家庭内映画館

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「SUPER8/スーパーエイト」・・・(717)

2012-03-24 03:02:44 | Weblog
「SUPER8/スーパーエイト」SUPER 8
監督・脚本:J・J・エイブラムス
製作:スティーヴン・スピルバーグ
出演:ジョエル・コートニー、ノア・エメリッヒ、ジェシカ・タック、ジョエル・マッキノン・ミラー、ブレット・ライス、ライアン・リー、ライリー・グリフィス、ロン・エルダード、エル・ファニング、他
2011年・アメリカ・112分<レンタル>

<STORY>
1979年、アメリカ・オハイオ州。8ミリカメラで映画撮影をしていた6人の子どもたちのそばで、貨物列車の衝突事故が発生。貨物列車は空軍施設・エリア51からある場所へと研究素材を極秘に移送中だった。アメリカ政府が隠す秘密を目撃してしまった子どもたちのカメラには、事故の一部始終が記録されていたが...

「クローバーフィールド」のJ・J・エイブラムスと「E.T.」のスティーヴン・スピルバーグが組んだ青春SF。
内容は単純に「E.T.」+「クローバーフィールド」です(笑)
舞台が1979年、主人公が8ミリで映画を製作する子供たち、と世代的・内容的にみても、おそらくエイブラムス監督の少年時代を反映させた作品ですね。

正直言ってスピルバーグってあんまり好きじゃないんです。面白いのは「激突」と「ジョーズ」くらいですかね~?
「E.T.」も大ヒットした作品ですが、全然面白くなかったですし...
今作は当然エイブラムス監督に期待して観たのですが、まぁ完全にスピルバーグ的な色の作品になってますね~
っていうか「E.T.」のリメイクといっても問題ないような作りです。
エイブラムス監督は思い切ったことをやる方だと思うのですが、やはりリスペクトするスピルバーグの前では小さくまとまってしまったということでしょうか?

エイブラムスが少年時代にスピルバーグのホームムービーを編集した、という逸話と相まって
すべてが綺麗にまとまった感じで、私のような人間にはまったく物足りない作品としかいいようがありません。
SFとしてもホラーとしても中途半端で、まぁ一言で言うなら「SFタッチに少年の成長を描いた青春ドラマ」って感じでしたね...もしかしてエヴァンゲリオンのパクリですか?(笑)