家庭内映画館

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「デイブレイカー」・・・(685)

2011-09-17 22:34:06 | Weblog
「デイブレイカー」DAYBREAKERS
監督・脚本:ピーター・スピエリッグ、マイケル・スピエリッグ
出演:イーサン・ホーク、ウィレム・デフォー、イザベル・ルーカス、サム・ニール、クローディア・カーヴァン、マイケル・ドーマン、他
2008年・オーストラリア=アメリカ・98分<レンタル>

<STORY>
永遠の命を持つヴァンパイアによって世界が支配されている2019年。人類は絶滅寸前で、ヴァンパイアに必要不可欠な人間の血液も底を突きかけていた。血液の代用を探すヴァンパイアの研究者エドは、人類の生き残りオードリーと出会い、ヴァンパイアと人類の双方を救済できる驚くべき方法を知るが、ヴァンパイアと人類は最終戦争に突入してしまう...

てっきりヴァンパイアホラーかと思ってたら、これってどっちかっていうとSFに近い作品ですね。
ヴァンパイアが地球を支配していて、人類は滅亡寸前。で、ヴァンパイアは人血に変わる代用血液を開発中。
そんな中、人血を吸わないとヴァンパイアが化け物になってしまうことが判明...などなど、なかなか設定が面白いです。
ここに人類の生き残りが絡んできて、さらにヴァンパイアを人間に戻す”治療”をしたり...と、なかなか盛りだくさんな内容ではありますが、そんなにとっちらかってもいないし、わかり難くもないです。

「代用血液」であるとか「人間に戻す治療」であるとか、SF的なものが大きなテーマになっていますが
さすがにヴァンパイアものということでホラー的な描写は多いですし、かなり残酷なショットもあります。
設定には目新しさはありますが、中身はまぁ割とオーソドックスな作りになっていて
一風変わった印象は受けるかも知れませんが、とりあえず良く出来たホラー映画として観れる作品だと思います。

イーサン・ホーク、ウィレム・デフォー、サム・ニールとそれなりの役者が主役級で出演しておりますし
おそらく予算もそれなりには掛ってると思います。
少なくとも役者に対する興味だけで借りても損の無い内容だと思いますね。