家庭内映画館

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「東京ゾンビ」・・・(144)

2006-09-12 18:34:05 | Weblog
「東京ゾンビ」TOKYO ☆ ZOMBIE
監督・脚本:佐藤佐吉
原作:花くまゆうさく
出演:哀川翔、浅野忠信、奥田恵梨華、松岡日菜、古田新太、他
2005年・日本・103分<レンタル>

<STORY>
ちょっと未来の東京。町の片隅の消化器工場で働くアフロのフジオとハゲのミツオは、毎日柔術の練習に明け暮れていた。そんな2人の前に現れたのは、産業廃棄物のゴミ山・黒富士から現れてきたゾンビたち。ゾンビはどんどん増殖し、ついにミツオにまでその牙が...。ロシアに行って最強の男になるという夢を叶える前に、ゾンビを相手に人類の危機に立ち向かうことになってしまったフジオとミツオ。果たして彼らに、地球を救えるのだろうか!?

最近はいわゆる”ヘタウマ”系のマンガは全然読んでいないのでこの原作は知らなかったのですが、とりあえず”ゾンビ”ってことで観てみました。
う~ん...これってゾンビである必要はあるのでしょうか?とりあえずホラーではありませんね。シュールなギャグ映画といった感じです。
個人的には”柔術”が大きくフィーチャーされてて格闘技好きとしては嬉しかったりしますが...ちなみに原作者の花くまゆうさくは実際に柔術をやっていて、今作でも柔術指導や元格闘家のゾンビ役での出演もしています。

ジョージ・A・ロメロの「ゾンビ」のパクリ(オマージュ?)的な感じでありながらも、従来のゾンビ映画にありがちなパニック・サバイバル・ホラーとは一風変わった作風なのは評価しますが、どうせゾンビものやるなら王道のストーリーが観たかったなぁ~...などとこの作品にそんなの求めても無駄ですね(笑)
基本的に原作の世界観を理解してそれを求めてる人向けだと思います。ヘタにゾンビものとして観たらえらい目にあいます(笑)

ギャグ映画として何人かでツッコミながら観るのが正解だと思いますね。
悪いとは言いませんが、是非とも観るべき作品だとも思いません。

とにかく長年思い続けていた「哀川翔と浅野忠信って実は演技ヘタなのでは?」という疑問に対しての答えが出たことは良かったです...上手いか下手か?ご自分で確かめてください(笑)


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