路の奥にダイアモンド庫の入場ゲートは有りましたが、ここでは手荷物のX線透視チェックを受けました。 カメラが入っていたら、入場させて貰えなくなるそうです。 (このゲートでは荷物預けは出来ません。)

 ここの展示品はダイアモンドをふんだんに使った王冠、首飾り、ブローチ、 ダイアモンドなど、 その真贋を見分ける能力は持っていませんが、 薄暗い室内空間でスポットライトを浴びた展示品の放つ輝きは息を飲む美しさです。 それからコップに盛られたダイアモンドの原石、 自然に産出された大小の金やプラチナのナゲットの数々。 今までに金のナゲットは他でも見たことありますけれど、ここの奴の大きさ、そして初めて見るプラチナのナゲット。 森に住む動物の毛皮だけじゃ無く、こんな産出物があったからヨーロッパ諸国から美術工芸品を買い集める資金があったのか? と納得することしきりでした。


Camel gold nugget 約 9.2kg と Mephist gold nuget 約 20g


小粒のダイアモンドがギッシリ並んだ Roose Brooch


 とにかくカメラ撮影出来ませんでしたから、出口の土産売り場で写真の載ったガイド本を購入しましたよ。掲載した写真はその本のページをコピーしたものです。



搭乗手続き窓口でのトラブル : 

 こんな宝物の見物に満足した、その日の夕方、いよいよ帰国のためにモスクワ・シュレメチヴォ空港に向かいました。 そこでのチョイトしたトラブルも想い出に残ります。 今回のツアーの参加者は夫婦や友達どうしの2人連れが7組と単独参加が3名の都合18名でした。 名前を覚えるのが苦手になりつつある僕は参加者それぞれにあだ名を付けてました。 これから話題にするのは単独参加の「モー娘」ちゃんです。 彼女は大学在学中の学生さんで、TVのモーニング娘ではありません、牛さんのぬいぐるみを小脇に抱えてウロツイテいたから「モー娘」です。 モスクワの南西に位置する丘陵地にはモスクワ大学があり、冬季オリンピックのスタジアム等を前景にしてモスクワ中心部が見渡せる観光スポットですが、 そこに到着して写真を撮っている時に「あたし、ロシアに本当に来たんだ・・・」と独り呟いていた言葉が印象に残る娘さんでした。 

 その彼女、なんだかモスクワに向かう飛行機の席は通路に面していない席で、お手洗いを随分と苦しい思いで我慢したらしい。 そんな彼女を気遣って帰国便の搭乗手続きの時に添乗員さんは「心配いらない、私に付いていらっしゃい」と声を掛けて、行列に並んでいました。 我がツアーグループの先頭は添乗員さん、2番目にモー娘の順でならんでいました。 行列は徐々に進み、添乗員さんは3つほど左側の空いた受付デスクに向かいました。 つかつか歩み始めたその後ろにモー娘君も付いていくものと思ったのだが... 行列のほぼ正面のデスクからも「空きましたから、こちらへどうぞ!」の身振りのサインを出した。 そこへ彼女は一人で向かって行った。 ツアー参加者にはEチケットの印刷物も渡されていたのだが、添乗員さんから、ここモスクワでは「パスポートだけ出せば手続きOKですから」と言われていたから、モー娘君もキットそうした事でしょう。 搭乗手続きが「長引いているな?」と思う程の時間は経過していなかったのだけれど窓口の女性が発した「ハノイ」 「ハノイ?」の声がやけに大きく聞こえる。 「なんじゃそりゃ?」の思いで聞くと共に「ハノイ便に乗るのか?」と聞かれているのかも知れないなと思いながらもボーっと行列してました。 モー娘君の隣のデスクでは我がグループのカメラ娘が手続きを始めました。 そしてカメラ娘の受付デスクの女性がモー娘君のデスクの担当者に声を掛けています。 「その人、成田へ行くのよ、 こっちの人と同じで」てな話をしたのだろうと推測するのだが、「ハノイ?」の声はそれ以降は発せられる事無く発券手続きは終了してモー娘君も引き上げてきました。 顔が少しひきつっている様です。 グループの人達が心配して声を掛けます。 と言うか「あのハノイ?」は何だったのだろう?の方に興味がある野次馬根性かもしれませんがね。 モー娘君の口から「あいつ何なんだよ? 英語話せないからと言って馬鹿にして!!」の罵り言葉、それと共に目から涙を溢れさせ始めました。 涙まで出したモー娘君を気遣って女性連中は慰めていましたっけ。 

 僕はと言えば「何で添乗員さんにくっついて窓口に行かなかったのだろうか?」 と思ったり、 受付デスクの係員も日本のパスポートを持った若い女の子に「何でハノイ便(10分違いの出発便)の手続きを進める必要性を感じたのか?」疑問に思ったり、添乗員さんは「Eチケットが有るんだから、それも提示する様に言わないのか?」と思ったり。 まあ、僕の知っている旅の途中のトラブルと言えばこんな些細な事だけで済んだ今回のツアー、 前にも書きましたけれど「楽しかったです」


モスクワ市域の見物や食事のために立ち寄った箇所

ホテル Holiday Inn は近くに何軒も有りますが、僕達が宿泊したこの場所のそれは、新しく快適な宿でした。 部屋代が幾らか知りませんが朝食も満足しました。
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サンクトペテルブルグ 街中お散歩

2010-11-30 13:21:03 | 海外旅行
 サンクトペテルブルグ観光の2日目となるその日(11月20日)の観光の目玉はエカテリーナ宮殿や要塞の観光でした。 ツアーの皆さんはバスに乗って出かけて行きましたが、 僕達夫婦はツアーのグループを離団して一日を過ごしました。 今日は、その日の街歩きの様子を書いてみます。 

 ツアーのバスは9時頃に出発して行きました、 僕たちも少し遅れてホテルを出ました。 フリータイムのメインはエルミタージュ見物ですが、開館するのは10:30。 それまで街中歩きを楽しむ予定です。 当面の目標をモスクワ行きの列車が出る「モスクワ駅」にします。  僕達の泊まったホテル Petro Palece は Nevskiy大通りまではおよそ300m、エルミタージュ美術館までは700mと至近距離にあります。 それからエルミタージュ美術館の脇からモスクワ駅は約3kmの距離で、目抜きの Nevskiy 大通りで結ばれています。

 前夜に街歩きを楽しんできたと言う我らがツアーグループの中の爽やか2人組からは 「オジサン、 Nevskiy通りには大きな本屋さんが有りましたよ!!」と聞いていたので、最初はその本屋さんを目指して入りました。 店内入り口には万引き防止か? 危険物検知か? どっちか分からないけれど、飛行場の安全検査場所にある様なゲートが設置されていたり、 入場者を監視する目付きの男性が立ち番していたり。 複雑な事情を抱えた国の一面を垣間見る想いです。 爽やかさん達が言ったとおり、この本屋さんは地下から2階まで3階に渡って本がギッシリと並んだ大きな店でした。 地階のレジの店員さんに「お店の写真、撮影しても良いですか?」と聞いたら 「No !」と言われたけれど、取りあえず記念に一枚。




 更に駅方向に歩いていて、学齢前の子供を肩車したり、手をつないで歩く親子が吸い込まれる建物があったので、「何やってるんだろ? 面白そうだな?」 と僕達も中に入ってみました。 ドアのすぐ内側には受付デスクみたいなのが有って、座っていたスーツ姿の中年女性に 「ジロリ」と見られました」 が、構わずに奥に進み、左右に分かれる場所で「どっちに行こうかな?」と立ち止まって思案した瞬間に件の受付女性が近づいて来てロシア言葉を発して来た。 言葉は判らないけれど、言わんとしている内容は語調から察する事が出来ます。 「ご免ね、 入っちゃいけないだよね。 出ますから」と日本語で答えて、手を振ってすぐに外に出ました。

 ネフスキー通りには毛皮を使った衣料品店、 靴屋さん、 スポーツ用品店、銀行、マクドナルドやSubway等ファーストフード店、 銀行、 喫茶店、 大都会に在るべき店はみんな並んでいます。 通りの歩道は広く、散らかったゴミは箒片手の清掃員さんが手早く片付けていました。 雪なんかまったくありません。 普通の靴で何の問題もなく歩けます。 後で喫茶店の窓辺の席から撮影した写真を良く見て下さい。 細いヒールの靴を履いた女性の足元が見えると思います。




 ロシアの鉄道のターミナル駅の名前は行き先の地名を付ける習慣が在るそうです。 ここサンクトペテルブルグに在る「モスクワ駅」もその例にならっています。 モスクワ駅まで歩いている内にエルミタージュ美術館の開館時間になってしまったけれど... もう少し街歩きを楽しんで、昼食も街中で摂ってから美術館には向かうように予定を変更します。 そんな訳で駅の中、プラットフォームに停まるモスクワ行きの格好の良い列車も撮影して来ました。 妻が駅の構内でお手洗いを使う間、少し歩き疲れた僕は待合室のほぼ満席のベンチの中で奇跡(?)的に空いていた椅子に座らせて貰いました。 しかし、奇跡的に空いていた訳じゃ無かったです、 隣の小父さんの身体からは、随分長いこと身体を洗ったことの無い異臭がただよっていました。 で、僕もすぐに席を立ちました。

 ところでサンクトペテルブルグでもモスクワでもバイクや自転車の通行を殆ど見かけません。 今回の旅の途中で自転車を見たのはネバ川のほとり、釣竿を出していたオジサンの傍らに置かれたものだけでした。歩道上にも駅近くの広場にも、それらが駐輪されているのを全く見かけません。 後でガイドさんに聞いてみたら 「寒い時期の都会では滅多にバイクなんか乗りませんよ」だそうです。

 昼の食事は大通りに面した喫茶店に入る事にしました。 駅に向かって歩いて居るときに、窓際の座席に座って飲食している人の姿がよく見えたから、「店内からも通りの様子が良く見えるだろう」の思惑です。




 テーブルに出されたコーヒーカップに注がれた飲み物の状態を見て下さいな。 なみなみと口切りいっぱいになっているでしょう。 飛行機の中で出されたコーヒーの状態もこれに近いものがありました。 容器が大きい時には「飲みきれん! 迷惑だ!」と感じてしまうのはバカな僕だけでしょうか?

 食事を済ませて、いよいよ美術館に向かいます。 話の種に地下鉄を利用しました。 モスクワ駅に近い地下鉄の駅から1駅だけ乗って件の本屋さんの近くの駅で下車、そこから又、大通りを歩く事にします。

 地下鉄駅の入場ゲートを通過するために専用のコインを購入しました。 それを投入してゲートバーを押して構内に入ります。 すぐにエレベータが有りました、 長い直線的なやつです。




 下りきった所には、監視デスクが有って、女性の係員が座っていました。 あの人の役目は何か有った時に停止ボタンを押す事だろうか? 下り切った場所から少し進むと長大なカマボコ形の半丸天井のスペースが広がっていました。 最初は、そこはまだ実際に電車に乗車するホームだとは判りませんでした。 しかし左右にドアが等間隔に設置されているプラットフォームでした。 東京の地下鉄のホームは安全対策だとか言って、ホームの端にドアを設置し始めていますが、 ここのドアと言うか室内空間は半端じゃなくキッチリしています。 「これじゃホームから線路に落ちようも無いし、線路側から寒い風が吹きこんで来ることも無いだろう」、「核戦争の時の避難空間として確かに役立つよな」スゲーな!と感心することしきりでした。 


地下鉄駅のホームの様子


 通りから駅構内に入ってエスカレータに乗って、ホームに降りた頃には方向感覚が失われ、どっち側に行きたい方向の電車が入線して来るか? 乗り場の小さな案内表示を見ても分からなかった。 そこで、ホームに居た大学生くらいの年頃の男二人女一人の3人連れの中の兄ちゃん声を掛けたら、 えらい熱心に教えてくれたっけ。 その上、その兄ちゃんは僕達が降りた駅で次の地下鉄に乗り換えるのを「教えるから付いて来い」と余計な申し出までして呉れる。  「俺達はこの駅を出て、歩いて美術館に行くんだよ」と英語で言ったけど、上手く伝わらなかったな。 でも女の子は判ったみたいだったけどね。  とにかく握手してサヨナラ。 地下鉄駅から無事に地上に出てから1.5km程の距離を歩いて美術館に到着しました。 そうそう、僕は海外旅行の時にGPS持って行きますので迷うことはありません。 地下鉄の構内の様な衛星からの電波が届かない場所では無力になりますが。


エルミタージュ美術館 中庭のチケット購入待ち行列

 美術館で入館を待つ人の列は閑散期の午後の1時近くだというのに中庭には、この行列が出来ていました。 僕たちはこの行列には並ばずに入館出来ました。 何しろ“ Entrance ticket with no wait in line “ が売りの VOUCHER を持ってましたからね。
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エルミタージュ美術館・通路地図

2010-11-28 11:37:25 | 海外旅行

エルミタージュ美術館内部  :  通路の概略地図
Arrangement of passage on the Hermitage museum

 エルミタージュ美術館を1日目はガイドさんに連れられて3時間見物。 2日目はツアーから離団して個人的に見物して来ました。 入館すると入り口のインフォメーションで館内の地図を貰えますが、 それは何処に(展示品、トイレ、荷物預け、土産売り場、インターネットカフェ、ATM、階段・・・)何があるか表示されているのすが、 ある地点に向かうにはどの様に通路を歩けば行きつけるのか? すぐには判りません。 何しろ3つの建物からなる美術館の横巾はおよそ360mも有るうえに、全館のフロアーを平面的に移動出来るのは2階だけしか無い構造なのです。 かって昔、ドラゴンクエストのゲームの中でダンジョンの中を宝探しとモンスターとの戦いに明け暮れた僕としては、つい地図を残して置きたくなると言うものです。

 そこで今日はコーヒー片手にエルミタージュ美術館内部の通路の骨格を纏めてみました。 まあこの図に表現した以外にも階段はありますが、1階から3階の部屋を全部訪れるための基本となるエレベータと階段は、この図が参考になると思います。 展示品あるいは部屋はこの図の通路の左右に展開していると思ってください。

 エルミタージュ美術館を構成する3つの建物は道路上をまたぐ形の連絡通路で結ばれていますのが、3つの建物を平面的連続して歩けるのは2階部分だけと考えましょう。 メインの宮殿は真ん中に中庭を擁した「ロの字」構造ですが、広場に面した建物正面には大きな開口部があり、 そこから中庭を通って正面エントランスに向かいます。 正面入口は入退場ゲートで仕切られているために、メインの宮殿の1階部分は「ロの字」状に連続して歩けません。だから、左右にある1階部分を全て見物するには、2階から階段を使って1階に降りる必要があったりするのです。 

 とにかく展示品は絵画、彫刻、豪華な家具、すべて一級品です。 1日目の見物はそんな目玉部分をガイドさんの案内で見物し、2日目の見物では当時機械加工に使ったベッド部分が分厚い硬そうな木材で作らた旋盤などの工具の展示品やら、 他の人が興味を持つか判らん様な展示物を興味深く眺めたり、建物の内部、王族が居住する区域の窓は防寒のために30cm近い間隔の2重窓になっていましたが、 別の所ではもっと狭い間隔の2重窓であったりする違いなど、 変な所に興味を向けて館内をくまなく見物して来ました。

それでは、あなたも楽しんで来て下さい!!


追記: 以前に書いた入館チケットの引換券(Voucher)を交換したのは 赤丸を付けたInformationデスクでした。 しかし、本来は緑○を付けた「チケット売り場2」が正規の場所かもしれません。 しかし「チケット売り場1」の反対側に「チケット売り場2」が有るなんて事は見物が終わって、退場ゲートを出て回転ドアに向かっている時に初めて気が付いたんですよね。

関連記事へのリンク 2019年追記


  エルミタージュ美術館の入場券手配

  エルミタージュ美術館 チケット引換え方法
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ロシアでのお買い物

2010-11-26 08:07:56 | 海外旅行
 海外旅行する場合、大口の支払いはクレジットカード支払いが利用出来るとしても、現地での細かな支払いやや食事の時にどうしても現地通貨が必要な場合があります。 その現地通貨の入手方法ですが、最近、僕の場合は旅先の空港や街中に設置されているATMを利用する事が多くなりました。 それは現地通貨を入手する場合の日本円での最終的な支払金額が少なくて済むからです。 今回のロシア旅行の場合ですが、成田空港で両替した妻の話しでは [ 3.5円 / 1 ルーブル ]でした。 それがサンクトペテルブルグの空港に設置されたATMを利用してルーブルを入手した時のクレジットカード会社からの請求金額の資料(掲載写真)では手数料込みで計算して [ 2.7円 / 1 ルーブル ] となっています。

 そして今回の旅の出発前に添乗員さんから指示のあった米ドル持参の方法ですが、
妻が近くの三菱銀行の店頭入手したドルは        [ 85円 / 1 US$ ]  程度。
ロシア国内の両替商の店頭に出されたいた交換率では   [ 30ルーブル / 1 US$ ]  前後。
つまり [ 日本円 > 米ドル > ルーブル ] の交換では [ 2.83円 / 1 ルーブル ] となります。

 これはクレジットカードを使用して現地のATMで引き出す場合と遜色ないですね。 特にATMでカードの情報を抜かれる危険性や操作に手間取り時間を費やすとか、滅多に無いかもしれないけれど、カードが機械に吸い込まれたまま出てこない危険性。 あれやこれや考えると今回の様な団体行動の場合、添乗員さんが電話で伝えて来た「当面の小銭を成田で入手、他は米ドルにて持参せよ!」は合理的な指示と思えます。 

 しかし当面の小銭の使用場面はホテルの枕銭、 食事時の追加飲み物代金などでしたが、成田空港で交換してもらえたルーブル紙幣は1000ルーブル札でした、 小銭として使用するには、現地に行ってから再度両替して貰わないと使えないですね。



== クレジットカードによるATMでのキャッシュサービス利用料金精算表 ==



 そうそう、 小銭と言えば街中の商店での支払いの時に経験しましたが、 日本での買い物感覚とのこんな違いがありました。 

< ホテルの近所の小さなスーパーでビールを1缶購入 >

 料金は60ルーブルほどの金額、それに対して100ルーブル紙幣を差し出した。当然お釣りをすぐに貰えるものと思ったが... 店員さんの態度は ”60ルーブル支払えと言うように、レジのレジスターの金額を指さし続ける” 妻と僕の財布の中身を寄せ集めてなんとかなりましたけれど。 

< 目貫通りの小奇麗な喫茶店で昼食 >

 二人分の支払い総額は857ルーブルだったか、 それで1000ルーブル札を支払いのために差し出しました。 ここでもお釣りを出す気が無いようです。 店員さんは1000ルーブル札を見つめるだけです。 またまた妻と僕の財布の中身を寄せ集めて860ルーブルを渡して出てきました。

 現地の人の買い物の支払い方法がどんな風に行うのが普通なのか? おつりなんか期待しないで上回る金額を支払うのか? ピッタリの金額を支払うのか? 手早くお釣りをもらえたのは地下鉄乗車のためのコイン購入窓口だけだったなあ。 ツアー仲間の中には最初に示された金額より少ない金額の支払いで済ませた人もいるようでしたが、「現地ガイドさんに買い物の時の現金支払い方法について質問すれば良かった」とおもっています。
 
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モスクワの朝7時

2010-11-23 02:30:49 | 海外旅行
 「エルミタージュ美術館を見たい!」 それがメインテーマの旅でした。 その旅も今日の夜には帰国の途につきます。 それで昼チョット過ぎまではクレムリン内部の見学、 午後の飛行場へ向かう途中では郊外商業施設が集積された場所にあるスーパーマーケットに立ち寄ります。 まあそこでお土産を買い込んで、今回の旅の締めくくりになります。

 今はモスクワ時間の7時、薄っすらした雪の白さを車の轍が消して、大半は黒い路面となっている道路を車が走行する様子が見えています。 なんで、こんな時間から今日の予定などを書き始めたかと言えば、 これから朝食を食べて、チェックアウトしたらもう帰国までインターネットアクセスしている時間が取れそうも無いからです。そして飛行機に乗っている時間に公開されるよう、予約投稿なんてブログの機能を使って、投稿日の辻褄あわせも試してみます。 

 僕にとってロシアの旅は始めてです。 ロシア国内1・2の都市を観光しただけで、一般論を述べるほどの情報はありませんが、 気の付いた事を幾つか書いてみます。

 0. 普通に豊かな国でした。
     モスクワの赤の広場には物乞いも居ましたし、サンクトペテルブルグの「モスクワ駅」の構内のベンチでは
    寒さを避ける路上生活者の臭いを漂わせる人に出会いましたが、 見たところ、絶対的に少数です。 

 1. インターネット : 泊まった2つのホテルともに接続環境はWiFiでした。
        サンクトペテルブルグの宿では客室内部からのアクセスが有料で、ロビーでのアクセスは無料。
        モスクワの宿ではその逆でした。   当然、僕は無料の場所でアクセスしましたよ。

 2. 寒さ : 今の時期は気温0℃前後、 屋外は寒いですが屋内はホテル美術館など、 日本の初秋の服装で充分。
         冬山にも対応可能な毛の下着など着込んだ僕は、汗かいてしまう場合もありました。

 3. 履物 : 歩道の雪は直ぐに消されてしまうので、 通常の履物でOK、 ハイヒールで闊歩する女性も見かけます。

 4. 日本円 : これほどまでに両替商の店頭で日本円の通用しない国だとは知りませんでした。 
         勿論、「千円、千円」と寄って来る、お土産売りには日本円の現金も受け取って貰えますけれど。

 5. クレジットカードからの現金化 :
      ホテルの中にクレジットカードで引き出し可能なATMが複数台設置されていました。
      団体行動の中で時間に追われて、「空港のATMを操作して焦る必要無かったな」と想いました。

 5. ロシア語 : 添乗員さんの付いたツアーですから、ロシア語を話さなくても済んでしまいます。
           でも、地下鉄に乗る時入場コインを買いました。 窓口で「ドゥバー(ロシア語)チケット(英語)!」で
          50ルーブル札 を差し出したら、さっと入手出来ました。 こんなの言葉が通じたと自慢できるほどの物ではないですが。
          数字だけでも現地言葉は役立ちます。

 日本から煎茶やインスタント味噌汁の類も持ってきたけれどサンクトペテルブルグで3泊した宿は部屋に湯沸かし器が無く、手近な場所に給湯器も見当たらなかったので、 味噌汁の類は丸々残っていたのですが、 ここモスクワのHoliday Innは普通のアメリカのホテルの感覚でそんな設備も室内にありました。 久しぶりにお湯を沸かして飲みながらこれを書きこんでいます。
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モスクワでサーカス見物

2010-11-22 04:35:50 | 海外旅行
 朝の8時半、まだ暗いサンクトペテルブルグのホテルを出て、モスクワに移動してきました。 今回の旅はJTBのツアーに乗っているので、添乗員さんの言うことさえ素直に聞ければ何事もスムースに事が運んでいく気楽な旅です。 モスクワ市内に到着後は赤の広場やモスクワ大学のある小高い丘の展望台などを訪れ、 夜はサーカス見物をさせてもらいました。

 サーカスは何十年振りかの見物です。 日本ではロシアのサーカス団と言えば「ボリショイサーカス」と条件反射の様に名前が出てきますが、 地元ガイドさんのバスの中での解説ではは「モスクワにはボリショイサーカスなんて団体は無い、 あの名前は興行の都合で日本側が勝手に付けた名前が日本で広まったものだ」と言ってました。 これは見物したサーカスの名前が「ボリショイサーカスじゃ無いな?」とグループのメンバーの顔に出ていたので、そんな解説を付け加えたのだろうか?。 しかし常設のしっかりした作りの建物の中で、外の寒さに関係なく快適に、 しかも文句無く楽しめましたから、サーカス団の名前はどうでも良いです。


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エルミタージュ美術館 チケット引換え方法

2010-11-21 02:19:12 | 海外旅行
 昨日に引き続き2日目となったエルミタージュ美術館、 昨日は現地のガイドさんが先導してくれて、それに従っていれば主要な見所をザックリと見る事が出来て、 結構楽しめました。 今日の見物は個人的な見物ですからガイドさんはいません。 だから入場券を入手した場所で渡された地図を片手に宮殿の中を彷徨いましたが、さながらドラゴンクエストのダンジョン歩きの趣で、展示品の鑑賞もさることながら、迷路歩きをも楽しんで来ました。 宮殿3階の回廊を歩いている時に下の階に見えた大きな銀器の場所へ辿り着くのに彷徨い、 2階からエジプトのミイラの置かれた部屋に通じる階段を捜し求めてといった具合です。 

 今回は、ほぼ全ての部屋を歩いて見て、この迷路の様な宮殿を隈なく歩くこつを体得しました。 それは帰国して改めて書くとして、今日は、インターネット経由で入手したチケット引換券(VOUCHER)での入場の方法について書いておきます。 

 エルミタージュへの入場は宮殿広場側に面した大きな正門から中庭に入ります。 その中庭を突き進んで行くと、入場券売り場へと続く回転扉の付いた宮殿の建物への口があるのですが、 チケットを求める人々の行列はその回転扉へ向かうスロープを先頭にして正門方向へと中庭の中を延びていました。 チケット引換券を持つ僕たちは、その行列の後ろに並ぶ事無く建物入り口の回転扉のあるスロープを登って行きました。 回転扉の所には入場を規制する担当の係員が立っていますが引換券を提示すると「中へ入って良い」と身振りで通過させてくれました。 ところで、ここの行列ですが、混雑時の鉄道のホームへ入場制限する時と同じ様な感じで一定人数を建物の中に入れて、 建物内部のチケット売り場の行列が解消したら、また次の一定人数を中庭の行列から建物内部へ入場させる。 そんな風に行列を制御しているようです。 ですから、建物の中に入っても、そこにはチケットを売る窓口まで第2の行列が出来ているのです。 僕たちは建物内部に出来ている、その第2の行列にも並びません。 チケットを売る窓口を横目にチョッと先に進むと、左手にパソコンを置いたインフォメーションデスクがあります。 そこの人にチケット引換券を提示すると「パスポートを見せて下さい」と言って渡したパスポートと引換券を持って奥のオフィスに引っ込み、カメラ撮影OKのチケットを持って来てくれました。 僕たちは引換券にサインしてチケットを受け取り、交換作業は行列に並ぶ事も無く、無事に完了しました。 そんな訳で妻とは「事前にチケット引換券を購入しておいて正解だった」ねと珍しく意見が一致しました。

入場までを模式的に表現すると下記の様になります。

一般入場者の場合 :

[ 入場ゲート ] << [ チケット入手 ] << [  チケット販売窓口  ] <<  [ 建物内部の・・・行列 ] 
<< [ 回転扉 ] << [  中庭の・・・行列  ]

引換券ホルダーの場合 :

[ 入場ゲート ] << [ チケット入手 ] << [ チケットオフィス == インフォメーションデスク? ]  << [ 回転扉 ]


関連記事へのリンク 2019年追記

  エルミタージュ美術館・通路地図

  エルミタージュ美術館の入場券手配 
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エルミタージュ美術館見物

2010-11-20 14:57:03 | 海外旅行


 小雨の落ちているサンクトペテルブルグの朝9時は、随分と暗いなーと想いつつホテルの前から観光バスに乗り込んだ。 午前中は市内の極く狭い範囲の見所をバス時々下車の状態で観光し、昼食後に念願のエルミタージュ美術館へ入館。 この時期はOFFシーズンの始まりと同時に、ウイークデイの金曜日とあってか混雑は無く、館内は落ち着いて見物出来ました。 写真を載せた玉座の間なんか人の入らないこんな空間が撮影できてしまうほどです。 ここは展示された絵画や彫刻の他に、帝政ロシアの宮殿の豪華さをいたる所で見る事が出来ました。 掛け値なしに「来て良かった」と思える美術館です。

 後日動画をYoutubeにアップしたらここにリンクを張るつもりですが、孔雀、梟、雄鶏が動くからくり時計の展示物の場所に居た時には、 時計の点検に来た係りの人がネジを捲き、孔雀が大きく羽を広げたり、梟が頭を左右に振ったり、雄鶏が時の声をあげたりする様子を見る事も出来ました。 僕たちの添乗員さんも 「今回の皆さんは、本当ににラッキーです。 私は何十回とロシアに来ていますが。 こんな風に動くところを見るのは初めてです!」と言ってました。

 ほとんど腰をおろすこと無い駆け足の3時間見物、僕たちも疲れましたが、説明をしてくれた現地ガイドさんも疲れる体力勝負の仕事ですね。


 昨夜メールチェックしていたら、ショージ君からのメールに「簗場の山荘で、あの後に出たナメコがいつの間にか無くなっています」と悲しいお知らせが届いていた。 春先には周辺に出るタラの芽も全部採られてしまう話も聞くから、 「僕たちのホダ木もいつの間にか山菜採りの人たちの巡回対象に組み入れられてしまったかな?」と少しがっかりした気分と、来年秋の収穫時期をどうしたものか? と心配をしてみたり。
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機内でロシア語勉強会

2010-11-19 05:06:40 | 海外旅行
 アエロフロートの成田-モスクワ便でチェックインする時に座席を妻と僕と離れても良ければ「2人とも窓際の席が取れる」と聞いたので、そうしてもらいました。 で僕の隣の席に座った人はウクライナ出身の美人のお姉さん。 日本に来てから6年経ったそうですが、堪能な日本語を話します。 でまあ、隣のよしみで話を始めて、「大学卒業して、暫く働いてから、日本にやって来た」、「名古屋の近くに住んでいる」、「アルバイトでロシア語会話を教えている」、「トヨタ自動車の社員教育の形で50人とか100人とかを前にしてロシア語の話をする様なこともあるんですよ」等と色々と聞いてしまいました。 ついでの事に、ロシア文字の書き順だとか、 乗務員さんにお茶を頼んだら大振りの紙コップに一杯に注がれて閉口したりした後に、「少しだけお茶を下さい」のお願い言葉を教えてもらったり。 長い飛行時間を楽しむ事が出来ました。 モスクワに到着後、里帰り途中の彼女はキエフに向かって乗り継ぎ、僕たちは入国後サンクトペテルブルグへの国内線に乗り換えになったのでお別れになりました。 

 成田を午後の1時過ぎの便に乗って、今日サンクトペテルブルグの宿に到着したのが現地時間夜10時過ぎ、日本時間では未明の4時。 なんだか完全徹夜作業やってるみたいな状態でかなり疲れが出ましたが、セコセコとこんな記事を書いて、とりあえずUpしたら、バタンキュウで眠ります。
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